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モンモンハンの空中戦。
さすが、九七式改だ。(日本軍、無双する。)
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こうして、奉天飛行場に九七式戦闘機改が12機降り立ったのだ。
2機の零式輸送機と12機の九七式戦闘機改が駐機場へ並ぶ。(まだ、格納庫は完成していない。)
空中勤務員たちが体力造りに余念がない。
日頃から体力を訓練しないと、空中戦で重力にヤラれてしまうからだ。
そして、勤務員らは逆立ちを欠かさない。
これは、旋回の強い重力で内臓が下にさがってしまうからだ。
空中勤務員(操縦士)は常に体力勝負なのである。
空中戦で重力に根をあげた方が墜とされるのだ。
高額な機体と自身の命が掛かってるのである。
戦闘機隊の隊員が増えて、宿舎が足りなくなりそうだ。
空挺隊員が60名、そして戦闘機隊員が12名、そして輸送機操縦士が4名。
そして、整備隊員(戦闘機や輸送機)が20名。
幹部や庶務、事務員などが12名ほど。
計108名だが・・・これに、予備員が加わる。
そして、飛行場の管制員や無線係。
そして、通訳や医師、薬剤師などの衛生隊員。
下手な軍事基地並みの人員が必要になるのである。
そして、隊員らと満州国民との苦情処理や事件などの始末をする憲兵までが・・・
派遣軍が満州国民を困らせては本末転倒だからだ。
満州国の国防に参加しているのだ、国民とのトラブルは回避していただきたいのである。
「これが、協力店ですか。」と、庶務の事務員が聞く。
「ハイ、アルヨ。」と、満州国の女衒(女を斡旋する商売人。)が答える。
どこの国にも、オンナで商売している者は存在するのだ。
「兵隊さんたちとトラブルようなことが無いように教育してるアルヨ。」
「支払い金の二重取りは違法だからな。」と、事務員が確認する。(軍から売春婦へ補助金が出てるのだ。)
「わかってるアルヨ。」「店が3割、あとがオンナ達の取り分で間違いないアルヨ。」
「ちゃんと、満州政府の許可を取るように・・・」
「わかってるアルヨ。」
「性病の検査を必ず日本軍指定の医院で調べるように。」
「わかってるアルヨ。」
「そして、法外な行為を強制する兵は通報してかまわないからな。」と、繰り返す。
幼女プレイや2人3脚、花電車などの芸を強要する行為は厳禁なのだ。
「節度ある売春を日本側は求めてるからな。」と、事務員だ。
「まさか、強制労働は絶対にご法度だぞ。」と、女衒を脅す事務員だ。
朝鮮では、朝鮮人の女衒が違法行為で女たちを集めては警察沙汰になっているのだ。
当時の朝鮮の新聞に記事が多々あるのだ。
朝鮮戦争では、韓国政府がドラム缶に女を隠して・・・米軍基地へ運び込んでいた。(燃料ではないが・・・)
朝鮮は長年シナの為政者へ生娘を貢物として納めていたのだ。(シナの為政者は生娘が・・・)
その伝統が現在も残っているのである。
それで、性行為を強制されて自殺する朝鮮幼女が多いとか・・・(メンスがあれば売春OKだ。)
もちろん、両親は大金をもらって・・・納得してるのだが・・・
現在も、韓国の適齢期の女性の25パーセントは売春婦だそうだ。(若い女子の4人に1人は売春婦だ。)
韓国へ貴重な外貨を運んできてくれるのである。(韓国のGDPへ占める割合は少なくない。)
韓国は売春国家なのである。
当時の軍の慰安婦は朝鮮の女衒が集めたのだ。(日本政府は強制はしてない。)
そして、売春で大金が・・・家を建てた売春婦も多かったとか・・・
ブーで売春婦として稼げない女は・・・無残な境遇なのだ。
それで、朝鮮半島の女性の地位は・・・果てしなく底辺なのである。(売れない女は・・・)
日本が併合して・・・少しは、地位が向上したのだが・・・現在は、以前に戻っているそうだ。
まあ、隣国のことは関わらないのがイチ番なのである。
関わると1000年にわたり、たかられるからだ。
シナ人と半島人には絶対に関わってはいけない。
助けたら、賠償を請求されかねない。
教えたら盗まれて、逆に盗んだと言われかねない。(関わらない、助けない、教えない。)
シナのキンペーが台湾侵攻したら・・・韓国軍が日本へ攻めてくる可能性が多々あるのだ。
韓国人は戦後の反日教育で骨の髄まで・・・日本を恨んでいるからだ。
日本が半島を侵略して何十万人も朝鮮人を虐殺したと教えてるのだ。
日本は朝鮮とは戦争はしていないし・・・朝鮮人を戦争で殺してはいないのだが・・・
日本の最大の政策失敗が朝鮮併合である。
近代的国家に朝鮮を改変してしまったのだ。
その恨みをかってしまった・・・半島に関わってしまったのだ。
そして・・・大東亜戦争へ・・・
半島と関わると戦争に巻き込まれるのだ。
朝鮮戦争の米軍がイイ例だ。
「これが、97式改かっ!」と、藤堂少佐が滑走路退避所で戦闘機をながめる。
藤堂少佐は空挺部隊の隊長である。
それで、伊佐美少佐が戦闘機隊の隊長であるから説明するようだ。
藤堂少佐は満州の奉天飛行場の空挺部隊本部に隊長として存在してるが・・・
伊佐美少佐は戦闘機の空中勤務員(陸軍の呼び方)として・・・空へあがるのだ。
日本陸軍の少年飛行兵からの叩き上げが、伊佐美少佐だ。
いかにも武人という風貌の漢(おとこ)だ。
「内地からご苦労さんです。」と、はるばる飛来してきてくれた労をねぎらう。
「いや、燃料増槽ができましたので・・・」と、謙遜する伊佐美少佐だ。
「いままでは、630キロほどしか飛べませんでした。」
「それが、このタンク2ケで1000キロを越えるんです。」
「なら、輸送機の護衛は・・・」と、藤堂少佐だ。
「まかせてください。」「ソ連機なんかには負けませんよ。」と、太鼓判だ。
「敵はイー16と聞いてますが。」と、藤堂大佐がいう。
「え、え、らしいですね。」
「この九七式改と性能はトントンらしいですが・・・」「我が航空隊は士気が旺盛です。」
「露スケが何機かかろうと、空挺部隊は守り抜きます。」
「よろしく、我が空挺部隊は空ではお客さんですから。」
つまり、輸送機に乗ってるだけで、対空機銃も零式輸送機には無いのだ。
本来なら、対空機銃を1丁なり搭載してもバチは当たらないが・・・
その重さを空挺部隊員の数へ廻しているのである。
あれも、これも装備しては軍事兵器は使いがってが悪くなってしまうからだ。
米軍でもDC-3型はC-47型輸送機として多数運用したが・・・武装はなかった。
英国やソ連でも生産して・・・戦後に民間機として活用されている。
現在も観光飛行などにスイスなどで運用されているらしい。
「そういえば、DC-3型でエンジン始動装置がありましたが・・・」
「この九七式改には・・・」と、藤堂少佐が聞く。
「いえ、重量の関係で搭載されてませんが・・・エンジン始動用自動車は必要ありません。」
「スターターハンドルがあり。」「それを、勢いよく廻してからエンジンを始動できるように改良してあります。」
「それで、平原に降りても、再度エンジンを廻して飛び立てることができますよ。」
「なるほど。」と、感心する藤堂少佐だ。
突然、飛行場にサイレンが鳴り響く・・・・
「いかん、非常通報だぞ。」
両隊長らは・・・本部の建物へ走る。
「あっ、伊佐美少佐。」
「どうした。」と、副官へ・・・
「国境警備隊からソ連軍の戦闘機が多数、越境しているとの無線が・・・」
「それで、目的地は判明したかっ!」
「いえ、まだ・・・なんとも・・・」
「わかった、増槽も燃料満タンだ。」
「追って、ソ連軍の飛行方向がわかればしらせろ。」「わかりました。」
「伊佐美少佐。」「ん、なんだ藤堂少佐。」
「ソ連軍は新型戦車をさがしてるらしいと遊牧民からの情報が・・・」
「それで、戦車隊があると思われる、この奉天を偵察と爆撃を兼ねているんじゃないですか?」
「ん、それはイカン。」「零式輸送機は隠せないぞ。」
双発輸送機だ、まだ格納庫や退避壕は造られてない。
「よし、ソ連軍の目標は奉天だと思われるな。」
「なんせ、ここに派遣軍がいることは、露スケにはバレてるだろう。」「そうだな。」
なんせ、2回も空挺部隊がソ連軍を迎撃してるのだ、バレてないとは思えない。
「ううむ、ソ連軍はハバロフスクに飛行場があったはずだ。」
「吉林を横断飛行すれば・・・奉天まで3時間ほどだぞ。」
「いかん、増槽にも燃料を満タンだ。」と、指示を出す伊佐美隊長だ。
「この、奉天市上空では空戦は回避したい。」
「吉林の平原でソ連軍を迎え撃つぞ。」
都市の上空での空戦は人家に戦闘機が堕ちる危険があるからだ。
草原なら不時着もできるが・・・都市では不時着は無理だ。
「廻せ、廻せ。」と、掛け声が響く。
九七式改のエンジンが暖気運転を始める。
九七式旧型は610馬力の空冷星形エンジンだったが・・・
この九七式改は、エンジンは四つ星製の12気筒2連星形エンジンを搭載している。
馬力は980馬力へグンとあがってる。
そして、2枚ピッチ固定ハミルトンプロペラだったが、3枚のハミルトン可変ピッチプロペラに改変してあるのだ。
機銃は旧型と同じ、ルイス機関銃7ミリ2丁であるが・・・銃身が長くなり、発射速度が上がり・・・威力が向上している。
他には、無線電話機の水晶発振子の工作精度があがり・・・周波数が安定して会話が明瞭になったことだ。
あとは、操縦装置が改良されているらしい。
それは、操縦桿と舵のワイヤーの剛性を落として・・・いくぶんワイヤーに伸びを加えたことだ。
それで、舵の動きが以前は速度に応じて加減しなければならなかった。
それが、舵を動かすワイヤーを細くして・・・速度が遅いときでも速いときでも同じ角度で動かせるようにしてあるのだ。
以前は、速度が速いときは速度に応じて角度を少なくしなければならなかったのだ。
なぜって・・・飛行機は速度が遅いときの舵に角度と速度が速いときの舵の角度は同じでは無いのだ。
同じ180度旋回でも、遅いときは舵を多めに、速度が速いときは角度は少なめでないと旋回角度が違ってしまうからだ。
それが、舵のワイヤーの剛性を落とすことで解消したのである。
これは、堀越技師の発案であるそうだ。(これは、マジな話だ。)
この改良は操縦に関して舵に集中しなくてもよいのである。
空戦での敵の動きへ集中できるということは、大きいのだ。
撃墜王の坂井三郎氏も言っている、零戦を自身の手足のように動かせたと・・・
16機のソ連軍戦闘機イー16の侵攻に対して・・・満州国防衛に、我が戦闘機隊がエンジンの轟音を響かせて今、12機の九七式改が飛び立つ。
さあ、吉林上空での会敵はあるのか!
イー16対九七式改の空戦は!
2機の零式輸送機と12機の九七式戦闘機改が駐機場へ並ぶ。(まだ、格納庫は完成していない。)
空中勤務員たちが体力造りに余念がない。
日頃から体力を訓練しないと、空中戦で重力にヤラれてしまうからだ。
そして、勤務員らは逆立ちを欠かさない。
これは、旋回の強い重力で内臓が下にさがってしまうからだ。
空中勤務員(操縦士)は常に体力勝負なのである。
空中戦で重力に根をあげた方が墜とされるのだ。
高額な機体と自身の命が掛かってるのである。
戦闘機隊の隊員が増えて、宿舎が足りなくなりそうだ。
空挺隊員が60名、そして戦闘機隊員が12名、そして輸送機操縦士が4名。
そして、整備隊員(戦闘機や輸送機)が20名。
幹部や庶務、事務員などが12名ほど。
計108名だが・・・これに、予備員が加わる。
そして、飛行場の管制員や無線係。
そして、通訳や医師、薬剤師などの衛生隊員。
下手な軍事基地並みの人員が必要になるのである。
そして、隊員らと満州国民との苦情処理や事件などの始末をする憲兵までが・・・
派遣軍が満州国民を困らせては本末転倒だからだ。
満州国の国防に参加しているのだ、国民とのトラブルは回避していただきたいのである。
「これが、協力店ですか。」と、庶務の事務員が聞く。
「ハイ、アルヨ。」と、満州国の女衒(女を斡旋する商売人。)が答える。
どこの国にも、オンナで商売している者は存在するのだ。
「兵隊さんたちとトラブルようなことが無いように教育してるアルヨ。」
「支払い金の二重取りは違法だからな。」と、事務員が確認する。(軍から売春婦へ補助金が出てるのだ。)
「わかってるアルヨ。」「店が3割、あとがオンナ達の取り分で間違いないアルヨ。」
「ちゃんと、満州政府の許可を取るように・・・」
「わかってるアルヨ。」
「性病の検査を必ず日本軍指定の医院で調べるように。」
「わかってるアルヨ。」
「そして、法外な行為を強制する兵は通報してかまわないからな。」と、繰り返す。
幼女プレイや2人3脚、花電車などの芸を強要する行為は厳禁なのだ。
「節度ある売春を日本側は求めてるからな。」と、事務員だ。
「まさか、強制労働は絶対にご法度だぞ。」と、女衒を脅す事務員だ。
朝鮮では、朝鮮人の女衒が違法行為で女たちを集めては警察沙汰になっているのだ。
当時の朝鮮の新聞に記事が多々あるのだ。
朝鮮戦争では、韓国政府がドラム缶に女を隠して・・・米軍基地へ運び込んでいた。(燃料ではないが・・・)
朝鮮は長年シナの為政者へ生娘を貢物として納めていたのだ。(シナの為政者は生娘が・・・)
その伝統が現在も残っているのである。
それで、性行為を強制されて自殺する朝鮮幼女が多いとか・・・(メンスがあれば売春OKだ。)
もちろん、両親は大金をもらって・・・納得してるのだが・・・
現在も、韓国の適齢期の女性の25パーセントは売春婦だそうだ。(若い女子の4人に1人は売春婦だ。)
韓国へ貴重な外貨を運んできてくれるのである。(韓国のGDPへ占める割合は少なくない。)
韓国は売春国家なのである。
当時の軍の慰安婦は朝鮮の女衒が集めたのだ。(日本政府は強制はしてない。)
そして、売春で大金が・・・家を建てた売春婦も多かったとか・・・
ブーで売春婦として稼げない女は・・・無残な境遇なのだ。
それで、朝鮮半島の女性の地位は・・・果てしなく底辺なのである。(売れない女は・・・)
日本が併合して・・・少しは、地位が向上したのだが・・・現在は、以前に戻っているそうだ。
まあ、隣国のことは関わらないのがイチ番なのである。
関わると1000年にわたり、たかられるからだ。
シナ人と半島人には絶対に関わってはいけない。
助けたら、賠償を請求されかねない。
教えたら盗まれて、逆に盗んだと言われかねない。(関わらない、助けない、教えない。)
シナのキンペーが台湾侵攻したら・・・韓国軍が日本へ攻めてくる可能性が多々あるのだ。
韓国人は戦後の反日教育で骨の髄まで・・・日本を恨んでいるからだ。
日本が半島を侵略して何十万人も朝鮮人を虐殺したと教えてるのだ。
日本は朝鮮とは戦争はしていないし・・・朝鮮人を戦争で殺してはいないのだが・・・
日本の最大の政策失敗が朝鮮併合である。
近代的国家に朝鮮を改変してしまったのだ。
その恨みをかってしまった・・・半島に関わってしまったのだ。
そして・・・大東亜戦争へ・・・
半島と関わると戦争に巻き込まれるのだ。
朝鮮戦争の米軍がイイ例だ。
「これが、97式改かっ!」と、藤堂少佐が滑走路退避所で戦闘機をながめる。
藤堂少佐は空挺部隊の隊長である。
それで、伊佐美少佐が戦闘機隊の隊長であるから説明するようだ。
藤堂少佐は満州の奉天飛行場の空挺部隊本部に隊長として存在してるが・・・
伊佐美少佐は戦闘機の空中勤務員(陸軍の呼び方)として・・・空へあがるのだ。
日本陸軍の少年飛行兵からの叩き上げが、伊佐美少佐だ。
いかにも武人という風貌の漢(おとこ)だ。
「内地からご苦労さんです。」と、はるばる飛来してきてくれた労をねぎらう。
「いや、燃料増槽ができましたので・・・」と、謙遜する伊佐美少佐だ。
「いままでは、630キロほどしか飛べませんでした。」
「それが、このタンク2ケで1000キロを越えるんです。」
「なら、輸送機の護衛は・・・」と、藤堂少佐だ。
「まかせてください。」「ソ連機なんかには負けませんよ。」と、太鼓判だ。
「敵はイー16と聞いてますが。」と、藤堂大佐がいう。
「え、え、らしいですね。」
「この九七式改と性能はトントンらしいですが・・・」「我が航空隊は士気が旺盛です。」
「露スケが何機かかろうと、空挺部隊は守り抜きます。」
「よろしく、我が空挺部隊は空ではお客さんですから。」
つまり、輸送機に乗ってるだけで、対空機銃も零式輸送機には無いのだ。
本来なら、対空機銃を1丁なり搭載してもバチは当たらないが・・・
その重さを空挺部隊員の数へ廻しているのである。
あれも、これも装備しては軍事兵器は使いがってが悪くなってしまうからだ。
米軍でもDC-3型はC-47型輸送機として多数運用したが・・・武装はなかった。
英国やソ連でも生産して・・・戦後に民間機として活用されている。
現在も観光飛行などにスイスなどで運用されているらしい。
「そういえば、DC-3型でエンジン始動装置がありましたが・・・」
「この九七式改には・・・」と、藤堂少佐が聞く。
「いえ、重量の関係で搭載されてませんが・・・エンジン始動用自動車は必要ありません。」
「スターターハンドルがあり。」「それを、勢いよく廻してからエンジンを始動できるように改良してあります。」
「それで、平原に降りても、再度エンジンを廻して飛び立てることができますよ。」
「なるほど。」と、感心する藤堂少佐だ。
突然、飛行場にサイレンが鳴り響く・・・・
「いかん、非常通報だぞ。」
両隊長らは・・・本部の建物へ走る。
「あっ、伊佐美少佐。」
「どうした。」と、副官へ・・・
「国境警備隊からソ連軍の戦闘機が多数、越境しているとの無線が・・・」
「それで、目的地は判明したかっ!」
「いえ、まだ・・・なんとも・・・」
「わかった、増槽も燃料満タンだ。」
「追って、ソ連軍の飛行方向がわかればしらせろ。」「わかりました。」
「伊佐美少佐。」「ん、なんだ藤堂少佐。」
「ソ連軍は新型戦車をさがしてるらしいと遊牧民からの情報が・・・」
「それで、戦車隊があると思われる、この奉天を偵察と爆撃を兼ねているんじゃないですか?」
「ん、それはイカン。」「零式輸送機は隠せないぞ。」
双発輸送機だ、まだ格納庫や退避壕は造られてない。
「よし、ソ連軍の目標は奉天だと思われるな。」
「なんせ、ここに派遣軍がいることは、露スケにはバレてるだろう。」「そうだな。」
なんせ、2回も空挺部隊がソ連軍を迎撃してるのだ、バレてないとは思えない。
「ううむ、ソ連軍はハバロフスクに飛行場があったはずだ。」
「吉林を横断飛行すれば・・・奉天まで3時間ほどだぞ。」
「いかん、増槽にも燃料を満タンだ。」と、指示を出す伊佐美隊長だ。
「この、奉天市上空では空戦は回避したい。」
「吉林の平原でソ連軍を迎え撃つぞ。」
都市の上空での空戦は人家に戦闘機が堕ちる危険があるからだ。
草原なら不時着もできるが・・・都市では不時着は無理だ。
「廻せ、廻せ。」と、掛け声が響く。
九七式改のエンジンが暖気運転を始める。
九七式旧型は610馬力の空冷星形エンジンだったが・・・
この九七式改は、エンジンは四つ星製の12気筒2連星形エンジンを搭載している。
馬力は980馬力へグンとあがってる。
そして、2枚ピッチ固定ハミルトンプロペラだったが、3枚のハミルトン可変ピッチプロペラに改変してあるのだ。
機銃は旧型と同じ、ルイス機関銃7ミリ2丁であるが・・・銃身が長くなり、発射速度が上がり・・・威力が向上している。
他には、無線電話機の水晶発振子の工作精度があがり・・・周波数が安定して会話が明瞭になったことだ。
あとは、操縦装置が改良されているらしい。
それは、操縦桿と舵のワイヤーの剛性を落として・・・いくぶんワイヤーに伸びを加えたことだ。
それで、舵の動きが以前は速度に応じて加減しなければならなかった。
それが、舵を動かすワイヤーを細くして・・・速度が遅いときでも速いときでも同じ角度で動かせるようにしてあるのだ。
以前は、速度が速いときは速度に応じて角度を少なくしなければならなかったのだ。
なぜって・・・飛行機は速度が遅いときの舵に角度と速度が速いときの舵の角度は同じでは無いのだ。
同じ180度旋回でも、遅いときは舵を多めに、速度が速いときは角度は少なめでないと旋回角度が違ってしまうからだ。
それが、舵のワイヤーの剛性を落とすことで解消したのである。
これは、堀越技師の発案であるそうだ。(これは、マジな話だ。)
この改良は操縦に関して舵に集中しなくてもよいのである。
空戦での敵の動きへ集中できるということは、大きいのだ。
撃墜王の坂井三郎氏も言っている、零戦を自身の手足のように動かせたと・・・
16機のソ連軍戦闘機イー16の侵攻に対して・・・満州国防衛に、我が戦闘機隊がエンジンの轟音を響かせて今、12機の九七式改が飛び立つ。
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