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お茶会
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忙しい中、わたくし主催のお茶会を開いた。勿論、セレスティア・ランナフ公爵夫人とその生家は呼んでいない。
これが、わたくしからの宣戦布告よ。
「フェリシア、これで全員なの?」
お母様が不思議そうにわたくしに尋ねてきた。
「ええ。これで全員ですわ」
「あなたのことだから何か考えがあるのでしょうね」
流石、お母様だわ。わたくしのことをよくご存知でいらっしゃる。
他の皆様方もハーべ公爵家、セレスティア・ランナフ公爵夫人がいないのことに居心地が悪そうにしている。
「さぁ! 皆様方。本日は特別なお菓子を用意いたしましたのよ」
遠い北国で食べられてるというアイスクリームを配った。
「まぁ! 冷たくて甘いわ」
「初めて食べましたわ」
評価はなかなかいいものだった。暑い夏だから余計にアイスクリームが美味しく感じられる。
「フェリシア様、そちらのドレスとても素敵ですね。どちらに仕立てましたの?」
今日のために特別なドレスにしている。水色のグラデーションのドレスで裾にいくにつれて濃い色になってる。グラデーションのドレスなんてないためとても注目を浴びてる。
「開発にとても時間がかかりましたの。まだ多くは作れなくて販売はしておりませんの」
「販売するさいは是非、声をかけてくださいましね」
「ええ。勿論ですわ」
お茶会は恙無く終わった。
翌日、王妃殿下に呼び出された。理由は分かってるため侍女に報告書と証拠を持たせて王妃殿下のもとに行く。
「フェリシア、座ってちょうだい」
王妃殿下の正面に腰を下ろす。
「昨日のお茶会のことを聞きました。どうしてランナフ公爵家とハーべ公爵家を呼ばなかったのですか? あなたは存じてないかもしれませんが、王家は2家に大きな借りがあるのですよ」
侍女に持ってきてもらったものを王妃殿下に渡した。
「そちらをご覧くださいませ」
王妃殿下は報告書を読んでいく。顔が赤くなったり青くなったりしている。
「これは本当なのですか?」
「こちらが証拠となります」
証拠は王立学園での2人の逢瀬が魔道具に記録されていた。キスシーンまであるのだ。不貞だと断言出来る。
「な、なんというこでしょう!? 王家を甘く見られていたのですか?」
王妃殿下は顔を覆った。肩が震えてるから泣いてるのか、怒りでそうなってるのだろう。
「わたくしたちは王太子が全部悪いと思い、王太子に辛くあたってきたというのに……。なぜ、このようなことに……」
王妃殿下の嘆きは理解出来る。
でも、ディー様が婚約解消を願い出た時に調べれば明るみに出たことでもある。今回は王家の情報収集のなさが原因だと思うわ。
「王妃殿下、わたくしは2家を許すつもりはありませんの」
「ええ、ええ。わたくしも許しませんわ!」
それから王妃殿下とこれから2家に対する接し方を話し合った。王妃殿下もこれからは2家をお茶会には呼ばないことを決めた。それで周囲は何かあると悟るだろう。そこからが勝負だ。ランナフ公爵夫妻が学園時から不貞をしていたということを社交界に流す。婚約破棄後にすぐに2人は婚姻してるから真実味を帯びるだろう。ハーべ公爵も知っていたのに黙認していたということにする。実際にそうだから嘘は言ってない。
その後、どうなるかはお楽しみだ。
これが、わたくしからの宣戦布告よ。
「フェリシア、これで全員なの?」
お母様が不思議そうにわたくしに尋ねてきた。
「ええ。これで全員ですわ」
「あなたのことだから何か考えがあるのでしょうね」
流石、お母様だわ。わたくしのことをよくご存知でいらっしゃる。
他の皆様方もハーべ公爵家、セレスティア・ランナフ公爵夫人がいないのことに居心地が悪そうにしている。
「さぁ! 皆様方。本日は特別なお菓子を用意いたしましたのよ」
遠い北国で食べられてるというアイスクリームを配った。
「まぁ! 冷たくて甘いわ」
「初めて食べましたわ」
評価はなかなかいいものだった。暑い夏だから余計にアイスクリームが美味しく感じられる。
「フェリシア様、そちらのドレスとても素敵ですね。どちらに仕立てましたの?」
今日のために特別なドレスにしている。水色のグラデーションのドレスで裾にいくにつれて濃い色になってる。グラデーションのドレスなんてないためとても注目を浴びてる。
「開発にとても時間がかかりましたの。まだ多くは作れなくて販売はしておりませんの」
「販売するさいは是非、声をかけてくださいましね」
「ええ。勿論ですわ」
お茶会は恙無く終わった。
翌日、王妃殿下に呼び出された。理由は分かってるため侍女に報告書と証拠を持たせて王妃殿下のもとに行く。
「フェリシア、座ってちょうだい」
王妃殿下の正面に腰を下ろす。
「昨日のお茶会のことを聞きました。どうしてランナフ公爵家とハーべ公爵家を呼ばなかったのですか? あなたは存じてないかもしれませんが、王家は2家に大きな借りがあるのですよ」
侍女に持ってきてもらったものを王妃殿下に渡した。
「そちらをご覧くださいませ」
王妃殿下は報告書を読んでいく。顔が赤くなったり青くなったりしている。
「これは本当なのですか?」
「こちらが証拠となります」
証拠は王立学園での2人の逢瀬が魔道具に記録されていた。キスシーンまであるのだ。不貞だと断言出来る。
「な、なんというこでしょう!? 王家を甘く見られていたのですか?」
王妃殿下は顔を覆った。肩が震えてるから泣いてるのか、怒りでそうなってるのだろう。
「わたくしたちは王太子が全部悪いと思い、王太子に辛くあたってきたというのに……。なぜ、このようなことに……」
王妃殿下の嘆きは理解出来る。
でも、ディー様が婚約解消を願い出た時に調べれば明るみに出たことでもある。今回は王家の情報収集のなさが原因だと思うわ。
「王妃殿下、わたくしは2家を許すつもりはありませんの」
「ええ、ええ。わたくしも許しませんわ!」
それから王妃殿下とこれから2家に対する接し方を話し合った。王妃殿下もこれからは2家をお茶会には呼ばないことを決めた。それで周囲は何かあると悟るだろう。そこからが勝負だ。ランナフ公爵夫妻が学園時から不貞をしていたということを社交界に流す。婚約破棄後にすぐに2人は婚姻してるから真実味を帯びるだろう。ハーべ公爵も知っていたのに黙認していたということにする。実際にそうだから嘘は言ってない。
その後、どうなるかはお楽しみだ。
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