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夜会
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王宮での夜会パーティーにディー様は王太子妃殿下ではなく、わたくしを伴って参加した。国王陛下や王妃殿下にはいずれわたくしが王太子妃になるということを話してある。
「シア、綺麗だ」
「ディー様も素敵ですわ」
今日はゴールドのグラデーションのドレスで、裾には宝石が縫い込められてる。
陛下たちより1段下の席で貴族たちが挨拶しにくるのを待つ。まずは筆頭公爵家である我が家からだ。
「我が娘はどうやら寵愛を受けてるようですな」
「そなたの娘は聡く心根が優しい」
陛下に褒められ頬が緩む。王妃殿下も優しく微笑んでくださってる。
次はハーべ公爵夫妻だ。王妃殿下は扇子で口元を隠した。話す気がないという仕草だ。わたくしも扇子で口元を隠す。
「我が家は何か失態でもしたのでしょうか?」
「そなたの娘のことを考えよ」
「セレスティアですか?」
「そなたもそろそろ隠居した方が良いのではないか?」
陛下もそれ以上は言わず口を閉ざした。
「私のこと?」
ディー様がわたくしの耳元で小声で聞いてきた。いつまでも隠しておけることではないので素直に頷く。
「後でお話ししますわ」
わたくしもこっそりと伝えた。
ハーべ公爵夫妻は顔色青くなり下がっていく。続いて元凶であるランナフ公爵夫妻だ。
「わたくしお茶会に呼ばれなくて寂しかったですわ」
「あなたは王家とは関わりたくないと思ってるものだと思って呼ばなかったのよ」
「え?」
「そうでしょう?昔から王太子を裏切っていたのだから」
そこまで言っちゃうのね。ジワジワと追い立てたかったのに。まぁ、仕方ないわよね。王妃殿下はセレスティア・ランナフ公爵夫人のことを可愛がっていたというし、その可愛がってた人に長年裏切られていたと知ったんですもの。我慢も出来ませんわ。
そこまで王妃殿下に言われたというのに、セレスティア・ランナフ公爵夫人は意味が分かってないようで首を傾げていた。
ランナフ公爵のほうが気がついて、夫人を引き摺るように下がっていった。
周りは何のことか、コソコソと話し合ってる。お友達に目で合図した。彼女たちは頷き、会話に混じっていく。これでランナフ公爵夫人が不貞をしていたと噂が流れていくことだろう。
侯爵家までの挨拶が終わり、ダンスの時間になる。国王夫妻は踊らないからファーストダンスはわたくしたちになる。
ディー様にエスコートされてダンス会場にいく。
「さっきの話しの続きは?」
「セレスティア・ランナフ公爵夫人がディー様と婚約してる時から不貞をしていたのです」
「ランナフ公爵と?」
「ええ。もしかしてご存知で?」
「証拠はないが疑ったことはある。私には見せない笑顔を惜しみなく出していたからな」
驚いた様子はなく受け入れていた。
「証拠は手にしましたわ」
「探し出したのか?」
「ディー様のためですもの」
「私は素晴らしい女性を手に入れられたのだな」
2曲踊り終わって離れようとしたが、離してくれなかった。
「ディー様?」
「もう1曲だ」
「良いのですか?」
3曲続けて踊るのは正妃のみに許されてる。わたくしと3曲踊るとはわたくしを王太子妃にすると周りに知らせることとなる。
「構わない。いずれ分かることだ」
ディー様のリードは踊りやすく、軽やかにステップが踏める。3曲目が終わり、指定の席に戻った。その後はお酒を飲みながらパーティーを見て終わった。
「シア、綺麗だ」
「ディー様も素敵ですわ」
今日はゴールドのグラデーションのドレスで、裾には宝石が縫い込められてる。
陛下たちより1段下の席で貴族たちが挨拶しにくるのを待つ。まずは筆頭公爵家である我が家からだ。
「我が娘はどうやら寵愛を受けてるようですな」
「そなたの娘は聡く心根が優しい」
陛下に褒められ頬が緩む。王妃殿下も優しく微笑んでくださってる。
次はハーべ公爵夫妻だ。王妃殿下は扇子で口元を隠した。話す気がないという仕草だ。わたくしも扇子で口元を隠す。
「我が家は何か失態でもしたのでしょうか?」
「そなたの娘のことを考えよ」
「セレスティアですか?」
「そなたもそろそろ隠居した方が良いのではないか?」
陛下もそれ以上は言わず口を閉ざした。
「私のこと?」
ディー様がわたくしの耳元で小声で聞いてきた。いつまでも隠しておけることではないので素直に頷く。
「後でお話ししますわ」
わたくしもこっそりと伝えた。
ハーべ公爵夫妻は顔色青くなり下がっていく。続いて元凶であるランナフ公爵夫妻だ。
「わたくしお茶会に呼ばれなくて寂しかったですわ」
「あなたは王家とは関わりたくないと思ってるものだと思って呼ばなかったのよ」
「え?」
「そうでしょう?昔から王太子を裏切っていたのだから」
そこまで言っちゃうのね。ジワジワと追い立てたかったのに。まぁ、仕方ないわよね。王妃殿下はセレスティア・ランナフ公爵夫人のことを可愛がっていたというし、その可愛がってた人に長年裏切られていたと知ったんですもの。我慢も出来ませんわ。
そこまで王妃殿下に言われたというのに、セレスティア・ランナフ公爵夫人は意味が分かってないようで首を傾げていた。
ランナフ公爵のほうが気がついて、夫人を引き摺るように下がっていった。
周りは何のことか、コソコソと話し合ってる。お友達に目で合図した。彼女たちは頷き、会話に混じっていく。これでランナフ公爵夫人が不貞をしていたと噂が流れていくことだろう。
侯爵家までの挨拶が終わり、ダンスの時間になる。国王夫妻は踊らないからファーストダンスはわたくしたちになる。
ディー様にエスコートされてダンス会場にいく。
「さっきの話しの続きは?」
「セレスティア・ランナフ公爵夫人がディー様と婚約してる時から不貞をしていたのです」
「ランナフ公爵と?」
「ええ。もしかしてご存知で?」
「証拠はないが疑ったことはある。私には見せない笑顔を惜しみなく出していたからな」
驚いた様子はなく受け入れていた。
「証拠は手にしましたわ」
「探し出したのか?」
「ディー様のためですもの」
「私は素晴らしい女性を手に入れられたのだな」
2曲踊り終わって離れようとしたが、離してくれなかった。
「ディー様?」
「もう1曲だ」
「良いのですか?」
3曲続けて踊るのは正妃のみに許されてる。わたくしと3曲踊るとはわたくしを王太子妃にすると周りに知らせることとなる。
「構わない。いずれ分かることだ」
ディー様のリードは踊りやすく、軽やかにステップが踏める。3曲目が終わり、指定の席に戻った。その後はお酒を飲みながらパーティーを見て終わった。
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