19 / 35
18. 水着サイコー!だよね
しおりを挟む
「お?うぉおー!」
何の歓声?何見てる?
そちらを見てみると、意外な美少女が…。
剣姫、宮本ムサ…ムツミ。
いや、氷の美少女剣士とは言われてたよ、確かに。
あんなにスタイル、良かったんだ。
「ムッちゃん、注目の的ね」
「てか、そんなに胸、あったの?」
「あぁ、いつもはサラシ巻いてるから。胴をつけるのに、あまり此処が立体的ではね。それに下着では道着や防具が当たって少し痛くなるから」
「私みたいなら、良かったのかもね。人生、ままならないもんだ」
自分の胸元を見ながら、望月が自嘲めいて話す。
別にまな板って事はないと思うけどなぁ。なまじ癒し系メガネ美人と言われるだけに、「胸さえあれば完璧」なんて不本意な言われ方をしてるんだろうけど。
「それ、言うなら私もだよー」
兎波も嘆く様に言う。
スラリとしてる分だけ、可愛げな胸が合ってると思うんだが。
「そういう批評は、もう少し声を落としなさいな。止めろとは、流石に言わないけど」
呆れ気にコッチを見る前原に、俺達も苦笑い。
流石、顔見知りのストレート過ぎる視線は、嫌悪感より多福感が微妙に勝ると言ってのけるだけの事はあるよ。
とか言ってるウチに、準備運動も終わった。
男子から先に、痛い程の勢いと冷たさを持つ地獄のシャワーを浴びる。
「まずは、水に慣らせ。3コースまでを使って順次2往復歩け」
「女子も同じ。4コースからね」
ドボン!ドボン‼︎
次々と飛び込む。
ガチで冷たくね?けど、陽射しガンガンだから、水の中が心地良くなっていく。
「男子!歩き終わったら、自由型だ。まぁ、泳ぎは何でも構わん。25m泳げ。2組が1コース。5組が2コース。半々に往路復路に別れろ。途中、足着く奴は、直ぐに3コースへ移動。みっちりシゴいてやる」
ウエェ~。情けない悲鳴を上げる奴もいて。
「マジっすか」
「時間制限無しだ。オレは優しい方だぞ」
つまり、足さえ着かなきゃ、どんだけかかっても25m泳ぎきれば良いって事だ。
「女子も同じく自由に25m泳いで。4コース2組、5コースが5組。足着いたら6コースね」
時間割的に、再度有るんだよなぁ、体育…。
「次も泳ぎきれなかった者は、夏休みに補習特訓だからな」
何てこったい。
いや、まぁ俺は4往復イケるけどね。
こうしてみると、我等2組って体育会系だなぁ。
男子で泳げなかった者は1名しかいなかった。
女子は0だよ!皆、足着かずに泳ぎきった。
5組が男女併せて10数名いたのに比べたら、とても優秀じゃね?
でも…。
「意外だなぁ」
「人間、向き不向きがあるんだ」
2組唯一の不合格は、サッカー部の次期エースストライカーと名高い寺脇和人。
泳ぐ…って言うより、バシャバシャと溺れてるって感じで、水飛沫だけ上がり進まない。何か、トラウマがあるのか?顔を水につける事を嫌がってる様にも見える。にしても、犬掻きすら出来ないなんて…。
黄色い声援は、かなり貰ってたんだがなぁ。
「くそぅ!このままじゃ夏休み、補習だよ」
…まぁ、頑張ってくれ。
「それにしても、カメって、そんなにガタイ良かったんだ」
「腕回りはね。見えてたからね。薄々って思ってはいたけど」
泳ぐ順番待ち?或いは泳ぎ終わって?
声援送りがてら、雑談になる。
「バイト、肉体労働だよ。こんなモンだ」
「バイク便でしょ?そんな重いのは」
「この時期は、ビールの配達多いよ。県住5階に缶ビール4ケースとか有るし」
「うえぇ~。それはエレベーターでもキツい」
「バカ、県住だと5階建はエレベーター無いぜ。なぁ、カメ」
「あぁ。建築法か?6階以上の建物だとエレベーター設置が必須みたいだけどね」
「マジかよ」
「そりゃ、腕太くもなるわ」
と、女子は女子で…。
「細マッチョ、とは違うか。亀沢君、いい身体してるのね」
「人の彼氏をジロジロ見ない!」
「いいじゃん。私達女子も目の保養、あって然るべきでしょう。男子も私達の水着姿、堪能したんだし。とは言え、下山や田口は運動部にあるまじきお腹の弛みね」
「渡辺君って帰宅部だよね?それにしては身体鍛えてない?」
「寺脇君も流石ね。でも泳げないなんて知らなかったわ」
「スポーツ万能って言わないのは、こういう事か」
水着姿って、男女問わず楽しめるんだね。
何の歓声?何見てる?
そちらを見てみると、意外な美少女が…。
剣姫、宮本ムサ…ムツミ。
いや、氷の美少女剣士とは言われてたよ、確かに。
あんなにスタイル、良かったんだ。
「ムッちゃん、注目の的ね」
「てか、そんなに胸、あったの?」
「あぁ、いつもはサラシ巻いてるから。胴をつけるのに、あまり此処が立体的ではね。それに下着では道着や防具が当たって少し痛くなるから」
「私みたいなら、良かったのかもね。人生、ままならないもんだ」
自分の胸元を見ながら、望月が自嘲めいて話す。
別にまな板って事はないと思うけどなぁ。なまじ癒し系メガネ美人と言われるだけに、「胸さえあれば完璧」なんて不本意な言われ方をしてるんだろうけど。
「それ、言うなら私もだよー」
兎波も嘆く様に言う。
スラリとしてる分だけ、可愛げな胸が合ってると思うんだが。
「そういう批評は、もう少し声を落としなさいな。止めろとは、流石に言わないけど」
呆れ気にコッチを見る前原に、俺達も苦笑い。
流石、顔見知りのストレート過ぎる視線は、嫌悪感より多福感が微妙に勝ると言ってのけるだけの事はあるよ。
とか言ってるウチに、準備運動も終わった。
男子から先に、痛い程の勢いと冷たさを持つ地獄のシャワーを浴びる。
「まずは、水に慣らせ。3コースまでを使って順次2往復歩け」
「女子も同じ。4コースからね」
ドボン!ドボン‼︎
次々と飛び込む。
ガチで冷たくね?けど、陽射しガンガンだから、水の中が心地良くなっていく。
「男子!歩き終わったら、自由型だ。まぁ、泳ぎは何でも構わん。25m泳げ。2組が1コース。5組が2コース。半々に往路復路に別れろ。途中、足着く奴は、直ぐに3コースへ移動。みっちりシゴいてやる」
ウエェ~。情けない悲鳴を上げる奴もいて。
「マジっすか」
「時間制限無しだ。オレは優しい方だぞ」
つまり、足さえ着かなきゃ、どんだけかかっても25m泳ぎきれば良いって事だ。
「女子も同じく自由に25m泳いで。4コース2組、5コースが5組。足着いたら6コースね」
時間割的に、再度有るんだよなぁ、体育…。
「次も泳ぎきれなかった者は、夏休みに補習特訓だからな」
何てこったい。
いや、まぁ俺は4往復イケるけどね。
こうしてみると、我等2組って体育会系だなぁ。
男子で泳げなかった者は1名しかいなかった。
女子は0だよ!皆、足着かずに泳ぎきった。
5組が男女併せて10数名いたのに比べたら、とても優秀じゃね?
でも…。
「意外だなぁ」
「人間、向き不向きがあるんだ」
2組唯一の不合格は、サッカー部の次期エースストライカーと名高い寺脇和人。
泳ぐ…って言うより、バシャバシャと溺れてるって感じで、水飛沫だけ上がり進まない。何か、トラウマがあるのか?顔を水につける事を嫌がってる様にも見える。にしても、犬掻きすら出来ないなんて…。
黄色い声援は、かなり貰ってたんだがなぁ。
「くそぅ!このままじゃ夏休み、補習だよ」
…まぁ、頑張ってくれ。
「それにしても、カメって、そんなにガタイ良かったんだ」
「腕回りはね。見えてたからね。薄々って思ってはいたけど」
泳ぐ順番待ち?或いは泳ぎ終わって?
声援送りがてら、雑談になる。
「バイト、肉体労働だよ。こんなモンだ」
「バイク便でしょ?そんな重いのは」
「この時期は、ビールの配達多いよ。県住5階に缶ビール4ケースとか有るし」
「うえぇ~。それはエレベーターでもキツい」
「バカ、県住だと5階建はエレベーター無いぜ。なぁ、カメ」
「あぁ。建築法か?6階以上の建物だとエレベーター設置が必須みたいだけどね」
「マジかよ」
「そりゃ、腕太くもなるわ」
と、女子は女子で…。
「細マッチョ、とは違うか。亀沢君、いい身体してるのね」
「人の彼氏をジロジロ見ない!」
「いいじゃん。私達女子も目の保養、あって然るべきでしょう。男子も私達の水着姿、堪能したんだし。とは言え、下山や田口は運動部にあるまじきお腹の弛みね」
「渡辺君って帰宅部だよね?それにしては身体鍛えてない?」
「寺脇君も流石ね。でも泳げないなんて知らなかったわ」
「スポーツ万能って言わないのは、こういう事か」
水着姿って、男女問わず楽しめるんだね。
46
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
黒に染まった華を摘む
馬場 蓮実
青春
夏の終わりに転校してきたのは、忘れられない初恋の相手だった——。
高須明希は、人生で“二番目”に好きになった相手——河西栞に密かに想いを寄せている。
「夏休み明けの初日。この席替えで、彼女との距離を縮めたい。話すきっかけがほしい——」
そんな願いを胸に登校したその朝、クラスに一人の転校生がやってくる。
彼女の名は、立石麻美。
昔の面影を残しながらも、まるで別人のような気配をまとう彼女は——明希にとって、忘れられない“初恋の人”だった。
この再会が、静かだった日常に波紋を広げていく。
その日の放課後。
明希は、"性の衝動"に溺れる自身の姿を、麻美に見られてしまう——。
塞がっていた何かが、ゆっくりと崩れはじめる。
そして鬱屈した青春は、想像もしていなかった熱と痛みを帯びて動き出す。
すべてに触れたとき、
明希は何を守り、何を選ぶのか。
光と影が交錯する、“遅れてきた”ひと夏の物語。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
友達の妹が、入浴してる。
つきのはい
恋愛
「交換してみない?」
冴えない高校生の藤堂夏弥は、親友のオシャレでモテまくり同級生、鈴川洋平にバカげた話を持ちかけられる。
それは、お互い現在同居中の妹達、藤堂秋乃と鈴川美咲を交換して生活しようというものだった。
鈴川美咲は、美男子の洋平に勝るとも劣らない美少女なのだけれど、男子に嫌悪感を示し、夏弥とも形式的な会話しかしなかった。
冴えない男子と冷めがちな女子の距離感が、二人暮らしのなかで徐々に変わっていく。
そんなラブコメディです。
俺は陰キャだったはずなのに……なぜか学園内でモテ期が到来した件
こうたろ
青春
友人も恋人も居ないボッチ学生だった山田拓海が何故かモテだしてしまう。
・学園一の美人で、男女問わず憧れの的。
・陸上部のエースで、明るく活発なスポーツ女子。
・物静かで儚げな美術部員。
・アメリカから来た金髪碧眼でハイテンションな留学生。
・幼稚園から中学まで毎朝一緒に登校していた幼馴染。
拓海の生活はどうなるのか!?
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる