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18. 水着サイコー!だよね
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「お?うぉおー!」
何の歓声?何見てる?
そちらを見てみると、意外な美少女が…。
剣姫、宮本ムサ…ムツミ。
いや、氷の美少女剣士とは言われてたよ、確かに。
あんなにスタイル、良かったんだ。
「ムッちゃん、注目の的ね」
「てか、そんなに胸、あったの?」
「あぁ、いつもはサラシ巻いてるから。胴をつけるのに、あまり此処が立体的ではね。それに下着では道着や防具が当たって少し痛くなるから」
「私みたいなら、良かったのかもね。人生、ままならないもんだ」
自分の胸元を見ながら、望月が自嘲めいて話す。
別にまな板って事はないと思うけどなぁ。なまじ癒し系メガネ美人と言われるだけに、「胸さえあれば完璧」なんて不本意な言われ方をしてるんだろうけど。
「それ、言うなら私もだよー」
兎波も嘆く様に言う。
スラリとしてる分だけ、可愛げな胸が合ってると思うんだが。
「そういう批評は、もう少し声を落としなさいな。止めろとは、流石に言わないけど」
呆れ気にコッチを見る前原に、俺達も苦笑い。
流石、顔見知りのストレート過ぎる視線は、嫌悪感より多福感が微妙に勝ると言ってのけるだけの事はあるよ。
とか言ってるウチに、準備運動も終わった。
男子から先に、痛い程の勢いと冷たさを持つ地獄のシャワーを浴びる。
「まずは、水に慣らせ。3コースまでを使って順次2往復歩け」
「女子も同じ。4コースからね」
ドボン!ドボン‼︎
次々と飛び込む。
ガチで冷たくね?けど、陽射しガンガンだから、水の中が心地良くなっていく。
「男子!歩き終わったら、自由型だ。まぁ、泳ぎは何でも構わん。25m泳げ。2組が1コース。5組が2コース。半々に往路復路に別れろ。途中、足着く奴は、直ぐに3コースへ移動。みっちりシゴいてやる」
ウエェ~。情けない悲鳴を上げる奴もいて。
「マジっすか」
「時間制限無しだ。オレは優しい方だぞ」
つまり、足さえ着かなきゃ、どんだけかかっても25m泳ぎきれば良いって事だ。
「女子も同じく自由に25m泳いで。4コース2組、5コースが5組。足着いたら6コースね」
時間割的に、再度有るんだよなぁ、体育…。
「次も泳ぎきれなかった者は、夏休みに補習特訓だからな」
何てこったい。
いや、まぁ俺は4往復イケるけどね。
こうしてみると、我等2組って体育会系だなぁ。
男子で泳げなかった者は1名しかいなかった。
女子は0だよ!皆、足着かずに泳ぎきった。
5組が男女併せて10数名いたのに比べたら、とても優秀じゃね?
でも…。
「意外だなぁ」
「人間、向き不向きがあるんだ」
2組唯一の不合格は、サッカー部の次期エースストライカーと名高い寺脇和人。
泳ぐ…って言うより、バシャバシャと溺れてるって感じで、水飛沫だけ上がり進まない。何か、トラウマがあるのか?顔を水につける事を嫌がってる様にも見える。にしても、犬掻きすら出来ないなんて…。
黄色い声援は、かなり貰ってたんだがなぁ。
「くそぅ!このままじゃ夏休み、補習だよ」
…まぁ、頑張ってくれ。
「それにしても、カメって、そんなにガタイ良かったんだ」
「腕回りはね。見えてたからね。薄々って思ってはいたけど」
泳ぐ順番待ち?或いは泳ぎ終わって?
声援送りがてら、雑談になる。
「バイト、肉体労働だよ。こんなモンだ」
「バイク便でしょ?そんな重いのは」
「この時期は、ビールの配達多いよ。県住5階に缶ビール4ケースとか有るし」
「うえぇ~。それはエレベーターでもキツい」
「バカ、県住だと5階建はエレベーター無いぜ。なぁ、カメ」
「あぁ。建築法か?6階以上の建物だとエレベーター設置が必須みたいだけどね」
「マジかよ」
「そりゃ、腕太くもなるわ」
と、女子は女子で…。
「細マッチョ、とは違うか。亀沢君、いい身体してるのね」
「人の彼氏をジロジロ見ない!」
「いいじゃん。私達女子も目の保養、あって然るべきでしょう。男子も私達の水着姿、堪能したんだし。とは言え、下山や田口は運動部にあるまじきお腹の弛みね」
「渡辺君って帰宅部だよね?それにしては身体鍛えてない?」
「寺脇君も流石ね。でも泳げないなんて知らなかったわ」
「スポーツ万能って言わないのは、こういう事か」
水着姿って、男女問わず楽しめるんだね。
何の歓声?何見てる?
そちらを見てみると、意外な美少女が…。
剣姫、宮本ムサ…ムツミ。
いや、氷の美少女剣士とは言われてたよ、確かに。
あんなにスタイル、良かったんだ。
「ムッちゃん、注目の的ね」
「てか、そんなに胸、あったの?」
「あぁ、いつもはサラシ巻いてるから。胴をつけるのに、あまり此処が立体的ではね。それに下着では道着や防具が当たって少し痛くなるから」
「私みたいなら、良かったのかもね。人生、ままならないもんだ」
自分の胸元を見ながら、望月が自嘲めいて話す。
別にまな板って事はないと思うけどなぁ。なまじ癒し系メガネ美人と言われるだけに、「胸さえあれば完璧」なんて不本意な言われ方をしてるんだろうけど。
「それ、言うなら私もだよー」
兎波も嘆く様に言う。
スラリとしてる分だけ、可愛げな胸が合ってると思うんだが。
「そういう批評は、もう少し声を落としなさいな。止めろとは、流石に言わないけど」
呆れ気にコッチを見る前原に、俺達も苦笑い。
流石、顔見知りのストレート過ぎる視線は、嫌悪感より多福感が微妙に勝ると言ってのけるだけの事はあるよ。
とか言ってるウチに、準備運動も終わった。
男子から先に、痛い程の勢いと冷たさを持つ地獄のシャワーを浴びる。
「まずは、水に慣らせ。3コースまでを使って順次2往復歩け」
「女子も同じ。4コースからね」
ドボン!ドボン‼︎
次々と飛び込む。
ガチで冷たくね?けど、陽射しガンガンだから、水の中が心地良くなっていく。
「男子!歩き終わったら、自由型だ。まぁ、泳ぎは何でも構わん。25m泳げ。2組が1コース。5組が2コース。半々に往路復路に別れろ。途中、足着く奴は、直ぐに3コースへ移動。みっちりシゴいてやる」
ウエェ~。情けない悲鳴を上げる奴もいて。
「マジっすか」
「時間制限無しだ。オレは優しい方だぞ」
つまり、足さえ着かなきゃ、どんだけかかっても25m泳ぎきれば良いって事だ。
「女子も同じく自由に25m泳いで。4コース2組、5コースが5組。足着いたら6コースね」
時間割的に、再度有るんだよなぁ、体育…。
「次も泳ぎきれなかった者は、夏休みに補習特訓だからな」
何てこったい。
いや、まぁ俺は4往復イケるけどね。
こうしてみると、我等2組って体育会系だなぁ。
男子で泳げなかった者は1名しかいなかった。
女子は0だよ!皆、足着かずに泳ぎきった。
5組が男女併せて10数名いたのに比べたら、とても優秀じゃね?
でも…。
「意外だなぁ」
「人間、向き不向きがあるんだ」
2組唯一の不合格は、サッカー部の次期エースストライカーと名高い寺脇和人。
泳ぐ…って言うより、バシャバシャと溺れてるって感じで、水飛沫だけ上がり進まない。何か、トラウマがあるのか?顔を水につける事を嫌がってる様にも見える。にしても、犬掻きすら出来ないなんて…。
黄色い声援は、かなり貰ってたんだがなぁ。
「くそぅ!このままじゃ夏休み、補習だよ」
…まぁ、頑張ってくれ。
「それにしても、カメって、そんなにガタイ良かったんだ」
「腕回りはね。見えてたからね。薄々って思ってはいたけど」
泳ぐ順番待ち?或いは泳ぎ終わって?
声援送りがてら、雑談になる。
「バイト、肉体労働だよ。こんなモンだ」
「バイク便でしょ?そんな重いのは」
「この時期は、ビールの配達多いよ。県住5階に缶ビール4ケースとか有るし」
「うえぇ~。それはエレベーターでもキツい」
「バカ、県住だと5階建はエレベーター無いぜ。なぁ、カメ」
「あぁ。建築法か?6階以上の建物だとエレベーター設置が必須みたいだけどね」
「マジかよ」
「そりゃ、腕太くもなるわ」
と、女子は女子で…。
「細マッチョ、とは違うか。亀沢君、いい身体してるのね」
「人の彼氏をジロジロ見ない!」
「いいじゃん。私達女子も目の保養、あって然るべきでしょう。男子も私達の水着姿、堪能したんだし。とは言え、下山や田口は運動部にあるまじきお腹の弛みね」
「渡辺君って帰宅部だよね?それにしては身体鍛えてない?」
「寺脇君も流石ね。でも泳げないなんて知らなかったわ」
「スポーツ万能って言わないのは、こういう事か」
水着姿って、男女問わず楽しめるんだね。
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