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2人目の悪魔
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すべてが終わり、直也君は私に言った。
『真優…素敵な夜だったね。君は、一生僕の物だよ。一生僕に従うんだ』
ワインを飲みながら、直也君は、低い声で笑った。
怖い…
狂ってる。
『今までもずっとこんなことを?』
思い切って聞いた。
『これが僕の恋愛表現。他の女達にも当然同じことをしてるよ。最高だろ?こんなカッコイイ男に愛してもらってるんだから』
同窓会のあと、真梨愛も、直也君に同じことされたんだ。
直也君も、昔の真梨愛と同じ、見えない部分を傷つけた。
2人とも…悪魔だ。
真梨愛は自業自得。
でも私は嫌。
これから、幸せな人生を送るのに、こんなことで、一生直也君につきまとわれるなんて、絶対に嫌。
直也君と幸せになるために、真梨愛を殺したのに、一体何のために私は人を殺したの?
どうしたらいい?
私は美人なのよ、これだけ美人なら、直也君なんか目じゃないくらいの、イケメンでお金持ちで、頭がよくて、最高にいい男を選び放題じゃない。
そうよ、こんな最低な男、こっちから願い下げよ。
悪魔は排除すればいいのよ。
私は、そう思ったら、実行せずにはいられなかった。
今までの私、沙羅は弱虫だった。
あんな惨めな人生、もう二度とゴメンだわ。
でも、ホテルの人間に顔を見られてる、カメラにも写ってしまってる。
捕まるなんて、絶対ダメ。
こんな馬鹿な男のために。
そうよ、こいつを殺しても絶対に見つからない方法があるじゃない。
また顔を変えればいいんだ。
簡単なこと…
そうよ、すごく簡単なことじゃない。
私は、イスに座っている直也君のことを、後ろから殴った。
そこにあったガラスの灰皿で。
無我夢中で何度も…
『悪魔は許さない』
直也君は、ぐったりとして、動かなくなった。
よし、早くここを出よう。
またあの先生のところに行かなくちゃ。
私は幸せになるの、誰よりも。
そう、誰よりも…
『真優…素敵な夜だったね。君は、一生僕の物だよ。一生僕に従うんだ』
ワインを飲みながら、直也君は、低い声で笑った。
怖い…
狂ってる。
『今までもずっとこんなことを?』
思い切って聞いた。
『これが僕の恋愛表現。他の女達にも当然同じことをしてるよ。最高だろ?こんなカッコイイ男に愛してもらってるんだから』
同窓会のあと、真梨愛も、直也君に同じことされたんだ。
直也君も、昔の真梨愛と同じ、見えない部分を傷つけた。
2人とも…悪魔だ。
真梨愛は自業自得。
でも私は嫌。
これから、幸せな人生を送るのに、こんなことで、一生直也君につきまとわれるなんて、絶対に嫌。
直也君と幸せになるために、真梨愛を殺したのに、一体何のために私は人を殺したの?
どうしたらいい?
私は美人なのよ、これだけ美人なら、直也君なんか目じゃないくらいの、イケメンでお金持ちで、頭がよくて、最高にいい男を選び放題じゃない。
そうよ、こんな最低な男、こっちから願い下げよ。
悪魔は排除すればいいのよ。
私は、そう思ったら、実行せずにはいられなかった。
今までの私、沙羅は弱虫だった。
あんな惨めな人生、もう二度とゴメンだわ。
でも、ホテルの人間に顔を見られてる、カメラにも写ってしまってる。
捕まるなんて、絶対ダメ。
こんな馬鹿な男のために。
そうよ、こいつを殺しても絶対に見つからない方法があるじゃない。
また顔を変えればいいんだ。
簡単なこと…
そうよ、すごく簡単なことじゃない。
私は、イスに座っている直也君のことを、後ろから殴った。
そこにあったガラスの灰皿で。
無我夢中で何度も…
『悪魔は許さない』
直也君は、ぐったりとして、動かなくなった。
よし、早くここを出よう。
またあの先生のところに行かなくちゃ。
私は幸せになるの、誰よりも。
そう、誰よりも…
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