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大切な人を守りたい~千隼side~
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『香山さん、今日はありがとうございます。梓沙のために素敵なブーケを作ってくれて。彼女、すごく喜んでました』
香山 美穂さん。
うちのホテルのブライダル部門には必要な人材だ。
『晴月部長…本当ですか?』
『ええ。梓沙の好きな花で可愛らしく作ってくれたって、ものすごく気に入ってました。ブーケトスも今回はしませんでしたから、ずっと大事に持っていました』
色とりどり花のブーケは、梓沙にとても似合っていた。
やはりこの人にはフラワーコーディネートとしての才能がある。
『…そうだったんですね。何だか…嬉しいです。そんなに気に入ってもらえたなんて』
香山さんは、目を閉じて小さくうなづいた。
思慮を巡らせているように見える。
『これからもその素晴らしい才能を発揮してホテルのために頑張ってもらえますか?』
香山さんは、少し間を空けてからゆっくりと口を開いた。
『…私、正直、最近やる気を失ってました。好きな人にフラレて、もうどうにでもなれって感じで。まだモヤモヤが治まりません』
そんなことが…
少し元気がないとは思っていたけど、部下の悩みを察することが出来ないなんて、僕は部長としてはまだまだだ。
自分の不甲斐なさに情けなくなる。
『だけど、梓沙さんがそんなに喜んでくれたなら…私、フラワーコーディネート、もっと勉強して頑張ってみます』
『それは嬉しいことです。期待しています。仕事の上で必要なことがあれば、何でも後押ししますから言って下さい。でも…申し訳ない、あなたが悲しい思いをしたことに気づけなくて』
従業員のメンタルは仕事に大きく影響する。
ブライダル部門は特に「永遠の幸せ」を追求する場所だ。
こちら側が心から笑顔でなければ、新郎新婦、招待客の皆様に喜んでもらうことなど出来ない。
心の中の思いは、相手に必ず伝わってしまうんだ。
香山 美穂さん。
うちのホテルのブライダル部門には必要な人材だ。
『晴月部長…本当ですか?』
『ええ。梓沙の好きな花で可愛らしく作ってくれたって、ものすごく気に入ってました。ブーケトスも今回はしませんでしたから、ずっと大事に持っていました』
色とりどり花のブーケは、梓沙にとても似合っていた。
やはりこの人にはフラワーコーディネートとしての才能がある。
『…そうだったんですね。何だか…嬉しいです。そんなに気に入ってもらえたなんて』
香山さんは、目を閉じて小さくうなづいた。
思慮を巡らせているように見える。
『これからもその素晴らしい才能を発揮してホテルのために頑張ってもらえますか?』
香山さんは、少し間を空けてからゆっくりと口を開いた。
『…私、正直、最近やる気を失ってました。好きな人にフラレて、もうどうにでもなれって感じで。まだモヤモヤが治まりません』
そんなことが…
少し元気がないとは思っていたけど、部下の悩みを察することが出来ないなんて、僕は部長としてはまだまだだ。
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『だけど、梓沙さんがそんなに喜んでくれたなら…私、フラワーコーディネート、もっと勉強して頑張ってみます』
『それは嬉しいことです。期待しています。仕事の上で必要なことがあれば、何でも後押ししますから言って下さい。でも…申し訳ない、あなたが悲しい思いをしたことに気づけなくて』
従業員のメンタルは仕事に大きく影響する。
ブライダル部門は特に「永遠の幸せ」を追求する場所だ。
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