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新しい家族の誕生
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蒼真さんは、そんな私を気遣ってくれ、すごく優しくしてくれた。
診察、回診、手術…きっと自分の方が疲れてるはずなのに…
蒼真さんには、毎日感謝の思いが溢れて止まらなかった。
それから1年、1歳になった蒼太に会いに久しぶりに月那が遊びにきてくれた。
月那は今は仕事に大忙しで旦那様ともラブラブだった。
『本当に幸せだよね、藍花。こんな立派な新居を建ててもらって、こんな可愛い蒼太君がいてさ』
蒼太を見て微笑む月那は相変わらず美人だ。
『うん、幸せだよ。みんなに感謝しかないよ。月那にはずっと相談に乗ってもらって…本当に感謝してる。いろんなことが月那の言う通りになっていくのがすごく驚いたよ』
『当たり前だよ。月那様には全てお見通しだったからね。あの時の藍花はすごく迷ってた。3人のイケメンの間で揺れてたよね』
『そう…だったね。あの時の自分は何もわからなくて本当に困ってて、もし月那がいなかったら、私は素直になれてなかったかも知れないよ』
本当にそうだよね…
恋愛マスターの月那がいたから、私は今の幸せを掴めたんだ。
それくらい私は月那を信頼してるし、感謝してる。
『ううん、藍花の中ではさ、本当は決まってたんだよ。3人の中で白川先生が好きだって。だから先生と自然に進んだ』
『えっ…』
『でも、藍花は優しいからさ…みんなに対していろいろ考えてたら何が何だかわからなくなってたんだよ。私、見てて可哀想なくらいだったから。でもいろいろあった結果、藍花は世界で2番目に幸せになれたんだから、良かったんだよ』
ニコッと笑う月那。
『世界で1番幸せなのは…月那、だね』
『当然』
2人の笑い声、久しぶりの楽しい時間が嬉しかった。
診察、回診、手術…きっと自分の方が疲れてるはずなのに…
蒼真さんには、毎日感謝の思いが溢れて止まらなかった。
それから1年、1歳になった蒼太に会いに久しぶりに月那が遊びにきてくれた。
月那は今は仕事に大忙しで旦那様ともラブラブだった。
『本当に幸せだよね、藍花。こんな立派な新居を建ててもらって、こんな可愛い蒼太君がいてさ』
蒼太を見て微笑む月那は相変わらず美人だ。
『うん、幸せだよ。みんなに感謝しかないよ。月那にはずっと相談に乗ってもらって…本当に感謝してる。いろんなことが月那の言う通りになっていくのがすごく驚いたよ』
『当たり前だよ。月那様には全てお見通しだったからね。あの時の藍花はすごく迷ってた。3人のイケメンの間で揺れてたよね』
『そう…だったね。あの時の自分は何もわからなくて本当に困ってて、もし月那がいなかったら、私は素直になれてなかったかも知れないよ』
本当にそうだよね…
恋愛マスターの月那がいたから、私は今の幸せを掴めたんだ。
それくらい私は月那を信頼してるし、感謝してる。
『ううん、藍花の中ではさ、本当は決まってたんだよ。3人の中で白川先生が好きだって。だから先生と自然に進んだ』
『えっ…』
『でも、藍花は優しいからさ…みんなに対していろいろ考えてたら何が何だかわからなくなってたんだよ。私、見てて可哀想なくらいだったから。でもいろいろあった結果、藍花は世界で2番目に幸せになれたんだから、良かったんだよ』
ニコッと笑う月那。
『世界で1番幸せなのは…月那、だね』
『当然』
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