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翌朝目が覚めると、隣では裸のまま眠っている曽宮の姿があった。
彼の腕枕で眠っていたのだと気づいて恥ずかしくなる。
そっと起き上がってみると、腰に鈍い痛みを感じたが我慢できないほどではない。
そのままベッドから下りようとすると後ろから声をかけられた。
振り返ると寝ぼけ眼の彼と視線が合う。どうやら起こしてしまったようだ。
「おはよう」
そう挨拶されて慌てて返事をする。それから改めて昨夜のことを思い返してみた。
お互いに求め合い、激しく愛し合った記憶が鮮明に蘇る。
自分はあんな風に乱れることができたのか。そう思うと信じられない気持ちでいっぱいになった。
それと同時に恥ずかしさが込み上げてくる。きっと真っ赤になっているだろうと思いながら俯くと、
再び名前を呼ばれた。顔を上げるとキスをされる。軽く触れるだけの軽いものだったが、
とても幸せな気持ちになった。
「・・・僕、フラれたんだと思ってました」
「悲しい思いをさせてごめんね」
そう言って優しく抱きしめてくれる。
「清地さんに、言われたんだ」
「なんて?」
「誠治さんにとってうちの会社は重要な取引先だから、誘われたら断れないんじゃないかって」
「そんなわけないじゃないですか」
思わず強い口調で言うと、驚いたような表情を見せた後嬉しそうに笑った。
その笑顔を見て胸の奥が熱くなるのを感じた。
ああ、この人のことが好きなんだなと思う。
だからこそ言わなければならないことがあると思った。
「あの・・・もしよかったら、また会ってくれませんか?それで・・・」
そこまで言って言葉に詰まる。この先を言うのは勇気が必要だった。それでも意を決して口を開く。
「僕をあなたの恋人にしてください!」
それを聞いた曽宮は一瞬きょとんとした顔をした後で、満面の笑みを浮かべた。
そしてぎゅっと抱きしめられる。それに応えるように抱きしめ返すと、耳元で囁かれた。
「もちろんだよ。これからもよろしくね」
その言葉を聞いた途端涙が溢れてきた。嬉しくて仕方がなかったのだ。しばらくの間、二人は抱き合ったまま動けなかった。その間ずっと幸せを感じていたのだった。
_________________________
最後まで読んでいただきありがとうございます。
面白いと思った方はお気に入り、エールをおねがいいたしますー。
彼の腕枕で眠っていたのだと気づいて恥ずかしくなる。
そっと起き上がってみると、腰に鈍い痛みを感じたが我慢できないほどではない。
そのままベッドから下りようとすると後ろから声をかけられた。
振り返ると寝ぼけ眼の彼と視線が合う。どうやら起こしてしまったようだ。
「おはよう」
そう挨拶されて慌てて返事をする。それから改めて昨夜のことを思い返してみた。
お互いに求め合い、激しく愛し合った記憶が鮮明に蘇る。
自分はあんな風に乱れることができたのか。そう思うと信じられない気持ちでいっぱいになった。
それと同時に恥ずかしさが込み上げてくる。きっと真っ赤になっているだろうと思いながら俯くと、
再び名前を呼ばれた。顔を上げるとキスをされる。軽く触れるだけの軽いものだったが、
とても幸せな気持ちになった。
「・・・僕、フラれたんだと思ってました」
「悲しい思いをさせてごめんね」
そう言って優しく抱きしめてくれる。
「清地さんに、言われたんだ」
「なんて?」
「誠治さんにとってうちの会社は重要な取引先だから、誘われたら断れないんじゃないかって」
「そんなわけないじゃないですか」
思わず強い口調で言うと、驚いたような表情を見せた後嬉しそうに笑った。
その笑顔を見て胸の奥が熱くなるのを感じた。
ああ、この人のことが好きなんだなと思う。
だからこそ言わなければならないことがあると思った。
「あの・・・もしよかったら、また会ってくれませんか?それで・・・」
そこまで言って言葉に詰まる。この先を言うのは勇気が必要だった。それでも意を決して口を開く。
「僕をあなたの恋人にしてください!」
それを聞いた曽宮は一瞬きょとんとした顔をした後で、満面の笑みを浮かべた。
そしてぎゅっと抱きしめられる。それに応えるように抱きしめ返すと、耳元で囁かれた。
「もちろんだよ。これからもよろしくね」
その言葉を聞いた途端涙が溢れてきた。嬉しくて仕方がなかったのだ。しばらくの間、二人は抱き合ったまま動けなかった。その間ずっと幸せを感じていたのだった。
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