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1巻閑話
閑話:次期筆頭侯爵夫人◆
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卒業の夜会時点でのフィリーネ視点のお話です。
♢ ♦︎ ♢ ♦︎ ♢ ♦︎ ♢ ♦︎ ♢ ♦︎ ♢ ♦︎ ♢ ♦︎ ♢
卒業生を祝う王宮の夜会。私はハリマン様に贈られたドレスに身を包んで出席した。ハリマン様の瞳をイメージした白に近い薄紫の生地に私の瞳の青が差し色のドレスは、レースやフリルをふんだんに使ったとても可愛らしいものだった。さすがにこの年では厳しいと思われるだろうけれど、腕のいい化粧師を抱えているから大丈夫。ハリマン様が可憐な物を好むのならそれに応えるのも婚約者の務めだものね。
フレディ様との婚約がまだ白紙になっていないけれど、お父様もシリングス公爵様も問題ないと仰っているからハリマン様と夜会に出た。家長二人が望むのなら問題ないわよね。
正直言うと、ゾルガー侯爵夫人の立場にまだ未練はある。何と言っても王族に次ぐ立場なのだから。代替わりして侯爵夫人になったら貴族の頂点に立てる。上にいるのは王族だけ、王女殿下がいないから上には王妃様と王太子妃殿下だけよ。しがらみや公務で大変そうな王族なんかよりもずっといい。
フレディ様の婚約者に選ばれたのは三年前、十六歳の時だった。どうして私が選ばれたのか不思議なくらい当時の私は普通の令嬢だったわ。
小さい頃から可愛いと褒められていた。妹がいたけれど両親は私を優先してくれたから自分は特別なんだと思っていたわ。でも……学園に入ったら私よりも綺麗な令嬢がたくさんいると知った。私よりも可憐な子、美人な子、スタイルのいい子など様々で、そんな中で私は特段目立ってはいなかった。ショックだったわ。
そのせいかフレディ様の婚約者に選ばれると物凄く嫉妬された。特に酷かったのはミュンター侯爵家のアルビーナ様。五侯爵家出の彼女は私よりも一つ下だけど、彼女は自分がフレディ様の妻になると信じて疑っていなかったらしい。会うたびに敵意を剥き出しにして来て、まだ何も知らなかった私はとにかく怖くて縮こまっていた。
転機があったのは婚約者になって三月ほど経った頃だったかしら。
「伯爵家風情が身の程を知りなさい!」
その日も私はアルビーナ様とその取り巻きに呼び出され婚約者を下りるように詰られていた。私に言われても困るわ。決めたのはお父様たちなのだから。そう言うと彼女は、だったら父親を説得しなさいというばかりだった。
「何をしているの?」
そこに現れたのは、日差しを浴びて輝く銀の髪を持ったとっても綺麗な人だった。女性かと思ったけれど制服は令息の物で、この世にこんなに綺麗な男性がいるのかと驚いたわ。
「シ、シリングス様!」
アルビーナ様たちが上げた声で、その美しい人がシリングス公爵家のご令息だと知った。
「君たち、何をしているのかな? そんなにたくさんで一人の令嬢を責めるなんて。その子は何をしたの?」
優しく穏やかな声が場違いだったけれど、アルビーナ様たちは明らかに狼狽えていた。
「い、いえ、私たちは何も……」
「そう? そんな風には見えなかったけれど……彼女は……ゾルガー小侯爵の婚約者だよね。ああ、そのことに異議があるのかな? だったら彼女じゃなく侯爵に言わないと。彼女は親の指示に従っただけでしょ? 伯爵だって侯爵に言われたら断れないし。ミュンター嬢ならそれくらいの事情は分かるでしょ」
穏やかにそう言った彼にアルビーナ様たちは何も言い返せなかった。五大侯爵家の令嬢と言え、ハリマン様は国王陛下の甥に当たられる方なのだ。それに彼女がハリマン様に憧れているという話を私も聞いていた。彼女はフレディ様が好きなわけではなく、ただゾルガー侯爵夫人の座を欲していただけで、憧れていたハリマン様には嫌われたくなかったらしい。
それからは絡まれることが減ったわ。その時のハリマン様のお姿にときめいたのは私だけの秘密。まさか彼がその後妹の婚約者になるなんて思いもしなかった。
その時から私はお化粧の研究をするようになった。お母様譲りの綺麗な金髪と晴れた日の空のように青い瞳、肌も白いし鼻はちょっと小さめだけどそれも愛嬌があると言われて、元は悪くなかった。背も低くて男性からは守ってあげたいなんてよく言われたから、周りにそう思われたらハリマン様はまた助けてくれるかもしれない。最初はそんな理由だった。
いかに可愛く見せるか試行錯誤を繰り返して出来たのが今の私。つり目っぽい目をたれ目でより大きく見えるようにし、メリハリが控えめの体型を隠すためにドレスにフリルやレースをたくさん使って、仕草もより愛らしく健気に見えるように工夫した。そうすると周りはびっくりするくらい私を可愛いと褒めてくれるようになった。
いつの間にか私が可愛い令嬢の代名詞のようになっていて、周囲も私を次期ゾルガー侯爵夫人として持て囃してくれるようになった。私がお願いすれば周りは何でも叶えてくれようとしたし、笑顔でお礼を言えば私の役に立てて嬉しいと言ってくれる。それはとても気持ちがよくて私は選ばれた人間なんだって思ったわ。両親も私の望みを何でも叶えてくれて、とっても幸せだった。
その一方でフレディ様との関係はあまりよくなかった。元より喋らないし何を考えているかわからない人だったけれど、いつからかフレディ様はある令嬢を気に入っているとの噂が流れたわ。お友達の話では相手は子爵家の跡取り娘で既に婚約者がいて、フレディ様のことは何とも思っていないとか。だったら大丈夫ねと安心していた。あっちは跡取り娘だから嫁げないし、そんなことあの怖い侯爵様が許すはずもないもの。
そんな状況で卒業した私だったけれど、一年間は侯爵夫人としての勉強をしながらフレディ様の卒業を待った。それからだったわ、ハリマン様と頻繁にお会いするようになったのは。
ハリマン様もまた妹の卒業待ちで、時々妹に会いにやって来た。最初は妹に会った前後に少し話をするくらいだったけれど、そのうちハリマン様は約束の時間よりも早めに来るようになったわ。そして私との時間を作って下さったの。はじめは妹と打ち解けられないというハリマン様の悩みを聞いてアドバイスするくらいだったけれど、その眼には私の周りにいる令息たちと似た熱を帯びるようになり、段々距離が近づいていったわ。私もハリマン様に憧れていたから嬉しかった。
でも、私はその時点ではそれ以上の関係を望んではいなかった。ゾルガー侯爵夫人の立場はハリマン様よりもずっと魅力的だったの。このままいけば私に命令できるのは王族くらいになるわ。ハリマン様は陛下の甥だけど公爵令息、しかもご自身が爵位を継ぐ時には侯爵に降爵するのは決定で、私の子の代からは伯爵位になる。将来を考えるとこのままフレディ様に嫁いだ方がずっと有利だから、ハリマン様とはこのままいいお友達でいられれば十分だった。
それから少し経った頃だったわ、妹にハリマン様との逢瀬を暴かれたのは。さすがにその時は動揺してハリマン様のせいにしちゃったけれど、驚いて心無いことを言ってしまったと泣いて謝ったらわかってくれた。しかもハリマン様はやり方が卑怯だと妹に怒ってくれたの。彼はすっかり私の虜になっていたわ。婚約者の妹よりも私を選んでくれることも心を満たした。こんなにも心が満たされたのは初めてだったわ。
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卒業生を祝う王宮の夜会。私はハリマン様に贈られたドレスに身を包んで出席した。ハリマン様の瞳をイメージした白に近い薄紫の生地に私の瞳の青が差し色のドレスは、レースやフリルをふんだんに使ったとても可愛らしいものだった。さすがにこの年では厳しいと思われるだろうけれど、腕のいい化粧師を抱えているから大丈夫。ハリマン様が可憐な物を好むのならそれに応えるのも婚約者の務めだものね。
フレディ様との婚約がまだ白紙になっていないけれど、お父様もシリングス公爵様も問題ないと仰っているからハリマン様と夜会に出た。家長二人が望むのなら問題ないわよね。
正直言うと、ゾルガー侯爵夫人の立場にまだ未練はある。何と言っても王族に次ぐ立場なのだから。代替わりして侯爵夫人になったら貴族の頂点に立てる。上にいるのは王族だけ、王女殿下がいないから上には王妃様と王太子妃殿下だけよ。しがらみや公務で大変そうな王族なんかよりもずっといい。
フレディ様の婚約者に選ばれたのは三年前、十六歳の時だった。どうして私が選ばれたのか不思議なくらい当時の私は普通の令嬢だったわ。
小さい頃から可愛いと褒められていた。妹がいたけれど両親は私を優先してくれたから自分は特別なんだと思っていたわ。でも……学園に入ったら私よりも綺麗な令嬢がたくさんいると知った。私よりも可憐な子、美人な子、スタイルのいい子など様々で、そんな中で私は特段目立ってはいなかった。ショックだったわ。
そのせいかフレディ様の婚約者に選ばれると物凄く嫉妬された。特に酷かったのはミュンター侯爵家のアルビーナ様。五侯爵家出の彼女は私よりも一つ下だけど、彼女は自分がフレディ様の妻になると信じて疑っていなかったらしい。会うたびに敵意を剥き出しにして来て、まだ何も知らなかった私はとにかく怖くて縮こまっていた。
転機があったのは婚約者になって三月ほど経った頃だったかしら。
「伯爵家風情が身の程を知りなさい!」
その日も私はアルビーナ様とその取り巻きに呼び出され婚約者を下りるように詰られていた。私に言われても困るわ。決めたのはお父様たちなのだから。そう言うと彼女は、だったら父親を説得しなさいというばかりだった。
「何をしているの?」
そこに現れたのは、日差しを浴びて輝く銀の髪を持ったとっても綺麗な人だった。女性かと思ったけれど制服は令息の物で、この世にこんなに綺麗な男性がいるのかと驚いたわ。
「シ、シリングス様!」
アルビーナ様たちが上げた声で、その美しい人がシリングス公爵家のご令息だと知った。
「君たち、何をしているのかな? そんなにたくさんで一人の令嬢を責めるなんて。その子は何をしたの?」
優しく穏やかな声が場違いだったけれど、アルビーナ様たちは明らかに狼狽えていた。
「い、いえ、私たちは何も……」
「そう? そんな風には見えなかったけれど……彼女は……ゾルガー小侯爵の婚約者だよね。ああ、そのことに異議があるのかな? だったら彼女じゃなく侯爵に言わないと。彼女は親の指示に従っただけでしょ? 伯爵だって侯爵に言われたら断れないし。ミュンター嬢ならそれくらいの事情は分かるでしょ」
穏やかにそう言った彼にアルビーナ様たちは何も言い返せなかった。五大侯爵家の令嬢と言え、ハリマン様は国王陛下の甥に当たられる方なのだ。それに彼女がハリマン様に憧れているという話を私も聞いていた。彼女はフレディ様が好きなわけではなく、ただゾルガー侯爵夫人の座を欲していただけで、憧れていたハリマン様には嫌われたくなかったらしい。
それからは絡まれることが減ったわ。その時のハリマン様のお姿にときめいたのは私だけの秘密。まさか彼がその後妹の婚約者になるなんて思いもしなかった。
その時から私はお化粧の研究をするようになった。お母様譲りの綺麗な金髪と晴れた日の空のように青い瞳、肌も白いし鼻はちょっと小さめだけどそれも愛嬌があると言われて、元は悪くなかった。背も低くて男性からは守ってあげたいなんてよく言われたから、周りにそう思われたらハリマン様はまた助けてくれるかもしれない。最初はそんな理由だった。
いかに可愛く見せるか試行錯誤を繰り返して出来たのが今の私。つり目っぽい目をたれ目でより大きく見えるようにし、メリハリが控えめの体型を隠すためにドレスにフリルやレースをたくさん使って、仕草もより愛らしく健気に見えるように工夫した。そうすると周りはびっくりするくらい私を可愛いと褒めてくれるようになった。
いつの間にか私が可愛い令嬢の代名詞のようになっていて、周囲も私を次期ゾルガー侯爵夫人として持て囃してくれるようになった。私がお願いすれば周りは何でも叶えてくれようとしたし、笑顔でお礼を言えば私の役に立てて嬉しいと言ってくれる。それはとても気持ちがよくて私は選ばれた人間なんだって思ったわ。両親も私の望みを何でも叶えてくれて、とっても幸せだった。
その一方でフレディ様との関係はあまりよくなかった。元より喋らないし何を考えているかわからない人だったけれど、いつからかフレディ様はある令嬢を気に入っているとの噂が流れたわ。お友達の話では相手は子爵家の跡取り娘で既に婚約者がいて、フレディ様のことは何とも思っていないとか。だったら大丈夫ねと安心していた。あっちは跡取り娘だから嫁げないし、そんなことあの怖い侯爵様が許すはずもないもの。
そんな状況で卒業した私だったけれど、一年間は侯爵夫人としての勉強をしながらフレディ様の卒業を待った。それからだったわ、ハリマン様と頻繁にお会いするようになったのは。
ハリマン様もまた妹の卒業待ちで、時々妹に会いにやって来た。最初は妹に会った前後に少し話をするくらいだったけれど、そのうちハリマン様は約束の時間よりも早めに来るようになったわ。そして私との時間を作って下さったの。はじめは妹と打ち解けられないというハリマン様の悩みを聞いてアドバイスするくらいだったけれど、その眼には私の周りにいる令息たちと似た熱を帯びるようになり、段々距離が近づいていったわ。私もハリマン様に憧れていたから嬉しかった。
でも、私はその時点ではそれ以上の関係を望んではいなかった。ゾルガー侯爵夫人の立場はハリマン様よりもずっと魅力的だったの。このままいけば私に命令できるのは王族くらいになるわ。ハリマン様は陛下の甥だけど公爵令息、しかもご自身が爵位を継ぐ時には侯爵に降爵するのは決定で、私の子の代からは伯爵位になる。将来を考えるとこのままフレディ様に嫁いだ方がずっと有利だから、ハリマン様とはこのままいいお友達でいられれば十分だった。
それから少し経った頃だったわ、妹にハリマン様との逢瀬を暴かれたのは。さすがにその時は動揺してハリマン様のせいにしちゃったけれど、驚いて心無いことを言ってしまったと泣いて謝ったらわかってくれた。しかもハリマン様はやり方が卑怯だと妹に怒ってくれたの。彼はすっかり私の虜になっていたわ。婚約者の妹よりも私を選んでくれることも心を満たした。こんなにも心が満たされたのは初めてだったわ。
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