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第三章 発展〜街から小さな国へ〜
3-11 季節もの 謹賀新年
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迎春・謹賀新年(2021年・令和3年)
おめでとうございます^ ^
年女の作者より読者の皆様へ
新年のお祝いを申し上げます^ ^
昨年に引き続き今年もよろしくお願いします♪
読者の皆様へ、ささやかなお年玉?
季節もの小ネタをプレゼントです^ ^
良かったら、読んで頂けたら幸いです♪
☆こちらの話は特別編です^ ^
まだ王子達が来る前のお話となります。
ちなみに、都合上によりモッケしゃんはお留守です(T_T)
この話では、特別編成となります。
セリフの前にキャラ名が表示されてます。
リン→リン: ドラしゃん→ドラ:
となってます^ ^
では、お楽しみ下さい^ ^
~異世界での初めての正月~
12月下旬のお話です^ ^
皆んなでのんびり過ごしていたら、ふとお母さんがある事を話出したのだ。
ユイ:
ねぇ~皆さん。正月ってご存知ですか?
ルミ:
あぁ~。ムキファーや王が昔そんな事を
話してたね( ゚д゚)
ロド:
正月?なんだそれ?ʕ•ᴥ•ʔ
ラミ:
なんか昔、誰かそんな話してましたよね?(^。^)
ドム:
あー。聞いたことあるぞ!
確か、朝から酒が飲めるやっだ!
ロド:
何言ってんだよ!
お前は、いつも朝から飲んでるだろうが!
ドム:
そうだけどよ。
正月っての時は、特別な美味い酒が飲めるんだよ!
ドラ:
そんな話聞いた事ないですよ。
ユウ:
あれ?この世界では、正月ないんですか?
ドラ:
この世界は、皆様が生活していた世界と違って、"四季"と言うのもがそもそもありませんね。
それに、祝い事と言ったら、生誕の日と終戦の日、建国日、あとは婚礼の日ぐらいですね。
ユイ:
それだけですか?!少ないですね!
ルミ:
なんだい?もっとあるのかい?
リン:
あるゅよ!
アキ:
あります!クリスマス、お正月、節分、バレンタイン。
あとは、ホワイトデー、母の日、父の日、体育の日、海の日、ゴールデンウィークに夏休み、春休み、冬休み。
ロド:
なんかの呪文か?
ドム:
そんなに祝い事や休みばかりで大丈夫か?
ユウ:
まだまだ、ありますよ。
文化の日、勤労感謝の日、救急の日、天皇誕生日、お盆に、建国記念日、緑の日等他にもあります。
カレンダーに、良く記載されてました。
ロド:
なんだ?"カレンダー"ってのは?
ドラ:
こちらの世界の"日読み表"ですね。
ドム:
あー、あれか。
ひと月ごと日にちが書かれて、確か12ヶ月分あるやつだな。
ユイ:
私達の世界では、カレンダーって呼ぶんです。
祝日は赤色で印してあるんですよ。
ムキ:
そんでもって、正月ってのが1年で1番大事な日だ。
ロド:
おっ!お前居たのか?
ムキ:
あー。今起きてきた。
飯食いに来たら、懐かしい話をしてたからな。
ドム:
なんで正月ってのが大事なんだ?
ラミ:
何か意味があるのですか?
リン:
あたりゃしい、としをむかえるおいわいなの。
アキ:
無事に一年過ごす事ができた上に、新しい年を迎える事ができたので、御祝いをするんです。
リン:
モチモチやおしるや、ごちそうがたべれりゅの。
あと、おとしだまもりゃえりゅの。
ドム:
モチモチ?なんだそりゃ?
御馳走は嬉しいけどよ、玉なんか落としてどうするんだ?
ムキ:
馬鹿ぁーが。
餅と雑煮と、子供なんかはお汁粉を食べるんだよ。
あと、御年玉と言ってよ子供は、親や祖父母、親戚の叔父や叔母さんなんかの、年配者からお小遣いを貰うんだよ。
1年で1番沢山貰えるんだ。
アキ:
沢山貯めて、欲しいものを買うんです^ ^
ムキ:
正確に言うとよ。12月31日が大晦日って言ってよ。1年の最後の日だ。
住んでいる家を家族総出で、掃除をして、1年の汚れを落とすんだよ。
そんでもって、掃除をして汚れた身体を早めに、家族揃って風呂に入って1年の垢落としをする。
年が明ける前に1年の出来事を家族で振り返りながら、蕎麦を食べて年を越すんだ。
来年も良い年になる様にな。
ユイ:
そして、1月1日が"新年"で御正月なんです。
無事に新しい年を迎える事が出来たことを家族みんなで祝うんです。
その日は主婦もお休みなんです。
ユウ:
年を越す前にお節料理と言って縁起の良い、しかも日持ちのする料理の詰合せを用意します。
それを正月元旦を含めた三が日で食べ尽くすんです^ ^
アキ:
新年には新米の餅米を使って餅つきをするんです!
それも皆んなで食べるんです^ ^
リン:
たこしゃんあげたり、ハネつゅきしゅるの^ ^
ルミ:
ヘェ~凄いじゃないかい。
ラミ:
なんか楽しそうですね^ ^
ロド:
よし!俺たちもしようぜ!その、正月ってのよ!
ドム:
いいなぁー!賛成だぜ!
その日から、私達家族を中心にして、ムキじぃーちゃんの協力も得て、皆んなでこの世界で初めての正月をする事にしたのだった。
その為、ドラしゃんにも協力してもらって、必要な食材や飾り物など、正月に必要な物を揃えて貰った。
勿論、神様という特別協力者も加えてだった。
12月31日。その日は皆で手分けしての作業となった。
お母さんとルミばぁーちゃんは、お節料理と年越し蕎麦と餅つきの準備。
ラミィお兄ちゃんとお父さん、ドムじぃーちゃんとムキじぃーちゃんで正月飾りの準備。
私とお兄ちゃん、ロドじぃーちゃんとドラしゃんで、家の大掃除となった。
しかしここは、異世界。
魔法が使えるので、いつもの年越しとは少し違ったのだった。
神様とドラしゃんの協力のお陰で必要な食材は揃っていた。
しかも、下処理は全て終わっておりあとは最終仕上げだけとなっていた。
正月飾りも私達の世界のとドムじぃーちゃんのオリジナルの飾りも加わり賑やかなものに。
大掃除も魔法で素早くおわった。
全ての事が順調に片付き日も暮れて来たので皆んなでお風呂へ。
順番に身体を洗い湯船に浸かりゆっくりと。
ある程度温もったらお風呂から出てリビングへ。
勿論服は新しいものを着用。
そして、23時50分。皆んなで揃って年越し蕎麦を。
この日は、夜更かし可能なので眠たい目を擦りながらも美味しいお蕎麦を堪能した。
時間は0時を迎え、日付も1月1日へ。
みんな揃って新年の挨拶を!
全員:
新年あけましておめでとうございます。
ごじゃいまちゅう^ ^
今年もよろしくお願いします。
おねがいちまちゅう^ ^
新年の挨拶を終えると、私とお兄ちゃんは夢の世界へ。
私とお兄ちゃんを連れて、ドラしゃんは2階の子供部屋へ。
ドラしゃんは、私達をベッドへ寝かせる前に新しいパジャマにお着替えを。
勿論パジャマは、新しい干支の牛さんだ。
私達とは別に、大人達は酒盛りだ。
1階では、どんちゃん騒ぎだった。
ドラ:
これはこれは、今年も賑やかな一年になりそうですね。
お嬢様。坊っちゃま。良い夢を。
今年も元気に健やかに、お過ごし下さいね。
私とお兄ちゃんは、遠くから優しいドラしゃんの言葉を聴きながら夢の世界へ。
夢の中では、富士山の上をドラゴン姿のドラしゃんに乗って飛ぶ夢を見ていた。
今年も良い年になりそうだ。
私達が寝静まったあとは、ドラしゃんは大きな子供達のお相手をする事になったのだった。
普段あまりお酒を飲まない、お母さんやルミばぁーちゃんも珍しく飲んで、酔い潰れていた。
ドムじぃーちゃんとロドじぃーちゃんは、絡み酒。
ドム:
お前!俺の尺で酒が飲めねぇ~のか?
ロド:
そうだぞぉ~!いけぇードム!
ラミィお兄ちゃんとお父さんは、泣き酒。
ラミ:
どうぜぇ~、私はあまり役に立ぢまぜんよぉ~だぁー!
ユウ:
わがる!わがるよ、ぞのぎもぢぃ!
私なんが、途中がら存在がぎえまずがらねぇー。
お母さんとルミばぁーちゃんは、笑い酒。
ルミ:
キャーハァー!いいねぇ~!www
ユイ:
ハァハハハー!ダメ、これ以上は、お腹かぁーwww
ムキじぃーちゃんだけ、チビチビと日本酒を飲んでいたのだった。
ドラ:
こちらは最悪ですね。
ムキ:
おっ?チビ達は寝たか?
ドラ:
ええ。勿論です。早かったですよ。
しかさ、こちらはなんですか?
ムキ:
新年の祝いだぁー!っていってアキラが、色んな酒を取り出してよ。
しかも、色んな酒を混ぜて飲み出したもんだからこのざまだ。
ドラ:
これは、正月の姿としてどうかと思いますね。
ムキ:
違いないなぁー。まぁ~初めてする事だから、今回は大目に見てやれよ。
ドラ:
今回だけですからね。
毎回こんなんでは、先が思いやられますよ。
ムキ:
良いじゃねぇ~かぁー。正月の過ごし方に正解はねぇ~よ。
家族が揃って、皆んなで祝えたらそれで充分だよ。
ドラ:
そんなものですかね。
ムキ:
そんなもんだよ。
ワシとしては、死ぬまでにもう一度正月が祝えて良かったよ。
ドラ:
...わかりました。今回は大目にみます。
しかし、こんな状況お嬢様達には見せられませんので、どうにかしなくてはいけませんね。
ムキ:
はっ。それは違いない。
まぁ~まず、二日酔いにはなるぞ^ ^
ドラ:
困った方々ですよ。
新年早々これでは、今年も1年大変そうですよ。
ムキ:
良いじゃねぇ~か。退屈はしないぞ。
ドラ:
それもそうですね。
ムキ:
お前も飲めよ。
アイツらが起きてくるまでには、時間はある。
少しぐらい、付き合えよ。
ドラ:
少しだけですよ。
こうして、我が家の新年は幕を開けたのだった。
勿論皆さんの予想通りかと思います。
ドラしゃんとムキじぃーちゃん以外の大人達は、正月の間二日酔いに苦しんで過ごしたのだった。
私とお兄ちゃんは、ドラしゃんとムキじぃーちゃんと一緒に、二日酔いの大人達を放置して羽子板、福笑いなど正月遊びを満喫した。
勿論御年玉も貰いました^ ^
今年も良い1年になりそうです(//∇//)
皆さんはどうですか?
良い年になりますよう、お祈り申し上げます^ ^
追伸☆
今年から、イベントものを書いていきます^ ^
楽しみにしていて下さいね^ ^
おめでとうございます^ ^
年女の作者より読者の皆様へ
新年のお祝いを申し上げます^ ^
昨年に引き続き今年もよろしくお願いします♪
読者の皆様へ、ささやかなお年玉?
季節もの小ネタをプレゼントです^ ^
良かったら、読んで頂けたら幸いです♪
☆こちらの話は特別編です^ ^
まだ王子達が来る前のお話となります。
ちなみに、都合上によりモッケしゃんはお留守です(T_T)
この話では、特別編成となります。
セリフの前にキャラ名が表示されてます。
リン→リン: ドラしゃん→ドラ:
となってます^ ^
では、お楽しみ下さい^ ^
~異世界での初めての正月~
12月下旬のお話です^ ^
皆んなでのんびり過ごしていたら、ふとお母さんがある事を話出したのだ。
ユイ:
ねぇ~皆さん。正月ってご存知ですか?
ルミ:
あぁ~。ムキファーや王が昔そんな事を
話してたね( ゚д゚)
ロド:
正月?なんだそれ?ʕ•ᴥ•ʔ
ラミ:
なんか昔、誰かそんな話してましたよね?(^。^)
ドム:
あー。聞いたことあるぞ!
確か、朝から酒が飲めるやっだ!
ロド:
何言ってんだよ!
お前は、いつも朝から飲んでるだろうが!
ドム:
そうだけどよ。
正月っての時は、特別な美味い酒が飲めるんだよ!
ドラ:
そんな話聞いた事ないですよ。
ユウ:
あれ?この世界では、正月ないんですか?
ドラ:
この世界は、皆様が生活していた世界と違って、"四季"と言うのもがそもそもありませんね。
それに、祝い事と言ったら、生誕の日と終戦の日、建国日、あとは婚礼の日ぐらいですね。
ユイ:
それだけですか?!少ないですね!
ルミ:
なんだい?もっとあるのかい?
リン:
あるゅよ!
アキ:
あります!クリスマス、お正月、節分、バレンタイン。
あとは、ホワイトデー、母の日、父の日、体育の日、海の日、ゴールデンウィークに夏休み、春休み、冬休み。
ロド:
なんかの呪文か?
ドム:
そんなに祝い事や休みばかりで大丈夫か?
ユウ:
まだまだ、ありますよ。
文化の日、勤労感謝の日、救急の日、天皇誕生日、お盆に、建国記念日、緑の日等他にもあります。
カレンダーに、良く記載されてました。
ロド:
なんだ?"カレンダー"ってのは?
ドラ:
こちらの世界の"日読み表"ですね。
ドム:
あー、あれか。
ひと月ごと日にちが書かれて、確か12ヶ月分あるやつだな。
ユイ:
私達の世界では、カレンダーって呼ぶんです。
祝日は赤色で印してあるんですよ。
ムキ:
そんでもって、正月ってのが1年で1番大事な日だ。
ロド:
おっ!お前居たのか?
ムキ:
あー。今起きてきた。
飯食いに来たら、懐かしい話をしてたからな。
ドム:
なんで正月ってのが大事なんだ?
ラミ:
何か意味があるのですか?
リン:
あたりゃしい、としをむかえるおいわいなの。
アキ:
無事に一年過ごす事ができた上に、新しい年を迎える事ができたので、御祝いをするんです。
リン:
モチモチやおしるや、ごちそうがたべれりゅの。
あと、おとしだまもりゃえりゅの。
ドム:
モチモチ?なんだそりゃ?
御馳走は嬉しいけどよ、玉なんか落としてどうするんだ?
ムキ:
馬鹿ぁーが。
餅と雑煮と、子供なんかはお汁粉を食べるんだよ。
あと、御年玉と言ってよ子供は、親や祖父母、親戚の叔父や叔母さんなんかの、年配者からお小遣いを貰うんだよ。
1年で1番沢山貰えるんだ。
アキ:
沢山貯めて、欲しいものを買うんです^ ^
ムキ:
正確に言うとよ。12月31日が大晦日って言ってよ。1年の最後の日だ。
住んでいる家を家族総出で、掃除をして、1年の汚れを落とすんだよ。
そんでもって、掃除をして汚れた身体を早めに、家族揃って風呂に入って1年の垢落としをする。
年が明ける前に1年の出来事を家族で振り返りながら、蕎麦を食べて年を越すんだ。
来年も良い年になる様にな。
ユイ:
そして、1月1日が"新年"で御正月なんです。
無事に新しい年を迎える事が出来たことを家族みんなで祝うんです。
その日は主婦もお休みなんです。
ユウ:
年を越す前にお節料理と言って縁起の良い、しかも日持ちのする料理の詰合せを用意します。
それを正月元旦を含めた三が日で食べ尽くすんです^ ^
アキ:
新年には新米の餅米を使って餅つきをするんです!
それも皆んなで食べるんです^ ^
リン:
たこしゃんあげたり、ハネつゅきしゅるの^ ^
ルミ:
ヘェ~凄いじゃないかい。
ラミ:
なんか楽しそうですね^ ^
ロド:
よし!俺たちもしようぜ!その、正月ってのよ!
ドム:
いいなぁー!賛成だぜ!
その日から、私達家族を中心にして、ムキじぃーちゃんの協力も得て、皆んなでこの世界で初めての正月をする事にしたのだった。
その為、ドラしゃんにも協力してもらって、必要な食材や飾り物など、正月に必要な物を揃えて貰った。
勿論、神様という特別協力者も加えてだった。
12月31日。その日は皆で手分けしての作業となった。
お母さんとルミばぁーちゃんは、お節料理と年越し蕎麦と餅つきの準備。
ラミィお兄ちゃんとお父さん、ドムじぃーちゃんとムキじぃーちゃんで正月飾りの準備。
私とお兄ちゃん、ロドじぃーちゃんとドラしゃんで、家の大掃除となった。
しかしここは、異世界。
魔法が使えるので、いつもの年越しとは少し違ったのだった。
神様とドラしゃんの協力のお陰で必要な食材は揃っていた。
しかも、下処理は全て終わっておりあとは最終仕上げだけとなっていた。
正月飾りも私達の世界のとドムじぃーちゃんのオリジナルの飾りも加わり賑やかなものに。
大掃除も魔法で素早くおわった。
全ての事が順調に片付き日も暮れて来たので皆んなでお風呂へ。
順番に身体を洗い湯船に浸かりゆっくりと。
ある程度温もったらお風呂から出てリビングへ。
勿論服は新しいものを着用。
そして、23時50分。皆んなで揃って年越し蕎麦を。
この日は、夜更かし可能なので眠たい目を擦りながらも美味しいお蕎麦を堪能した。
時間は0時を迎え、日付も1月1日へ。
みんな揃って新年の挨拶を!
全員:
新年あけましておめでとうございます。
ごじゃいまちゅう^ ^
今年もよろしくお願いします。
おねがいちまちゅう^ ^
新年の挨拶を終えると、私とお兄ちゃんは夢の世界へ。
私とお兄ちゃんを連れて、ドラしゃんは2階の子供部屋へ。
ドラしゃんは、私達をベッドへ寝かせる前に新しいパジャマにお着替えを。
勿論パジャマは、新しい干支の牛さんだ。
私達とは別に、大人達は酒盛りだ。
1階では、どんちゃん騒ぎだった。
ドラ:
これはこれは、今年も賑やかな一年になりそうですね。
お嬢様。坊っちゃま。良い夢を。
今年も元気に健やかに、お過ごし下さいね。
私とお兄ちゃんは、遠くから優しいドラしゃんの言葉を聴きながら夢の世界へ。
夢の中では、富士山の上をドラゴン姿のドラしゃんに乗って飛ぶ夢を見ていた。
今年も良い年になりそうだ。
私達が寝静まったあとは、ドラしゃんは大きな子供達のお相手をする事になったのだった。
普段あまりお酒を飲まない、お母さんやルミばぁーちゃんも珍しく飲んで、酔い潰れていた。
ドムじぃーちゃんとロドじぃーちゃんは、絡み酒。
ドム:
お前!俺の尺で酒が飲めねぇ~のか?
ロド:
そうだぞぉ~!いけぇードム!
ラミィお兄ちゃんとお父さんは、泣き酒。
ラミ:
どうぜぇ~、私はあまり役に立ぢまぜんよぉ~だぁー!
ユウ:
わがる!わがるよ、ぞのぎもぢぃ!
私なんが、途中がら存在がぎえまずがらねぇー。
お母さんとルミばぁーちゃんは、笑い酒。
ルミ:
キャーハァー!いいねぇ~!www
ユイ:
ハァハハハー!ダメ、これ以上は、お腹かぁーwww
ムキじぃーちゃんだけ、チビチビと日本酒を飲んでいたのだった。
ドラ:
こちらは最悪ですね。
ムキ:
おっ?チビ達は寝たか?
ドラ:
ええ。勿論です。早かったですよ。
しかさ、こちらはなんですか?
ムキ:
新年の祝いだぁー!っていってアキラが、色んな酒を取り出してよ。
しかも、色んな酒を混ぜて飲み出したもんだからこのざまだ。
ドラ:
これは、正月の姿としてどうかと思いますね。
ムキ:
違いないなぁー。まぁ~初めてする事だから、今回は大目に見てやれよ。
ドラ:
今回だけですからね。
毎回こんなんでは、先が思いやられますよ。
ムキ:
良いじゃねぇ~かぁー。正月の過ごし方に正解はねぇ~よ。
家族が揃って、皆んなで祝えたらそれで充分だよ。
ドラ:
そんなものですかね。
ムキ:
そんなもんだよ。
ワシとしては、死ぬまでにもう一度正月が祝えて良かったよ。
ドラ:
...わかりました。今回は大目にみます。
しかし、こんな状況お嬢様達には見せられませんので、どうにかしなくてはいけませんね。
ムキ:
はっ。それは違いない。
まぁ~まず、二日酔いにはなるぞ^ ^
ドラ:
困った方々ですよ。
新年早々これでは、今年も1年大変そうですよ。
ムキ:
良いじゃねぇ~か。退屈はしないぞ。
ドラ:
それもそうですね。
ムキ:
お前も飲めよ。
アイツらが起きてくるまでには、時間はある。
少しぐらい、付き合えよ。
ドラ:
少しだけですよ。
こうして、我が家の新年は幕を開けたのだった。
勿論皆さんの予想通りかと思います。
ドラしゃんとムキじぃーちゃん以外の大人達は、正月の間二日酔いに苦しんで過ごしたのだった。
私とお兄ちゃんは、ドラしゃんとムキじぃーちゃんと一緒に、二日酔いの大人達を放置して羽子板、福笑いなど正月遊びを満喫した。
勿論御年玉も貰いました^ ^
今年も良い1年になりそうです(//∇//)
皆さんはどうですか?
良い年になりますよう、お祈り申し上げます^ ^
追伸☆
今年から、イベントものを書いていきます^ ^
楽しみにしていて下さいね^ ^
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