【完結】アダルトビデオの様な真実の愛

ガネーシャ

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アダルトビデオの様な真実の愛

7.予期せぬ展開と気づき

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「うーん、いい天気」

朝は意外と早めに目が覚める。

「8時か、今日は特に何もないからゆっくりするかな?」

とは言うものの、用事がなければベッドでゴロゴロする時間は長い。

ピンポン

「えっ?何?」

覗き穴から見てみると昨日の彼女だった。

「はい、どうしたんですか?朝早くに」

「どうしても昨日の夜のことが」

「ま、まあ入ってください」

昨日のことは全て彼氏に話したらしい。
彼氏は寝取られ好きでM嗜好。
彼女もMなので露出や寝取られの嗜好は合うが彼氏とでは満足できないと言うことだった。

「彼と話したんですが、私のご主人様になっていただけませんか?」

「えっ?」

「彼氏もそう望んでいます、お願いします」

何故だか興奮した。
田舎でもSM小説やDVDは見たことがある。
ただ、リアルでこんなことを言われた経験も体験もない。

奴隷、緊縛、鞭、首輪。
そんなイメージだ。

「奴隷みたいに?」

「はい、奴隷でも家畜でも構いません」

「家畜?」

「はい、そうです」

彼女はそう言うと自分に首輪をつけ全裸になった。

「何でもします。命令であればこのままどこでも参ります。あなたの好きにお使いください」

その目を見ていると断わることができなかった。
また断わる理由もなかった。

「飼うのはあなたの部屋でいいかな?」

「はい、もちろんです。ありがとうございます」

そう言うと僕の固くなった股間に顔を埋めてきた。

「ご奉仕させてください」

「ああ」

僕はされるがまま彼女に身を任せた。
そして、意外に冷静な自分に驚いた。

「色々試してみたい」自分の妄想がリアルになると思うとムラムラが止まらない。

「何て呼べばいい?」

「はるかと呼んでください、ご主人様」

「どこでも?」

「はい、ご主人さまが大丈夫であれば、彼も支配してください」

何だろうか?このムラムラは?
分からないが自分の性癖をこじ開けられた気がした。

僕の上で腰を振る彼女は、何度も逝き続けている。
乳房を強くつねるだけ、尻を叩くだけ、舌を軽く噛むだけでも逝く。
僕は戸惑いながらも徐々に支配する喜びを感じていた。

「あっ、逝く」

彼女はより強く腰を振り僕のものを子宮で受け止めた。

「嬉しいです、ありがとうございます」

そう言うと、僕のものを綺麗に舐めた。

僕は彼女に服を着る様に促した。
そしてあらためて彼女を見た。

彼女は純粋な綺麗な目をしている。
真っ直ぐに僕を見つめ、恥ずかしそうに微笑む。

「はるかを奴隷にはしたいけど、自分は恋愛もしたいし、自分の時間も大事だしね」

「もちろんです。全て自由にしてください。ただ私達は全てあなたのものです」

「でもなぜ僕なんです?」

話を聞くと、2人が気になる人を探してたらしい。
もし見つかったとしても話す機会がなかったり、話せなかったりして半ば諦めてはいたのだそうだ。
うちの店で露出を繰り返したのも
同じ嗜好で、自分達が気にいる人が現れないかを探すためだった。
僕の場合は住むマンションまで同じだったから、意を決して声をかけたのだそうだ。

「でも最初来た日からは私がご主人様のものになりたいと心から思うようになりました。どうかあなただけの奴隷にしてください」

「彼氏は?」

「彼もあなたの奴隷です。なんでもしますし、彼の前でも私を自由に扱ってください」

「そうですか、わかりました。じゃあ今日から2人は僕の奴隷です」

「ありがとうございます」

本当に嬉しそうな笑顔だった。
可愛い。
素直にそう感じた。









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