38 / 70
ダンジョンマスターと魔王
第38話 再会 そして……
しおりを挟む
領主の屋敷を出てしばらくして、町外れの水はけが悪いのかジメりとした場所に設置された牢屋にたどり着いた。
「閣下。そちらのお方は?」
「レナの関係者だ。彼女を出してやってくれ」
「ええ? 良いんですか?」
「構わん。出さなきゃこっちがどうなるか……」
領主からそう告げられた看守は命令だから、とレナを開放した。
「お父さん! 先生!」
「レナ! 大丈夫か!?」
「レナ! 無事か!?」
彼女の父親と先生は同時に似たようなセリフを発する。ようやく再開できたことに2人の声は弾んでいた。
「「ガァッ!」」
「ドラちゃんにゴンちゃんも!」
2匹のドラゴンも心なしか緩んだ顔になっている、気がした。
「レナ、怖かっただろう。もう大丈夫だ」
「お父さん、ありがとう」
「あのー……私はこれで許されるのでしょうか?」
ラズー子爵が再開の喜びに対して水を差すようにそう言う。
それを聞いたソルとディラスは彼に近寄り、まずはディラスが領主様の顔面に渾身の力を込めた拳の一撃を食らわせた。歯が2本抜けた。
次いでソルが相手の髪を左手でつかみ、顔面に追撃となる右のパンチを食らわせる。相手の歯が追加で1本抜けた。
「『俺達は』これでチャラって事にしてやるよ。あくまで『俺達は』の話だがな」
ソルは歯が抜けるほどのパンチを顔面に2発食らってうずくまる相手に2度「俺達は」と言う。その意味はディラスの話ですぐに分かった。
「ラズー子爵殿、この事件は国王陛下にしっかりと報告しておくよ。
詳細な裁きは国王陛下次第だが、少なく見てもお家取り潰しは確実だと思うな。それでも自分のやった事だから責任をしっかりと取って欲しいな」
「ま、待って下さいディラス殿! 国王陛下にこのことが知られたらどんな目に遭うか! それだけは勘弁していただきませんか!?」
ラズーはディラスにすがりつくが、彼はその手をパン、と音を立てて払う。
「ではなぜ我々を襲ったんだ? 謁見した時に素直にレナを返せば報告しなくても良かったんだが、あれだけの事をされたら報告せざるを得ないな。
自分のやったことに対してきちんとケジメをつけるのが大人ってものだ。責任を取ってもらおうか?」
「う……うう……」
ラズーは反論する事が出来なかった。
ソル一行はドラにディラスとレナを、ゴンにソルを乗せて王都を目指して飛んでいた。
「ドラちゃん、私とお父さんを乗せてるから重くない?」
「ガァルガガ!」
「大丈夫なのね? 無理しなくてもいいんだよ。途中で休みながら飛べばいいし」
「ガウ!」
「レ、レナ。お前言葉が分かるのか?」
「なんとなくだけどね」
話が通じそうもないドラゴン相手でもなんとなく分かるらしい……すっかりダンジョンマスター側の人間だ。
「すっかりとダンジョンマスターに染まってるな」
「悪かったよ。俺だってレナを引き込みたくなかったんだけど結局受け入れざるを得なかったんだ。
レナみたいな見合いの相手には困らない美少女を、個人的な血生臭い復讐旅に付き合わせたくなかったんだよ」
「……私、それでも平気ですけど」
「そんな事言うなよ。お父さんがショック受けるだろ」
あまり気乗りしない会話をしながら、一行は帰路に着いた。
レナが誘拐され、直後奪還された日から3日後。ラズー子爵は国王に呼ばれ王城の謁見の間へと通された。
城の主は一国の王らしい威厳のある表情、姿に立ち振る舞いをしていたが、その顔は実に険しい……もちろん「例の事件」を知っての事だ。
「ラズー、回りくどい前置きは無しだ。お前、よりによってディラス殿を襲ったそうだな?
しかも事の発端はお前が彼の娘をさらったから、だと聞いている。そんな事が許されると思っているのか? そもそも我が王国直轄地の領民をさらうのが許されると思っているのか?」
「も、申し訳ありません! まさかあの勇者ディラス様が王都に住んでいるとは『露知らず』で!
本当に本人だとは分からずじまいでして、つい流行りの偽勇者なのではと思ってしまったんですよ!」
「強きに媚びて弱気をくじく」
領主らしくない、むしろ下っ端チンピラの子悪党と言った方がふさわしい態度で、やらかした蛮行に対してはひたすらヘコヘコと頭を下げるばかりだ。
もちろん事態は謝った程度では済まない所まで行ってるのだが。
「なるほど。本物の勇者だとは知らなかった、と言うか。分かった、お前の言う事は信じよう」
「!! それじゃあ!」
もしかしたら許されるかもしれない。ラズーの顔から雲が取れ、晴れやかな日差しが差し込もうとしていた。が……
「つまりお前は、それほどまでに人を見る目が無いと自白したことになるな。我が王国の領主がそれでは困る。お前の領地は没収して、他の者に与えることにしよう」
「!!」
現実は非情である。国王から領地没収を言い渡された。
「今回の事件はさすがの私でもお前をかばうことはできない。本日をもってお前の家は断絶だ。さらに国中にお前への手配書を出し、国外追放処分を行う」
「!! ま、ままま待って下さい! もう一度チャンスを! どうかお慈悲を!」
「くどい。お前のやったことは領主の模範の限度を大きく超えている物だ。お前の顔など2度と見たくない。よその国に行ってくれ」
「そんな事言わないで下さい! 改心して……」
「もういい! このバカをつまみ出せ!!」
国王は口先だけのラズーに対し、城外へつまみ出すよう衛兵に命じた。
王城を追い出され、絶望のどん底にいたラズーに衛兵が告げた。
「ラズー、国王陛下からお前への最後の伝言だ。3日だけ待ってやる。その間に国外退去の準備をしてくれ。との事だ」
「本当に国外追放するんですか……? お慈悲は無いのですか……?」
「無いだろうな、この件で国王陛下は心底ご立腹のようだ。お前を領土持ちにしたのは間違いだった、とハッキリおっしゃっていたよ。
よその国じゃ王家直轄地の民にちょっかいを出した時点で問答無用で処刑されてもおかしくない大罪なんだぞ?
お家取り潰しの上で国外追放、っていう『命だけは取らない』国王陛下のご恩情に感謝しろよ」
「……」
ラズーは一歩一歩、とぼとぼとした頼りない歩みで王城を後にした。
これからどうしよう……。
目の前には、空っぽな風景が映っていた。
「閣下。そちらのお方は?」
「レナの関係者だ。彼女を出してやってくれ」
「ええ? 良いんですか?」
「構わん。出さなきゃこっちがどうなるか……」
領主からそう告げられた看守は命令だから、とレナを開放した。
「お父さん! 先生!」
「レナ! 大丈夫か!?」
「レナ! 無事か!?」
彼女の父親と先生は同時に似たようなセリフを発する。ようやく再開できたことに2人の声は弾んでいた。
「「ガァッ!」」
「ドラちゃんにゴンちゃんも!」
2匹のドラゴンも心なしか緩んだ顔になっている、気がした。
「レナ、怖かっただろう。もう大丈夫だ」
「お父さん、ありがとう」
「あのー……私はこれで許されるのでしょうか?」
ラズー子爵が再開の喜びに対して水を差すようにそう言う。
それを聞いたソルとディラスは彼に近寄り、まずはディラスが領主様の顔面に渾身の力を込めた拳の一撃を食らわせた。歯が2本抜けた。
次いでソルが相手の髪を左手でつかみ、顔面に追撃となる右のパンチを食らわせる。相手の歯が追加で1本抜けた。
「『俺達は』これでチャラって事にしてやるよ。あくまで『俺達は』の話だがな」
ソルは歯が抜けるほどのパンチを顔面に2発食らってうずくまる相手に2度「俺達は」と言う。その意味はディラスの話ですぐに分かった。
「ラズー子爵殿、この事件は国王陛下にしっかりと報告しておくよ。
詳細な裁きは国王陛下次第だが、少なく見てもお家取り潰しは確実だと思うな。それでも自分のやった事だから責任をしっかりと取って欲しいな」
「ま、待って下さいディラス殿! 国王陛下にこのことが知られたらどんな目に遭うか! それだけは勘弁していただきませんか!?」
ラズーはディラスにすがりつくが、彼はその手をパン、と音を立てて払う。
「ではなぜ我々を襲ったんだ? 謁見した時に素直にレナを返せば報告しなくても良かったんだが、あれだけの事をされたら報告せざるを得ないな。
自分のやったことに対してきちんとケジメをつけるのが大人ってものだ。責任を取ってもらおうか?」
「う……うう……」
ラズーは反論する事が出来なかった。
ソル一行はドラにディラスとレナを、ゴンにソルを乗せて王都を目指して飛んでいた。
「ドラちゃん、私とお父さんを乗せてるから重くない?」
「ガァルガガ!」
「大丈夫なのね? 無理しなくてもいいんだよ。途中で休みながら飛べばいいし」
「ガウ!」
「レ、レナ。お前言葉が分かるのか?」
「なんとなくだけどね」
話が通じそうもないドラゴン相手でもなんとなく分かるらしい……すっかりダンジョンマスター側の人間だ。
「すっかりとダンジョンマスターに染まってるな」
「悪かったよ。俺だってレナを引き込みたくなかったんだけど結局受け入れざるを得なかったんだ。
レナみたいな見合いの相手には困らない美少女を、個人的な血生臭い復讐旅に付き合わせたくなかったんだよ」
「……私、それでも平気ですけど」
「そんな事言うなよ。お父さんがショック受けるだろ」
あまり気乗りしない会話をしながら、一行は帰路に着いた。
レナが誘拐され、直後奪還された日から3日後。ラズー子爵は国王に呼ばれ王城の謁見の間へと通された。
城の主は一国の王らしい威厳のある表情、姿に立ち振る舞いをしていたが、その顔は実に険しい……もちろん「例の事件」を知っての事だ。
「ラズー、回りくどい前置きは無しだ。お前、よりによってディラス殿を襲ったそうだな?
しかも事の発端はお前が彼の娘をさらったから、だと聞いている。そんな事が許されると思っているのか? そもそも我が王国直轄地の領民をさらうのが許されると思っているのか?」
「も、申し訳ありません! まさかあの勇者ディラス様が王都に住んでいるとは『露知らず』で!
本当に本人だとは分からずじまいでして、つい流行りの偽勇者なのではと思ってしまったんですよ!」
「強きに媚びて弱気をくじく」
領主らしくない、むしろ下っ端チンピラの子悪党と言った方がふさわしい態度で、やらかした蛮行に対してはひたすらヘコヘコと頭を下げるばかりだ。
もちろん事態は謝った程度では済まない所まで行ってるのだが。
「なるほど。本物の勇者だとは知らなかった、と言うか。分かった、お前の言う事は信じよう」
「!! それじゃあ!」
もしかしたら許されるかもしれない。ラズーの顔から雲が取れ、晴れやかな日差しが差し込もうとしていた。が……
「つまりお前は、それほどまでに人を見る目が無いと自白したことになるな。我が王国の領主がそれでは困る。お前の領地は没収して、他の者に与えることにしよう」
「!!」
現実は非情である。国王から領地没収を言い渡された。
「今回の事件はさすがの私でもお前をかばうことはできない。本日をもってお前の家は断絶だ。さらに国中にお前への手配書を出し、国外追放処分を行う」
「!! ま、ままま待って下さい! もう一度チャンスを! どうかお慈悲を!」
「くどい。お前のやったことは領主の模範の限度を大きく超えている物だ。お前の顔など2度と見たくない。よその国に行ってくれ」
「そんな事言わないで下さい! 改心して……」
「もういい! このバカをつまみ出せ!!」
国王は口先だけのラズーに対し、城外へつまみ出すよう衛兵に命じた。
王城を追い出され、絶望のどん底にいたラズーに衛兵が告げた。
「ラズー、国王陛下からお前への最後の伝言だ。3日だけ待ってやる。その間に国外退去の準備をしてくれ。との事だ」
「本当に国外追放するんですか……? お慈悲は無いのですか……?」
「無いだろうな、この件で国王陛下は心底ご立腹のようだ。お前を領土持ちにしたのは間違いだった、とハッキリおっしゃっていたよ。
よその国じゃ王家直轄地の民にちょっかいを出した時点で問答無用で処刑されてもおかしくない大罪なんだぞ?
お家取り潰しの上で国外追放、っていう『命だけは取らない』国王陛下のご恩情に感謝しろよ」
「……」
ラズーは一歩一歩、とぼとぼとした頼りない歩みで王城を後にした。
これからどうしよう……。
目の前には、空っぽな風景が映っていた。
0
あなたにおすすめの小説
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
盾の間違った使い方
KeyBow
ファンタジー
その日は快晴で、DIY日和だった。
まさかあんな形で日常が終わるだなんて、誰に想像できただろうか。
マンションの屋上から落ちてきた女子高生と、運が悪く――いや、悪すぎることに激突して、俺は死んだはずだった。
しかし、当たった次の瞬間。
気がつけば、今にも動き出しそうなドラゴンの骨の前にいた。
周囲は白骨死体だらけ。
慌てて武器になりそうなものを探すが、剣はすべて折れ曲がり、鎧は胸に大穴が空いたりひしゃげたりしている。
仏様から脱がすのは、物理的にも気持ち的にも無理だった。
ここは――
多分、ボス部屋。
しかもこの部屋には入り口しかなく、本来ドラゴンを倒すために進んできた道を、逆進行するしかなかった。
与えられた能力は、現代日本の商品を異世界に取り寄せる
【異世界ショッピング】。
一見チートだが、完成された日用品も、人が口にできる食べ物も飲料水もない。買えるのは素材と道具、作業関連品、農作業関連の品や種、苗等だ。
魔物を倒して魔石をポイントに換えなければ、
水一滴すら買えない。
ダンジョン最奥スタートの、ハード・・・どころか鬼モードだった。
そんな中、盾だけが違った。
傷はあっても、バンドの残った盾はいくつも使えた。
両手に円盾、背中に大盾、そして両肩に装着したL字型とスパイク付きのそれは、俺をリアルザクに仕立てた。
盾で殴り
盾で守り
腹が減れば・・・盾で焼く。
フライパン代わりにし、竈の一部にし、用途は盛大に間違っているが、生きるためには、それが正解だった。
ボス部屋手前のセーフエリアを拠点に、俺はひとりダンジョンを生き延びていく。
――そんなある日。
聞こえるはずのない女性の悲鳴が、ボス部屋から響いた。
盾のまちがった使い方から始まる異世界サバイバル、ここに開幕。
【AIの使用について】
本作は執筆補助ツールとして生成AIを使用しています。
主な用途は「誤字脱字のチェック」「表現の推敲」「壁打ち(アイデア出しの補助)」です。
ストーリー構成および本文の執筆は作者自身が行っております。
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる