Magu ~魔具~

まんでら

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出会い

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パンク「入ったのはいいけど暗いなー何か明かりみたいのないかな」

ロック「確かにこのまま進んでもどんどん暗くなっていきそうだな」

パンク「おい、あそこに何かあるぞ!」

少し先に何か石板のような物がある

パンク「何だこれ?何か書いてあるけど汚すぎて読めないな」

ロック「汚いんじゃなくてこれ、古代文字だろ」

パンク「え、ロックこれ読めんの!?」

ロック「ほんの少しだけどな。俺の親父が古代文字の研究してるからな。教えてもらった事がある。」

パンク「なんて?なんて書いてあるんだ!!」

ロック「しっかりとは分かんねーけど何かの証をこの石板に……分かんねー!でも、この石板に何かすればいいみたいだぞ!」

パンク「何かってなんだ?」

ロック「それが分かれば苦労しねーよ。パンクこのダンジョン見つけた時はどーやって見つけたんだ?」

パンク「入り口のドクロが地面にあってそれにつまずいて、俺の持ってるドクロとそのドクロがピカーってなって地面からダンジョンが出てきたんだけど。」

ロック「ドクロ同士がピカーっとねぇ、多分パンクのドクロが証っぽいな。それをこの石板にどーしたらいいかだな。」

パンク「ロック、お前天才だな!!
俺なんも思いつかねえや!」

ロック「ちょっとは考えろよ!まだ入って5分経ってないのに俺に頼りすぎだろ」

パンク「さすがは俺が認めた相棒!頼りにしてるぞ!そーいや、さっきから気になってたんだけどここの床にも落書きみたいの描いてあるぞ」

ロック「お前話聞いてねーだろ!ん?床に落書き…それ先に言えよ!!
そーか!石板ってこの部屋全体の事だったんだ!パンク!先に進めるぞ!
この壁か!パンクこのドクロの模様にお前のドクロ近づけてみろ!」

首から下げてるドクロを手に持って壁の模様に近づける

パンク「まかしとけ!!扉よ開け!!」

シーン

パンク「………なぁ、ロック何も反応しねーぞ?」

ロック「そんなはずないんだけどな。何かが足りないのか?」

パンク「もしかして」

手に持ったドクロを首にかけなおし壁に手を触れながら

パンク「扉よ開け」

ドクロと部屋中の古代文字が光り出した

ゴゴゴゴ

パンクの目の前の壁がなくなり先へと続く道が光とともに現れた

パンク「さすがロックだな!道ができた!一つ目の関門クリアだ!」

ロック「おう!お前もよく思いついたな!」

パンク「ダンジョンが出てきた時にドクロとドクロくっつけたんじゃなくて俺が触れたからかなって思ってさ!」

ロック「なるほどな!パンクも頭使う時あるんだな!」

パンク「まぁな!ん?今バカにしただろ!」

ロック「してないしてない」

笑いながらいつものように2人は進んでいった

この先に待ち受ける苦難を知らずに
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