110 / 151
第112話 "混ざり者"の憤怒
しおりを挟む
カーディスの首が地面に転がる。遺跡の石畳の上に、無惨な血の海が広がるはずだった。しかし、その流れるはずの血はほとんど見当たらなかった。
異様な静寂が戦場を支配する。
エリナは、剣を強く握りしめたまま、息をすることすら忘れていた。
カーディスは確かに死んだはずだ。
しかし——
カーディスの首のない身体が、ゆっくりと、あり得ない動きで立ち上がった。
まるで、見えない糸で操られているかのように。
「……何……?」
エリナは後ずさる。冷たい汗が背を伝う。
だが、隣に立つ男は、そんな異常な光景を目の当たりにしながらも、まるで些細なことのように、ただ腕を組んで見つめていた。
「よぉ、しばらく見ない間に随分と珍妙な姿になったな。」
その飄々とした口調に、エリナは思わず驚き、視線を向ける。
迅の顔には、焦りも、恐怖もなかった。
むしろ、どこか楽しそうな響きすら感じられる。
その時——
「相変わらずの様で、何よりです。勇者殿……」
声が響いた。
それは、カーディスの身体からだった。
正確には、右腕に埋め込まれていた“重力核《グラビティ・セル》”から。
エリナは咄嗟に剣を構える。しかし、迅は肩をすくめるだけだった。
「驚かせてしまったようですね。お二人のことも、──そちらで"狸寝入り"を決め込んでいる彼のことも。」
その言葉と同時に——
地面に転がっていたカーディスの首が、カッと目を見開いた。
「——ッ!」
エリナの身体がこわばる。
死んだはずのカーディスが、言葉を発した。
それも、喉が潰れ、完全に切断されたはずの首だけで——!
「貴様……黒の賢者……!」
カーディスの首が転がったまま、憎悪に満ちた目を光らせる。
エリナは、ぞっとして剣を握る手に力を込めた。
これが高位魔族の生命力か。すると、
「……首だけで喋ってる!キモッ!」
迅が素で嫌悪感を示しながら呟いた。
「え?」
エリナが思わず彼を見た。
──今、気にするとこ、そこ!?
しかし、迅は一瞬眉をひそめたものの、すぐに目を輝かせる。
「いや、待てよ?肺がないのにどうやって声帯を振動させてるんだ?風魔法か?」
興味津々な顔をして首を傾げる迅に、エリナはすかさず言った。
「今はその考察はしなくていいですわ!!」
「……貴様……さえ……いなければ……」
カーディスの怒りが、噴火する。
首だけになり、今にも命が尽きようとしているその目が、今にも爆発しそうな憎悪で満ちていた。
「魔王様から賜《たまわ》った”重力核《グラビティ・セル》“の力で……貴様を超えられたはずだったのに!!!」
震える怒声が、遺跡の壁にこだまする。
その言葉を聞いた途端、迅は思わず肩を震わせた。
「……はっ……」
そして、堪えきれず吹き出す。
「……お前、気づいてなかったのか?」
呆れたように言いながら、ゆっくりと親指をアークの方向へ向ける。
「その”重力核“を作ったの、多分アークだぞ。」
カーディスの目が見開かれた。
「な……に……?」
理解が追いつかない、といった表情だった。
迅はちらりとアーク(の声がする方)を見て、軽く問いかける。
「だろ?」
アークは余裕のある声で答える。
「ご明察。さすがは勇者殿。」
その言葉を聞いたカーディスの目が揺れ、顔の筋肉が震える。
絶望の色が滲む。
「……そんな……そんな馬鹿な……」
自分の誇り、
自分の力、
自分が掴み取ったはずの力が、すべて「黒の賢者」の手の内だったと知る。
それは、あまりに残酷な事実だった。
「ふざけるな……!ふざけるなぁああ!!」
怒りと、絶望の果てに、カーディスが絶叫する。
それを見た迅は、静かにその様子を見つめていた。
カーディスの瞳には、狂気じみた憎悪が宿っていた。
「……貴様のような”混ざり者”などに……!!」
吐き捨てるようなその言葉が響いた瞬間——
周囲の空気が、変わった。
エリナは、はっと息を呑む。
それまで淡々と、どこか余裕すら感じさせていた”黒の賢者”アーク・ゲオルグの気配が、一変したのだ。
冷たい、深い闇が辺りに満ちるような感覚。
「……おいおい……」
迅が静かに呟く。
カーディスの転がった首を見下ろすように、無機質な声が響いた。
「——私を、そのように呼ぶことは、許さない。」
その言葉と同時に、カーディスの首無しの身体の右手がゆっくりと持ち上がった。
そして、“重力核“が鈍く光る。
次の瞬間——
首の無いカーディスの身体の右掌を突き破り、漆黒の魔力の刃が飛び出した。
「が……あ……?」
その刃は、寸分の狂いもなく、カーディスの首を貫いていた。
正確には、転がっていた”カーディスの首”そのものを。
首の中から、ズブズブと黒い棘のようなものが生え、肉を破り、脳を貫く。
「ッ、な……何……を……!」
声が、掠れた。
カーディスの目が、信じられないものを見たかのように見開かれる。
アークの声は、冷ややかだった。
「……私は”黒の賢者”です。“混ざり者”ではありません。」
言い終わると同時に、
黒い棘が、カーディスの頭部を内側から突き破った。
爆散——。
肉片と黒い魔力の飛沫が宙を舞う。
エリナは、口元を押さえた。
目の前で起きた出来事が、あまりにも異常すぎて、言葉が出なかった。
「……はぁ、やっちまったか。」
迅が呟く。
その表情は、驚きも、恐怖もない。
ただ、何かを確かめるように、アークの気配を探るような目だった。
エリナは、震える声で言う。
「……あの人……何をしたのですの……?」
迅は腕を組み、目を細める。
「“重力核“の構造を考えれば、あれは単なる魔導兵器じゃない。魔力の物質化を応用して、人体そのものを操る機構を持っていた……ってことだな。」
「操る……?」
エリナは思わず迅を見上げる。
「……あの”黒い棘”がそれだよ。カーディスの身体の骨格を、魔力で補強する形でアークが組み替えていたんだろう。……ってことは、最初からあいつ、“負ける前提”でカーディスの身体を乗っ取る準備”をしてたってことになる。」
「そんな……!」
エリナは青ざめる。
カーディスは最初からアークの掌の上だったのか——?
そして、今のアークの”怒り”は、まるで——
彼の中にある何か、とても根深いものを刺激されたかのようだった。
「……勇者殿。」
カーディスの頭部を処理し終えたアークの声が、再び静かに響いた。
先程の冷酷な雰囲気は消え、いつもの知的な口調へと戻っている。
「……彼の言葉について、何も聞かないのですか?」
エリナは、はっとして迅を見る。
確かに、あの言葉は何かを示唆していた。
“混ざり者”とは何を指すのか。
なぜアークはそれに激しく反応したのか。
普通なら、尋ねるはず。
しかし——
迅は、ただ軽く息を吐き、首をかしげるように肩をすくめた。
「……いや、聞かれたくねぇ事なのかな、と思って。」
アークの声が、一瞬、途切れる。
そして、数秒の沈黙の後——
「——フッ……ハハハハハハハ!!!」
突然、愉快そうに笑い出した。
それは今までのアークのどの笑いとも違う。
今までの作り物のような、計算された笑いとは違う。
心の底から可笑しいと感じた、そんな笑い声だった。
エリナは唖然としながら、それを見ていた。
「……やはり……勇者殿は興味深いですね。」
アークが楽しげに言う。
迅は、不敵な笑みを浮かべながら肩を竦めた。
「敵対する仲にも、最低限の礼儀って必要じゃねぇか?」
その言葉に、アークはまた小さく笑った。
「……なるほど。では、その”礼儀”に応える形で、少しだけお話ししましょうか。」
その言葉と共に、“重力核“が微かに光を放つ。
次に語られるのは——“黒の賢者”の真意か、それとも……?
異様な静寂が戦場を支配する。
エリナは、剣を強く握りしめたまま、息をすることすら忘れていた。
カーディスは確かに死んだはずだ。
しかし——
カーディスの首のない身体が、ゆっくりと、あり得ない動きで立ち上がった。
まるで、見えない糸で操られているかのように。
「……何……?」
エリナは後ずさる。冷たい汗が背を伝う。
だが、隣に立つ男は、そんな異常な光景を目の当たりにしながらも、まるで些細なことのように、ただ腕を組んで見つめていた。
「よぉ、しばらく見ない間に随分と珍妙な姿になったな。」
その飄々とした口調に、エリナは思わず驚き、視線を向ける。
迅の顔には、焦りも、恐怖もなかった。
むしろ、どこか楽しそうな響きすら感じられる。
その時——
「相変わらずの様で、何よりです。勇者殿……」
声が響いた。
それは、カーディスの身体からだった。
正確には、右腕に埋め込まれていた“重力核《グラビティ・セル》”から。
エリナは咄嗟に剣を構える。しかし、迅は肩をすくめるだけだった。
「驚かせてしまったようですね。お二人のことも、──そちらで"狸寝入り"を決め込んでいる彼のことも。」
その言葉と同時に——
地面に転がっていたカーディスの首が、カッと目を見開いた。
「——ッ!」
エリナの身体がこわばる。
死んだはずのカーディスが、言葉を発した。
それも、喉が潰れ、完全に切断されたはずの首だけで——!
「貴様……黒の賢者……!」
カーディスの首が転がったまま、憎悪に満ちた目を光らせる。
エリナは、ぞっとして剣を握る手に力を込めた。
これが高位魔族の生命力か。すると、
「……首だけで喋ってる!キモッ!」
迅が素で嫌悪感を示しながら呟いた。
「え?」
エリナが思わず彼を見た。
──今、気にするとこ、そこ!?
しかし、迅は一瞬眉をひそめたものの、すぐに目を輝かせる。
「いや、待てよ?肺がないのにどうやって声帯を振動させてるんだ?風魔法か?」
興味津々な顔をして首を傾げる迅に、エリナはすかさず言った。
「今はその考察はしなくていいですわ!!」
「……貴様……さえ……いなければ……」
カーディスの怒りが、噴火する。
首だけになり、今にも命が尽きようとしているその目が、今にも爆発しそうな憎悪で満ちていた。
「魔王様から賜《たまわ》った”重力核《グラビティ・セル》“の力で……貴様を超えられたはずだったのに!!!」
震える怒声が、遺跡の壁にこだまする。
その言葉を聞いた途端、迅は思わず肩を震わせた。
「……はっ……」
そして、堪えきれず吹き出す。
「……お前、気づいてなかったのか?」
呆れたように言いながら、ゆっくりと親指をアークの方向へ向ける。
「その”重力核“を作ったの、多分アークだぞ。」
カーディスの目が見開かれた。
「な……に……?」
理解が追いつかない、といった表情だった。
迅はちらりとアーク(の声がする方)を見て、軽く問いかける。
「だろ?」
アークは余裕のある声で答える。
「ご明察。さすがは勇者殿。」
その言葉を聞いたカーディスの目が揺れ、顔の筋肉が震える。
絶望の色が滲む。
「……そんな……そんな馬鹿な……」
自分の誇り、
自分の力、
自分が掴み取ったはずの力が、すべて「黒の賢者」の手の内だったと知る。
それは、あまりに残酷な事実だった。
「ふざけるな……!ふざけるなぁああ!!」
怒りと、絶望の果てに、カーディスが絶叫する。
それを見た迅は、静かにその様子を見つめていた。
カーディスの瞳には、狂気じみた憎悪が宿っていた。
「……貴様のような”混ざり者”などに……!!」
吐き捨てるようなその言葉が響いた瞬間——
周囲の空気が、変わった。
エリナは、はっと息を呑む。
それまで淡々と、どこか余裕すら感じさせていた”黒の賢者”アーク・ゲオルグの気配が、一変したのだ。
冷たい、深い闇が辺りに満ちるような感覚。
「……おいおい……」
迅が静かに呟く。
カーディスの転がった首を見下ろすように、無機質な声が響いた。
「——私を、そのように呼ぶことは、許さない。」
その言葉と同時に、カーディスの首無しの身体の右手がゆっくりと持ち上がった。
そして、“重力核“が鈍く光る。
次の瞬間——
首の無いカーディスの身体の右掌を突き破り、漆黒の魔力の刃が飛び出した。
「が……あ……?」
その刃は、寸分の狂いもなく、カーディスの首を貫いていた。
正確には、転がっていた”カーディスの首”そのものを。
首の中から、ズブズブと黒い棘のようなものが生え、肉を破り、脳を貫く。
「ッ、な……何……を……!」
声が、掠れた。
カーディスの目が、信じられないものを見たかのように見開かれる。
アークの声は、冷ややかだった。
「……私は”黒の賢者”です。“混ざり者”ではありません。」
言い終わると同時に、
黒い棘が、カーディスの頭部を内側から突き破った。
爆散——。
肉片と黒い魔力の飛沫が宙を舞う。
エリナは、口元を押さえた。
目の前で起きた出来事が、あまりにも異常すぎて、言葉が出なかった。
「……はぁ、やっちまったか。」
迅が呟く。
その表情は、驚きも、恐怖もない。
ただ、何かを確かめるように、アークの気配を探るような目だった。
エリナは、震える声で言う。
「……あの人……何をしたのですの……?」
迅は腕を組み、目を細める。
「“重力核“の構造を考えれば、あれは単なる魔導兵器じゃない。魔力の物質化を応用して、人体そのものを操る機構を持っていた……ってことだな。」
「操る……?」
エリナは思わず迅を見上げる。
「……あの”黒い棘”がそれだよ。カーディスの身体の骨格を、魔力で補強する形でアークが組み替えていたんだろう。……ってことは、最初からあいつ、“負ける前提”でカーディスの身体を乗っ取る準備”をしてたってことになる。」
「そんな……!」
エリナは青ざめる。
カーディスは最初からアークの掌の上だったのか——?
そして、今のアークの”怒り”は、まるで——
彼の中にある何か、とても根深いものを刺激されたかのようだった。
「……勇者殿。」
カーディスの頭部を処理し終えたアークの声が、再び静かに響いた。
先程の冷酷な雰囲気は消え、いつもの知的な口調へと戻っている。
「……彼の言葉について、何も聞かないのですか?」
エリナは、はっとして迅を見る。
確かに、あの言葉は何かを示唆していた。
“混ざり者”とは何を指すのか。
なぜアークはそれに激しく反応したのか。
普通なら、尋ねるはず。
しかし——
迅は、ただ軽く息を吐き、首をかしげるように肩をすくめた。
「……いや、聞かれたくねぇ事なのかな、と思って。」
アークの声が、一瞬、途切れる。
そして、数秒の沈黙の後——
「——フッ……ハハハハハハハ!!!」
突然、愉快そうに笑い出した。
それは今までのアークのどの笑いとも違う。
今までの作り物のような、計算された笑いとは違う。
心の底から可笑しいと感じた、そんな笑い声だった。
エリナは唖然としながら、それを見ていた。
「……やはり……勇者殿は興味深いですね。」
アークが楽しげに言う。
迅は、不敵な笑みを浮かべながら肩を竦めた。
「敵対する仲にも、最低限の礼儀って必要じゃねぇか?」
その言葉に、アークはまた小さく笑った。
「……なるほど。では、その”礼儀”に応える形で、少しだけお話ししましょうか。」
その言葉と共に、“重力核“が微かに光を放つ。
次に語られるのは——“黒の賢者”の真意か、それとも……?
20
あなたにおすすめの小説
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
スキル『レベル1固定』は最強チートだけど、俺はステータスウィンドウで無双する
うーぱー
ファンタジー
アーサーはハズレスキル『レベル1固定』を授かったため、家を追放されてしまう。
そして、ショック死してしまう。
その体に転成した主人公は、とりあえず、目の前にいた弟を腹パンざまぁ。
屋敷を逃げ出すのであった――。
ハズレスキル扱いされるが『レベル1固定』は他人のレベルを1に落とせるから、ツヨツヨだった。
スキルを活かしてアーサーは大活躍する……はず。
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
【村スキル】で始まる異世界ファンタジー 目指せスローライフ!
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前は村田 歩(ムラタアユム)
目を覚ますとそこは石畳の町だった
異世界の中世ヨーロッパの街並み
僕はすぐにステータスを確認できるか声を上げた
案の定この世界はステータスのある世界
村スキルというもの以外は平凡なステータス
終わったと思ったら村スキルがスタートする
異世界に転移した僕、外れスキルだと思っていた【互換】と【HP100】の組み合わせで最強になる
名無し
ファンタジー
突如、異世界へと召喚された来栖海翔。自分以外にも転移してきた者たちが数百人おり、神父と召喚士から並ぶように指示されてスキルを付与されるが、それはいずれもパッとしなさそうな【互換】と【HP100】という二つのスキルだった。召喚士から外れ認定され、当たりスキル持ちの右列ではなく、外れスキル持ちの左列のほうに並ばされる来栖。だが、それらは組み合わせることによって最強のスキルとなるものであり、来栖は何もない状態から見る見る成り上がっていくことになる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる