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四病目「狂気」
四病目「狂気」
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なんかここいつも客がいないな
僕は螺燈の店の店内の椅子に腰掛けて陳列棚を整理している螺燈をボッーと見つめていた。
ふと螺燈が着ている着物の柄に目がいった。男物の着物って無地が多くて柄物でも龍とかのイメージがあった。あんまり詳しくはないが。螺燈が着ている着物の裾の部分に大きく黒いぶどうみたいな絵が描いてあって変わった柄だなと思った。
「なぁ、螺燈」
僕が声を掛けると螺燈が笑顔で振り返る。
「なに?凜々也」
「その着物の柄ってぶどうか?」
率直に尋ねてみた。珍しい柄なのでオーダーメイドかなんかなのかなと気になった。螺燈は少し困ったような笑顔で答えた。
「...ああ、これね。ぶどうじゃないよ」
着物の柄が見えるように真っ直ぐに立ち少し表情に影を落とす。
「これは黒スグリっていう植物だよ」
「黒スグリ?」
聞いたことない植物だな。食えるのかなと考えていると螺燈はゆっくりと僕の傍に近付いて来た。
「...まぁ、それは置いといて」
螺燈が微笑む。
「ねぇ、凜々也?」
「あ?なんだよ」
「...キス、してもいい?」
...ああ、『ソレ』か。
そうだよな、僕達結婚したんだもんな。それくらいするもんか。『また』ソレをするのか。
「...別にいいよ。ソレはもう僕のものではないし」
「僕のものではない...?」
僕は口元を拭う仕草をした後苦笑いしながら説明した。
「いやさ、唇でキスしたことは何度かあるんだよ。男からも女からも。...でも全部無理やりだったから自分からしたいと思ってしたことは1度もないかな」
その瞬間螺燈に唇を奪われる。唇を離した螺燈は自身の唇をぺろりと舐めこちらをジッと見据える。多分この時の螺燈は色っぽかったかも知れない。でも僕は一瞬目を伏せ明るい表情を見せようと努めることしか出来なかった。
「......」
「...キミにされるのは、イヤではないかな。」
僕が困ったような笑顔で応えると螺燈がいきなり強い力で僕の両肩を掴み狂気的な表情を貼り付けた顔を僕に近付けてきた。
「なぁ凜々也、俺の前では素直でいてくれよ... お前のことをもっと知りたい...」
螺燈の豹変ぶりに少し驚いたが不思議と怖いとは思わなかった。
「...知りたいって、何をだよ...」
そう問うと螺燈はギラギラと光らせた目で僕を絡め取るような絶対的な視線を見せた。
「お前が心の中で1番思ってること...全部知りたい...」
知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい...
螺燈が有無を言わせない圧で僕に言葉で迫って来た。
そんな彼を見ても僕はやはり恐怖等は感じなかった。困惑はしたが螺燈のことを『いつも変な奴だな』としか思わなかった。だが螺燈に掴まれた両肩が痛むので離して貰うべく僕も口を開く。
「...分かったから離してくれよ」
一瞬間があったものの彼はすぐに肩から手を離してくれてあの笑顔を見せた。
「...ああ、ごめんな」
そんなに知りたいなら話すか。別に若い頃には何人もの大人達に訴えてきたことだし。まぁ、誰も力になってくれたり優しい言葉なんて掛けてくれなかったけど。僕は慣れたように話し始める。
「じゃあ、僕の家族の話しでもするよ」
今さら話すことに何の思いもない。出来事には思いはあっても話すことには何の抵抗もないから。
「僕は母子家庭に生まれて、兄と弟がいるんだ。あと、僕が中一の時に仔猫貰ってきて毎日お世話して一緒に寝てた。母は兄貴には恐怖を抱いていて弟のことは末っ子だからか可愛がってたよ。僕のことは実の子供というより困った時にすり寄れて普段はわがまま言ってストレスをぶつける存在として見ていたかな。愚痴とかも僕が聞かされる担当だったよ。」
あの地獄のような日々を思い出そうとしても何処か他人事のように感じる。怒りは確かにソコにあるのに。
「うちはものすごい貧乏でさ、食事もロクに食べられなかったよ。親はそんな状況を放置しててさ、毎日趣味のテレビ観ながらタバコとコーヒー嗜むのが日課の人だった。」
何故か自然と諦めたように笑みが零れる。
「ま、簡単に言うと母親は兄貴は怖くて逆らえなくて弟は可愛い、お金無くて僕達が学校通ったりバイトしたりする『普通』が出来なくて周りの人の目が気になってストレスになるからそのストレスを家族で1番可愛くなくて立場が弱かった僕にぶつけてたってカンジ?あの人周りの目はすごく気にする人だったからさぁ~」
僕は何故か茶化すように話していた。もう、ね、話すくらいなら何とも思わない、いや、思えないんだよ。そりゃあ昔は絶望して悲しくて怒りも憎しみもあってめちゃくちゃだったけどもうこの歳だし。もうね...?
「...そして僕が高校生の時の冬に母と言い合い、といっても僕が一方的にヒスられてただけだけど、僕と飼い猫『スコット』は夜、しかも真冬なのに着の身着のまま外に放り出されたよ。兄貴はそんな僕を見てほくそ笑んでいて、弟は母といさかい起こしてる僕をウザがっててその場にはいなかった。なんか後から聞いたら僕を追い出すのに弟も加担してたんだって。精神的に追い詰められてボロボロな僕がウザくて邪魔だったんだってさ笑」
この時の僕は楽しそうにケラケラと嗤っていた。
「...でもさ、正直自分が棄てられたことより猫、スコットにも手を出したことが許せないんだよ。アイツら僕を追い出した後スコットをゴミ袋に入れて捨てたんだってさ...」
ここで初めて螺燈が口を開いた。
「スコットは、もういないのか...?」
「まぁ、仔猫のスコットを貰ってきたのは僕が中一の時だしどんな結果であれ寿命きてたんじゃないかな。流石に20年近く生きる猫って珍しいんじゃねぇのかな」
スコットが僕の膝の上に乗ってきたことや僕の枕と布団を使ってよく寝てたのを思い出す。すると僕の中にどす黒くて重たい感情が目を覚ました。それはずっとソコにいたんだ。ただ今までずっと自分に今自分は楽しいんだと思い込ませて抑え込んでいただけの話し。
「...もうさ、僕には何も無い。少しでも人生楽しく生きようとしてきたけど大好きなアニメ関連の仕事に就くのが夢だったけど、そんなものはもうどうでもいい。僕は家族にも苦しんで貰わないと一生自由になれないんだよ」
苦しめ
苦しめ 苦しめ 苦しめ 苦しめ 苦しめ 苦しめ 苦しめ 苦しめ...!!
「苦し...」
狂ったように繰り返す僕を螺燈が強く抱き締めて来た。
「あ...悪い...」
ハッと我に返り螺燈に謝罪する。つい熱くなってしまったか...
「凜々也」
螺燈が僕を抱き締める腕の力を強める。
「お前の狂気最高だよ...」
螺燈は僕を抱き締めたまま優しくもどこか高揚したように言った。
「はっ...」
つい可笑しくて笑い声が出てしまう。
「キミこそ最高だよ...」
螺燈は普通じゃない。きっと僕も普通じゃない。職場の件なんか関係なかったんだ、僕はずっと変だった。周りが言うように家族のことなんか忘れて幸せに生きることも出来たかも知れない。でも無理だった、だって僕は普通ではないから。あの日から、あの冬から壊れたんだよ。何もかも。
四病目 オワリ
僕は螺燈の店の店内の椅子に腰掛けて陳列棚を整理している螺燈をボッーと見つめていた。
ふと螺燈が着ている着物の柄に目がいった。男物の着物って無地が多くて柄物でも龍とかのイメージがあった。あんまり詳しくはないが。螺燈が着ている着物の裾の部分に大きく黒いぶどうみたいな絵が描いてあって変わった柄だなと思った。
「なぁ、螺燈」
僕が声を掛けると螺燈が笑顔で振り返る。
「なに?凜々也」
「その着物の柄ってぶどうか?」
率直に尋ねてみた。珍しい柄なのでオーダーメイドかなんかなのかなと気になった。螺燈は少し困ったような笑顔で答えた。
「...ああ、これね。ぶどうじゃないよ」
着物の柄が見えるように真っ直ぐに立ち少し表情に影を落とす。
「これは黒スグリっていう植物だよ」
「黒スグリ?」
聞いたことない植物だな。食えるのかなと考えていると螺燈はゆっくりと僕の傍に近付いて来た。
「...まぁ、それは置いといて」
螺燈が微笑む。
「ねぇ、凜々也?」
「あ?なんだよ」
「...キス、してもいい?」
...ああ、『ソレ』か。
そうだよな、僕達結婚したんだもんな。それくらいするもんか。『また』ソレをするのか。
「...別にいいよ。ソレはもう僕のものではないし」
「僕のものではない...?」
僕は口元を拭う仕草をした後苦笑いしながら説明した。
「いやさ、唇でキスしたことは何度かあるんだよ。男からも女からも。...でも全部無理やりだったから自分からしたいと思ってしたことは1度もないかな」
その瞬間螺燈に唇を奪われる。唇を離した螺燈は自身の唇をぺろりと舐めこちらをジッと見据える。多分この時の螺燈は色っぽかったかも知れない。でも僕は一瞬目を伏せ明るい表情を見せようと努めることしか出来なかった。
「......」
「...キミにされるのは、イヤではないかな。」
僕が困ったような笑顔で応えると螺燈がいきなり強い力で僕の両肩を掴み狂気的な表情を貼り付けた顔を僕に近付けてきた。
「なぁ凜々也、俺の前では素直でいてくれよ... お前のことをもっと知りたい...」
螺燈の豹変ぶりに少し驚いたが不思議と怖いとは思わなかった。
「...知りたいって、何をだよ...」
そう問うと螺燈はギラギラと光らせた目で僕を絡め取るような絶対的な視線を見せた。
「お前が心の中で1番思ってること...全部知りたい...」
知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい...
螺燈が有無を言わせない圧で僕に言葉で迫って来た。
そんな彼を見ても僕はやはり恐怖等は感じなかった。困惑はしたが螺燈のことを『いつも変な奴だな』としか思わなかった。だが螺燈に掴まれた両肩が痛むので離して貰うべく僕も口を開く。
「...分かったから離してくれよ」
一瞬間があったものの彼はすぐに肩から手を離してくれてあの笑顔を見せた。
「...ああ、ごめんな」
そんなに知りたいなら話すか。別に若い頃には何人もの大人達に訴えてきたことだし。まぁ、誰も力になってくれたり優しい言葉なんて掛けてくれなかったけど。僕は慣れたように話し始める。
「じゃあ、僕の家族の話しでもするよ」
今さら話すことに何の思いもない。出来事には思いはあっても話すことには何の抵抗もないから。
「僕は母子家庭に生まれて、兄と弟がいるんだ。あと、僕が中一の時に仔猫貰ってきて毎日お世話して一緒に寝てた。母は兄貴には恐怖を抱いていて弟のことは末っ子だからか可愛がってたよ。僕のことは実の子供というより困った時にすり寄れて普段はわがまま言ってストレスをぶつける存在として見ていたかな。愚痴とかも僕が聞かされる担当だったよ。」
あの地獄のような日々を思い出そうとしても何処か他人事のように感じる。怒りは確かにソコにあるのに。
「うちはものすごい貧乏でさ、食事もロクに食べられなかったよ。親はそんな状況を放置しててさ、毎日趣味のテレビ観ながらタバコとコーヒー嗜むのが日課の人だった。」
何故か自然と諦めたように笑みが零れる。
「ま、簡単に言うと母親は兄貴は怖くて逆らえなくて弟は可愛い、お金無くて僕達が学校通ったりバイトしたりする『普通』が出来なくて周りの人の目が気になってストレスになるからそのストレスを家族で1番可愛くなくて立場が弱かった僕にぶつけてたってカンジ?あの人周りの目はすごく気にする人だったからさぁ~」
僕は何故か茶化すように話していた。もう、ね、話すくらいなら何とも思わない、いや、思えないんだよ。そりゃあ昔は絶望して悲しくて怒りも憎しみもあってめちゃくちゃだったけどもうこの歳だし。もうね...?
「...そして僕が高校生の時の冬に母と言い合い、といっても僕が一方的にヒスられてただけだけど、僕と飼い猫『スコット』は夜、しかも真冬なのに着の身着のまま外に放り出されたよ。兄貴はそんな僕を見てほくそ笑んでいて、弟は母といさかい起こしてる僕をウザがっててその場にはいなかった。なんか後から聞いたら僕を追い出すのに弟も加担してたんだって。精神的に追い詰められてボロボロな僕がウザくて邪魔だったんだってさ笑」
この時の僕は楽しそうにケラケラと嗤っていた。
「...でもさ、正直自分が棄てられたことより猫、スコットにも手を出したことが許せないんだよ。アイツら僕を追い出した後スコットをゴミ袋に入れて捨てたんだってさ...」
ここで初めて螺燈が口を開いた。
「スコットは、もういないのか...?」
「まぁ、仔猫のスコットを貰ってきたのは僕が中一の時だしどんな結果であれ寿命きてたんじゃないかな。流石に20年近く生きる猫って珍しいんじゃねぇのかな」
スコットが僕の膝の上に乗ってきたことや僕の枕と布団を使ってよく寝てたのを思い出す。すると僕の中にどす黒くて重たい感情が目を覚ました。それはずっとソコにいたんだ。ただ今までずっと自分に今自分は楽しいんだと思い込ませて抑え込んでいただけの話し。
「...もうさ、僕には何も無い。少しでも人生楽しく生きようとしてきたけど大好きなアニメ関連の仕事に就くのが夢だったけど、そんなものはもうどうでもいい。僕は家族にも苦しんで貰わないと一生自由になれないんだよ」
苦しめ
苦しめ 苦しめ 苦しめ 苦しめ 苦しめ 苦しめ 苦しめ 苦しめ...!!
「苦し...」
狂ったように繰り返す僕を螺燈が強く抱き締めて来た。
「あ...悪い...」
ハッと我に返り螺燈に謝罪する。つい熱くなってしまったか...
「凜々也」
螺燈が僕を抱き締める腕の力を強める。
「お前の狂気最高だよ...」
螺燈は僕を抱き締めたまま優しくもどこか高揚したように言った。
「はっ...」
つい可笑しくて笑い声が出てしまう。
「キミこそ最高だよ...」
螺燈は普通じゃない。きっと僕も普通じゃない。職場の件なんか関係なかったんだ、僕はずっと変だった。周りが言うように家族のことなんか忘れて幸せに生きることも出来たかも知れない。でも無理だった、だって僕は普通ではないから。あの日から、あの冬から壊れたんだよ。何もかも。
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