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第三章 嫌われた王子様と呪われた乞食
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しおりを挟む王宮にある、離宮は元々私の母――父王様の妾が滞在していた。
今はその場所に、レオン兄様が静養しているらしい。
外見から見ても異様の一言だろう。
全面、ガラス張り。そして、中身を隠すように生い茂った藤の花。
鉄棒から垂れ下がる重たい花房は、どこか性的な妖しい魅力がある。
当たり前だが、王宮についた頃にはもう夜も深く、蒸し暑さがあった。
フィリップ兄様は、後ろから追いかけてくるイル達の声を無視して、正面玄関から入って行く。私は引きづられるように中に入った。
門番達が先触れを出していたのか、奥の方から慌てたような声と洋燈の光が見える。フィリップ兄様は、それすら無視して、寝台がある部屋に進んでいく。
扉を開けると、黒というより青い闇が広がっていた。か細い月明かりの下で、誰かがペンを動かしている。
音に驚いたのか、すぐさま光が灯る。
洋燈の淡い光に照らされ、レオン兄様の綺麗で整った顔がぽおっと浮かび上がった。
「フィリップまたか……」
緊張感が緩むような、深いため息のあと、何かに気がついたように、目を見開いた。間違いなく、私を見ていらっしゃる。
「まさか、カルディアか?」
「は、はい。お邪魔しております」
「馬鹿、本当に馬鹿。フィリップ。お前は一度、本気でお灸を据えてやらねばならないようだな?」
「はい、レオン兄上。ですが、レオン兄上もお仕置きを受けるに足りると思いますが。なぜ、月明かりの下で、書き物をやっていらっしゃるのですか?」
押しかけてきてなんだが、レオン兄様の体がぐらついている。体が立っていることを拒んでいるようだった。
それを裏付けるように、レオン兄様は、落ち着くフリをして椅子に腰かけ直した。
「お前が、勝手に私の仕事を横取りしたからだ! 心労を増やすんじゃない。マイクがいないとすぐにこうなるのは構ってほしいからなのか?」
「勿論、全力で構われに来ています。それでは、お仕事はやめて、おれとカルディアを愛て下さい。頭を撫でると喜びます」
「だれが頭を撫でるか。はあ、本当にどうしてこのような者に育ってしまったのか。……ああ、カルディア、好きな椅子に腰かけなさい。フィリップ、お前は罰として立ったままだ」
「立っている程度で無作法をお許し下さるなんて、兄上は本当に愛らしい」
レオン兄様の勧め通りに適当な椅子に腰掛ける。
フィリップ兄様は言葉を返されるたびにきゃっきゃと恥じらう令嬢のように歓声を上げた。
お目当の俳優が目の前で演技をしているような喜びようだ。
「……えっと、レオン兄様、あらためましてご挨拶してもよろしいですか?」
「すまない、カルディア。この馬鹿の話になっていたね。久しぶりだ。手紙でのやり取りはしていたが、息災のようで私も嬉しいよ」
「私もです、兄様。なかなか顔を見せられず、申し訳ありません。突然決めてしまった結婚の話も、すぐに対応して下さって。無理をされたとお聞きしました。お手数をおかけしてしまい、申し訳ございません」
「構わない、お前も何かと気苦労の多いことだっただろう。むしろ、お前に背負わせた重みのことを考えると胸が痛む。婚約者と穏やかな生活をして欲しい、それは私の偽らざる感情だ。無理も通したくなるもの」
淡く照らされた頬が緩む。微笑まれていると思うと、気恥ずかしくなって来た。
「おれを抜きにして見つめ合わないで下さい。妬きそうになる」
「フィリップ、お前はね……」
こんこんとノックの音がする。
レオンは手を振った。すると、どこからか、護衛が現れ、扉の向こう側の使用人達と言葉を交わした。
「ヒース、使用人達は?」
「戻らせました。フィリップ殿下、ご機嫌麗しゅう。カルディア姫も、ご健勝のことお慶び申し上げます」
「フィリップ達が来ているのだと早く教えてくれればよいものを」
「……殿下は寝ていらしたものですから」
そう皮肉をこぼすと、ヒースと呼ばれた護衛は闇に溶けるように姿を隠した。
四十歳ぐらいに見えたが、全く気配がしなかった。
フィリップ兄様はいなくなった暗闇を睨みつけ、苛立ちをぶつけるように口を開く。
「口の利き方がなっていませんね」
「私は彼を信頼して許している」
「……まあ、いいですけれど。あの男の言う通りでもある。レオン兄様、何故、このような夜更けにわざわざ明かりもつけずに、お仕事なさっていたのですか」
「朝から晩まで世話を焼かれ、なんやらと理由をつけ何もさせては貰えない。しかも我が弟は興味本位で私の代わりをするという。だというのに、私がそれを知ったのは昨日だ。焦りもするだろう」
「だからといって、月明かりを頼りにとは些か思慮に欠ける行いではありませんか? 兄上が無理をなさらぬように、ご静養下さるように、と思ってのことです」
確かに、しっかりと静養なさるべきだ。
また無理をして倒れてしまってはもともこうもない。
「レオン兄様、皆、兄様の壮健なお姿が見たいはずです。無理をなさらず、夜はお眠りになるべきです」
「だがね、カルディア。朝も昼も寝てばかりだよ。もう、眠るのも飽きてしまったな」
「で、では、私が何かお暇を潰せるようなことをします。レオン兄様は寝台の上で聞いていて下さい。ど、童話などいかがでしょうか。大抵のものは諳んじられますので」
伺うように顔を覗き込むと、弱ったと言わんばかりに眉が寄っていた。
「腰が萎えてしまいそうなのだが……。分かった。そう、見つめないで。このためにカルディアを連れて来たのだね、フィリップ。憎い奴だ。私の扱いを心得ている」
「まさか。おれがレオン兄様を分かるなんて、ありませんよ。分かりたいとは常々思っておりますが。――運びますので」
「いや、お前には無理だろう。宝石よりも重たいものをついぞ見たことがないぞ」
フィリップ兄様はむっとしてレオン兄様を抱えようとしたが、椅子から少しも体が動いている様子はなかった。
フィリップ兄様が力むほどに、レオン兄様が頭を抱えていく。
「もう、いいよ。フィリップには重たいものを持つ才がない」
「この間、ディアをーーカルディアを持ち上げましたよ」
「この子は羽のように軽いと見て分かるだろう。皮と骨しかないような子だ」
フィリップ兄様がそんな馬鹿なと言わんばかりに振り返り、上から下までじっくり見た後、げんなりとした様子で頷いた。
肉はついているし、前よりも体が重くなっているのにどうしてそんな態度を取られなくてはならないのだろう。
兄様達は意地悪だ。そこまで痩せていないのに、痩けた野良犬のように言われる。
「……そのうち、レオン兄様を抱き上げて運べるようになりますので」
「その日が永遠に来ないことを祈ろう」
レオン兄様が差し出した手を取って、フィリップ兄様が体を支えた。
ほんの少しの距離だというのに、移動するだけで何分もかかった。
「王は乞食になってしまいました。空を行く鳥が落とす汚れも、隙間から入る冷たくて湿った風も、初めての経験でした。目の前で女がぶたれました。ごろんと転がる女に跨り、男がにやにやと笑っています。空は明るいのに、夜のように淫乱な朝でした。王は走って逃げましたが、逃げる場所など、この世の果てのようなここにはないのです。どこに言っても、人が垂れ流す、嬌声と怒鳴り声と争う声ばかりが聞こえてきました。――ああ、ここは、わたしの知っているどんな醜い場所よりも汚い。王はそう思いましたが、彼は知らなかったのです。物乞いに身を窶したものが、須く悪に心を染めたものばかりでないことを。醜さの中に、たしかに眩い光を放つ優しさがあることを」
一気に読み上げると、フィリップ兄様が唇を尖らせる。
「つまり、殆どが悪に染まっているということだ。少数の善性を褒め称えて、美徳と思わせる。悪辣に振る舞う人間を肥え太らせるだけじゃないか」
「フィリップ、この童話はそういう話ではない」
「現実に則していないたられば話にどんな意味があると言うんですか。おれが書き換えて差し上げますよ」
腕組みをして、レオン兄様の寝台の縁に頭を預ける形で寛いでいる。獅子がのんびりと休んでいるような、変な迫力があった。
「まず、題名を変えます。『偉大なる王と嫌われ者の乞食』などどうでしょう」
「……どう、とは?」
「レオン兄様はどう思われます、この題名。良いのではないですか」
レオン兄様はかなり困惑していた。
というか、フィリップ兄様、寝させる気がないのでは。話をしながら、だんだんと眠気に負けていく兄様を見守るのではないのか。
「私には良し悪しが分からない。そういうものにはとんと疎い。カルディアはどう思う?」
「……『王様と乞食』という素朴な題名が私は好きです」
「それはつまり、ぼくの意見が間違っていると?」
フィリップ兄様に強く言えない。けれど、あまり好きじゃない。『王様と乞食』の本質が変えられてしまう気がする。
「なるほど、ぼくに異論があると。兄上は、どうしたらよいと思いますか?」
「カルディアは、諳んじられるほど読み込んでいるんだぞ。この反応は当然だと思うが。誰しもお気に入りの本を改竄されたくない」
「『王様と乞食』を批判する童話はすでにあります。『呪われた王様と嫌われた乞食』という話です。そちらでは駄目ですか」
頭を働かせて、『王様と乞食』を批判する童話を思い出す。こっちならば、勧善懲悪ではないし、、フィリップ兄様が気にいるのではないだろうか。
「なんだ、その題名は。不愉快だ。焚書にしてしまいたい。不敬すぎてびっくりした。レオン兄様もそう思われますよね?」
むっと眉を吊り上げる。横暴だ。題名だけで判断していらっしゃる。
「本は焼くものではなく、読むものだ」
「いいえ、焼くものです。何一つとして有益なことが載っていないならばなおさら」
「……カルディアの機嫌を損ねるようなことばかり言う」
フィリップ兄様が振り返る。慌てて顔を逸らすと、追いかけてきた。
「本当ですね。頬が膨れている」
「膨れてなどいません」
「どうして嘘を言う? そんなに童話が好き? 題名からも分かる。王族を詰る物語だろう」
「……そんな話ではないです。以前にも欲に塗れた官吏達が、王族から気に入られるためにこの童話を焚書にしようとしました。けれど、内容を見て諦めた。これは砂漠の国の話です。砂漠の国の王が呪われて、魂が入れ替わり、嫌われている乞食になって艱難辛苦を味わい、盗賊王となる話です。善人は須く、虐げられ、一滴の救いも与えられない」
童話の編纂者の中に、こんなものがいた。
『王とミミズク』『王様と乞食』、そしてこの『呪われた王様と嫌われた乞食』を繋げたのだ。そして、『盗賊王の七つの秘密』
で終わらせる。
民間に流布された物語は、ある一定の関連性があるのだ、と編纂者は後書きで語っていた。
彼は童話を研究する学者でもあり、昔から存在する話を分類分けしていた。
そして、一部の童話には、星が巡るような規則正しい連なりがあるのだといったのだ。
王として苦悩する姿。
王と乞食が入れ替わり、善性を取得する姿。
王と乞食が入れ替わり、悪に屈して堕落していく姿。
そして、そもそも王は悪徳に染まっているのだと喧伝する姿。
それらは全てそれぞれの王の姿勢を批判している。
だが、こうともとれる。これら全てを含めて王の姿だと。
例えば、王という存在はたった一人の男を指し、彼が盗賊王へと変化していく過程を描いている。そのように解釈することもできる。全く違う物語で書いた人間も別のはずなのにだ。
童話には、面白い繋がりがある。そこに繋がりを見出す愉快さも、また楽しい。
「フィリップ、読んでもいない本を詰ってどうする」
「……それは、そうですが」
「聖書にも記されている。国王が予言書を焼き捨てた。すると国が忽然と消えてしまった。女神はそれを大層お嘆きになった」
予言書というのは比喩だとされている。敗戦国の歴史書、文化史、思想書ではないか。国が消えたというのは、その国独自の文化が消えてしまったということを示す。
「私は、本を燃やそうとは微塵も思わない。そもそも、王は本を燃やしてはならないと思う」
「どうしてですか。本には、罪深いことも載っている。よし悪しでは?」
「そうだとしても、よし悪しを決めるのは王では駄目だろう。少なくとも、私はそう思っているよ。……せっかく、カルディアが童話を朗読してくれたのに、話がずれてしまったな」
フィリップ兄様は何か言いたそうに口を動かしたが、急ににこにことし始めた。
「……なにを笑っている?」
「レオン兄上が良き王になりそうだなと思ったからです」
「……お前が言うとなぜか嫌みに感じるな」
私は物語の続きを紡ぎ始める。フィリップ兄様はそれを止めなかった。興味なさげにレオン兄様の手を弄び始める。
気が付けば、喉が痛くなっていた。二人は小さく寝息を立てている。
眠気を感じて、私も寝台に跪くように体を折り曲げ、寄り掛かった。
「さあて、お楽しみの時間はここからだよ」
目の前に男がいた。春を連想させる綺麗な髪。月の色をした瞳。
風流な美しい男。にやりと笑む姿が様になる。
首元が見えるほど寛げたシャツ。胸元にスパンコールが張られた黒い高襟の外套。つばの広い帽子をかぶっている。前にも見た時とは装いが全く違う。
――こいつは、大魔術師のユリウス。
けれど、どこか老熟した雰囲気がある。それに、神々しさまであった。
足を見ると、透けていなかった。それどころか、高価そうな軍靴を履いていた。
口を開こうとした。けれど、口が動かない。よく見ると、私の口に大輪の花がねじ込まれていた。
徐々に成長しているようで、口のなかにある花弁が、口の水分を吸い取っていく。
さっきまで、私は。
――何を、していただろうか。
「ねえ、別の世界のお姫様。僕らの世界の話をするよ。もう滅んでしまった世界の話。僕が滅ぼした、美しくて、醜い世界を。詳細に物語ろう」
優しく惑わすように、ユリウスの唇が震える。
「ああ、だからね。君達の世界も滅んでしまえ」
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