暁を追いかける月

ラサ

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9 一つの許し

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 傷に障るため、必要最低限動けずに過ごした一週間は、それでもあっという間だった。
 それまでの積もり積もった疲労が一気に出たのか、熱が何度もぶり返したからだ。
 ほとんど水しか飲めず、粥を二、三口飲み込むのだけで精一杯だった。
 ユファという女医者と、恰幅のよい赤茶の髪のエレという年配の女が入れ替わりに世話をしてくれた。
 傷口を確かめ、消毒し、薬を塗り、身体を拭いてくれる。
 熱のせいで、女はされるがままだった。
 辛うじて礼を言うと、エレは顔をしかめて、それから安心させるように笑った。
「何水くさいこといってるんだい? こんな怪我をして熱も出て苦しいときに気をつかうんじゃないよ!! 早く元気になって、あたし達を安心させておくれ」
 弱っているときの優しい言葉に、女は泣きたくなった。
 母親のような年代の同性にあたたかみのある言葉をかけてもらったのは、何年ぶりだろう。
 皇宮に上がってから、同性の目は、いつも女に厳しかった。あからさまに女を蔑む眼差しか、主の不興を買ってとばっちりをくわぬよう、見て見ぬふりをする態度しか、向けてもらえなかった。
 母親が死んでから、弟の世話や家の仕事で忙しく、母を恋しいと思うことさえできなかった。
 だが、エレの雰囲気や気遣いの言葉が、熱に弱った身体と心に、追い打ちをかける。
「おやおや、この子は。大丈夫だよ。泣くことなんか何もないよ。安心おし。熱と痛みで気弱になってるだけだ。そんな顔見せたら、若統領がますます心配するよ」
 エレの言う若統領とは、男のことらしい。
 エレが女の涙を拭い、顔も拭いてくれる。
 涙の止まった女の顔を見て、満足げに頷く。
「ふらっと出かけて、こんな綺麗な娘を連れてくるなんて、さすが若統領だよ。早く元気になって安心させてやんなきゃ」
 そう言って優しく頭を撫でて、エレは後片づけをして部屋を出て行った。
 入れ替わりに、男が入ってくる。
 わかっていたので、女は目を閉じていた。
 ユファやエレが女の傍にいて世話をするその時以外は、男は常に女の傍にいた。
 ただ静かに、傍にいた。
 まるで目を離したら、女が死んでしまうかのように。
 そんな男を見ると、傷よりも胸が痛む。
 男は自身を責めていた。
 怪我をさせたのは自分だと。
 また一つ、女の罪が増える。
 必要のない罪悪感を、男に与えて。
 もう、どうすればいいのかわからなかった。


 ようやく熱も下がり、深い肩の傷以外は痛みもほとんどなくなった。
 起きあがって自分で食事がとれるようになると、男は毛布を上手く使って、傷に触れないよう背もたれをつくってくれた。
 身体の両脇に優しく触れるそれは、傷には触れないようにしてあったので、女も安心して身体をもたせかけることができた。
 そして、その日から男衆達も顔を見せ始めた。
 どうやら、男からの許可がおりたらしい。
 代わりに男は部屋を出て、どこかに行ってしまった。
 男衆が入れ代わり立ち代わり見舞いに来るので、最後には女も来るなら一度に来いと言うしかなかった。
 残りの男衆は、ハラスにレノ、ドガ、マルグ、ジル、ロス、セオ、テト、サンカ、イオだ。村にいるせいなのか、日よけ用の布を頭に巻いていない彼らは、髪が露わになっているので、それだけでも印象が違って見える。
 西のもの、東のもの、北のもの、南のもの、大陸の中央部の砂漠の民も合わせれば、大体5つの系統に分かれ、そこからさらに様々な民族に分かれていた。
 男衆達の半分は、西の系統を示していたが、どうやらそれにも様々な血が混じっているらしい。
 ハラスは砂色、レノは赤茶色の髪で、それ以外は西の特有の黒い髪をしていた。だが、濃い黒もあれば、焦げ茶に近い黒もある。
 流れ者の集まりだと、言っていたのはキリだったか。
 確かに、顔立ちもみな違っていた。
 そんな風にじっくりと彼らと顔を合わすことも、女には初めてだった。
 女を心配しながらも男衆はそれぞれ話しはじめた。
 口火を切ったのは、マルグだった。
「姐さん、起きあがれるようになってなによりです」
 丁寧な物言いは相変わらずだ。
 そこにサンカが入る。
「統領の慌てぶりを姐さんにも見してやりたかったよ」
「まったくだ。自分が切られても顔色すら変えたことなかったあの統領が、姐さんの血で真っ青になってたからなあ」
 相槌を打つのがレノだ。レノの赤茶の髪は、エレと同じだった。顔立ちも、似ている。
 もしかしたら親子かもしれない。
 女はそう思った。
「姐さん、統領を助けてくれてありがとう」
 ハラスが居住まいを正して言う。
「俺達、本当に感謝してるんだ。統領はすごく怒ってたけど、あの時姐さんが飛び出してくれなきゃ統領は確実に切られてた。へたすりゃ俺達全員、あそこで殺られちまってたかもしれない。姐さんは、統領だけじゃなくて俺達みんなの命を助けてくれたんだ。本当にありがとう」
 男衆達が一斉に頭を下げる。
 女は驚いていた。
 そんなつもりで、男を助けたのではない。
 男衆から感謝されるようなことではないのだ。
「あたしを恨んでないの? あの男があたしの言葉で動いたから、あんた達はこんな放浪暮しをすることになったんでしょ」

 そして、あの男は見事にやってのけたのだ。
 女の望み通り、一国を滅ぼした。
 その代償として、男は故郷を失った。
 男に従った男衆ともども。

 だが、男衆達はそれを気にした風もなく、寧ろ、女が何故そんなことを言うのかわからぬと言ったように顔を上げ、見合わせた。
「俺達は別に、その日暮らしには慣れてるからなぁ」
 とマルグがひとりごちる。
 うんうんとレノとジルが続ける。
「別に村を出たから寂しいとか、戻りたいとかは思わねえぜ」
「統領と一緒に仕事してんのが楽しいからなあ」
 男衆達は、キリと同じことを言う。
 彼らには郷愁がない。
 それは、あの男が、彼らにとっての帰るべき場所だからなのか。
 女にはわからなかった。
 それは、自分だけの感傷なのか。
 『女』だから、なのか。
 『男』だから、なのか。
 自分の気持ちと大きく隔たっている男衆達を、不思議に思う。
 女の沈黙に、何かを読み取ったのか、ハラスは優しく笑った。
「俺達は、統領に惚れ切ってるからな。統領が言うことなら一も二もなく従うさ。その統領が選んだのが姐さんだ。統領の目に狂いはない、ただの一度も。それを、姐さんは見事に証明してくれたよ。姐さんは姿容だけでなく、肝っ玉も宝石のような女だなあ」
 違いないと、男衆達が同意する。
「あたしは――」

「そこまでにしておけ、リュシアは怪我人なんだぞ。疲れさせてどうする」

 話題にされていた男の低い声が、男衆達を振り返らせ、女の視線を上げさせた。
「統領!」
 男衆達の嬉しそうな声と、
「お、親父様!」
 男の背後のもう一人の姿を見つけて、男衆全員が立ち上がる。
 男よりもいささか背は低いが、それでも十分な高さのもう一人は、男とよく似ていた。
 目元の皺が、威厳と貫禄を備え、大人の男性の落ち着きを見せる。
 男が五十ともなれば、このようになるであろう姿を、女は見ているように思った。
 これが、男の父親――この村の長だ。
 女も寝具の上で我知らず居住まいを正した。
「なんだ、先を越されたか。俺も見舞いに来たんだが」
 最年長のハラスが、
「俺達はこれで失礼します。親父様はゆっくりと見舞ってやってください」
 そう言って男衆達を見やる。心得たように男衆達は場所を空けた。
 入ってくる男と村長と入れ替わりに男衆達が女に手を振って出て行く。
 そちらに気を取られていると、男によく似た、だが、もっと重々しく、上に立つ者の威厳と落ち着きを感じさせる声がした。

「さて、お嬢さん、やっと会えた」

声に視線を向けると、興味深げに自分を見つめる眼差しとぶつかる。
 その表情は豊かで、あまり表情の変わらない男とは全く違っていた。
「たいした別嬪さんだ。俺の息子は女を見る目もあったんだな」
 笑ってそう言うと、村長はいつも男が座っていた椅子に腰を下ろした。
「俺はこいつの父親でこの村の一応のまとめ役だ。ジェドと呼んでくれ。不甲斐ない息子を庇って斬られたと聞いた。感謝している」
 温かみのある声音に、女は意を決して背もたれから身体を起こす。
 そして、手をついて、ジェドに向かって頭を下げた。
「村長に、お願いがございます――」
「リュシア?」
 男が驚いたように声を上げたのが聞こえた。
「願い? 俺に?」
 面白そうなジェドの声。
「それは、息子達を追い出したことを取り消せとか、そう言ったことかい?」
 平伏したまま女は頷く。
「罪は、全てあたしにあります。彼らを唆したのは、あたしです。罰ならあたしに。何でもします。死ねとおっしゃるなら、今ここで死にます。どうか、彼らを許してください……」
「リュシア、やめろ」
 苛立たしげな男の声がすぐ近くに来て、両腕を掴んで身体を起こそうとする。
「よせ、ジェス」
 低い声が、それをとどめる。
「このお嬢さんは、俺に話をしてるんだ。邪魔をするなら出て行け」
「――」
 逆らうことを許さない厳しい声音に、男が女を掴んでいた腕を放した。
「下がれ、出て行くのが嫌なら黙って聞いていろ」
 頭を下げたまま、女は黙っていた。
 男が離れていくのが気配でわかった。
「さて、お嬢さん。顔をあげな。俺は、話をするときは、相手の目を見るんだ。そこに、偽りがないかどうか」
 女は、ゆっくりと身体を起こし、ジェドを見た。
 真っ直ぐに、視線を逸らさずに。
「――美しいな。こりゃ、ジェスじゃなくても欲しくなる」
「親父!!」
 村長は女の顎を掴み、じっと見つめる。
「もし俺が、許す代わりに身体を差し出せと言っても、従うつもりなのかい?」
「――それで、許されるなら」
 本心だった。
 父親の背後で男が不機嫌さを隠しもせず女を見ていたが、構わなかった。
 呆れたように、村長は女から手を放した。
「お嬢さん、そういうことは簡単に言っちゃいかん。しかも、お前さんを大切に思っている男の前で」
「大切にされる、価値のない女です」
「お嬢さん――」
「あたしは知っているんです。本当は何の価値もない、罪深い女だということを。あたし自身がよく知っているんです。たくさんの命を奪いました。たくさんの血を流させました。弟の復讐のために、あなたの息子を、男衆を、利用しました。たくさんの罪を犯しました。それなのに、結局、自分は手を汚さず、ただ見ていた。今ものうのうと生きている。こんな卑怯なこと、償う方法がわからない」
「そうやって、自分を痛め付けていたほうが楽なんだな?」
「――」
「誰も罰を与えてくれなかったから、自分で自分を罰してるんだろう。誰かのせいにしちまう方がよっぽど簡単なのに、お前さんはそうしない。若いのに、自分に厳しいんだな、お前さんは」
「――あたしは……」
 村長の言うとおりなのだろうかと、女は考える。
 そんなつもりはなかった。
 けれども、いっそそれが真実であったほうが、そう感じられさえすれば、自分はもっと楽になれるのかもしれない。
 ただ、あの時、復讐を諦めてから自分の中にもう何も残っていないような気がするのだ。
 何をしていても、全てが虚しく通り過ぎていくように。
 だからこそ、何かをせずにはいられなかった。
 何かしていないと本当に、自分が生きているのか死んでいるのかもわからなくなる。
 壊れた器を満たそうとするかのように、がむしゃらに働いた。
 だが、満たそうとすればするほど、全てが擦り抜けていった。

 男を庇って斬られたあの時の痛みは、唯一自分がまだ生きているのだと感じられたような気がする。

 今はもう身体の痛みしか、自分をこの世界に繋ぎ止めておけないのではないだろうか。
「――」
 大きく息をついて、村長は小さく頭を振った。
 そうして、己の背後の息子を振り返る。
「こればっかりは、時間にまかせるしかねえんだろうな――ジェス。このお嬢さんに免じて、勘当は取り消してやる。好きなだけいていい」
「親父――?」
 それから、同様に驚く女に向き直り、微笑んだ。
「これで、少しは気が楽になったかい、お嬢さん?」
 女は言葉を探せず、黙って頷いた。
「それならいい。あんたの罪は、今日一つ許された。残りの罪もいつか全て許される。だから、早く身体を治して、元気になりな」
 女の肩を優しくたたいて、村長は出て行った。
 あまりにも呆気なく与えられた許しに、女はつかの間動けなかった。
 代わりに男が動いた。
 女の身体を支えて、背もたれに寄りかからせる。
 そうされて、女はやっと、自分の身体が緊張で強ばっていたのに気づいた。
 ようやく身体の力が抜けて、より深く、身体が背後へと沈んだ。
 男の大きな手が、額に触れた。
「また熱がある。もう休め」
「――」
 男の言うとおり、微熱があるようだ。
 身体が怠かった。
 息をつく女を、男はじっと見据えた。
 女は視線に気づいて見つめ返した。
 疲れのせいか、意識がぼんやりとしていて、男から目をそらすこともなく、ただ女も見つめ返した。
 男の手が、女の頬に触れる。
 その手の温もりに、女は何だか泣きたくなった。
「リュシア、お前は俺に何も望まない。お前が幸せになるために、どうしてやればいい?」
 あくまでも、男は優しく問いかける。
 幸せに――そう言う。
 かつて自分でもそう思っていた。
 でも、自分一人で幸せになりたいのではなかった。
 あの子と――弟と、幸せになりたかったのだ。
 それこそが、自分の幸せだったのだ。
「……あの子に、リュマに、会いたいわ。会わせて」
 真っすぐに見据えた男は、痛ましそうな眼差しで女を見ていた。
「それは無理だ。会わせてやりたいと思うし、俺も会いたい。だが、俺達はもうあの子には会えない」
 男がそういうことはわかっていた。
 リュマは死んだのだ。
 自分が見捨てたのだ。
 あの子が餓えて苦しんでいたのに気づかずに、自分はのうのうと生きていたのだ。
「夢でさえ、会えないの。あたし、あの子に会いたいのに。こんなに、会いたいのに」
 せめて夢の中でいい、会いたかった。
 会って、謝りたかった。
 愛していたと、伝えたかった。
 だが、それさえも叶えられない。
「お前の心が迷っているから、だから、リュマに会えないんだ。心を閉ざすな、リュシア。リュマはお前を愛していたんだ。最期まで、お前を愛していた。それを否定するな」


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