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第六章 こだわれること、夢中になれること。
第二十七回 君は感じたことがあるか? Eの鼓動を!
しおりを挟む――僕は今後、新一さんのことを『お父さん』ではなく『パパ』と呼ぶことにした。
梨花と統一した。
新一さんも、その方がややこしくないと言っていた……
だとすれば、僕には『パパ』が二人になる。呼び名を変えることで区別しようと思っていたのだけど、……でも、僕には二人とも大切な『パパ』
どちらも『大好き!』――ティムさんも、新一さんも、比べることなんてできない。
今日は三月二十二日の日曜日。
今日も変わらずエッセイを執筆しているのなら、僕の生まれて初めてのパパへの『おねだり』は成功したと言える。結局は梨花が……お姉ちゃんがパパに話をつけてくれた。
――Eスポ。
つまり、僕でも理解できるように説明するのなら、
まずは、そのためのゲーム機が欲しいのだ。モニターとKB。きっとそれだけではないのだろう。ある程度の予備知識がいる。……だったら『ウメチカ』へ、レッツゴーだ。
――ウメチカといえば、
僕のもう一人のパパ、ティムさんが詳しい。……なのでパパが二人。それに梨花、さらに可奈《かな》も一緒という豪華キャストが集う行進。ゲーム機はDTのPCにも似たような形状をしていると想像できる。……実は、誰もがゲーム機に詳しくないということが判明。
梨花は梨花で名ばかりを知るのみで、
ティムさんは、あくまで場所のみに詳しく、
新一さんと僕は論外で……強いていうなら、僕はプレイヤーの立場なら強者レベルで、
その中でも可奈、機械に詳しい。それでいて一番のしっかり者で頼りになる。ウメチカを北へ北へと歩いた末にたどり着いた場所は『ドカラ』……略さなければ『ドバシ・カメラ』ということになる。――可奈は、そこの店員さんとトークを繰り広げるのだった。
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