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第七章 さらに、その先へ。
第三十三回 きっかけ……そう、きっかけはね……。
しおりを挟む――いつの間にか、お母さんとの距離が近づいた。
そんな気がするの。
きっかけは何かな? ……残念ながら、それはわからない。
そして、それはもっと神秘的なもので、きっと永遠の課題かもしれない。
朝は、今日もまた来たれり。ビックリするほど暗い夜だったのが、このように、生活感あふれる日常へと変わる。……最近かな? 僕は、そう感じることの時間が増えた。
少しずつ、少しずつかもしれないけど、
僕は、梨花や可奈と同じような生活に、近づいたような気がする。可奈のお父さんはどのような人かわからないけれど、お母さんは『スパルタな教育ママ』と聞いている。
梨花のパパは優しい人……
そして、僕の実のパパ……あの超最新版のゲーム機、PS4・5の設置以来、ティムさんも何だか、似てきたような気がする。僕の実のパパ、新一さんに……ファッションスタイルとか、眼鏡も黒縁から緑の、お洒落なものに……それで、よく僕に構ってくる。
今まで以上に、
出会った頃の、お友達の関係を超えて今はパパ……それが、いつかはそれ以上に。
まるで『ウメチカ』の、
二人で一緒に食べた『親子丼』のように、愛されながら……
では、お母さん。以前のことが「本当なの? 夢のよう」と思えるどころか、もう声にしてもいいくらい、それ程に、この現実の、日常の上で思えるのだ。……くどくて大袈裟な表現のように思うことかもしれないけど、それらが今の、正直な僕の表現だ。
そしてこのエッセイは、今はお家、このお部屋が舞台だ。
されどもゲーム機を起動中、その画面を前、僕は身を置いている。昨日から……お隣には、お母さん。格ゲーで対戦。その渦中で、もう春。新学期を待ち侘びている。
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