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第七章 さらに、その先へ。
第三十四回 今日は四月一日!
しおりを挟むまたの名を『エイプリールフール』――これもまた、年に一度で、
年に一度、嘘をついてもいい日。求めるはリトルな、可愛い嘘だ。
……そうハッピーで、笑顔満開な楽しい嘘。
例えるなら、学校が恋しい?
まだ見通しもない登校の日、それ以前に新学期も、いつからなのか連絡もないまま今日を迎えている。もしも今日に、その連絡があったのなら、それは嘘となるのか?
あくまで個人的な意見だけれど、
『お勉強大好き!』と、掛け合わしたのなら、それは真実となり得る。……まあ、つまりはね、嘘と嘘を掛け合わしたのなら、それは真実ということで……って、これではまるで僕が『学校で心行く迄お勉強したい』と、そんなニューアンスになってしまう。
……でも待てよ?
とても羨ましいような、そんな発言だ。――世界では貧困のために、或いは病気のために学校へ行きたくてもいけない子供たちもいる。その子供たちから見たのなら、きっと僕らのことを……「何て贅沢な人達だろう!」と、その様な言葉を浴びせるに違いない。
そう思うと、恥ずかしく、
梨花や可奈、みんなと出会う前までの僕が、とても恥ずかしく思えた。
いじめを苦に不登校を繰り返していた、そんな日々が、そんな自分が。
だからこそ、僕は綴る。
『ウメチカ』と名乗るエッセイを。今日もまた、明日もまた……
もしかしたら、
もしかしたら、いるのかもしれない。以前の僕と、同じ悩みを抱えている子……もっと大変な子だっていると思う。この拙い文面でも、ほんの少しでも力になれるのなら、
……なぜなら、僕もエッセイで勇気づけられた一人だから、
僕のお姉ちゃん……梨花の、日々綴るエッセイで、いっぱい勇気をもらったから。
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