元厨二病な俺、異世界に召喚される!

回復師

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神竜誕生編

2-1 神竜の森(前編)

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 早朝、まだ薄暗い日の出前に水神殿を出発し、一本道の下り坂を6時間ほどくねくねとひたすら下ってきた。
 朝飯を抜いてきた俺は、腹が減ったので昼食にするのにいい場所はないかとナビーに声を掛けた。

『……1kmほど下った辺りに大きい木が一本立っている所があります。そこなら木陰になっていますし、見晴らしもいいので周囲の警戒もしやすいのではないでしょうか?』

『じゃあ、其処にしよう。それにしてもなんにも出てこないな? スライムやゴブリン1匹出てこないのは、ちょっと退屈だな……』

『……下の方の街道まではおそらく安全ではないでしょうか。アラン隊長が先日のオークの集落発見以来、定期巡回の周期を早めて狩りつくしているようです』

『そういえば、神殿騎士の恥だとか言ってたもんな。お! あれか? でかい木だな』

 大きな木の木陰で、インベントリから作り置きして持ってきていたサンドイッチをとりだして、パクつきながら地図を眺めていた。

 この地図はカリナ隊長が準備して、リュックサックに入れておいてくれたものだ……有難い。

 大体の道や周辺の村や町の情報は騎士たちから聞いていたが、視覚情報で得られる地図があるとやはり便利だ。
 俺の場合は超反則的に、この世界の管理者的ユグちゃんのコピーであるナビーが居るので、地図がなくても迷子とか現在地が分からないということはない。ナビーに聞けば教えてくれるからだ。

 地図でみると丁度この大きな木がある場所がこの山の中間くらいだな。
 結構なペースで6時間も下ったが、大陸で一番でかい山だけはあるということか。
 水神殿があった場所が山の7合目あたりだから、地図的にはちょっと下った程度なんだな……まだ先は長そうだ。

 ここからちょっと下った先で道が三本に分かれている。
 一つは西のガレリア帝国方面に、一つは南の獣国方面に、一つは東のカスタル皇国に。


 俺は下っている途中でナビーに西の道を行くように指示されたのだ、最初は勝手に行先を決めるんじゃねーとか思ったが理由を聞いて西に行くことにした。

 西行きの道を下って街道に出てすぐの場所に、神竜の森と言われている広大な森が広がっているのだが、この旅の最初の目的地はそこにある神竜の神殿にした。

 神竜の神殿は地図には載っていない。ここに神殿があるのは神たちしか知らないのだから当然なのだが、世間では神竜の森は迷いの森と言われていて、誰も近寄らないそうだ。

 いつも深い霧が立ち込め、ベテランの狩人ですら方向感覚がおかしくなって迷ってしまうそうだ。

 剣術の練習時に色々聞いていた話の中に「神竜の森という名前は昔からそう言われているだけで、誰も竜を見た者はいないそうですよ。ひょっとしたら昔はその森に本当に竜が居たのかもしれないですね」と騎士の一人が言っていたのを思い出す。

 ナビーが神殿行きを強く勧めたのには理由がある。
 この神殿にはフェザードラゴンが居るのだが、この世界が誕生して六千年の間ず~っと俺がくるのを待っているのだそうだ。

 六千年とか重いんですけど……どんなストーカーですか?ってナビーに言ったら怒られた。

『……マスター、フェザードラゴンって言葉に聞き覚えないですか?』
『勿論あるけど、フェイの事だよな? 名前フェイで合ってるよな? 一番思い入れのある竜だし、間違いないよな?』

『……はい、合っています。フィリア同様マスターのアホ設定のおかげで、神でありながら六千年もの間、人知れず眠りについている、超可哀想な神竜様です』

『え~と……また俺のせいなの?』

『……マスターのアホ設定では、フェイは全属性を司る七竜の管理者的存在です。フェザードラゴンという竜の単体種で、この世界に1体しか存在しない種です。それと、マスターの従魔だという設定になっています。七竜の頂点にいながら、人の信仰も得られず、神殿に眠らされて六千年もの間待ち続けたのに、迎えに行ってやらないとか、あまりにも可哀想なフェイ……しくしく』

『しくしくとか口で言って嘘泣きするな。分かった、最初の目的地はフェイの神殿だ』

 と言う訳で、フェイの神殿を目指しているわけだが……凄く【クリスタルプレート】にメールやらコールがきている。
 フィリアとサクラ、ナナからもだ。カリナ隊長もか……メール確認すると、うん……フィリアとサクラからのお怒りメールとナナとカリナから怒られたけどそっちは大丈夫かと、安否確認のメールだな。

 巫女たちからも『黙って行くとか酷いです!』的な内容のメールがいくつも届いてる。

 とりあえず、ナナとカリナに魔獣一匹まだ遭遇してない事と、フィリアとサクラたちのお怒りをどうしよう?などと書き添えて返信を送った。

 メールを送った直後にコールが鳴ったので、相手を見たらナナだったのでつい出てしまった。

『ナナか? こっちは順調だけどごめんな……やっぱりフィリア様に怒られちゃったか?』
『リョウマ! 妾に黙って出ていくとは酷いではないか! 怒って当然であろう!』

 げっ! フィリアだった……ナナのすぐ側にいてメールを見てコールさせたようだ。

『フィリア様ごめんなさい。言うと絶対止められると思ったので、ナナとカリナさんとアランさんにしか言ってこなかったのです。でもちゃんとネレイス様には許可をもらってます』

『そういう問題ではなかろう……其方が黙って出ていく程度ぐらいにしか、妾の事を想ってくれていなかったのが、妾は悲しいのじゃ』

 あう~、心が痛い。
 仕方ない、俺は【認識阻害】【ジャミング】の魔法を解除した。まだ【サーバーカット】の魔法は使ってないので女神たちにもこれで会話が聞けるだろう。

『フィリア、黙って出ていくのには理由があるんだ。俺的な我儘なんだけど聞いてほしい。水の神殿に使徒として転移されるまでは、俺はどこにでもいる一般人だったんだ。その普通の人間が一日中女神たちや神竜から監視の目を向けられているんだよ。ず~~~と見られていて、精神的に限界だったんだ。フィリアも魔法か何かわかんないけどよく俺の事監視してたでしょ?』

『うぅ……アリア様に、常に最優先で気にかけてくれと頼まれておったのじゃ……』

『我慢の限界がきて【認識阻害】【ジャミング】と2つの魔法を創って、女神たちの監視をごまかしてそこを出たけど、さっき解除した瞬間からまた監視されてるんだ』

『ごめんなさい、創主様……』
『あるじさま、ごめんなさいです』
『あぅ~~御主人様~』

『そこにいるときには言えなかったけど、俺は15歳……何日か前にサクラとアンナさんが排卵周期に入ってたんだけど、俺は犬並みに鼻が利くから凄くきつかったんだ。あの女の子の繁殖期特有の甘く甘美なフェロモンの匂いは本当にきつかった。女子には解らないかもしれないけど、凄く良い匂いなんだよ……女神やフィリアの監視がなければ一人で性処理してスッキリできるのに、ずっとみられてて、恥ずかしいからそれもできないんだ。女神たちは年頃の男の子になったら、普通親から個室が与えられる意味を解ってない! 男は女と違って溜まるんだ!」

 恥ずかしい事だが、性処理は思春期の少年にとってとても大事な事だ。

『気付いてやれずすまなかったのう。女神様たちも凄く心配しておる。一度帰ってきてちゃんと話し合わぬか?』

『あ、誤解しないでくださいよ? 性処理ができずに家出した痛い少年みたいな言い方しないでください。まぁ、それも理由の一つではありますが、問題なのは女神たちが過保護すぎるからです。さっきも心配していると言っていましたが、監視も心配だからしているのでしょう。度が過ぎるとこっちは迷惑にしかならないのです。女神たちは俺に何かさせたい事があるのでしょうが、未だに教えてくれません。それならこっちもその間は好きにさせてもらいます。弟子のナナの事もありますし、そこには時々帰りますので、その時はまたよろしくお願いします。一方的で申し訳ないですが、今話すと先に進めなさそうな気がしますので、ここで俺の全ての痕跡をいったん切ってしましますね。ごめんなさい』

『待つのじゃ! リョウマ―――』
『御主人様、申し訳ありませんでした―――』

 フィリアとアウラが何か言いかけてたが、こちらに全く帰る気がないので、申し訳ないが時間の無駄だ。
 一方的に通話を切って【認識阻害】【ジャミング】【サーバーカット】を発動する。

 女神たちはユグドラシルを通して監視していたので、ユグちゃんの接続を切った俺は完全に監視から解放された。

『ナビーどうだ? ユグちゃんと接続を切ったけど祝福とかはどうなった?』
『……はい、私とユグドラシルは繋がっていますので私を経由して加護や祝福は発動できています』

『それは良かった。経験値増加なんかはあるにこしたことはないからな』
『……サーバーを切ったことでパッシブ系が全部切れてしまっていますので、早めにリバフしてください』

『そうだな、エアコンも切れてるのか。ないとやっぱ暑いな』

 【周辺探索】【認識詐称】【自動拾得】【殺生強奪】【並列思考】【多重詠唱】【痛覚半減】【エアーコントロール】すぐに必要なパッシブ系スキルは発動させた。

 加護や祝福も遠慮なくONにしておく、安全な神殿内と違って何が起こるかわからないからだ。
 神殿を出るときに交わした、ナビーとの約束でもある。安全第一でないとナビーは怒ってサポートしてくれないのだ。



 お腹も膨れたし出発するかな。生活魔法の【アクア】で水の塊を作りだし、そこに食器を突っ込んで洗浄した。 【クリーン】でも良いのだけどね……ちなみにお昼はオークカツが入ったカツサンドにミックスジュースだ。
 ナナの誕生会の残り物を利用したのだが、時間停止機能があるインベントリに収納してあったから鮮度は全く落ちていない。冒険者では考えられないめちゃうまな昼食だった。



 すぐに出発するつもりだったが、フィリアの事が気になってしまいメールを出した。
 タイトルに一人になって見るように、見た後は必ず処分するように、と添えて。

 内容は、神殿を出る羽目になった真実を書いた。

 名は出さなかったが巫女数名と騎士の一人が俺に恋しているようだと神から教えられた事、その中の一人が思い悩んで信仰値が一気に落ちてしまい、このまま放っておくと信仰値が80を割ってしまい、神殿に居られなくなるのだと隠さず書いた。

 俺が黙って出たのは、もし出て行くのを止められた時に、どう対応していいか分からなかったのと、見送りとかが恥ずかしかったことを素直に書いて送った。

 巫女たちのフォローをお願いしますと最後は丸投げにしたが、俺はフィリアに嫌われたくなかったので、メールという保守行動にでたのだ。

 メールを送ったあと、道を下ってきたのだが、分かれ道に差し掛かった辺りで探索魔法に反応が出た。

 色は赤だ……魔獣だな。

 赤の光点をクリックして確認したらスライムのようだ、旅のモンスター初遭遇はスライムだった。
 物理攻撃はあまり効かないので剣じゃなくて魔法で倒すことにしよう。まだ1kmほど離れているがスライムは足が遅く行動範囲も狭い、このまま進めば遭遇するだろう。

『ナビーこのイエロースライムっていうのはどんな特性があるんだ?』

『……大地属性を持ったスライムです。倒すと大地属性の魔石を落としますが最低ランクの魔獣ですので一個当たり1000ジェニー程ですね。あと、倒す時に樽などに入れてから殺すとスライムのあのねばねば感のあるゼリー状の液体が取れます。イエロースライムの粘液は解毒剤の触媒にできますが、下級の毒消し剤用の触媒ですね。売れば一樽3000ジェニーほどになりますが、手間暇を考えれば割に合わないので、殆んどの者は魔石のみの回収にします。マスターのように無限インベントリのようなチート仕様でもないかぎり樽一個とか邪魔にしかなりませんからね』

『両方で4000ジェニーか、多少だが危険があるってことを考えたら少ないよな。普通の人の【亜空間倉庫】ってどんな感じだ?』

『……一般的には普通5マス所有で、1マスの重量制限は10kg制限の者が99%を占めてます。時間停止機能を持っている者は世界でも殆んどいません国で5人も居ればいい方です』

『えと……ナナのって【時間停止】機能つきで1枠分の50マスあったよな。ヴィーネかなり奮発したんだな』

『……本来は勿論だめですよ。マスターがちょっとずるしていいとか言ってナナに祝福付けたから。それに50マスなのもナナのあの時のレベルでの最高数です。もっと高レベルだったらいくつ与えていたことやら。でも、ナナならいずれ手に入れているモノですから、少し習得時期が早まった程度の誤差ですね』

 話している間にスライムの居るポイントに到着した。
 解毒剤もあるし、そもそも魔法で毒は消せる。

 今回は魔石のみかな、さっさと倒すことにしよう。

 スライムはまだこっちに気付いてないようだ……こっそり近づいて【ウインドカッター】を発動したら、ザシュッという音がしたと思ったら、もう終わっていた。

 【自動拾得】がONになっている為、すぐさまインベントリ内に魔石は保管された。
 実にあっけないものだ……。


 6時間ほど下ったあたりで、そろそろ野営地を確保しないと駄目ですよとナビーに注意された。
 出発に際して俺はナビーと最低限の取り決めを行ったのだが……。

 ・冒険中、基本的に口出ししないこと
 ・色恋に関して俺にむやみに情報を漏らさない事
 ・有益な情報は早めに教える事
 ・夜間就寝中は俺との接続はカットさせてもらう事

 つまりナビーが口を出してきたという事は、許容範囲の限界がきたという事だ。
 この時間を過ぎるといくら夏でもすぐ日が暮れる、日暮前に寝床の確保と夕飯の準備は冒険者なら常識のことなのだ。未だに何も聞かず、てくてく歩いている俺を見かねて声を掛けてきたのだ。

『ありがとうナビー、初日なんで言われるまで気付かなかった。この辺に野営できそうなどっかいい場所あるか?』

『……400m程下ったところに、少し開けた空間があります。そこならテントではなくて【ハウスクリエイト】の魔法が使えます』

 どうやら俺の質問も織り込み済みで注意をしてくれたようだ。指示通りにそこに【ハウスクリエイト】で作製済みの家を召喚した。八畳一間のバス・トイレ・キッチン付きの小さなログハウスだ。
 何気に結界付きで魔獣も魔方陣内に入れない仕様だ。ナビーはこの家の中だと安全確保ができるから、あのタイミングで注意をしてきたのだろう。テントは結界がないからナビー的には許容できなかったのだ。



『ナビー、フィリアや女神の動向が知りたい』

 風呂に入り夕飯を食べながらナビーに訪ねたのだが、この空間は冒険者的な雰囲気じゃない。

『……アウラ様がフィリアに捜索するよう指示を出したようですが、他の女神とフィリアが止めて現在はマスターの事はナビーに任せてくれるようです』

『フィリアが止めたのか?』
『メールを送ったのが良かったみたいですね。凄くショックだったようですが、メールを見てからは落ち着かれたようです』

『そうか、それは良かった。じゃあ、この街道沿いでも大丈夫だな。馬とかで追われたら徒歩じゃ追いつかれるからなにか対策がいるかと考えていたのだが杞憂だったようだ』

『……現在四合目あたりまで下っています。明日には下の街道まで行けると思いますが。ここから先はアラン隊長の巡回範囲からも出ますので魔獣の数が少し多くなるはずです。今のようにあまりくつろぎ過ぎないようにもう少し気を引き締めてくださいね。装備品はすぐに着られるように出しておくこと、剣はすぐ振れるように手元に置く事、冒険者の基本です』

 俺は入浴後装備はインベントリに収納して、剣は玄関先に立てかけてあった。
 基本が全くできてないと、ナビーにダメだしされたが。まったく反論できなかった。
 どうやらナビーに頼り切っていたようだ、ナビーが何かあったら教えてくれるだろうと、高を括ってたのだ。
 自分であまり関与してくるなと言っておきながら、このていたらくである。
 これではナビーも呆れているだろう。

 忠告はすぐに聞いておくことにした。
 装備品をだして、剣は直ぐ出し入れできるインベントリ内に保管した。

 インベントリから、コンマ数秒で剣を出せるように、練習する必要がありそうだ。
 近いうちに抜刀術並みに速く出せるようにしたいな。

『ナビー、他に注意点はあるか?』
『……そうですね、夜間の明かりは魔獣を引き寄せます。光が漏れないように対策してください。あとは特に問題ないかと思います』

『了解だ。ありがとう、これからもよろしくな。歩きっぱなしで疲れた、今日はもう寝るから、この部屋の空間の監視をOFF状態にするな』

『……はい、お疲れ様でした。それとこれは私からのささやかなプレゼントです。おやすみなさいマスター』

 【クリスタルプレート】に添付画像付きメールが送られてきた……ムフフな動画映像だった。

 ナビーのヤツちゃんと解ってるではないか!


 体は結構疲れているのだが、一人お楽しみ動画を見ながら冒険初日の夜は更けていくのだった。
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