元厨二病な俺、異世界に召喚される!

回復師

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神竜誕生編

2-2 神竜の森(中編)

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 朝目覚めた俺は身も心もスッキリしていた。
 女神たちに怒っていたのもなんだったのかと思えるほどの爽快感だ。

 就寝用の空間を解除した俺は、まずMAP確認で周辺の魔獣検索をしたが3km以内に反応はなかった。

『ナビーおはよう。なんか変わったことはあったか?』
『……おはようございます、マスター。ユグちゃん経由で女神様に愚痴られたぐらいで特に変わりはないですね』

『悪いな……迷惑かけるけど、その辺は諦めてくれ』
『……はい、神殿を出ると言われた時点で諦めています』

 元の世界では朝御飯は食べない派だったが、この体は燃費が悪いのかやたら腹が減る。
 肉祭りで作ったが、人気が無くて大量に余ってる豚汁と、おにぎり、オーク肉の角煮で朝食にした。

 旨い、見た目はあれなオークだが肉は最高に旨い豚肉なのだ。見つけたら絶対狩ることにしようと思いながら食べていたら、ナビーが変な質問をしてきた。

『……マスター。昨晩出したモノはどうされたのでしょう?』
『お前黙ってくれてるからほっとしてたのに、ストレートに変な質問するんじゃねーよ! そんなの聞いてどうすんだバカ!』

『……いえ、聞こうか迷ったのですが。毎回捨てられてしまうのも勿体ないので、最初に言っておこうかと決断しました』

『勿体ないとか、お前何言ってるんだ。頭大丈夫か?』

『……ふぅ、暴言もいいところですね。マスターの唾液、血液や精液は高品質な添加剤になります。衝撃の事実が発覚ジャジャーン!』

『はっ? どこかの宗教団体じゃあるまいし、何言ってんだよ? あと、口で変な効果音つけんな』
『……この世界は魔力で満ちた世界です。当然魔素の塊のようなマスターは髪の毛一本ですら粗末にしてはいけません。精液とかはマスターの中でも最悪に危険な物です。魔素を糧に生きてる魔獣が口にしたらどうなると思いますか? 考えられることは進化・変態・変異……どれが起きても人間にとって禍にしかならないでしょう。もう一度聞きます。昨日出したモノはどうされましたか?』

 事態の重さに渋々答えるしかなかった。女神のやつらめ、俺の体をおもちゃにしやがって……グスン。

『ちょっと聞くけど……一回の量が以前の3倍くらい出るんだが……女神の仕業なのか? それともこっちの世界の人間はこれが普通なのか?』

『……マスターの体が特殊なだけです。危険性は理解できましたね? ごまかさないで、先にこちらの質問にちゃんと答えてください』

『びっくりするぐらい量が多かったので先に【クリーン】を使い、替えのシーツを裂いて手拭にしてインベントリのゴミ処理場に廃棄した。こんなこと言わせるなんて、ナビーのエッチ!』

『……文句は女神様たちに言ってください。体液の特性は吸血鬼の真祖であるアウラ様の影響かと思われます。吸血鬼の真祖の血液はエリクサー並みの効果があるとされていますので。でもマスターの場合欠損部位の回復効果までは無いので注意してくださいね。ベースはほぼ人間ですので』

『アウラの血は欠損部位の回復効果があるのか?』
『……アウラ様の設定は吸血鬼の真祖という事でそうなっていますが、女神それ自体が実体がないので別の意味で不死身です。そんなことより、メディスン工房で素材として使いたいので機会があれば血液と精液を瓶に保管して取っておいてください』

『えー! 俺、自分の精液入りの回復剤とか飲まないからな!』
『……別に飲む仕様じゃなくてもいいじゃないですか。火傷の軟膏や切り傷用の止血用の軟膏なんかの添加剤にすれば最高級の品質の物が出来ます。自分で使うのが嫌でも、それで助かる命もあるのですよ?』

『解った、人助けと思ってそのうち採取しておくから、この話題はこれで最後にしてくれ。あと匂いがあっちの世界と違うんだが、これもこっちの世界特有のものか?』

『……そうです。個人香のように皆違う匂いらしいのですが、実体のない私には今一判りかねます』
『それならば別にいいんだ。カルキやハイター臭くなかったからびっくりしただけだ。どっちかというと凄くいい匂いが……いやなんでもない』


 せっかく気分の良い朝だったのに、ナビーの問題発言で一気にげんなりした。

 さぁ、出発して気分を変えよう……外に出てログハウスを収納する。
 もう少し俺のレベルと【ハウスクリエイト】の熟練度が上がれば、空間魔法をいじって建物の大きさは小規模で中の空間をかなり大きくいじれるようになるそうだ。

 歩き始めて直ぐ、おかしな点に気付いた。
 昨日より歩くスピードが速くなっている……レベルアップ痛はなかったはずなのに。

『ナビーどういう事だ? 特に何かの熟練度が上がったわけでもないだろう?』
『……そうですね、特にレベルが上がったわけでもないですし、何かの熟練度が上がったわけでもないですね。強いて言うならば、マスターのその体が歩くコツをつかんだって事でしょう。元々女神謹製のインチキボディです。疲れにくく、回復も早く、壊れにくい強靭な体です。昨日かなりの距離を生まれて初めて歩いているのに、多少の筋肉痛で済んでいる事がおかしいのです』

『そう言われればそうだな……元の俺の体なら絶対寝込んでいる』

 速く歩けるなら別にいいかと、どんどん下っていたのだが、不意に探索魔法に何かが引っかかった。

 俺は探索魔法発動中の時は、目視上でいえば右上に透過でミニMAPを開いている。
 MAP上には5つ赤い光点が表示されている……赤は魔獣の色だ。

 光点をクリックすればなんの魔獣かが表示される……どうやら光点の正体はゴブリンのようだ。
 敵もこの道を使ってこっちに向かって登っている……俺は下っているのだから、このままだと直ぐにかち合うだろう。魔法だと瞬殺できるだろうが剣の熟練度も上げたい。歩きながらオリジナル魔法を増やすことにした。

 【魔法創造】
 1、【マジックシールド】
 2、・シールドを展開しダメージを吸収する
   ・ダメージ吸収量は熟練レベルが反映される
   ・一度発動すれば吸収量が超過するかキャンセルするまで効果は持続する
 3、イメージ
 4、【魔法創造】発動


 1、【プロテス】
 2、・物理防御力が上がる
   ・物理防御力上昇量は熟練度が反映される
   ・【マジックシールド】にも物理防御は反映される
   ・効果時間及びMP消費量は熟練度が反映される
 3、イメージ
 4、【魔法創造】発動


 1、【シェル】
 2、・魔法防御力が上がる
   ・魔法防御力上昇量は熟練度が反映される
   ・【マジックシールド】にも魔法防御は反映される
   ・効果時間及びMP消費量は熟練度が反映される
 3、イメージ
 4、【魔法創造】発動

 早速発動して強化したのだが、ナビーが笑いながら声を掛けてきた。

『……マスター、慎重に行動してくれて嬉しいのですが、シールドなしでもゴブリンごとき今のマスターなら余裕で倒せますよ』

『そうなのか? うーん、騎士との戦闘訓練では一度も勝ってないだろ? ちょっと剣技には不安なんだ』

『……なるほど、でも騎士たちはあれでも各国から集められた優秀な者たちですからね。皆、最低でもCランク冒険者並みの実力はあるのですよ』

『よし、じゃあ全部剣技で倒してみる。問題ないか?』
『……全く問題ないです。あえて教えるなら返り血に注意ですかね。でも、慣れてないと無理なので今回はあまり気にせずやっちゃってください。生活魔法の【クリーン】で綺麗に落とせますので……』

『分かった、もうすぐだな。あ! 向こうに見つかった』
『……大丈夫です。慌てずに抜剣して攻撃態勢に入ってください。囲まれないように注意しながら近い敵から確実に殺りましょう。無理に急所を狙わなくてもいいです。手でも足でも腱まで届けば確実に弱体化できますので、狙えるときは一気に、そうでないときは確実にダメージを与えることが大事です。出血だけでも動脈なら5分ほどで敵は死ぬのです』

 敵は5体のゴブリン……敵の装備はどこかで拾ったであろう、ただの棒。当たっても打撲ぐらいだろう……恐れず攻めよう。俺は最初に突っ込んできたゴブリンの首に剣を思い切り突き刺した。

 アッ! ミスった……まともに返り血を浴びてしまった。ナビーに注意されてたのに……目に入らなくてよかったが、独特な血の臭いが堪らない。

 次に棍棒を振ってきたヤツの棒を剣で受け止め、顔を思い切り蹴りつけた。
 ゴキッと音がして首が折れ曲がっている……至近距離の右の回し蹴り程度で首が折れるとは思ってなかった。

『ゴブリン我流棒術レベル1を習得しました』
『ゴブリンの魔石を自動拾得しました』

 ナビーの可愛いアニメ声のシステムアナウンスにびっくりして一瞬固まってしまった。

『マジックシールドが117のダメージを吸収しました.残り吸収量883です』

 エッ!? レベル1のマジックシールドで1000もダメージ無効化してくれるんだ。
 それよりダメージ受けたんだから、もっと気を引き締めないとな。
 横から殴って俺にダメージを与えたゴブリンを上段から斜めに切り捨て、後ろから襲ってきていたゴブリンに振り向きざま胸に剣を突き刺した。

『ゴブリンの魔石を自動拾得しました』
『ゴブリンの魔石を自動拾得しました』

 生きているのは残り2体か、自動拾得のおかげで生死の判別もできることを発見した。

 無傷が一体、剣を胸に突き刺されて瀕死が一体。
 注意はいるだろうが、血を流しながらうずくまっている瀕死の方は後でいいだろう。
 無傷の方に剣を向け、両方が目視で見える位置に回ってから切り込んだ。
 思いっきり剣を横なぎに振ったら、ゴブリンの持っていた棍棒が弾け飛んだ……相手はこれで武器がない。
 こっちの勝ちは確定だろうに、逃げようともせず俺に威嚇している。

『ゴブリンの魔石を自動拾得しました』

 胸に剣を刺された方が出血死したようだ……これで残りは武器なしのゴブリンのみだ。
 暫くピョンピョン跳ねたりしながら俺を威嚇していたが、素手のまま殴りかかってきたので横に躱しざま首を刎ねた。

『ゴブリンの魔石を自動拾得しました』

『余裕で倒せたけど、内容的には今一だったかな。ナビー的には何点くれる?』
『……厳しくつけるなら40点ぐらいですかね』

『厳しいな、反省と今後の立ち回りを考えるために良いところと悪かったところを聞かせてほしい』

 死体を自動拾得し、工房内で剥ぎ取り解体するように設定している。
 今の設定は魔石とか価値のあるもの以外は【塵処理工房】行きに設定にしてある。
 【クリーン】の魔法で体に飛び散ったゴブリンの血を浄化して、飲み物を出した。少しだけ休憩だ。

『……良かった点は初ソロの近接戦闘にしては落ち着いて対処できていました。振り向きざまに後ろの敵に剣を刺せていたのも悪くなかったですが、相手が人間とかなら短剣で逆に刺される可能性もあるので近付き過ぎるのも要注意です。今回は周りがちゃんと見れているという意味で加点とします。一番良かったのは胸を刺したゴブリンとこれから戦うゴブリンを一緒に目視できる位置に移動できていたことですね。弱っているからと捨て置いて後ろから殴られたとか最悪ですから』

『悪い点はやっぱり首刺したことか?』
『……ですね。もし目に血が入って視界を奪われていたら囲まれて何発かいただいたでしょう。刺すなら正面からでなく斜め横からですね。あと対処できていましたが、後ろに敵がいたのに大降りに剣を振ったのも感心できません。大きなアクションをとるときは、その後隙ができるのを考慮してからでないと危険です。最弱のゴブリン相手なのですから、いずれは5匹ぐらいすり抜けざまにスパスパスパッと2秒でやっつけるぐらいになってほしいですね』

『あはは、そうだな。そのうちそんなに成れたらいいな』

 順調に下って、下の街道に日暮前に到着した。昨日よりかなり速度が上がっている。
 一流のマラソン選手並みの速度はあるだろう。つまり40km程を2時間ほどで移動しているのだ。

『息切れ一つしないでこの速度は我ながらびっくりなんだが、これおかしいよな?』
『……別におかしくはないですよ。一流冒険者ならもっと速いです。そういうスキルもありますしね。マスターのレベルとかを考慮したら、確かにおかしいのですけどね』

『神竜の森までここからどれくらいかかる?』
『……1時間ほどの移動で、神竜の森に少し入った場所にいい野営場所があります』

『ナビーって今更だけど便利だよな。声も可愛いし『ゴブリンの魔石を自動拾得しました』思わず固まっちゃってダメージくらったぐらいだ』

『……真似するの止めてください。本当は恥ずかしいから嫌なのです!』

 可愛いは正義だ! 暫くは言ってもらう!

『この分かれ道を右でいいんだな。やっと下り終えたか……』

 ここまで下り終えるまでに戦闘が3回あった。ダメージもない小規模な戦闘だったが、剣術レベルが3に上がっている。実戦のほうが格段と熟練度の上りが良いようだ。

『……右に進んで1時間ほどの場所に、小川が近くにある良い野営場所があります』
『水辺って危険じゃないのか?』

『……そうですね。水場は本来危険ですが、快適な野営場所でもあります。素材の剥ぎ取りや調理に水は欠かせません。普通はパーティーでの行動なので野営時は交代で見張りをたてます。ソロで森に入るバカはそうそういません。結界付きログハウスがあるからマスターは問題がないのです。森の入口付近であの結界を破って侵入してくる魔獣はいませんので……』

 なにげにバカって言われてるがまぁいいだろう……否定できないし。

 森に入って少し行ったところで、カマキリの魔獣に遭遇した。
 探索魔法で魔獣が居るのは分かっていたので回避も容易にできるのだが、ナビーが良い素材が獲れるから是非狩るようにと珍しく勧めてきた。

『キラーマンティス、7級クラスのCランクモンスターか。赤色ってことは魔獣なのか?』
『……昆虫型の魔獣です。手の鎌の部分が高値で売れます』

 【ホーミング】【ウインドカッター】
 なんか見た目がおっかなかったので首を狙って魔法でサクッと倒してしまった。
 だって2m程の大きさのカマキリって恐怖しか感じないだろう。

『レベルアップしました』
『キラーマンティスの鎌とキラーマンティスの魔石を拾得しました』

 なるほど、レベルアップが近かったから狩らせたんだな。
 さっさと寝とかないと朝方レベルアップ痛がくるって事か。


 ナビーのお勧めポイントに到着し、ログハウスを召喚して本日も快適に野営を行うのだった。
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