元厨二病な俺、異世界に召喚される!

回復師

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神竜誕生編

2-10 ガスト村 3 大規模コロニー発見

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 村長宅では普通に奥さんが出てきて、書斎にいる村長の所まで案内してくれた。
 村長とお互い名乗り合い、リョーマではなくリョウマだとここでも訂正し、フィリアたちの暴走気味な件を謝罪した。

「神殿の方から注文があったようでご迷惑をおかけしています」
「いえいえ、こんな事は初めてでしてな。余程大事な神殿関係者だろうと皆で少し心配してたのですが、実際リョウマ君を見て安心しました」

「安心するとはどういう意味でしょう?」
「フィリア様や騎士様たちの前では猫被ってハイハイと従順なのに、この村の住人には偉そうにして無理難題を言ってくる貴族様が結構沢山居るのですよ」

 うわ~、マジで居そうだと思ってしまった。

「そういうことですか。私は騎士舎で1か月程居候させてもらって、皆と少し仲良くなれただけの山奥で育った冒険者志願の田舎者です」

「そうでしたか。長年神殿には肉と野菜を中心に卸させていただいておりますが、直接フィリア様やカリナ隊長が連絡してきたことは一度も無かったので、皆、何事だろうと変に勘ぐって心配しておりました」

 変な勘繰りをしていた誤解も解け、少し気になっていた事を尋ねる。

「もう1日体を休めて明日の朝出発しようと思ってますが、さっき雑貨屋のおじさんがゴブリンの集落ができてるかもしれないから気を付けるんだぞと忠告してくれたのですが、それほど頻繁に目撃されているのですか?」

「そうですな、3週間ほど前に西の街道で5体のゴブリンを狩ってから時々見かけるようになったのですが、この数日頻繁に見かけているようで、村を襲う計画でも立てて斥候を放っている可能性があります。村に攻められると被害が出るのでこっちから先に攻めようと、近いうちに村全体で探索を掛ける予定になっています」

「俺、探索スキル持ちなので、俺が調べてもいいですか?」
「ゴブリンがいくら弱いと言っても、集落規模になったらそれはちょっとした脅威ですよ?」

「もともとソロの冒険者を目指していますし、自分の実力は理解しているつもりです。『命大事に』がモットーですので危険そうなら覗く程度で速攻で帰ってきます。俺が狩っちゃっていいなら、是非どの辺なのか教えてください」

「あはは、命大事がモットーですか。慎重なのは良い事です。でも、少し頼りないのでカリナさんも心配なのでしょうな」

 うっ、また同じような事を言われた。カリナさん、あんた何言ったんだ。

「カリナ隊長、なんて言ってたのですか?」

「リョウマ殿は突拍子もないことをやったり、何か言うかもしれないが、全面的に信頼して協力してあげてほしい。もし何かリョウマ殿のミスで損害があった場合は私が全責任を負って弁償するからと……」

「あー、なんか愛されてますね俺……有難い事です。それで単独でやれそうなら狩っちゃっても構わないです?」

「そもそも村以外の事で止める権利は私には無いのですよ。外の魔獣は自由競争です。無理しないで、狩ってくれるなら村としては有難い。本来なら冒険者を雇って退治する案件です。でも、もしリョウマ君が帰って来なかったら、フィリア様やカリナ隊長に顔向けできなくなってしまう」

「無理は絶対しないです。あ! 話してる間にゴブリンが探知魔法に引っかかりました。西の先5kmにゴブリン3体ですね。街道を西に4キロほど行って、そこより南に2km入った森の中です。さっそく行ってきていいですか。夕方4時までには戻るようにします」

「そこまで詳細に分かるのですか? では村の手練れを何人か付けますので少し待ってもらえますか?」

「あの……ごめんなさい。俺、1日で200kmほど移動できるのですが、その手練れという方は徒歩でその速度に付いて来られるのでしょうか? 付いて来れないなら足手まといにしかならないので勘弁してほしいのですが」

「……もしそれが本当なら、1人も居ないです。門番のダラスなら可能ですが、今日はあいつは出せないです」

 俺が嘘を言ってるようにしか思えないだろうな……女顔で160cmほどしかない華奢な子供のいう事だ。
 だが、村の外に居る魔獣は村の所有じゃないので、ある意味競争だ。
 近いうちに探索する予定だと村長が言っても、実際に先に狩った方に権利があるのだ。
 村長も言ったように、そもそもこの人に許可をもらう必要もないし、俺を止める権利もない。

「無理はしないので、申し訳ないのですが1人で行かせてもらいますね」

 村の入口で門番のダラスさんにちょっと出てきますと言葉を濁してさっさと離れた。長話になったり危ないと止められたら面倒だったからだ。今回の狩りは経験値目的じゃない……APが欲しいのだ。

 ゴブリンが大量にいる集落は、AP稼ぎに最適の狩場なのだ。

 さっき探索魔法に引っかかったゴブリン3体は、街道を使って村の方に向かってきている。やはり偵察なのだろうか?

 【マジックシールド】【プロテス】【シェル】シールドは要らないかもしれないが安全第一だ。
 フェイにも同じようにシールドを張っておく。

『ナビー、悪いがシステム音声切っといてくれるか? ゴブリンの集落だとナビーが「習得しました」のリーピート再生状態になっちゃうからな。想像しただけでうるさそうだ。左下にシステムログだけ流してくれ』

『……了解ですマスター。お二人とも気を付けてヒャッハーしてください』

『よしフェイ行くぞ!』
『兄様、今日こそ役に立ちます! 見ててくださいね!』

 街道のゴブリン3体は俺が到着する前に、ぶっ飛んで行ったフェイに風魔法で首を落とされていた。

『フェイ張り切り過ぎだ。俺を置いてきぼりなのもどうなんだ? 折角2人いるのに連携しなきゃ、パーティーの意味ないだろ? まぁ、連携とかしなくても余裕だったみたいだけど』
『うー、ごめんなさい』

『怒っているのじゃないけど、次回は気を付けろよ。それからゴブリンは良いけど、オークは肉が大事だから、傷めないようにね』

『はい兄様!』

「5km範囲には集落はないな……オーク1ゴブリン7でこっちに向かってるヤツがいるけど。今狩ったゴブリンもそっちから来てたよな。よし次はこの8体狩るぞ。フェイは俺の肩に乗って移動中は体力温存だ」

 街道から2kmほど入った所でMAPに大量の赤い光点が現れた。数えるのも面倒なほどの大規模コロニーができている。間違いなく上位種が居るな。だが先に8体の方からだ。これもフェイに任せるか。

「フェイ頼んだ、オークはできるだけきれいにやるんだぞ」

 瞬殺だった。【ホーミング】と【多重詠唱】のコンボはチートすぎるな。

「フェイ、APで上げたいものあるか?」
『はい! 【多重詠唱】をお願いします!』

「そうだよな、レベル4まで上げられるがどうする?」
『さっきのAP全部貰っていいのならそれでお願いします』

 フェイの【並列思考】と【多重詠唱】に6P振って両方レベル4にした。これで同時発動40発が可能になる。フェイのレベルも1上がっている……夕方6時ぐらいにレベルアップ痛がくるな。

 コロニーをさっさと潰して、忘れないうちにナナにプリンでも送るか。
 コロニーに到着し、フェイと相談した結果、2人が同時に風魔法だと干渉する可能性があると判断し、俺が中級水魔法の【アクアラスピア】、フェイが初級風魔法の【ウインドカッター】で攻めることにした。

 オークジェネラル、オークプリースト、オークナイト、オークアーチェリーの上位種を含んだ100体程の大きなコロニーだ。

 まずは無警戒なうちに上位種を狩る為にピンポイントで4発ずつ魔法をお見舞いすることにして、その後はフェイは右側から俺は左側からという簡単な取り決めをした。

「じゃあフェイ行くぞ。0で攻撃な、5・4・3・2・1・0」




『あの、兄様……』
「言うなフェイ……言いたい事は解っている。俺も同じ気持ちだ……」

 結果だけ言うと、20秒程で全狩り完了であった。武器を抜いた敵がいたかすら怪しいほどの瞬殺ぶりだったのだ。フェイの初級魔法を躱した個体もいたが連弾をそう何度も躱せるでもなく、目の前には大量の血が撒き散らかされた後だけだ。死体はインベントリに自動収納だから何も残ってない。

『兄様、なんて恐ろしい魔法を創っているのですか! これ冗談抜きで世界が滅んじゃうレベルじゃないですか!』
「いや……マジすまん! 前回使ったの初級だったから、ここまで脅威は感じなかったんだけどな。中級だとこうなっちゃうんだな」

『兄様、フィリアに伝授しちゃったんですよね? こんな危険な魔法を教えちゃったんですよね? フィリアは上級魔法使えちゃうんですよね? それどころかフィリアは確か水系の禁呪も習得してましたよね?』

「……はいすいません。でもフィリアなら絶対問題ないって俺が保証する」

『フィリア個人の性格は心配していないです。彼女も既に神族の仲間入りなのですから。でも、もし精神操作系の魔法で操られたりとかしたらどうします? 我々と違い精神防御は完璧じゃないのですよ?』

「そうなったら、俺が責任を持ってフィリアを始末する。弟子の責任はちゃんと持つつもりだ」

『兄様かっこいいです! ちょっとちびっちゃいました。フェイはもう何も言いませんね! この世界の平和は兄様にお任せします!』

「黙れ! 何がちびっちゃいましただ! フェイは巣の中の探索をして、鉄や使えそうなものをインベントリに回収してきてくれ。俺はその間にAPを割り振る作業をする」

『了解です兄様』
「回収はフェイに頼んだぞ」

 まず俺の方はと……。
 【周辺探索】レベル5 → レベル10     35P消費で残158
 【獲得熟練度上昇】レベル5 → レベル10  35P消費で残123
 【アクアフロー】レベル1 → レベル10   45P消費で残78
 【魔力感知】レベル1 → レベル5      10P消費で残68
 【魔力操作】レベル1 → レベル5      10P消費で残58

 フェイはどうしようかな。とりあえず朝に創ったスキルをコピーかな?
 【魔力感知】【魔力操作】【ボディースキャン】【アクアフロー】

『フェイ、今朝創ったんだがコピーするから了承してくれ』
『はーい。なんですこれ?』

『後で説明する。部屋に戻ってからな』

 フェイにも俺の体を調整回復してもらいたいからな。
 【アクアフロー】レベル1 → レベル9   36P消費で残22
 【魔力感知】レベル1 → レベル5     10P消費で残12
 【魔力操作】レベル1 → レベル5     10P消費で残2
 【移動速度上昇】レベル2 → レベル3    2P消費で残0

 また使い切ってしまったが仕方ない。
 フェイは移動系に役立つパッシブをもう少し上げたいが、暫くは俺の肩でもいいしな。
 瞬発力ならフェイの方が高いし問題ないか。

 探索をレベル10にしたからさっそく使ってみることにした。
 【周辺探索】……おいおいマジかよ!

『ナビー、どうしたらいいと思う?』
『兄様? どうされたのですか?』

『オークキングが生まれてて、10km圏内にコロニーがあと3つもできてる……』
『それってまずいですよね?』

『……直ぐに狩った方がいいのですが、提案があります。さっきここを狩ったことにより、3日以内に怒ったキングが村を襲う可能性が90%もあります。ですが後2か所のコロニーを落とすと、警戒して4%以下になります。此処と後2か所はキングのコロニーを隠すための囮のコロニーです。近いうちに村を襲うため、力をつけて集落を大きくしていたようです。もし発見された時の為を考えて、こことあと2か所を街道側に囮としてコロニーを作ったのでしょう』

 キングにもなると、なかなか頭が回るようだ。

『2か所狩るんだったら、全部いっそのこと狩り切った方がよくないか?』
『……マスターは今後の事を忘れていませんか?』

『そうだった、冒険者登録してから狩った方がいいんだったな』
『……そうです。街道の反対側にも1つコロニーがあるのですがそこはあえて残しましょう。こっち側の集落を2カ所狩って、村にはキングの事は報告しないで冒険者登録をしてからここに戻りましょう。地点登録しておけば転移魔法が使えますからね。2カ所狩って戦力を削がないと今晩にも村に行く可能性がありますし、下手に反対側まで狩ったら優秀な探索スキル持ちがいると判断され逃げられる可能性も高くなります』

『キングが怒り狂って残った残党で村を襲う可能性もあるんだろう? 俺の我儘で少しでも危険に晒すのもどうかな……』

『……ナビーが監視していますので、オークに動きがあればすぐに転移魔法でここに飛べばいいのです』
『なるほど……よし、じゃあそうするか。2つのコロニーで何体くらいになるかな?』

『……数で言えば1つのコロニーがここの半分ぐらいの規模です。両方足してここと同じくらいの128体ですね』
『フェイ、移動するから俺の肩に……少し急ぐな。ここに地点登録しておいて、まずは左側からだ』


 速攻で左のコロニーを壊滅させ、錆び剣なんかも根こそぎ回収する。
 その後初めて【テレポート】の魔法を使ってみた。

『一瞬で移動できると楽でいいな! 距離が近かったからあまりMPも使ってないみたいだな。神殿に行きたくなってきたが、たった数日で帰るのは恥ずかしすぎる。クー! ナナに会いたいが我慢だ!』

 同じ要領で右側のコロニーも速攻狩り終えた。なんかあまりにも自分が無敵すぎて、返ってヒャッハーできない。もうこれは狩りと言うよりただの作業だ、何の高揚感も無い。

 素材回収も終えたところで昼が近くなっていた。



『サクラか? すまない、お昼までにプリン送るって言ってたけど昼からになるって皆に伝えてもらえるか?』
『はい大丈夫ですよ。リョウマさん忙しいのですか?』

『ゴブリンの集落を見つけてね、もう狩り終えたんだけど、プリンと一緒にお肉も送ってやろうと思って。解体もまだやってないから昼食後になるけど、それでいいかの確認のコールなんだ』

『お肉! リョーマ、お肉とってきたの? ナナ、オークのお肉食べたい!』
『ナナも居たのか、ジェネラルもプリもアーチャーもいるぞ』

『じぇねらる! ヤッター! サクラ姉、とんかつとステーキが食べたい!』
『サクラ、オリジナルで熟成魔法を創ったから、2時間ほど後に食べごろになった肉をプリンと一緒に送るな。ジェネラル1・プリースト2・ナイト2・アーチャー2・オーク7体分を送るから騎士たちにも分けてあげてくれ』

『リョウマさん? それじゃコロニーまるまる全部じゃないですか? お金に換えたりしなくていいのですか?』
『コロニーは3つもできていて、全部ソロで狩ったんだ。なので総取りだから問題ない。ただ村が探索予定をしていたのを横取りした形になるので、コロニー1つ分の肉と討伐報酬は全部村にあげようと思っている。お金はそこそこあるので心配しなくていいぞ』

『リョウマさん1人でコロニー3つを半日で潰しちゃったのですか? あまり危険な事はしないでください!』
『従魔のフェイと一緒だし、危険はまったくないんだよ。コロニー1つ潰すのに30秒かからないし。心配してくれてるようだから後で動画を添えてメールするね。見たら引くかもだけど、危険がないのが解ると思う』

『はい、ナナと楽しみに待ってますね』
『リョーマの動画楽しみ!』

 通話を切ってナビーに解体と熟成の指示をだして簡単な昼食にした。村に渡す分はあえて解体しないで引渡す方が良いだろうとそのままインベントリに入れてある。


 昼から忙しくなるなと思い、直ぐに村に戻ることにした。
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