元厨二病な俺、異世界に召喚される!

回復師

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護衛依頼編

4-4 クラン『灼熱の戦姫』ヒーラーのソシアさん

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 どんより曇って今にも雨が振り出しそうな空模様だが、かろうじてもってくれている。
 野営地を確保するまで降るのは持ってほしいというのが皆の内心だ。

 今夜の野営場所は街道沿いに大きな木が6本有るひらけた所だそうだ。この木に、水をはじく液体を染ませた布を屋根のように張って簡易の雨よけを作り、その下に各テントを張るらしい。俺はそんな布持ってないのだが本隊の方が用意してくれるので問題ないと言ってくれている。やはり知らない事の方が多くて、それを学べるだけでも意義はあるだろう。

 ニリスさんに感謝しないとね。何かお土産でも買って帰ろう……とか考えていたら、探索魔法に反応があった。
 ゴブリン3体か、ここから10kmほど先の街道から200mほど林に入った所だし、そこまで行くのにも30分ほどの時間がある。到達までに奴らも移動するだろう、まだ様子見でいいと判断し、放置して動きを観察していたのだが暫く進んでいると新たに進展があった。そのゴブリンを追っかけてキラーマンティスが2匹現れたのだ。

 おやおや、ゴブリンを餌にする気満々だ。ゴブリンは足が短く移動速度はかなり遅い部類だから逃げられないだろうとMAPを眺めていたのだが……あらら、街道を使ってこっち方面に必死で逃げてるよ。ゴブリンはともかくキラーマンティスはその場で捕食を始めるだろうから、このまま進むならおっきなカマキリと戦闘しなければならない。あいつ見た目おっかないんだよな、それなりに強い魔獣だし、報告しとくか……


「マチルダさん、この先約2kmの地点でゴブリン3体がキラーマンティス2体に追われて街道をこっちに真っすぐ向かって逃げてきてます。ゴブリンはもうすぐ捕まるでしょうが、このまま進むと捕食中のキラーマンティスにかち合っちゃうけどどうします?」

「リョウマ君の探索魔法はそこまで精度がいいの?」
「そうですね、知らん顔してようかと思ったのですが、雨が降る前にテント張りたいですし、サクッと終えた方がいいと判断しました」

「何故知らん顔する必要があるのよ? 有用なスキル持ちは良いパーティーに誘ってもらえるからむしろ宣伝して回るのが普通ですよ? 隠す必要はないじゃない」

 ちょっと不機嫌になったみたいだ、確かに俺の言い方が悪かったな。

「すみません、俺の言い方が悪かったですね。あまり有用なのも知られたくないのです。それ目当てで勧誘してくるクランやPTが増えますから。Sランク魔獣でも出ない限り兄妹で倒せるのに、PTを組む理由がないのですよ。PTを組むメリットとデメリットを考えれば、俺たちにはマイナス要素しかありませんので」

「そうかもしれないけど、有用なスキルは教えてくれないと……リーダーがPTメンバーのスキルを知ってると知らないとでは作戦も違ってくるので戦況が変ってくるのよ?」

「言いにくいのですが、今回俺たちは追尾組で参加しています。あくまで補助的な立ち位置ですよね。日給もメインパーティーの半分以下で食事なしで参加しています。なのにあれやこれやメインパーティー並みに使われるのはおかしいと思うのですよ。俺のスキルを教えて良いように利用されるより黙ってる方が賢いやり方じゃないですか? それに自分の手持ちスキルは仲間以外には普通隠すものだと教わっています」

「そうか……リョウマ君は私たちをまだ仲間だと思ってくれてないから、そういう考えに至るわけだね。あのニリスさんの紹介だったからこっちはまったく警戒せず気を許していたけど、私の認識がちょっとずれていたようだわ」

「ごめんなさい。流石に朝知り合ったばかりの人に自分の持ちスキルをホイホイ教えるほど無警戒ではないです。それでどうしますか?」

 これは俺の言い分の方が正しかったようだ。
 普通知り合ったばかりの人間に自分の手の内を明かす奴はいない。晒した手持ちスキルからその人の属性が判断でき、その属性から弱点なども容易に分かってしまうのだ。朝知り合ったばかりの人間に、自分の手持ちスキルを教える人は居ない。


「折角君のおかげで遭遇時間に余裕ができたのだから、少しだけ皆で話し合いをしましょうか」


 なんと追尾組のメンバーが狩りたいと息巻いている。キラーマンティスの鎌が高く売れるのを知っている為で、シルバーランク6名で1匹を、ブロンズ4名で1匹を狩りたいと言うのだ。これまでの戦闘でブロンズ組もバランスのいい構成で難なく倒してきていたのでマチルダさんのPTメンバーが後ろで補佐してあげると言ったら喜んでいた。俺たち兄妹は今回も不参加だ。

 話し合いが終わり街道を進んで行くと、程無く食事中のカマキリに遭遇した。

 うわーゴブリンを食ってる……エグいし、相変わらずおっかない顔をしている。
 フェイも苦手なタイプのようだ……昆虫系の魔獣は俺たちはダメなようだなとフェイと苦笑いをした。

「大きい方が雌です。雌の方が強いからシルバー組が倒しなさい。ブロンズ組のフォローはします。できるだけ自分たちだけでやってみなさい」

 マチルダさんの簡潔な指示で戦闘が始まった。

 闘牛や闘犬とかは別に見たいと思わないが、この戦闘は見ていて凄く楽しかった。
 フェイは心配しているようで自分が戦った方がハラハラしなくていいと言っている。

 シルバー組は臨時でPTを組んだようで、意外にぎこちないながらも連携ができている。後続から水系魔法で足を凍らせちゃんと動きを鈍らせている。昆虫系を倒す時の基本ができているようだ。昆虫は主に春から夏にかけて活動する。寒いと一気に動きが鈍るのが昆虫の特性だ。知っていればその弱点を突くのは当然なのだ。動きが鈍った所を剣と槍で前衛組が難なく倒した。怪我なく倒せた事を手を叩きあって喜んでいる。

 さて、問題はブロンズPTの方なのだが、まず水系スキル持ちは居るのにヒールしか発動していない。
 前衛が速い鎌の攻撃に何度か切りり付けられ、既に逃げ腰になっている。スライムにはちゃんと対応していたのに多少切られただけでダメダメPTになっていた。あまりの不甲斐無さにマチルダさんの指示が飛ぶ。

「先に足を凍らせて動きを鈍らせなさい! 昆虫系を相手にするときの基本でしょ! 前衛は防御に徹して、動きが鈍ってから攻撃、無理して突っ込まない。ソシア悪いけどサポしてあげて」

 『灼熱の戦姫』のヒーラーのソシアさんが、中級魔法で足を凍らせると一気に戦況が変わった。

 へっぴり腰だが、一生懸命攻撃をしてやっと倒せたのだが、装備はボロボロだし、あっちこっち切れている。怪我も痛そうだ……これ、修理代とかで赤字じゃないかな? それでも3人がレベルアップしたと喜んでいる辺り微笑ましく思えるのは、俺が上から目線なのだろうか? 

 ブロンズ組のヒーラーのMPが尽きてふらふらしている。見かねたソシアさんが回復してあげていたのだが、本来別PTなら回復剤で凌ぐのが普通と聞いている。ヒーラーのMPは命に係わる事なので、旅先では特に慎重に使われるのが常識なのだ『灼熱の戦姫』のメンバーは、皆、甘い人たちが揃っているようだが、俺的に凄く好感が持てる。

 剥ぎ取りは後回しで『灼熱の戦姫』の偵察担当のサリエさんが【亜空間倉庫】に入れ預かるそうだ。



 程無くして野営地に到着し、防水布を張り終えた頃パラパラ雨が降り出した。俺も頑張ってテントを張っていたのだが何せ今回が初めてなのだ、この中では一番小さな3人用テントなのに皆が張り終えてもまだ悪戦苦闘中だ。見かねた『灼熱の戦姫』の一人が手伝ってくれてあっという間に張り終えた。

「ありがとうございます。確かお名前はサーシャさんですよね」

 凄く綺麗なスレンダーなお姉さんだ。

「あら、名前覚えててくれたのですのね? あまり私たちのPTに興味がなさそうだったから、覚えて無いだろうと思ってたわ。それにしても、なんかあまりにも野営経験なさそうに見えたのだけれど、これまでどうやっていたのか、凄く気になってしまっているのだけど聞いちゃダメかな?」

「できるなら、聞かないでください。経験がないのは確かですけど、これまで特に問題はなかったですから」
「分かったわ、無理に聞かないから警戒しないでね。分からない事や困ったことがあったら、すぐ誰かに相談してね。分からないまま行動して、旅の暗黙のルールとかを無視してたらどこにも相手をされなくなって冒険者稼業ができなくなる事もありますからね」

「はい、よろしくお願いします」

 この野営場所はかなりの広さがあった。雨さえ降っていなければもう少し広く使えるのだろうが、雨よけの屋根の下に密集しているので、必然的に各PTの夕食が見えてしまう。

 夕食は雇い主が支給するため、PTによってどこも違う。やはり本隊は少し豪華で【亜空間倉庫】からスープを取出し火を起こし温めている。周りに良い匂いが漂って空腹のお腹を刺激する。

 ブロンズ組の支給された物は、なんと昼と同じ硬いパンと干し肉一片だけだった。流石にこれだけだと不満の声が聞かれるかと思ったのだが、出発前に話はついていたようで、自分たちで追加の物を持ち出して食べるようだ。

 成程……基本支給と各自持回り品で賄うのか。

 皆の献立を観察して自分たちの与えられたスペースに戻ると、サクエラさんが申し訳なさそうにしていた。

「リョウマ君すまないね、有り金全部仕入れに使っちゃって、食材にまわす分もなかったんだよ」
「気にしなくていいですよ。最初からそういう契約じゃないですか。後から無いとか言われたら怒りますけど、最初から食事無しという契約ですから、気にする事ないですよ。と言うか、サクエラさんの夕飯それだけですか?」

「ええ、自分の分もあまり用意できなくてね。今回は赤字じゃない分良かったけど、こういう時もあるよ」
「食べるのちょっとだけ待ってもらえますか」

 商売の事は関係ないのだが、器の件はちょっと気にはなっていた。俺が悪いわけでは無いのだけれど、無関係でもないんだよな。飯ぐらいごちそうしてやるか。

 大人数が野営する場所になってるいる為、竈も5つある。3カ所が使われていたが、先にスープを温めただけで空いている場所の残り火を使わせてもらい、15分程でキノコソテーとオークのステーキを焼いた。周囲にバターと肉の焼ける良い匂いが立ち込める。

 当然注目を集めるが、皆に配る理由は無いので無視する。

 俺が肉を焼いている間に、フェイはテーブルと椅子をインベントリから出して準備している。

 うちの今日の夕飯はこんなだ
  ・オーク肉の直火焼きステーキ
  ・キノコ4種のバターソテー
  ・コンソメスープ
  ・生野菜サラダ
  ・焼き立てパン

 立派なディナーがテーブルに並んでいる

「あの、リョウマ君。何ですこれは……」
「うちの夕飯ですよ。さあ温かいうちに食べましょう」

 フェイと頂きますを言い、周りの目を素知らぬ顔で食べ始めた。

「あの兄様……皆が凄く見ています。凄く物欲しそうに見ています……」
「気にしたら負けだ! これが冒険者のルールなんだから気にしてもしょうがない。良い物を食べたかったら稼げばいい、生活を快適にしたければ、良いスキルを習得すればいい」

「ですけど兄様はよく平気で食べられますね。周りが気にならないんですか?」

 気にならない筈がない……だが今更だ。気にしたら負けだ!
 お昼は周りに合わせていたが、1回でもういいやと諦めていた。インベントリの中に旨い物が一杯あるのに、なんで硬くて塩っ辛い味しかしない干し肉をかじってなきゃいけないのだ!と、早々に自分の都合の良い方に考えを変えていたのだ。

「周りがそんなに気になるなら、フェイだけ干し肉と硬いパンに戻してやるな」 
「ムゥー、また兄様はフェイにそんな意地悪を言う」

「サクエラさんどうしました? 早く食べないと冷めてしまいますよ?」
「ああ、頂くよ。なんか申し訳ない気がするのですが、空腹にはあらがえない。とても美味しそうです」

 俺たちが食べ始めて直ぐに『灼熱の戦姫』のヒーラーのソシアさんがとことこやってきて、近くでオーク肉をロックオンしている。ソシアさんは半年前に『灼熱の戦姫』に加入した一番若手で確かまだ18歳と言っていた。
 回復呪文を使える冒険者は意外と少なく『灼熱の戦姫』でも念願かなってやっと入ってもらえたのだそうだ。ソシアさんは小柄で容姿も可愛いからどこもかなりの好条件で勧誘合戦をしたようだが、魔法学校を卒業したばかりで、まだ世間を知らなかったソシアさんはもう少しで碌でもないPTに騙される所だったのを『灼熱の戦姫』に救ってもらったのだそうだ。

「ソシアさん食べたいのですか?」

 うんうんと首を縦に振って激しく頷いている……なんかナナみたいで可愛いな。
 フェイを見たらウンと頷いてくれたので、お替り用に用意していた物を皿にのせて、一人分俺たちと同じモノをを椅子とともに出してあげた。

「凄く美味しいです! こんなに美味しいの初めて食べました!」

 まぁ俺の料理スキルは全て熟練度をMAXまで上げている。一流シェフの腕があるのだ……不味い訳がない。
 サクエラさんも食べ終えて幸せそうな顔をしている。

「リョウマ君、うちのメンバーが迷惑かけているようで申し訳ないです」
「マチルダさん気にしないでください。全員分とかだと流石に面倒ですけど一人分だけですし、お替り用に余ってた分ですのでいいのです」

「でもソシアはラッキーでしたね。凄く美味しそうです……羨ましい」
「彼女がくれとか言ってきたらあげる気はなかったのですけど、ただ物欲しそうにしているソシアさんの目に負けちゃいました」

「でもオークのお肉はうちでも良く食べさしてあげてるのに、初めて食べたとかちょっとショックです」
「兄様の料理は一流料理人並なのです。その辺のオーク肉と比べてはダメです」

 フェイは自分の分のステーキ肉を一口マチルダさんにフォークに刺して『あーん』と言って放り込んだ。

「な! 美味しいです! これほどとは……ソシアずるいです!」

 ずるいと言われたソシアさんだが、俺が提供した1人分をいつのまにか平らげた後だった。最初に自分のPTで出た夕飯を食べたすぐ後なのに、びっくりだ。

 騒がしい夕食を終えるころ、少し強くなってきた雨をうっとうしく感じながらも、楽しいと感じている自分に気づき頬を緩めるのだった。
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