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手紙
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「さくらー!」
俺は、寝間着だけに成ってしまったさくらを抱きしめた。
そこに、カレンが入って来た。
「ジョー……悪いけど……悲しみに暮れている暇は無い。インズマスの奴等が屋敷を包囲してるの」
「放っといてくれ!」
「なに言ってる。ここで死んだら、さくらが悲しむぞ」
「くそー!俺は……」
俺は、枕元に手紙が有ることに気付いた。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
ジョーさんへ
最後のお願い。
この手紙をジョーさんが読んでいる頃は、もう私は死んでいるでしょう。
私は、生ける屍でした。
本の呪いで、蘇生された死人でした。
私は、もうこれ以上無意味な生を望みません。
あなたに会えたから。
だからお願いします。
一階の廊下の突き当たりに地下に降りる階段があります。
地下には、実験室が有って、本が金庫に入っている。
鍵は一緒に入れて置きます。
お願い。
本を燃やして、全てを終わらせて。
さくら
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
俺はさくらの灰を一掴みポケットに入れると、注射用に置いてあったアルコールの瓶をもって立ち上がった。
涙を拭いて、手紙を花園に見せると「さっき、結構痛そうだったけど、もう一発暴れてもらえますか?」と言った。
花園は答えた「合点承知!」
もうインズマスは、屋敷に入り込んでいた。
「いくぞカレン!俺が突破口を開く、お前はジョーを護衛しつつ地下室を探せ!」
俺は、寝間着だけに成ってしまったさくらを抱きしめた。
そこに、カレンが入って来た。
「ジョー……悪いけど……悲しみに暮れている暇は無い。インズマスの奴等が屋敷を包囲してるの」
「放っといてくれ!」
「なに言ってる。ここで死んだら、さくらが悲しむぞ」
「くそー!俺は……」
俺は、枕元に手紙が有ることに気付いた。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
ジョーさんへ
最後のお願い。
この手紙をジョーさんが読んでいる頃は、もう私は死んでいるでしょう。
私は、生ける屍でした。
本の呪いで、蘇生された死人でした。
私は、もうこれ以上無意味な生を望みません。
あなたに会えたから。
だからお願いします。
一階の廊下の突き当たりに地下に降りる階段があります。
地下には、実験室が有って、本が金庫に入っている。
鍵は一緒に入れて置きます。
お願い。
本を燃やして、全てを終わらせて。
さくら
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俺はさくらの灰を一掴みポケットに入れると、注射用に置いてあったアルコールの瓶をもって立ち上がった。
涙を拭いて、手紙を花園に見せると「さっき、結構痛そうだったけど、もう一発暴れてもらえますか?」と言った。
花園は答えた「合点承知!」
もうインズマスは、屋敷に入り込んでいた。
「いくぞカレン!俺が突破口を開く、お前はジョーを護衛しつつ地下室を探せ!」
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