社畜騎士と2つの国の物語

マンガン乾電池(単一)

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第二章 魔術師の悪意

第二章 三節 地下の魔術師

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 巨人を倒してからはスムーズに事が運んでくれた。
 早朝に街を出たのが功を奏したのか、夕刻前には無事に街まで戻ってくることが出来た。
 街の方も、都市警備部隊の奴らが警戒を強めておいてくれていたおかげか何事もなく、恐らく既に一連の事件の犯人が戻ってきているであろう地下も、特に動きはなかったそうだ。

「つまりだ。今日中に私たちが地下を制圧してしまえば事件は解決ってことだ。」
 時刻は夕方、街に配備されている俺たち国境警備部隊とは別のもう一つの部隊、都市警備部隊との打ち合わせを済ませた俺は、我が隊の詰所にて本日二度目の会議を行なっていた。
「今日の夜中に片付けちゃうのはいいのだけど…相手の戦力とかはわかってるのかしら?」
「いいや、無限湧きしてた魔獣くらいしか。だから威力偵察の意味も込めてる。まあ、なんの問題もなかったらそのまま制圧するんだけどね。」
「出来なかったら…」
「もちろん、他所に増援を求めなきゃなんねえ。事が大きくなっちゃうんだな。あーやだやだ。」
 エイジがゲンナリとした顔でマホの質問に答える。
 これに関してはスピード勝負な部分もある。
 前回、俺とダイナが中途半端に敵拠点を荒らしたせいで、敵側もこちらが存在に気付いていることに気づいてるはずだ。
 それならば、地下に篭ってまで「何か」を準備していたのだから、妨害される前に敵も仕掛けてくるに違いない。
(それに、増援を呼べば上の奴らが介入してくる。そうなりゃ、立場が特殊とはいえ俺ら小隊は蚊帳の外だ。事件の情報どころか事の顛末も教えてもらえんだろうな。)
 仕方ないことだとわかっていても、さすがにそれでは納得がいかない。自分たちで解決出来ることやってしまうのならば、それに越したことはないのだから、頑張ってみよう。
「そんじゃ、作戦の概要を教えよう。お前ら、除け者にされたくなかったら頑張れよ。」



 日が沈み、星が夜空を覆うころ。寿命が尽きかけ、光が弱まった街頭の灯る薄暗い路地裏に二人の男女が立って何かを眺めていた。
「入口は目立つから路地裏。それでもまだ目立つから物を置きまくってカモフラージュ。こんなのよく見つけましたね。」
「アイツらも、こんな入口っぽいのなんか見かけたことなかったらしいぞ。でも、さすがは都市警備部隊様よ。逆に行ったことがないところを探したら見つかったらしいぞ。」
 底に闇の広がる地下通路の入口、もとい穴をエイジとリリカの二人は並んで見つめていた。
「俺が見つけた地下水路からの入口はたまたまだとして、ダイナみたいな特殊なものも何もなく見つけられるとは思わなんだ。それも1日以内に見つけられるとは、俺も驚いたよ。」
 依然、穴を見つめているエイジを何かにきづいたかのようにリリカが穴から視線を移す。
「…隊長、一人称が俺に戻ってます。」
「……あ、マジ?マジか、全然気づかなかった…。」
 リリカがため息混じりに言う。どうやら自分の中でのちょっとした決まり事が崩れていたことを指摘された。
「もしかして無理してません?疲れてるんじゃないですか?」
 確かに、ここ最近休みを反故にして働いていたことが多い気がする。やはり疲れているのだろうか。だとしてもその事に自分で気づかないとは…。
「はあ、それも疲れてる証拠かね…じゃあ少しこのままでもいいか?」
「別に、そんな細かいところが変わってても気にするのは私くらいですよ。」
 自分の決まり事が些事なことも指摘されてしまった。ここまで言われてしまっては大人しくそうしたほうが良さそうだ。
『あーこちらダイナ。言われた通りの場所に着いたぞ。』
『同じくアルベルト、マホ配置に着いた。』
 と、リリカと会話していたところで脳内に聞き慣れた2名の声が響き渡る。通話の魔法だ。
 どうやら、他2チームも所定の位置に着いたらしい。
「よし時間通りだな。じゃあ作戦の最終確認をするぞ。今回の作戦の目標は敵の鎮圧、及び敵拠点の制圧だ。俺とリリカ、アルベルトとマホの2チームは本来の入口から侵入し、事前に確認された定期召喚型の固定魔法陣の破壊を目標としてくれ。通路に貼りめぐらされた魔法陣は使い捨て、しかも敵の号令が無ければ起動しないものと思われる。基本無視でいい。」
『了解。』
「そんでダイナ。好きに暴れろ。お前はちゃんとした入口でなく地下水路を経由するから遅れると思うが、そのほうが敵が本格的に動き始めたタイミングで突入出来るはずだ。出会った敵は全員叩け。気も遣わなくていい。」
『わかった。好きに動き回って敵追っかけ回してもいいんだな?』
「もちろんOKだ。むしろその方が助かる。」
 と、そんな感じに隊員に作戦の概要を伝え終わる。
「それじゃあ作戦開始だ。全員死なないように頑張ってくれたまえ。」



「来たか。」
 通路を不規則な間隔で灯りが照らし、薄暗く、不気味さを醸し出す地下。
 そこに一人の黒いローブの男が立っていた。
「自分から突っ込んでくるとは…地上で待っていてくれれば面白いものを見せてやれたものを…。」
 はあ、とため息吐きながら黒衣の人物は壁に指を這わせる。
「だが、それでも予測出来た事態ではある、か。」
 黒衣が歩き出した背後で、指を這わせた魔法陣から一斉に醜き獣が飛び出す。
「さて逃亡か、殺害か。殺せるならば楽なのだがな。」



「手荒いお出迎えのようで。思った通り礼儀がなってなくて安心したよ。」
 敵拠点に侵入したエイジとリリカ。その足元には、既に数体の魔獣の死体が出来上がっていた。
 突入した直後、どこからともなく現れた魔獣を返り討ちにしたのだ。
「いきなりでもけっこう簡単に対象出来ましたね。この程度が続けば一人でも問題なさそうですけどね。」
「うん。まあ、でも早とちりは良くないでしょ。こんなもんで済むとも思えんし。」
 警戒は怠らず、それでも余裕を持って会話をしながら通路を進む。
 耳をすませば、銃声などの戦闘音が響いてくる。どうやら、もう1チームも突入してすぐに襲われたようだ。
「とまあ、そんなこと考えてる間にこっちにも魔獣が来るわけだけども。リリカ、もう消えてる?」
『消えてますよ。出てたほうが良かったですか?』
「いやいいよ。危なくなったらヘルプ出すけど、とりあえずは…そうだな。エイジのほうについてくれ。犯人を確実に生捕にしておきたい。あと、ここぞというタイミング以外は姿を現すなよ。」
 どうやら、立ち話をしている余裕もあまり無いようだ。会話をやめエイジは敵の群れへと走り出した。



「おっ?」
「えっ?」
「…なんかさっき人の足音が聞こえた気がする。」
「足音?追ったほうがいいかしら?」
 アルベルト・マホサイド
 こちらもこちらで足元に死体がいくつも転がっている惨状になっていたところ、アルベルトが
足音を聞いたようだ。
 マホの質問に少し考えた後、アルベルトが何かに気づき、口を開く。
「いや、ダイナの爆破の音も聞こえてくる。多分アイツが追ってるだろうから大丈夫でしょ。」
「ああ、本当ね。それならこっちは雑魚だけみたいだから、さっさとやること終わらせましょうか。」
 マホがそう言い、迫っていた魔獣と再度相対しようとする。が、そこで異変に気づく。
「…ちょっと待って。何か…大きな足音?聞こえない?」
「は?俺が聞いたのと別の…え、大きい?」
 唐突のマホの発言に困惑した様子のアルベルト。だが、その困惑への答えはすぐに現れることとなる。
「…ッ!?」
 自分へと接近する気配と足音を察知するアルベルト。同時に、自らが感知していた魔力反応が一つ消え、別の反応が迫っていることを感知したマホ。2人が同時にとったのは、臨戦態勢だった。
「————––––ッ!!!!」
 闇の奥より響きわたる咆哮。それは数瞬の間を置き、闇から飛び出した。
 飛び出す歪な魔獣の巨躯。自分たちが相手をしてきた魔獣よりも2回りか3回りは大きいそれの、振りかざされる爪に、マホは魔力で硬めた拳で応戦する。
「この!重いったらありゃしないわ、ね!」
 咄嗟の事態に反応が遅れ、やや不利な態勢ながらも凶爪を敵の巨躯ごと弾き返すマホ。弾かれた魔獣が通路に転がる。
「フーッ!フーッ!」
 息を荒くしながら立ち上がる魔獣は、赤い眼光を揺らしながらも目の前の生ける者憎しと言わんばかりに、こちらを睨みつけている。それが、更に通路の奥からもう一体。
「…は?」
 だが、そんな魔獣ならば、その全てが備えているような人類への殺戮本能に今更怯む二人でもない。それでいてなお、二人はその顔を驚愕の色に染めていた。
 –その魔獣は酷く醜悪な見た目をしていた。
 その躯体を造り上げる肉はところどころ腐り落ちている。腹部にはあるはずの表皮や五臓六腑はない。肋骨は開き前に突き出しており、腹の中には訳のわからぬ肉が詰まっている。
 –そして、2人は気づいていた。この卑劣な躯体において最も醜悪なそれに。
 体表から覗ける歪みながらも原型を保つ人間の手足を。
 それを見た瞬間、2人は動きを固まらせる。が、その一瞬の後に湧き上がったのは怒りである。
 なんたる生命への冒涜。許すまじ、と。
 恐らく、これを造り上げた張本人はこの反応を見れば、期待通りと笑い転げるだろう。
 だがそれでも、人としてこれに怒らぬなど、どうしていられようか。
「…これじゃあもう助けられないわよね。」
「まあ、そうだろうな。チッ、悪趣味な。」
「そう。じゃあ、せめて私たちの手で殺してあげましょう。…久々に嫌なもの見たわね。」



「オイオイオイ!逃げんじゃねえよ!好き勝手やったんだから責任とるのが大人ってもんだろうが!」
「ハハハ!残念ながら犯罪者ってのはガキみたいに無責任に暴れるものでね!お前も知ってんだろ?」
 また違う地点。ここではダイナと黒衣の男の子による爆音と血肉が飛び交う逃走劇が繰り広げられていた。
(やっぱしコイツ面倒くさいやつじゃねえか。スピードは俺が上なのに魔獣のせいで引き剥がされるか。)
 なかなか動かぬ状況を嘆くダイナだが、それと同様に黒衣にも焦りが生じていた。
(オイどうなってやがる。どれだけ魔獣をけしかけても振り切れねえぞ…!)
 そう、異常なのはダイナの殲滅力だ。魔獣をどれだけ呼び出しても片っ端から爆殺される。
(そもそもとして、なんだこの魔法は!いや、能力か?どちらにせよ、無茶苦茶すぎだろう!こんな化け物がいるとか聞いてねえぞ!)
 だが、それとは別に黒衣が焦っている理由がある。
(これじゃあいつまで経っても地上に出られない…召喚用の魔法陣があるのはここだけだ!クソッ!だからといって、このまま逃げててもいつかは追い詰められる…)
 が、そんな黒衣にとっての手詰まりが迫っている状況は、ここで大きく動くこととなる。
「…?」
 とあるT字路。
 黒衣が逃げ込んだ道とは別の通路を眺め、ダイナが立ち止まってしまったのだ。
(…止まった?その先には特殊個体がいるが…何故だ。無視すればいい話だろう。)
 だが、ここでダイナが動く。
「これくらいは出来ねば、か。」
 ただそう一言呟き、体を捻って拳を大きく後ろに溜める。
(いや、チャンスか。このまま魔獣をけしかければ逃げられるやもしれん。)
 黒衣の思念による号令一つ。暗がりの小径に魔獣のけたたましい咆哮が鳴り響き、一気に暗闇から飛び出しダイナとの間合いを踏み潰す。
––それが全て、無為に帰す行動と知らずに。
「物は試しだ。赤閃!!」
 ダイナの号砲。放たれる右腕。その剛腕は、赤く、熱く煌めいていた。
 放たれた赤腕は、迫る魔獣を凶爪ごと、その半身を一撃で消し炭にする。
「ハハッ!威力は上々ぉ!」
 その信じられぬ光景を見てしまった黒衣は、無理解に体を硬直させる。そして、その後に来たのは本能の最大限の警鐘だ。
 気づけば体が防御の行動をとっていた。
 思考も無しに本能に従い、目の前に魔獣の壁を生成する。
 ならばダイナのとる行動は一つ。
「試しにコッチも、食らえや!」
 赤腕を壁に叩きつけ、砕く。そこに生じた割れ目から、全てを焼き尽くす熱線が放たれる。
 一連の行動で、黒衣の思惑を全て打ち砕くが如く、熱線が肉壁を焼き貫いていく。
「なっ!?」
 そして、黒衣すらも焼き切らんとした時、熱線が目の前で消失した。
 吹き出す汗と引いていく血の気を感じ取りながら、黒衣は背を向け逃げ出した。
 ダイナはその惨めな背中を追わず冷ややかな視線を向けていた。

「詰みだな。」

 次の瞬間、黒衣の頭を凶弾が撃ち抜いた。



「目標の沈黙を確認。これより、拘束し連行する。」
 黒衣が倒れ伏したのを確認し、魔法による通信で、隊員に作戦の終了を告げる。
「まったく、私が最後に割り込まなければ殺しちゃいそうな勢いだったんで焦りましたよ…。」
 報告を終えたところで、唐突に現れれ、黒衣を見事にスナイプしてみせた銀髪の女性、リリカに小言を言われた。
「あー…いやまあ、勢い余って殺しちゃいそうだったのは認める。テンション上がってました、すいません…。」
 まったくもって不甲斐ない。やはり魔獣を相手にすると判断力が鈍ってしまう。
 前からこうとは言え、さすがに作戦に影響を与えてしまうようでは周りに迷惑がかかってしまう。気をつけたいところだ。
「いやでもさ、リリカが通信で常にコイツの位置教えてくれたから助かったよ。そのおかげでなんとか作戦のことも忘れなかったし。」
 ここは機嫌取りもかねて素直に礼を言っておこう。助かったのは事実だし。
「まあ、作戦は成功したことですし、今回は別に、これ以上は言いませんよ。終わりよければ全て良しです。」
 だがどうやら、リリカはそのことに関してはあまり気にしてなかったようだ。
「それにしても…」
 そう言いながら、リリカは、魔獣の焼け爛れた死体が散乱する通路を眺める。
「こんな隠し玉持ってたんですね。驚きました。いきまり腕が赤く光ったと思ったら、魔獣が一気に消えたんですから。」
 そういえば、これを隊のやつらの前で使ったのはこれが初めてか。
「まあね。ちょっと前から考えてた必殺技みたいなものよ。実戦で使うのは初めてだったけど、うん。これなら、これからも使っていけそうだ。」
 とは言え、欠点もあるため要改善だ。発動まで時間がかかってしまう。
「…まあ、強くなるんだったら文句はないですけどね。ほら、雑談はここまでにして、さっさと引き上げますよ。」
 リリカはそう言うと、テキパキと黒衣を鎖で拘束し始めた。
 何はともあれ、これで子供の誘拐から始まった、一連の事件は解決となった。
 めでたしめでたし、というやつだろう。
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