社畜騎士と2つの国の物語


 何千年も前、世界は争いで満ちていた。
 その争いは世界のあらゆる場所に爪痕を残し、人々の記憶にその残酷さを植え付けていった。
 今では、世界は平和に包まれ、大きく発展した二つの国による、人の時代が訪れていた。
 ーそれでも、平和という光の影には悪という闇が蠢くものだ。
 悪を根絶しきれず、平和を語ってしまった世界。それは酷く歪んでしまったものかもしれない。いつか世界が悪に溺れてしまうものかもしれない。
 ーそんな世界でも、人々は自らの未来を築くために日々を歩み続けるのだ。
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