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REFRAIN
REFRAIN5
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幾日も続く元気のない乙、あれから瀾とは極力接点を持たないようにしていた。
そんな痛々しささえ感じる乙を見兼ね、神流は一枚のチラシを持ってきた。
「これ、行ってみないか?」
「…海上パーティー…?」
「そ♪まぁ、学院主催だから成績上位10位以内の条件付きだけど乙も私もその点は問題ないし、気晴らしにさ」
「……」
「それにこれはただのパーティーじゃないんだぜ。ほら、ココ。
成績下位5位以下強制参加って書いてあるだろ?
つまりこれは学力強化合宿みたいなもので、ここで担当のペアを見つけるってやつらしいんだけど」
「……嫌だ」
乙の言葉に途端に神流は、慌ててフォローを入れる。
「あ、いや、別に選ばれなきゃいい話だろ?な?
人数的にもあぶれるしさ。
そ、それに…」
「…それに?」
そういうと罰が悪そうにチラシの下を指差した。
見るとちゃっかり乙と神流、生徒会長などの他の学院のプリンス達の名前がゲストとして載っているではないか。
「わ、悪い…。生徒会長命令で断れなくて…」
「……解った」
冷や汗混じりの笑顔の神流に、乙は小さなため息を付くとトイレに席を立った。
神流は、少し辛そうな真顔で乙の後ろ姿を見つめていた。
「…こうでもしなきゃ行かないだろ…乙。
お前は少し、外の空気を吸うべきだよ…」
海上パーティーの日が来ると、学院の用意した船に乗り込む。
流石はお嬢様学院といったところだろうか。
見た目には豪華客船にしか見えない程の立派なものだ。
他の女生徒が見守る中、船は出航する。
乙はそんな見送りにも目もくれず、与えられた自分の部屋へと向っていった。
まるでホテルを思わせる造りに、一通り部屋の配置を確認し、荷物を置くと甲板添いの通路で背をもたれ、風を浴びていた。
期限は1週間…
乙にとっては、この長い期間にも何も感じる事はなく、日頃の喧騒を忘れるには充分な時間なのかもしれない。
この船には誰が乗っているのかも興味すらない。
ボーッと離れてゆく街並を眺め、ゆったりとした風が乙の髪を撫でる。
そんな時、神流が少し遠くから乙を見つめている。
そこには見慣れぬ長身が一緒にいた。
「あれが、月影 乙か…
写真では見た事があったけど、実物を見るのは初めてだな」
「ああ…。悪いね、協力してもらって…」
「別に、気にしなくていい。
神流の頼みだから…」
「頼れる幼なじみをもって助かったよ。
生徒会長様…」
神流と一緒にいたのは、この学院の生徒会長。
艶やかな短髪の黒髪に眼鏡の似合うクール系の女性だった。
「さて、僕も主催者として挨拶に行かなくてはね。
神流がお世話に成っている、お気に入りの殿方だ」
「馬鹿…そんなんじゃないよ」
そういうと神流と共に乙の方へ歩いていった。
「乙~」
手を振りながら笑顔で近付いてくる神流に乙が視線を向けた。
「神流…」
乙の側までやってくると生徒会長は、クールなりにも爽やかな笑顔で口を開く。
「こんにちは、月影 乙さんですね。
本日は無理を言って済まなかった。
僕は聖 玲
君に強制的に招待を贈った張本人だ」
「……」
突拍子もない自己紹介に、乙が怪訝そうな視線を向けると神流が慌ててフォローをする。
「玲は、私の幼なじみで学院の生徒会長なんだ」
「ああ…」
乙が素っ気ない返事をすると玲は、それに動じる事無く笑顔を作っている。
「まさか本当に来てくれるとは思っていなかったよ」
「…名指しで呼び付けたのはアンタだろ…」
「それは否定しないけど、断る事も出来たんじゃないのかい?」
「……」
その言葉に乙は、一瞬眉間を反応させジロリと神流に視線を向けると神流は、素知らぬフリをして目線を背けた。
「何にしろ、来てくれて光栄だ。
礼を言うよ。
これで他の生徒も学力向上に張り合いが出るだろうしね。
じゃ、僕はまだやる事があるからこの辺で失礼するよ」
玲はニコリと笑顔を向けると、2人の傍から席を外した。
何となく気まずい空気が神流と乙の間を通り抜ける。
乙は静かに口を開いた。
「神流…ハメたな…」
「いや、そんな事ないよ」
「…本当は断る事も出来たって?」
「だから私は断ったけど、却下されちゃって」
この慌てぶりを見れば、〔断った〕などという事がないくらいすぐ解る。
「誰が…断ったって?」
「いや、だから…」
若干、冷や汗混じりににじり寄る乙に後退りする神流。
そんな空気を破ったのは小さな女生徒だった。
「ああ~!!見つけた~!!
お姉さま~!!」
嬉しそうに駆け寄り、振り向きざまの乙の胸に飛び込んできたのは、あの早希だった。
「さ、早希…、何で此処に…」
そっと早希の体を支え、口を開くと早希はパァっとあどけない笑顔で乙を見上げ嬉しそうに口を開く。
「私、お姉様がパーティーに来るって知って頑張って参加席を取ったんですぅ♪」
「…どういう事だ?」
戸惑い気味の乙に難を逃れた神流は、説明し始めた。
「言っただろ。
このパーティーは学力強化合宿だって」
そのまま神流は説明を続ける。
「あの学院通信のチラシは、中間が終わった直後に毎年恒例で発行されるんだ」
「…それがどうしたんだよ?」
「考えても見ろよ。
一年以外の学生は皆、この行事を知っているんだ。
あわよくば、お気に入りのプリンス様と1週間の旅行だけじゃない。
勉強だって二人きりで教えてもらえるチャンスだ。
学年最下位5位以下を狙って一気に殺到する。
つまりこの期間は一気に平均点が下がるってわけ」
それを聞くと乙は、早希に疑いの目を向ける。
「早希…お前まさか…」
「ち、違いますよ!!
私、そんな事しませんよ!!
そんな事したら、お姉様に嫌われちゃうじゃないですか!!」
「…じゃ、どうやって…」
神流はクスリと笑うと口を開く。
「乙、忘れたのか?
参加する条件はもう一つあるんだよ」
「……」
「最も確実で、リスクが少ない方法…
それは成績上位10位以内に入る事!!
最下位が殺到する中、成績上位に入るのは、それなりの努力は必要だけど、競争率はかなり低い。
それに内申書にも響かなく確実だ。
まぁ、賢い人間はこっちを選ぶだろうけど、そこに気が付く生徒は少ないんだ」
「じゃ、早希は学年上位10位以内に入ったって事か?」
「そういう事だろうね♪」
乙の視線に早希は少し、はにかみながら答える。
「私、実はお勉強苦手で、いつも成績は良い方じゃないんですけど、お姉様が成績良いの知っていて、もしかしたら来るかも知れないって思って猛勉強したんです。
でも結果はギリギリの11位で…
そしたら10位の子が転校してしまって繰り上がって…//」
「…そうか、よく頑張ったな」
「はい!!頑張った、ご褒美が貰えました♪」
微かな笑顔で早希の頭を撫でると、早希はまるで子猫のように嬉しそうな笑顔を送った。
そんな早希に神流は微笑ましそうに祝いの言葉を贈った。
「乙にアピールが出来て良かったね。
早希ちゃん♪」
「アピール?」
「乙は知らないのも無理はないか♪
強化合宿と言えど、彼女達の唯一の楽しみはダンスパーティーだ。
パーティーのパートナーは教育係に付く確立が高い。
まぁ、そのまま付き合っちゃう子も沢山いるんだ。
健気な勉強姿が可愛いってね♪」
「……。勉強会じゃないのか?」
「楽しみがあった方が頑張れるだろ?
これも玲の配慮だよ?」
「…安易な…」
ため息混じりに呆れていると、神流が時計を見て口を突く。
「おっと、そろそろ他の生徒も甲板に出てくる頃だな。
囲まれたくはないだろ?
そろそろ戻ろうぜ。
じゃ、またね。早希ちゃん♪」
そういうと神流は乙を連れて部屋へと戻って行った。
そんな痛々しささえ感じる乙を見兼ね、神流は一枚のチラシを持ってきた。
「これ、行ってみないか?」
「…海上パーティー…?」
「そ♪まぁ、学院主催だから成績上位10位以内の条件付きだけど乙も私もその点は問題ないし、気晴らしにさ」
「……」
「それにこれはただのパーティーじゃないんだぜ。ほら、ココ。
成績下位5位以下強制参加って書いてあるだろ?
つまりこれは学力強化合宿みたいなもので、ここで担当のペアを見つけるってやつらしいんだけど」
「……嫌だ」
乙の言葉に途端に神流は、慌ててフォローを入れる。
「あ、いや、別に選ばれなきゃいい話だろ?な?
人数的にもあぶれるしさ。
そ、それに…」
「…それに?」
そういうと罰が悪そうにチラシの下を指差した。
見るとちゃっかり乙と神流、生徒会長などの他の学院のプリンス達の名前がゲストとして載っているではないか。
「わ、悪い…。生徒会長命令で断れなくて…」
「……解った」
冷や汗混じりの笑顔の神流に、乙は小さなため息を付くとトイレに席を立った。
神流は、少し辛そうな真顔で乙の後ろ姿を見つめていた。
「…こうでもしなきゃ行かないだろ…乙。
お前は少し、外の空気を吸うべきだよ…」
海上パーティーの日が来ると、学院の用意した船に乗り込む。
流石はお嬢様学院といったところだろうか。
見た目には豪華客船にしか見えない程の立派なものだ。
他の女生徒が見守る中、船は出航する。
乙はそんな見送りにも目もくれず、与えられた自分の部屋へと向っていった。
まるでホテルを思わせる造りに、一通り部屋の配置を確認し、荷物を置くと甲板添いの通路で背をもたれ、風を浴びていた。
期限は1週間…
乙にとっては、この長い期間にも何も感じる事はなく、日頃の喧騒を忘れるには充分な時間なのかもしれない。
この船には誰が乗っているのかも興味すらない。
ボーッと離れてゆく街並を眺め、ゆったりとした風が乙の髪を撫でる。
そんな時、神流が少し遠くから乙を見つめている。
そこには見慣れぬ長身が一緒にいた。
「あれが、月影 乙か…
写真では見た事があったけど、実物を見るのは初めてだな」
「ああ…。悪いね、協力してもらって…」
「別に、気にしなくていい。
神流の頼みだから…」
「頼れる幼なじみをもって助かったよ。
生徒会長様…」
神流と一緒にいたのは、この学院の生徒会長。
艶やかな短髪の黒髪に眼鏡の似合うクール系の女性だった。
「さて、僕も主催者として挨拶に行かなくてはね。
神流がお世話に成っている、お気に入りの殿方だ」
「馬鹿…そんなんじゃないよ」
そういうと神流と共に乙の方へ歩いていった。
「乙~」
手を振りながら笑顔で近付いてくる神流に乙が視線を向けた。
「神流…」
乙の側までやってくると生徒会長は、クールなりにも爽やかな笑顔で口を開く。
「こんにちは、月影 乙さんですね。
本日は無理を言って済まなかった。
僕は聖 玲
君に強制的に招待を贈った張本人だ」
「……」
突拍子もない自己紹介に、乙が怪訝そうな視線を向けると神流が慌ててフォローをする。
「玲は、私の幼なじみで学院の生徒会長なんだ」
「ああ…」
乙が素っ気ない返事をすると玲は、それに動じる事無く笑顔を作っている。
「まさか本当に来てくれるとは思っていなかったよ」
「…名指しで呼び付けたのはアンタだろ…」
「それは否定しないけど、断る事も出来たんじゃないのかい?」
「……」
その言葉に乙は、一瞬眉間を反応させジロリと神流に視線を向けると神流は、素知らぬフリをして目線を背けた。
「何にしろ、来てくれて光栄だ。
礼を言うよ。
これで他の生徒も学力向上に張り合いが出るだろうしね。
じゃ、僕はまだやる事があるからこの辺で失礼するよ」
玲はニコリと笑顔を向けると、2人の傍から席を外した。
何となく気まずい空気が神流と乙の間を通り抜ける。
乙は静かに口を開いた。
「神流…ハメたな…」
「いや、そんな事ないよ」
「…本当は断る事も出来たって?」
「だから私は断ったけど、却下されちゃって」
この慌てぶりを見れば、〔断った〕などという事がないくらいすぐ解る。
「誰が…断ったって?」
「いや、だから…」
若干、冷や汗混じりににじり寄る乙に後退りする神流。
そんな空気を破ったのは小さな女生徒だった。
「ああ~!!見つけた~!!
お姉さま~!!」
嬉しそうに駆け寄り、振り向きざまの乙の胸に飛び込んできたのは、あの早希だった。
「さ、早希…、何で此処に…」
そっと早希の体を支え、口を開くと早希はパァっとあどけない笑顔で乙を見上げ嬉しそうに口を開く。
「私、お姉様がパーティーに来るって知って頑張って参加席を取ったんですぅ♪」
「…どういう事だ?」
戸惑い気味の乙に難を逃れた神流は、説明し始めた。
「言っただろ。
このパーティーは学力強化合宿だって」
そのまま神流は説明を続ける。
「あの学院通信のチラシは、中間が終わった直後に毎年恒例で発行されるんだ」
「…それがどうしたんだよ?」
「考えても見ろよ。
一年以外の学生は皆、この行事を知っているんだ。
あわよくば、お気に入りのプリンス様と1週間の旅行だけじゃない。
勉強だって二人きりで教えてもらえるチャンスだ。
学年最下位5位以下を狙って一気に殺到する。
つまりこの期間は一気に平均点が下がるってわけ」
それを聞くと乙は、早希に疑いの目を向ける。
「早希…お前まさか…」
「ち、違いますよ!!
私、そんな事しませんよ!!
そんな事したら、お姉様に嫌われちゃうじゃないですか!!」
「…じゃ、どうやって…」
神流はクスリと笑うと口を開く。
「乙、忘れたのか?
参加する条件はもう一つあるんだよ」
「……」
「最も確実で、リスクが少ない方法…
それは成績上位10位以内に入る事!!
最下位が殺到する中、成績上位に入るのは、それなりの努力は必要だけど、競争率はかなり低い。
それに内申書にも響かなく確実だ。
まぁ、賢い人間はこっちを選ぶだろうけど、そこに気が付く生徒は少ないんだ」
「じゃ、早希は学年上位10位以内に入ったって事か?」
「そういう事だろうね♪」
乙の視線に早希は少し、はにかみながら答える。
「私、実はお勉強苦手で、いつも成績は良い方じゃないんですけど、お姉様が成績良いの知っていて、もしかしたら来るかも知れないって思って猛勉強したんです。
でも結果はギリギリの11位で…
そしたら10位の子が転校してしまって繰り上がって…//」
「…そうか、よく頑張ったな」
「はい!!頑張った、ご褒美が貰えました♪」
微かな笑顔で早希の頭を撫でると、早希はまるで子猫のように嬉しそうな笑顔を送った。
そんな早希に神流は微笑ましそうに祝いの言葉を贈った。
「乙にアピールが出来て良かったね。
早希ちゃん♪」
「アピール?」
「乙は知らないのも無理はないか♪
強化合宿と言えど、彼女達の唯一の楽しみはダンスパーティーだ。
パーティーのパートナーは教育係に付く確立が高い。
まぁ、そのまま付き合っちゃう子も沢山いるんだ。
健気な勉強姿が可愛いってね♪」
「……。勉強会じゃないのか?」
「楽しみがあった方が頑張れるだろ?
これも玲の配慮だよ?」
「…安易な…」
ため息混じりに呆れていると、神流が時計を見て口を突く。
「おっと、そろそろ他の生徒も甲板に出てくる頃だな。
囲まれたくはないだろ?
そろそろ戻ろうぜ。
じゃ、またね。早希ちゃん♪」
そういうと神流は乙を連れて部屋へと戻って行った。
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