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従者(カルラ)の回想
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ギシっギシっ
「ふぁっ‥‥魔王、さっま‥‥もぅっ無理ぃ‥‥で、あン、あ、あ、ふぅ‥‥っっ!!!」
ギシっギシっ
「‥‥は、淫魔なのに無理‥‥だと?ではっ‥‥このまま‥‥続ければ、どうなる、んだろうな!?」
ギシっギシっ
「い、やぁ‥‥こわ、れ‥‥壊れてしま、い、ますぅ‥‥」
ギシっギシっ
「ふ、壊れれば‥‥いい、俺の、許から、2度と、消える事がっ‥‥‥‥出来ない様にな!!!」
「ああっぁあーーーーーー!!!!!」
☆☆☆
沈み込んでいた意識が浮上し、カルラは目覚めた。しばらくボンヤリと頭に霧がかかった様に、何も考えられない。しかし、両手首に違和感を感じてフとそれを見た時、今自分の置かれている状態がどの様なものであるかを思い出した。
(‥‥一体、あれから何日経ったのでしょうか‥‥?)
魔王の寝室に、窓はない。差し込む太陽の光は皆無で、時間ですらもまた、判断出来なかった。
「うう‥‥私の育て方が悪かったのでしょうか‥‥」
呟いた独り言は、驚く程掠れていた。喉がカラカラだ。ここ1年分位、咽頭を酷使した気がする。そして喉の奥には、まだ甘ったるい味が残っていた。
(魔王様の精液はとても甘くて美味しいのですが‥‥喉の渇きが癒されないという点は残念ですね)
淫魔は、その習性から人の体液や精液を美味しく感じる様に出来ている。
ようやく頭が正常運転に入り、上体を起こす。カルラは魔王のベッドで気を失っていたのだが、ベッドの持ち主は、幸いな事に不在の様だ。
「早く‥‥お戻りになる前に、逃げ出さないと‥‥」
魔王付きの従者の台詞とは思えない発言に、自分で言って一人笑ってしまった。
両手首に目をやり、それをそのまま辿ってゆく。それは、ヘッドボードの後ろへと続いていた。
「‥‥あの、これを外して頂けませんか?」
カルラは正攻法でそれにお願いしてみた。
けれどもそれは、ウンともスンとも言わない。
(そうですよね‥‥きっと私を逃したら、このコは魔王様にどうにかされてしまうでしょうし)
しかし、ここから逃げ出さない限りは、本当にどうにかなってしまいそうだ。何故ならば。
ゴプリ‥‥グチャッ
少し身動ぎしただけで、股の間からとろみを帯びた液体が流れ出る。
(性行為後の後始末を蔑ろにしますと、女性の好感度が下がりますよと機会がございましたらお伝えしなければ。)つい教育係としてそんな事を考えながらも、カルラは両手首を拘束するそれ‥‥カルラの動きにあわせてビヨンビヨンと伸び縮みする触手を、どうやって外そうかと思案していた。
☆☆☆
「魔王様、長い間お暇を頂きまして、ありがとうございました」
カルラがニッコリ笑って言うと、魔王は驚愕し顎が外れたかの様な間抜け面を、少なくとも10秒は臣下に曝した。
「‥‥カルラ?本物か?本当に?」
(颯爽と近づきたかったのだが)驚きで腰が砕けた様にヨタヨタと走り寄り、跪いてカルラの腰を両腕でしっかりと抱き締めた。カルラの顔に右手を伸ばしていく。目には涙がうっすらと溜まっていた。
(どっちが魔王だかわかったものでないその光景を、その場にたまたま居合わせた魔族達は視界に入れない様努力した。)
「はい、魔王様。私が恐怖していたものへの脅威が過ぎた様に思えましたので、先ほど帰城致しました。ラーンとは仕事の引き継ぎ済みでございますが、彼は入れ違いに他の地へ向かわせました。魔王様へのご挨拶を出来なかった御無礼を詫びておりましたが、お手紙を預かっております。どうか、彼への罰はわた‥‥「そんな事はどうでも良い!カルラが無事に俺の許へ帰って来てくれて嬉しい。体調に変わりないか?疲れただろう、今日は一日休むが良い。それと‥‥3年間の食事はどうしていた?」
カルラの言葉を遮り、ベルゼは(一番の懸念事項を)聞いてきた。
カルラは正直に答える。
「(恐ろしい事に)魔王様のお陰で3年間お腹が空かず、食事の必要がございませんでした‥‥」
魔王はそれを聞いた途端に目を輝かせ、「そうか!ならば、そろそろお腹が空く頃であろう、心配するな、直ぐにでも「いえ、まだ食事の必要はございませ「いやいや、カルラはそれでなくても細すぎる。もっと栄養を採るべき「私は体型も当然変化する事が出来ますので、お見苦しかったのでしたらもう少し太目に「そうだ、変化するにも魔力が必要だったよな?やはり直ぐに食事にしよう!」
「ベルゼさ‥‥「おい!俺達はこれから暫く寝所にいる。誰にも邪魔させるな」
魔王とカルラはそれぞれ相手の言葉に被せて自分の意見を主張したが、少しだけのんびり屋のカルラが競り負けた。
(因みに、空気を察した臣下達は、カルラが玉座の間に入って来た時から一人一人そっと退室しており、魔王の閨宣言は、侍女のみが聞いた。)
☆☆☆
侍女の手前、玉座の間で言い合っていては魔王の尊厳に関わる為、カルラは大人しく寝室まで付いて行った。
カルラが部屋に入ると、パタンと魔王が扉を閉めて、カルラが話しかけるのを片手で止め、普段紅い色の瞳を金色に光らせて言った。
「拘束せよ」
カルラは、最初ベルゼが自分に言ったのだと勘違いした為、何が起きたのか直ぐにはわからなかった。
何処からともなく触手が現れ、カルラの両手両足に絡み付き、その躰を優しくベッドへと器用に倒して初めて、(私以外の者におっしゃっていたのですね)と思ったのだ。
続けて直ぐにベルゼの仕打ちに対し、(あぁ、私は魔王様のご不興を買ってしまったのですね)と思った。何かしらの不興を買ったが故に、こうして捕らえられ、これから地下牢にでも投げ込まれるのだろうと。
魔王の瞳が金に輝くのは、魔力を行使した時だけである。
ベルゼが命じるのであれば自分の足で牢に赴くのに、信用されていないかの様に拘束され、カルラは少し悲しかった。
「カルラ。これでもう、貴女は逃げられない」
「はい、魔王様。此度の私の不義理な行動は、確かに恥ずべき行いでございました。どの様な罰も覚悟致しますので、拘束せずとも逃げは致しません」
魔王と従者の歴史では、腹上死の例はないが、処罰されたり処刑されたりといった例は少なくない。
「あぁ、是非ともそうしてくれ。だがな、この3年間は俺にとってあまりにも長かった。もう、カルラが逃ることがない、という安心感の中で愛し合いたい」
(ん?)カルラは、魔王と自分の中で行き違いが生じた事にうっすらと気付いた。
「その触手、俺が苦手な魔力の放出を使って改良したんだ。ただの北部に生息する触手系食虫植物なんだが、カルラが戻って来た時の為にと、捜索隊がそちらに向かったらついでに取ってくるよう頼んでおいた。‥‥ほら見ろ、俺が念じた通りに動くんだ」
カルラは四重の意味で衝撃を受けた。
ベルゼが、この3年の間、魔王業以外にそんな(くだらない)事に時間を費やしていたのか、という事と。
今まで幾ら苦言しても苦手な魔力の放出を行おうとしなかったのに、そんな(くだらない)事がきっかけでやる気になったのか、という事と。
捜索隊も、そんなところで活躍していたから魔王に殺されずに済んでいたのか、良かった良かったという事と。
「きゃ‥‥!!」
魔王がそう言った瞬間触手が蠢き、カルラの両手を万歳の恰好に、両足を開脚させた事に。
「こんな事も、出来る」
ベルゼは、一歩も動かず、けれど瞳を金に輝かせて言った。
カルラは仰向けで固定されたまま、頭の位置は変わらないものの、足は上へ上へと引き上げられたのを感じた。
そしてその躰は当然足側が上になる形で傾いていき、とうとう足がベルゼの目線でストップした。
開脚された格好の為、普通であればショーツがベルゼから丸見えになるところだったが、幸いな事に、カルラがその時着ていた服は太ももまでスリットの入ったチャイナドレスの様なものだった。
そのためスカートの生地が両足の間にひらりと入り込んで、カルラの大事なところを覆い隠していた。
カルラが羞恥に頬を染めながらもホッとしたのを見て、ベルゼは意地悪く言った。
「こいつ、意外と器用でな」
両手両足に絡みつく4本の触手と、腰・膝・腰の辺りで躰を支える何本かの触手以外に、一本の触手がするりとカルラの上から股にかけて向かっていき。ヒラヒラしていたスカートの端にきゅきゅと絡みつくと、そのままゆっくりと上へ持ち上げた。
「魔王様‥‥!!」
カルラは「淫魔でもこういった事は恥ずかしいのだ」という想いを込め、懸命に顔を持ちあげて魔王を見た。
「大丈夫だ、この触手はカルラの性的な部分には一切触れない。というか、触れていいのは俺だけだ。触れさせるわけがないから、安心してくれ」
(ち、違います‥‥!!!)そう思ったが、その時ベルゼが指先を内腿に這わせた為、出た言葉は違うものになった。
「ひゃっっ‥‥」
「あぁ、カルラ‥‥貴女が本当にここにいるなんて、夢みたいだ‥‥3年間見続けた夢を今、現実なのだと教えてくれ」ベルゼはそのままその指先をショーツに引っ掛け、ぐいと横に引っ張った。
ぴちゃ‥‥ぴちゃっ ちゅっぬちゅぅ‥‥
ベルゼはカルラの下半身に舌を伸ばし、遠慮なしに最初からその襞を舐めしゃぶった。
(魔王様っっ‥‥!!!相手の同意なしに、事を急いては嫌われてしまいますっっ)
「やぁ、話、を聞いて下さ‥‥」
淫魔であるカルラは、感じ易く、そして濡れやすい。必死で訴え様としたが、本能が快楽を求め、そしてそれに支配されようとしていた。
ベルゼは左手でカルラのお尻をしっかり揉みながらその親指でショーツを左に寄せ、舌で襞を舐めながらも右手の人差し指と中指を膣内に挿入する。
ぐっちゃぐっちゃ‥‥
「はっ あぁんっ」
にゅっにゅちゅぅ‥‥
「んぅっ そこ、いけませ‥‥」
「ここがいいのか」
じゅぶっじゅぶっ じゅぶっじゅっじゅっじゅっ
「あっ あっ あっ」
「あぁ、こっちも刺激が欲しいのか。可愛いな」
あまりの快感にカルラの襞の上にちょこんと現れた突起を、ベルゼはそう言いながら右手親指で優しく押し潰した。
にゅるっ‥‥にゅ、にゅる、にゅる
「ひゃ、あ、あ」
クリトリスへの刺激でカルラの快感が急速に高まったのを見て、ベルゼは膣内に差し込んでいた2本の指を、バラバラに動かしだした。
「ほら、イケ」
ずっちゅ!ずっちゅ!!ずちゃ、ぬちゃ じゅ、じゅ、じゅぶぶぶぶーーーー!!!!!
「ぁぁああああーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
‥‥ベルゼの夢見たカルラとの甘い蜜月は、こうして始まった。
「ふぁっ‥‥魔王、さっま‥‥もぅっ無理ぃ‥‥で、あン、あ、あ、ふぅ‥‥っっ!!!」
ギシっギシっ
「‥‥は、淫魔なのに無理‥‥だと?ではっ‥‥このまま‥‥続ければ、どうなる、んだろうな!?」
ギシっギシっ
「い、やぁ‥‥こわ、れ‥‥壊れてしま、い、ますぅ‥‥」
ギシっギシっ
「ふ、壊れれば‥‥いい、俺の、許から、2度と、消える事がっ‥‥‥‥出来ない様にな!!!」
「ああっぁあーーーーーー!!!!!」
☆☆☆
沈み込んでいた意識が浮上し、カルラは目覚めた。しばらくボンヤリと頭に霧がかかった様に、何も考えられない。しかし、両手首に違和感を感じてフとそれを見た時、今自分の置かれている状態がどの様なものであるかを思い出した。
(‥‥一体、あれから何日経ったのでしょうか‥‥?)
魔王の寝室に、窓はない。差し込む太陽の光は皆無で、時間ですらもまた、判断出来なかった。
「うう‥‥私の育て方が悪かったのでしょうか‥‥」
呟いた独り言は、驚く程掠れていた。喉がカラカラだ。ここ1年分位、咽頭を酷使した気がする。そして喉の奥には、まだ甘ったるい味が残っていた。
(魔王様の精液はとても甘くて美味しいのですが‥‥喉の渇きが癒されないという点は残念ですね)
淫魔は、その習性から人の体液や精液を美味しく感じる様に出来ている。
ようやく頭が正常運転に入り、上体を起こす。カルラは魔王のベッドで気を失っていたのだが、ベッドの持ち主は、幸いな事に不在の様だ。
「早く‥‥お戻りになる前に、逃げ出さないと‥‥」
魔王付きの従者の台詞とは思えない発言に、自分で言って一人笑ってしまった。
両手首に目をやり、それをそのまま辿ってゆく。それは、ヘッドボードの後ろへと続いていた。
「‥‥あの、これを外して頂けませんか?」
カルラは正攻法でそれにお願いしてみた。
けれどもそれは、ウンともスンとも言わない。
(そうですよね‥‥きっと私を逃したら、このコは魔王様にどうにかされてしまうでしょうし)
しかし、ここから逃げ出さない限りは、本当にどうにかなってしまいそうだ。何故ならば。
ゴプリ‥‥グチャッ
少し身動ぎしただけで、股の間からとろみを帯びた液体が流れ出る。
(性行為後の後始末を蔑ろにしますと、女性の好感度が下がりますよと機会がございましたらお伝えしなければ。)つい教育係としてそんな事を考えながらも、カルラは両手首を拘束するそれ‥‥カルラの動きにあわせてビヨンビヨンと伸び縮みする触手を、どうやって外そうかと思案していた。
☆☆☆
「魔王様、長い間お暇を頂きまして、ありがとうございました」
カルラがニッコリ笑って言うと、魔王は驚愕し顎が外れたかの様な間抜け面を、少なくとも10秒は臣下に曝した。
「‥‥カルラ?本物か?本当に?」
(颯爽と近づきたかったのだが)驚きで腰が砕けた様にヨタヨタと走り寄り、跪いてカルラの腰を両腕でしっかりと抱き締めた。カルラの顔に右手を伸ばしていく。目には涙がうっすらと溜まっていた。
(どっちが魔王だかわかったものでないその光景を、その場にたまたま居合わせた魔族達は視界に入れない様努力した。)
「はい、魔王様。私が恐怖していたものへの脅威が過ぎた様に思えましたので、先ほど帰城致しました。ラーンとは仕事の引き継ぎ済みでございますが、彼は入れ違いに他の地へ向かわせました。魔王様へのご挨拶を出来なかった御無礼を詫びておりましたが、お手紙を預かっております。どうか、彼への罰はわた‥‥「そんな事はどうでも良い!カルラが無事に俺の許へ帰って来てくれて嬉しい。体調に変わりないか?疲れただろう、今日は一日休むが良い。それと‥‥3年間の食事はどうしていた?」
カルラの言葉を遮り、ベルゼは(一番の懸念事項を)聞いてきた。
カルラは正直に答える。
「(恐ろしい事に)魔王様のお陰で3年間お腹が空かず、食事の必要がございませんでした‥‥」
魔王はそれを聞いた途端に目を輝かせ、「そうか!ならば、そろそろお腹が空く頃であろう、心配するな、直ぐにでも「いえ、まだ食事の必要はございませ「いやいや、カルラはそれでなくても細すぎる。もっと栄養を採るべき「私は体型も当然変化する事が出来ますので、お見苦しかったのでしたらもう少し太目に「そうだ、変化するにも魔力が必要だったよな?やはり直ぐに食事にしよう!」
「ベルゼさ‥‥「おい!俺達はこれから暫く寝所にいる。誰にも邪魔させるな」
魔王とカルラはそれぞれ相手の言葉に被せて自分の意見を主張したが、少しだけのんびり屋のカルラが競り負けた。
(因みに、空気を察した臣下達は、カルラが玉座の間に入って来た時から一人一人そっと退室しており、魔王の閨宣言は、侍女のみが聞いた。)
☆☆☆
侍女の手前、玉座の間で言い合っていては魔王の尊厳に関わる為、カルラは大人しく寝室まで付いて行った。
カルラが部屋に入ると、パタンと魔王が扉を閉めて、カルラが話しかけるのを片手で止め、普段紅い色の瞳を金色に光らせて言った。
「拘束せよ」
カルラは、最初ベルゼが自分に言ったのだと勘違いした為、何が起きたのか直ぐにはわからなかった。
何処からともなく触手が現れ、カルラの両手両足に絡み付き、その躰を優しくベッドへと器用に倒して初めて、(私以外の者におっしゃっていたのですね)と思ったのだ。
続けて直ぐにベルゼの仕打ちに対し、(あぁ、私は魔王様のご不興を買ってしまったのですね)と思った。何かしらの不興を買ったが故に、こうして捕らえられ、これから地下牢にでも投げ込まれるのだろうと。
魔王の瞳が金に輝くのは、魔力を行使した時だけである。
ベルゼが命じるのであれば自分の足で牢に赴くのに、信用されていないかの様に拘束され、カルラは少し悲しかった。
「カルラ。これでもう、貴女は逃げられない」
「はい、魔王様。此度の私の不義理な行動は、確かに恥ずべき行いでございました。どの様な罰も覚悟致しますので、拘束せずとも逃げは致しません」
魔王と従者の歴史では、腹上死の例はないが、処罰されたり処刑されたりといった例は少なくない。
「あぁ、是非ともそうしてくれ。だがな、この3年間は俺にとってあまりにも長かった。もう、カルラが逃ることがない、という安心感の中で愛し合いたい」
(ん?)カルラは、魔王と自分の中で行き違いが生じた事にうっすらと気付いた。
「その触手、俺が苦手な魔力の放出を使って改良したんだ。ただの北部に生息する触手系食虫植物なんだが、カルラが戻って来た時の為にと、捜索隊がそちらに向かったらついでに取ってくるよう頼んでおいた。‥‥ほら見ろ、俺が念じた通りに動くんだ」
カルラは四重の意味で衝撃を受けた。
ベルゼが、この3年の間、魔王業以外にそんな(くだらない)事に時間を費やしていたのか、という事と。
今まで幾ら苦言しても苦手な魔力の放出を行おうとしなかったのに、そんな(くだらない)事がきっかけでやる気になったのか、という事と。
捜索隊も、そんなところで活躍していたから魔王に殺されずに済んでいたのか、良かった良かったという事と。
「きゃ‥‥!!」
魔王がそう言った瞬間触手が蠢き、カルラの両手を万歳の恰好に、両足を開脚させた事に。
「こんな事も、出来る」
ベルゼは、一歩も動かず、けれど瞳を金に輝かせて言った。
カルラは仰向けで固定されたまま、頭の位置は変わらないものの、足は上へ上へと引き上げられたのを感じた。
そしてその躰は当然足側が上になる形で傾いていき、とうとう足がベルゼの目線でストップした。
開脚された格好の為、普通であればショーツがベルゼから丸見えになるところだったが、幸いな事に、カルラがその時着ていた服は太ももまでスリットの入ったチャイナドレスの様なものだった。
そのためスカートの生地が両足の間にひらりと入り込んで、カルラの大事なところを覆い隠していた。
カルラが羞恥に頬を染めながらもホッとしたのを見て、ベルゼは意地悪く言った。
「こいつ、意外と器用でな」
両手両足に絡みつく4本の触手と、腰・膝・腰の辺りで躰を支える何本かの触手以外に、一本の触手がするりとカルラの上から股にかけて向かっていき。ヒラヒラしていたスカートの端にきゅきゅと絡みつくと、そのままゆっくりと上へ持ち上げた。
「魔王様‥‥!!」
カルラは「淫魔でもこういった事は恥ずかしいのだ」という想いを込め、懸命に顔を持ちあげて魔王を見た。
「大丈夫だ、この触手はカルラの性的な部分には一切触れない。というか、触れていいのは俺だけだ。触れさせるわけがないから、安心してくれ」
(ち、違います‥‥!!!)そう思ったが、その時ベルゼが指先を内腿に這わせた為、出た言葉は違うものになった。
「ひゃっっ‥‥」
「あぁ、カルラ‥‥貴女が本当にここにいるなんて、夢みたいだ‥‥3年間見続けた夢を今、現実なのだと教えてくれ」ベルゼはそのままその指先をショーツに引っ掛け、ぐいと横に引っ張った。
ぴちゃ‥‥ぴちゃっ ちゅっぬちゅぅ‥‥
ベルゼはカルラの下半身に舌を伸ばし、遠慮なしに最初からその襞を舐めしゃぶった。
(魔王様っっ‥‥!!!相手の同意なしに、事を急いては嫌われてしまいますっっ)
「やぁ、話、を聞いて下さ‥‥」
淫魔であるカルラは、感じ易く、そして濡れやすい。必死で訴え様としたが、本能が快楽を求め、そしてそれに支配されようとしていた。
ベルゼは左手でカルラのお尻をしっかり揉みながらその親指でショーツを左に寄せ、舌で襞を舐めながらも右手の人差し指と中指を膣内に挿入する。
ぐっちゃぐっちゃ‥‥
「はっ あぁんっ」
にゅっにゅちゅぅ‥‥
「んぅっ そこ、いけませ‥‥」
「ここがいいのか」
じゅぶっじゅぶっ じゅぶっじゅっじゅっじゅっ
「あっ あっ あっ」
「あぁ、こっちも刺激が欲しいのか。可愛いな」
あまりの快感にカルラの襞の上にちょこんと現れた突起を、ベルゼはそう言いながら右手親指で優しく押し潰した。
にゅるっ‥‥にゅ、にゅる、にゅる
「ひゃ、あ、あ」
クリトリスへの刺激でカルラの快感が急速に高まったのを見て、ベルゼは膣内に差し込んでいた2本の指を、バラバラに動かしだした。
「ほら、イケ」
ずっちゅ!ずっちゅ!!ずちゃ、ぬちゃ じゅ、じゅ、じゅぶぶぶぶーーーー!!!!!
「ぁぁああああーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
‥‥ベルゼの夢見たカルラとの甘い蜜月は、こうして始まった。
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