フツメンを選んだ筈ですが。

イセヤ レキ

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第二章 カップル(ABC)編

14

「……」
何も言葉を発さずに、二人でベッドに横になる。良ちゃんの手は直ぐに太腿に入り込んできて、少しだけ慣れた私も良ちゃんを迎え入れる為に直ぐに足を軽く開いた。
くちゅ、くちゅ……。
「……っ」
良ちゃんの指先が、私の泉の表面を擦る度に水音が耳に入って恥ずかしい。指はしばらく襞をなぞるように動いていたが、やっと「指一本入れるね」と良ちゃんが宣言して、私のナカにつぷ、と指が侵入してきた。
「大丈夫?」
「……うん」
少し違和感はあるけれども、思っていたより痛くはない。
くちゃ、じゅぷ、じゅぷ……。
指が出たり入ったりすると、乳首を弄られた時ほど気持ち良い感覚はないのに、蜜は勝手に溢れてくるようだった。
出入りしていた指は、しばらくすると膣内に埋められたまま膣を広げるかのようにまさぐり始める。
くち、くち、ぬちぃ……。
「指、増やすね」
良ちゃんの声が掠れていて、ごくんと唾を飲み込んだのがわかった。
私も頷きながら、一度力の抜けた身体をもう一度緊張で固くする。
ぬぽっと指が抜かれて、直ぐにぐにに……と、二本に増やされた指が挿入された。
「んっ……」
膣壁を押し分けて入ってくる感覚が強くて、お尻が揺れる。
「キララ、痛い?」
「まだ、大丈夫……」
少しだけ痛みを感じたけど、それを我慢すればなんとかなりそうで、私は良ちゃんの首に両手を回した。
「良ちゃん……キス、したい……」
「ん」
気を紛らわせる為にキスをせがんだけど、それは成功したようで。良ちゃんに口内を貪られている間に、いつの間にか二本の指は激しく出し入れされ、私の膣はそれを悦んで受け止めていた。
じゅぽ!じゅぽ!ぐちゅ!
「あ、ん……っっ」
良ちゃんの二本の指が膣道を広げるように中で離れる。膣を開拓しながらぐちょぐちょになった割れ目を良ちゃんの親指がまさぐり、陰核を擦り上げた。
「ぁんっ!」
わかりやすい快感に、私の身体を痺れが走る。
「クリを弄る度に、膣が指を締め付けてくるね」
「そ、う……?わかん、ないっ……」
「……そろそろ、いいかな」
良ちゃんの独り言だったのか、それとも私への問い掛けだったのか。わからなかったけど、私は頷いた。下半身が疼いて仕方なかった。こんな感覚初めて知った。早く良ちゃんと繋がりたかった。
ゴムを装着した良ちゃんが、暗い中で私の両脚をしっかりと開く。殆ど見えない筈だけど、恥ずかしくて私は自分の顔を手で覆った。にゅるにゅると、膣の入り口を麺棒のようなもので何度も擦り上げられる。指とは比べ物にならない程、太くて、熱い。
良ちゃんのペニスだ、とはっきりと認識した瞬間、それはぐぐぐ……、と確かな質量を伴って、私の中に押し入ってきた。
「ん、あ、う……っ」
どうしても、その圧迫感と強い痛みで身体が緊張する。
「キララ、息をゆっくり吸って、吐いて」
「う、うん……」
一度良ちゃんが動きを止めてくれて、私はピリピリした痛みを下半身に感じながら、一生懸命息を吐く。
何度か深呼吸していると、良ちゃんが更に奥まで入って来た。
「あうっ、く……っ」
冷や汗が出る。凄く痛い。もう駄目、それ以上は無理……!!
そう思った時、良ちゃんが止まった。
「……はい、った?」
私が安堵し息を整えながら聞くと、良ちゃんは困った声で言った。
「……うん、半分、入ったよ」
う、嘘……!!
私の怯えと絶望感が良ちゃんに伝わったのだろう。「今日はここまでにしようか」と言い離れていく気配を感じたので、私は慌てて抱きついて引き止めた。ここまできたからには、処女を捨てたい。むしろ、ここで止めたら恐怖体験として脳に刻み込まれて次回マイナスイメージからスタートしそうでそれだは避けたい。
「お願い、良ちゃん……、最後まで……」
優しい良ちゃんのことだ。断られてしまったらどうしよう、と思いながらも様々な感情が溢れてきて、涙が浮かぶ。
良ちゃんは、「キララがそれでもいいなら」と言って、ゆっくりと丁寧に出し入れしながら、時間を掛けて膣をほぐしてくれた。
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