531 / 611
第22章 双黒の魔拳
第531話 エレノアとドレーク
しおりを挟むネスティア王国、リトラス山。
ここにも、何十年ぶりに思う存分暴れている者が1人いた。
「にゃっ……ハァ―――!!!」
斥候らしいと言えばそうなのか、身軽に動ける軽装な装備に身を包み、決して狭くはないリトラス山の戦場を縦横無尽に駆け回る、『女楼蜘蛛』の1人……『牙王』エレノア・トレパロスキー。
両手を、肉球と爪のついた猫の手に変え……ぴこぴこと耳や尻尾を動かしながら走る姿は、客観的に、あくまで第三者の視点から、純粋な感想として言うなら、『かわいい』と言えるものなのかもしれないが……現場で起こっていることを加味してみれば、どうしてもそんな感想は出てこない。
『猫の手』が振るわれるたび、それについている爪から真空波が放たれ、その直線状にいる魔物を切り刻んでなぎ倒す。
ふわふわで柔らかそうに見える尻尾は、鞭のように鋭く振るわれて、クマや狼のような大型の魔物をも薙ぎ払って吹き飛ばし、体が岩でできているゴーレム系の魔物すら砕き割る。
そもそも、常に目にも留まらぬ速さで動いているため、気が付いたら切り刻まれていたり吹き飛ばされていたりと、魔物達や、『財団』の戦闘員達はその敗北すらろくに認識できずに討ち取られていく。
そしてそれは、『神域の龍』であっても同じだった。
「このっ……下等種族の、小娘がァ!」
1匹の龍が、長い尻尾で広範囲を一気に薙ぎ払って攻撃する。
とにかく一度に広い範囲を攻撃することで、素早くて捕らえられないエレノアにどうにか攻撃を当てようとしたのだろう。
魔法金属の鎧すら紙同然に砕いて引きちぎるであろうその尻尾を振り抜こうとして……振り抜く前に根元から切断されて宙に舞っていた。
「ガァァアアァアアッ!?」
その切り口の部分は、鋭利な刃物で一息に切断されたような見事な断面になっている。
そこからまだだいぶ離れたところで、エレノアが腕を振り抜いた姿勢になっているのを見れば、何が起こったかは想像するまでもないだろう。
そのエレノアは、直後に地を蹴ってほぼ一瞬でトップスピードまで加速し疾走、またたく間にその龍との距離をゼロにし、懐に飛び込む。
龍はまだそれに気付いていない。速すぎて、気付けない。
そしてその龍は、エレノアが体を駆け上がって首筋で爪を一閃させるまで、とうとう気づけなかった。
首筋に鋭い痛みを感じた龍が、最後に見た光景は、首と尾がない自分の体が倒れ込むという、わけのわからないもの。
そしてその時すでに、もう首元はもちろん、その周囲にはエレノアは影も形もなくなっていた。
龍の瞳から急速に光が消えて行った頃、エレノアは次は、別な方向から獣の群れが近づいてきていることに気づき、そちらに移動していた。
おそらくは、龍の出現で『リトラス山』や、隣接する『深紅の森』がパニック状態になっている中で、縄張りを失って、あるいは捨てて移動してきた者達だろう。新たな縄張りを、そして生きるための食料をもとめて、傍目からも殺気だっているとわかる目で、大挙して押し寄せる。
その群れの進行方向上の木のてっぺんにエレノアが登り、抜群のバランス感覚で――というより、もはや軽業である――その先端に立ち……ほんの少し、意識してそちらに殺気を向ける。
それだけで、魔物達の侵攻は止まり……散り散りになって逃げて行った。
彼らは恐らく、その一瞬で、絶対に勝てない、戦ってはいけない者の存在を感じたのだろう。
『これでよし』と満足そうにうなずくエレノアに、その瞬間、背後から襲い掛かる影があった。
武器を手に持っている彼らは、ダモクレス財団の戦闘員だ。もちろん、改造手術で強化済みの。
しかし彼らは、エレノアがそちらを振り返りすらすることなく、ひゅん、と振るわれたしっぽの一撃で、巨大な落石が激突したかのように、ひしゃげて、吹き飛ばされた。
直後には再びエレノアの姿はそこからかき消えており……数百mは離れた場所から様子をうかがっていた、別な戦闘員が輪切りになった。
さらにそこから数百m、また数百mと、ものの十数秒の間に、各個撃破されないために散開していた――エレノアに言わせれば、『この程度の距離は散開とは言わない』――戦闘員が壊滅。
その様子を見ていて、勝ち目がないと悟って逃げようと背を向けた、最後に残った1人は……振り返った瞬間には既にそこにいたエレノアに目を丸くして驚くと同時に、腕をクロスさせるようにして放たれた爪の真空波で細切れにされた。
明日には、この山に住む何らかの魔物の腹に収まっているだろう。ちょうど食べやすいサイズにまでなってしまった。
「ふぃー……これで『財団』の連中は全員かニャ。あとは……ドレークくーん、手伝う?」
『いえ、不要です』
そこからやや離れたところで、財団最高幹部の1人、グナザイアと戦っていたドレークは、耳に届いたエレノアの声に、念話を使って返事した。
もう何十回、何百回と戟を振るうも、その攻撃力を上回る防御力でことごとく防がれている。
グナザイアの全身を覆う鎧には、無数の細かい傷はついていれど、一向に斬れる気配も砕ける気配も見られなかった。
それでもドレークは、ほとんど表情を変えずに戦い続け、大ぶりな攻撃が多いがゆえにかわしやすいグナザイアを相手に、未だ無傷で立ち回っていた。
「フウゥ……しぶとい奴め。いい加減に諦めればよいものを」
「しぶといのはお互い様だ……それよりもいいのか。貴様の部下はどうやら、エレノア殿に全滅させられたようだが……今はあちらで龍を探して狩り始めているな」
ちらりと横目に見た先で、空中に飛んでいる『神域の龍』の巨体が、両翼、尻尾、両足、そして頭の順に切り落とされ、解体されて墜落していくのが見えた。
あるいはグナザイアにもそれは見えていたかもしれないが、ふん、と鼻を鳴らして一笑に付す。
「役立たず共が死んだからどうだと言うのだ、私はここで自分の役目を全うするまで。この身を盾とし、貴様ら侵入者どもから『ライン』を守り抜くことこそ使命……それ以外のことなど考える必要はないわ!」
直後、巨腕を大きく振りかぶりながら突っ込んでくるグナザイア。
巨体だと言うのに、そのスピードはまるで弾丸のように早く、そのサイズと相まって、まるで砲弾が向かってくるようなプレッシャーがドレークを襲っていた。
斜め前に飛び込むようにしてかわしたドレーク。その一瞬前までたっていたところに、グナザイアの巨大な右腕による一撃が叩き込まれ、地面が盛大に陥没、クレーターができた。
しかし攻撃はそこで止まることはなく、その一撃の反動を利用して急激に方向転換し、またしても突っ込んでいく。
それを同じように交わしながら、ドレークは反撃の機会を探る。
しかしその姿を、グナザイアはやはり鼻を鳴らして笑った。
「無駄だ! 貴様ごときの攻撃ではこの私の鎧を打ち破ることなど到底かなわぬ! 諦めて死ぬか、尻尾を巻いて逃げるか、さっさと選ぶがいい!」
今度は叩きつけるのではなく、ストレートパンチの要領で、先程よりもまさしく砲弾のような動きで、そして勢いでドレークに迫るが……
「……それを待っていた」
直線で、飛んで、自分に迫ってくるグナザイアに対し、ドレークは今度は避けずに戟を構える。
そして、防ぐのでも撃ち落とすのでもなく、下からそっとすくい上げるようにして戟を振るう。
グナザイアはその柔らかな一撃――と呼んでいいものか――により、突き進む軌道を45度以上変えられ、盛大に空中に放り出された。
「ぬ……ぬぅううう!?」
そこにさらに、ドレークが無詠唱で放った暴風の魔法が叩きつけられ、グナザイアの超重量の巨体をさらに上へ、上へと吹き飛ばす。
「馬鹿め! これしきの魔法で私がどうなると思うか! 落下のダメージにしても、この程度の高さ、何の問題もありはしないわ!」
ドレークの認識の甘さをあざ笑う……否、嘲笑ったつもりのグナザイアだったが……直後、その目に映ったものを見て……ドレークの真の狙いに気付く。
「この『リトラス山』はな……隣接する『深紅の森』と合わせて、非常に多くの魔物や生き物が暮らしている。それに加えて、地盤があまり頑丈ではなく、地震や大きな衝撃を加えることは好ましくない……比較的簡単に、がけ崩れやらの地形の変化が起こるからな」
眼下に小さく見える、戟を構えたドレーク。
その手元……戟の刃の部分を中心に、想像を絶する魔力が渦巻いていた。
「ゆえに、あまり破壊力の大きな技を使うことや、そもそも私が本気で戟を振るうということが難しいのだ……それこそ、今の貴様のように……周囲に何もないところにでも行ってくれなければな」
上空数十mに打ちあがり、まさしく、周囲に何もない場所にいるグナザイア。
念には念を入れて、暴風で上に上に吹き飛ばした今の状態……絶好の機会を前に、ドレークは戟に、周囲の空間が歪んで見えるほどのエネルギーを込めている。
いや、エネルギーも確かに膨大だが、実際に空間が歪んでいるのだ。
それはまさしく、ミナトとの模擬戦で見せ、先のチラノースとの戦争(と言っていいものか疑問は残るが)では砦を一刀両断して見せた、ドレークの本気にして渾身の一撃。
今までとは違う何かが来る、と流石に気づいたグナザイア。
巨腕を前に出して縦にするようにし、全身の筋肉に力を入れ、さらに魔力を張り巡らせて防御力を極限まで上げる。さらにその上から強固な障壁まで展開し、万全の防御を整えた。
空中にいて避けられないことを差し引いても、どんな技だろうと来てみろ、と、鎧の奥に見えるその目がぎらついた光を放つ。
それを目にして認識しつつも、ドレークの心の中は……激しく渦巻く魔力と、歪んではじけるような轟音を響かせる空間とは対照的に、凪の海のように静けさを保ったままだった。
静かで、穏やかなままに……その時は来る。
「……覇山……崩天!!」
1つを除いて、破壊するもののない上空へ放たれた、超威力の衝撃波。
それは、ダモクレス財団最堅の盾を自負するグナザイアが、さらに本気で防御を固めて作り上げた鎧に、そして肉体に、寸分たがわず直撃し……
ほんの少し、
本当にほんの少し、その2つは拮抗した。
そしてすぐに……波打ち際にあった砂の城が、さざ波に押し流されて崩れ去るような光景に変わった。
障壁も、鎧も、魔法による強化も全て剥ぎ取られ、撃ち抜かれ……その奥にあった肉体もろとも、空気に溶けるように、奇麗に消し飛んで……なくなった。
☆☆☆
「ん、お見事」
言いながら、エレノアはメダリオンを投げ込んでラインを破壊する。
その直後、ふと何かに気づいたような仕草を見せ、エレノアは先程までラインがあった場所……の、すぐそばの地面に跳んでいって、そこを掘り始めた。
一見するとわからないようにカモフラージュして会ったが、凄腕の斥候でもある彼女の観察眼は、周囲の地面と何かが違うと見破っていた。
予想通り、そこには『何か』が埋まっていた。
エレノアが少し――と言いつつ、爪で削岩機のように掘って見せ、ゆうに2m近い穴が開いたのだが――そこから出てきたのは?
「……? 何だろコレ……随分デカいニャ。水晶じゃない……明らかに人工物の……宝玉? しかも、なんか変な魔力を感じるし……後で、クローナとミナト君に調べてもらおっと」
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
魔王を倒した手柄を横取りされたけど、俺を処刑するのは無理じゃないかな
七辻ゆゆ
ファンタジー
「では罪人よ。おまえはあくまで自分が勇者であり、魔王を倒したと言うのだな?」
「そうそう」
茶番にも飽きてきた。処刑できるというのなら、ぜひやってみてほしい。
無理だと思うけど。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。