42 / 78
ルートB
続々々々・メムロの章
しおりを挟む
「え、え?サーカさんじゃない?」
ノリはサーカーさんだが、まったく見たことがない人だ。
いや、どこかで会ったかな?
続々々々・メムロの章
「ぼくちゃん、こないなところで寝とったら、ハギョにぐさーっとやられて、ぱくーっと・・・はアイツらは食べへんな」
もうすでに、ぐさーっとやられたのだが。
「えっと、僕はメムロです。助けてくれてありがとうございます」
僕は頭をさげてお礼を言った。
「んー、別にオレが助けたわけちゃうねんけど、まぁえぇか。オレはオオカやで、知らんか?大物やで?」
自分で大物と言うのか?
って、オオカ!?
ロキさんがギルドで言ってた名前と同じだ。
「ほんで、メムロちゃんは、なんでこんなべっちゃべちゃなところで寝とったんや?」
「寝たくて寝てたわけじゃないです。でも、気がついたら寝てました」
「アッハッハ、自分おもろい事いうやっちゃなー。寝たくて寝てないけど寝てたってどっちやねんって話やで」
ノリもサーカさんと似ている・・・というか、サーカさん以上のノリを感じる。
ジーッ!
「メムロちゃん、オレと会うの初めてやんなぁ」
「はい」
「名前も知らんかったぐらいやし、そうやんなぁ」
「何かおかしいですか?」
「オレもまだまだやなぁって思ったら残念や」
かみ合ってるようなかみ合ってないような会話だ。
「寝起きのメムロちゃんは、どこ行こうとしてたんや?」
「仲間とヨサトに向ってました」
「ました?仲間なんかおらんやん。薄情なやっちゃなー」
「いや、それはいろいろと事情があって・・・」
本当の事を言っても信用してもらえないだろう。
「でも、武器は無事でよかったなぁ。それえぇやつやん」
「出発前にロキさんからプレゼントしてもらいました。ギノツの技術が詰まってるとか」
「ほんまにロキちゃんが?ギノツの技術?ま、そういうことやったら、それでえぇわ」
どういうことなんだろう?
しばらく歩くと湿原地帯を抜け出した。
「メムロちゃん、実践経験は?」
「ちょっとだけあるような、まったくないような」
「アッハッハ、ほんま自分おもろいやっちゃなー。でも自分の実力ぐらいわかっときやー」
オオカさんが近くの草むらを指差した。
「そこにモコモおるから。倒してみー」
「えっと、触ったらビリビリしません?」
「さぁ?何事も経験やでー」
僕にはモコモの姿はまだ見えていないが、恐る恐る草むらに近寄った。
ピョーン!
モコモが飛び出してきた。
というか、村の近くのモコモよりもすばやい。
ブンッ!
ボッ!
スカッ!
ブンッ!
ボッ!
スカッ!
思った以上にすばやい。
「アッハッハ、せっかくの武器が泣いてるでー。鬼さんこちら、手のなるほうへやでー」
オオカさんは岩の上に座って笑ってみている。
ブンッ!
ボッ!
スカッ!
それにしても、当たらない。
「メムロちゃん、ソイツ捉えるコツっちゅーのを知りたいかー?」
「ハァハァ、おねがいします」
「それはなー・・・勘やで!」
ガクッ・・・
やっぱりサーカさんと似ているノリだ。
「ほらほら、膝ついてる場合ちゃうでー」
ブンッ!
ザシュッ!
バタッ!
ようやく1匹倒せた。
「オオカさん、倒せました・・・よ?」
岩の上に居たはずのオオカさんが居ない。
あれ?
岩の裏に移動してみた。
・・・
すごい、いつのまにこんなにも。
目の前にはモコモの死骸が大量にあった。
「お、メムロちゃん、そっち終わったんか?」
息一つ切らさずに倒している。
実力はサーカさんよりも上だろう。
「もうちょいでヨサトつくからがんばりやー」
オオカさんは走り回ってヘロヘロになった僕を励ましてくれた。
みんなはもう合流しているのかな。
そう思いながらヨサトへ向った。
・・・
「ここ・・・がヨサト?」
「そうやで、見たら・・・ちゃうな、聞いたらわかるやろ」
確かにみんなサーカさんやオオカさんのような話し方をしている。
ってことは、2人ともこっち方面の出身?
「ほな、ついといで」
「え、どこへ?」
「村ついて最初に行くとこゆーたらギルドしかないやん」
そうなのか。
「おひさー、シュヌちゃん、じゃますんでー」
「じゃまするんやったら、かえってやー」
「あいよー・・・ってなんでやねん!」
この謎のノリはなんなのだ。
「オオカ、横のちっこいのは?」
「メムロです。よろしくお願いします」
「メムロ!?」
シュヌさんが僕の名前を聞いて反応をした。
「ほー、オマエがあのメムロかぁ」
あのってどのメムロなんだろう。
「ほんまにひょっこり現れたなぁ。珍しくサーカのいう通りやん」
「あ、サーカさんも到着したんですね。じゃあ、ルーナさん達とも?」
「おう、ちゃんと合流でけたで」
みんな無事でよかった。
「ほんまに来るとはおもわんかったけど、セイドから伝言で【もしメムロがここに来たら先に向ってるといっておいてくれ】ってゆーてたわ」
先・・・ワニナかな?
「あと、オオカ、セキライミの方でものごっつい音してたから、はよ連れて行ったりー」
「なんでオレが連れて行かなアカンねん。保護者ちゃうで!」
「メムロ、ワニナの場所は?」
「知りません」
「ってことや。しばらく会わんうちに、場所もわからんヤツをほったらかすようなひどいヤツになってもーたんか・・・かなしいわ」
「オ、オレはそんなひどいヤツちゃうちゃう!しゃーない、ついといで」
「シュヌさん、伝言ありがとうございました」
僕はお礼を言ってギルドを先に出た。
「ほんでシュヌちゃん、アイツをどう見た?」
「オオカ、アイツの戦闘経験は?」
「からっきしや」
「まじか。なんちゅーガキやねん。なんかヤバイで」
「やっぱりか。シュヌちゃんがそういうなら間違いないな。ま、間違いおかさんように見張っとくわ、ほなー」
オオカさんが遅れてギルドから出てきたが難しい顔をしている。
シュヌさんに、何か言われたのかな?
「メムロちゃん、のんびりしてる暇ないでー、ワニナまでダッシュで向うでー」
「えー、走るのは勘弁してくださいよー」
僕が不思議そうな顔をしているのを見たからなのか、からかったような口調で言ってきた。
メインストーリー2の続々々々・メムロの章へつづく
ノリはサーカーさんだが、まったく見たことがない人だ。
いや、どこかで会ったかな?
続々々々・メムロの章
「ぼくちゃん、こないなところで寝とったら、ハギョにぐさーっとやられて、ぱくーっと・・・はアイツらは食べへんな」
もうすでに、ぐさーっとやられたのだが。
「えっと、僕はメムロです。助けてくれてありがとうございます」
僕は頭をさげてお礼を言った。
「んー、別にオレが助けたわけちゃうねんけど、まぁえぇか。オレはオオカやで、知らんか?大物やで?」
自分で大物と言うのか?
って、オオカ!?
ロキさんがギルドで言ってた名前と同じだ。
「ほんで、メムロちゃんは、なんでこんなべっちゃべちゃなところで寝とったんや?」
「寝たくて寝てたわけじゃないです。でも、気がついたら寝てました」
「アッハッハ、自分おもろい事いうやっちゃなー。寝たくて寝てないけど寝てたってどっちやねんって話やで」
ノリもサーカさんと似ている・・・というか、サーカさん以上のノリを感じる。
ジーッ!
「メムロちゃん、オレと会うの初めてやんなぁ」
「はい」
「名前も知らんかったぐらいやし、そうやんなぁ」
「何かおかしいですか?」
「オレもまだまだやなぁって思ったら残念や」
かみ合ってるようなかみ合ってないような会話だ。
「寝起きのメムロちゃんは、どこ行こうとしてたんや?」
「仲間とヨサトに向ってました」
「ました?仲間なんかおらんやん。薄情なやっちゃなー」
「いや、それはいろいろと事情があって・・・」
本当の事を言っても信用してもらえないだろう。
「でも、武器は無事でよかったなぁ。それえぇやつやん」
「出発前にロキさんからプレゼントしてもらいました。ギノツの技術が詰まってるとか」
「ほんまにロキちゃんが?ギノツの技術?ま、そういうことやったら、それでえぇわ」
どういうことなんだろう?
しばらく歩くと湿原地帯を抜け出した。
「メムロちゃん、実践経験は?」
「ちょっとだけあるような、まったくないような」
「アッハッハ、ほんま自分おもろいやっちゃなー。でも自分の実力ぐらいわかっときやー」
オオカさんが近くの草むらを指差した。
「そこにモコモおるから。倒してみー」
「えっと、触ったらビリビリしません?」
「さぁ?何事も経験やでー」
僕にはモコモの姿はまだ見えていないが、恐る恐る草むらに近寄った。
ピョーン!
モコモが飛び出してきた。
というか、村の近くのモコモよりもすばやい。
ブンッ!
ボッ!
スカッ!
ブンッ!
ボッ!
スカッ!
思った以上にすばやい。
「アッハッハ、せっかくの武器が泣いてるでー。鬼さんこちら、手のなるほうへやでー」
オオカさんは岩の上に座って笑ってみている。
ブンッ!
ボッ!
スカッ!
それにしても、当たらない。
「メムロちゃん、ソイツ捉えるコツっちゅーのを知りたいかー?」
「ハァハァ、おねがいします」
「それはなー・・・勘やで!」
ガクッ・・・
やっぱりサーカさんと似ているノリだ。
「ほらほら、膝ついてる場合ちゃうでー」
ブンッ!
ザシュッ!
バタッ!
ようやく1匹倒せた。
「オオカさん、倒せました・・・よ?」
岩の上に居たはずのオオカさんが居ない。
あれ?
岩の裏に移動してみた。
・・・
すごい、いつのまにこんなにも。
目の前にはモコモの死骸が大量にあった。
「お、メムロちゃん、そっち終わったんか?」
息一つ切らさずに倒している。
実力はサーカさんよりも上だろう。
「もうちょいでヨサトつくからがんばりやー」
オオカさんは走り回ってヘロヘロになった僕を励ましてくれた。
みんなはもう合流しているのかな。
そう思いながらヨサトへ向った。
・・・
「ここ・・・がヨサト?」
「そうやで、見たら・・・ちゃうな、聞いたらわかるやろ」
確かにみんなサーカさんやオオカさんのような話し方をしている。
ってことは、2人ともこっち方面の出身?
「ほな、ついといで」
「え、どこへ?」
「村ついて最初に行くとこゆーたらギルドしかないやん」
そうなのか。
「おひさー、シュヌちゃん、じゃますんでー」
「じゃまするんやったら、かえってやー」
「あいよー・・・ってなんでやねん!」
この謎のノリはなんなのだ。
「オオカ、横のちっこいのは?」
「メムロです。よろしくお願いします」
「メムロ!?」
シュヌさんが僕の名前を聞いて反応をした。
「ほー、オマエがあのメムロかぁ」
あのってどのメムロなんだろう。
「ほんまにひょっこり現れたなぁ。珍しくサーカのいう通りやん」
「あ、サーカさんも到着したんですね。じゃあ、ルーナさん達とも?」
「おう、ちゃんと合流でけたで」
みんな無事でよかった。
「ほんまに来るとはおもわんかったけど、セイドから伝言で【もしメムロがここに来たら先に向ってるといっておいてくれ】ってゆーてたわ」
先・・・ワニナかな?
「あと、オオカ、セキライミの方でものごっつい音してたから、はよ連れて行ったりー」
「なんでオレが連れて行かなアカンねん。保護者ちゃうで!」
「メムロ、ワニナの場所は?」
「知りません」
「ってことや。しばらく会わんうちに、場所もわからんヤツをほったらかすようなひどいヤツになってもーたんか・・・かなしいわ」
「オ、オレはそんなひどいヤツちゃうちゃう!しゃーない、ついといで」
「シュヌさん、伝言ありがとうございました」
僕はお礼を言ってギルドを先に出た。
「ほんでシュヌちゃん、アイツをどう見た?」
「オオカ、アイツの戦闘経験は?」
「からっきしや」
「まじか。なんちゅーガキやねん。なんかヤバイで」
「やっぱりか。シュヌちゃんがそういうなら間違いないな。ま、間違いおかさんように見張っとくわ、ほなー」
オオカさんが遅れてギルドから出てきたが難しい顔をしている。
シュヌさんに、何か言われたのかな?
「メムロちゃん、のんびりしてる暇ないでー、ワニナまでダッシュで向うでー」
「えー、走るのは勘弁してくださいよー」
僕が不思議そうな顔をしているのを見たからなのか、からかったような口調で言ってきた。
メインストーリー2の続々々々・メムロの章へつづく
0
あなたにおすすめの小説
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
軽トラの荷台にダンジョンができました★車ごと【非破壊オブジェクト化】して移動要塞になったので快適探索者生活を始めたいと思います
こげ丸
ファンタジー
===運べるプライベートダンジョンで自由気ままな快適最強探索者生活!===
ダンジョンが出来て三〇年。平凡なエンジニアとして過ごしていた主人公だが、ある日突然軽トラの荷台にダンジョンゲートが発生したことをきっかけに、遅咲きながら探索者デビューすることを決意する。
でも別に最強なんて目指さない。
それなりに強くなって、それなりに稼げるようになれれば十分と思っていたのだが……。
フィールドボス化した愛犬(パグ)に非破壊オブジェクト化して移動要塞と化した軽トラ。ユニークスキル「ダンジョンアドミニストレーター」を得てダンジョンの管理者となった主人公が「それなり」ですむわけがなかった。
これは、プライベートダンジョンを利用した快適生活を送りつつ、最強探索者へと駆け上がっていく一人と一匹……とその他大勢の配下たちの物語。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる