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プリジュドルート
メクタウの章:意思編
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『プリダルエがオマエに本当の名前を聞いていたがどういう意味だ?』
『どういう意味といわれても・・・』
やっぱりそこを聞いてくるか。
メクタウの章:意思編
『オマエは物知りだが、色々と知りすぎている』
『物知りだとダメか?』
『それはかまわんが、オマエがプリダルエの事を知っているのと同じぐらいプリダルエもオマエの事を知ってるようだ』
『気のせいじゃないのか?』
『普通の知り合いという感じではない気がする』
何が言いたいんだ?
『嫉妬か?』
『バ、バカにするな!オレの知らない事を知っているのが気に入らないだけだ』
それを嫉妬というような。
『で、これからどうするつもりだ?』
『プリダルエを倒す』
『同じぐらいの力に見えたが倒せるのか?』
『クックック、オマエもまだまだのようだな。オレはまだ本気を出していない』
『負け惜しみか?』
皮肉たっぷりに聞いてみた。
『そうではない。正確に言えば、オレはまだ力を取り戻していない』
『どういうことだ?』
『前に言っただろ、オレはオレを取り戻すと』
『あぁ、意味はわからないが言ったな』
『居場所がわかった』
『居場所?』
ボルカシと似てる事が関係しているのか?
『あぁ、だが周りに手ごわいヤツもいる』
『それで?悪いがオマエが手ごわいというようなヤツの相手はできないぞ』
自分で言っておきながら情けない台詞だ。
『わかっている』
少しは否定してくれよ。
『それで、どうしたいんだ?』
『セキダイコの森に戻る』
『それから?』
『あいつは人間共と一緒にオレを倒しにやってくる』
『何故倒しに来ると?』
タスト村には攻めてないので、今のところセイドさん達が動く理由が無い。
『これから少しだけ街を攻撃する』
えっ!
『人間を攻撃しない約束をしたじゃないか!』
『約束したのはタスト村を攻撃しないという事だけだ』
う・・・確かにそうだ。
『だが安心しろ。人間共には手を出さん』
ほっ。
『いずれはオレの支配下におさめるからな』
なんだ、そっちか・・・
『それでオマエを倒しに来たらどうするんだ?』
『その中にオレに似たヤツがいるはずだ。そいつを連れ去ってくれるだけでいい』
『連れ去る?でも周りに手ごわいやつらがいるんじゃないのか?』
『居ない。ヤツ等は絶対に単独行動に出る』
『何故単独行動にでると?』
『オレの魔力を弱める結界を張るためだ』
そんな事が出来るのか。
でも確かに魔力が弱まればプリジュドは倒せるだろう。
『オレが連れ去らなかったら?』
『いや、オマエは必ず連れ去ってくる』
『人間の味方について、オマエを倒すかもしれんぞ』
『確かにやりかねないが、それでもオマエは連れてくる』
この自信はどこから来るのだ?
僕からすればプリジュドも早めに倒しておきたい相手だ。
『話はここまでだ、とりあえずタウスたちを引かせろ』
勝手に話を切り上げられた。
でも、プリダルエを倒せないのならここに留まる理由も無い。
ウスタウさんが心配そうにこっちを見ている。
「全員退却するぞー!」
タウス達は一斉に去っていった。
ドマシ達も退却しているようだ。
『で、オマエはまたオレに乗って楽するつもりか?』
『うむ。この方が早いし都合がいい』
早いのは理解できるが都合がいい?
仕方ない。
パカッパカッパカッ!
ナトリが見えてきた。
『よし、ここからでも十分だ』
『なにが十分なのだ?』
『街に魔法を撃ちこむだけだ』
そういうことか。
『あと、先に言っておく』
『なにをだ?』
『すまん』
急に謝ってきた。
何故だ?
そう思った途端、プリジュドは魔法を放った。
・・・僕に。
『なっ・・・』
これ以上は話せなくなった。
それどころか、身体の自由もきかない。
ドゴーンッ!
今度こそプリジュドは街に向って魔法を撃った。
パカッパカッパカッ!
僕は自分の意思とは反して街の横を駆け抜けてセキダイコの森の近くまで移動している。
バッ!
プリジュドが僕から降りて森の中に入っていった。
これから何が始まるんだ?
というか、僕の身体はどうなったんだ?
身体を動かすどころか声も出せない。
意識だけははっきりしている。
・・・
しばらくすると、ルーナさん達が森の方に向って走っていくのが見えた。
そしてボルカシもあとからやってきた。
プリジュドの言う通り単独行動をしている。
ボルカシが地面に何かを置いた後に呪文を唱えだした。
と、同時に僕はボルカシに向って走り出していた。
え?え?
ガバッ!
そのままボルカシを掴んだ。
『な、なぜタウスが私を!?』
ボルカシは混乱しているようだ。
僕も何故こんな事をしているのかわからない。
『はっ!うかつでした。先手を取られていたようですね』
ボルカシが諦めた顔になった。
『おいおい、タウスちゃんがなんでボルカシぱちっとんねん」
サーカさんが走りながらそう言ってきた。
が、タウスの速さにはサーカさんでも追いつかないようだ。
というより、タウスはこんなに速く走れたのか?
何度か全力で走ったがここまでの速度はでなかったぞ?
パカッパカッパカッ!
良く見ると足が血まみれになっている。
でも走るのを止められない。
『かわいそうに・・・』
ボルカシが僕に向ってそう言ってきた。
どういうことだ?
『アナタは自分の意思で行動できなくなっていますね』
もしかして!
これは【すまん】じゃ済まされないぞ。
パカッパカッパカッ!
ギノツの砦の近くまで戻ってきた。
ドサッ!
僕はボルカシを手放した。
というか、そう動かされている。
プリジュドがこっちに向って歩いてくるのが見えた。
『メクタウ、悪かったな。だがもう解放してやる』
悪かったじゃすまない!
動けるようになったら速攻でプリジュドを倒してやる!
『メクタウさんというのですね、アナタが悪いわけではありません。私の責任です』
何故かボルカシが謝ってきた。
意味がわからないし、身体もまだ動かない。
ガシッ!
プリジュドがボルカシの頭を掴んだ。
くそっ!
と、思った途端動けるようになった。
『プリジュドー!許さんぞーっ!』
僕がそういいながら槍をプリジュドに向って投げようとした時。
ピカーッ!
2人の体が光で包まれた。
なっ!
まぶしくて見えないが、なにがおきているんだ?
やがて光がおさまって目も慣れてきた。
目の前にいるのは・・・ボルドマシ?カシジュマ?
『ハッハッハ、やっとオレはオレを取り戻せた!』
目の前にいるヤツが両手を天に向けながら高らかに叫んだ。
メクタウの章つづく
『どういう意味といわれても・・・』
やっぱりそこを聞いてくるか。
メクタウの章:意思編
『オマエは物知りだが、色々と知りすぎている』
『物知りだとダメか?』
『それはかまわんが、オマエがプリダルエの事を知っているのと同じぐらいプリダルエもオマエの事を知ってるようだ』
『気のせいじゃないのか?』
『普通の知り合いという感じではない気がする』
何が言いたいんだ?
『嫉妬か?』
『バ、バカにするな!オレの知らない事を知っているのが気に入らないだけだ』
それを嫉妬というような。
『で、これからどうするつもりだ?』
『プリダルエを倒す』
『同じぐらいの力に見えたが倒せるのか?』
『クックック、オマエもまだまだのようだな。オレはまだ本気を出していない』
『負け惜しみか?』
皮肉たっぷりに聞いてみた。
『そうではない。正確に言えば、オレはまだ力を取り戻していない』
『どういうことだ?』
『前に言っただろ、オレはオレを取り戻すと』
『あぁ、意味はわからないが言ったな』
『居場所がわかった』
『居場所?』
ボルカシと似てる事が関係しているのか?
『あぁ、だが周りに手ごわいヤツもいる』
『それで?悪いがオマエが手ごわいというようなヤツの相手はできないぞ』
自分で言っておきながら情けない台詞だ。
『わかっている』
少しは否定してくれよ。
『それで、どうしたいんだ?』
『セキダイコの森に戻る』
『それから?』
『あいつは人間共と一緒にオレを倒しにやってくる』
『何故倒しに来ると?』
タスト村には攻めてないので、今のところセイドさん達が動く理由が無い。
『これから少しだけ街を攻撃する』
えっ!
『人間を攻撃しない約束をしたじゃないか!』
『約束したのはタスト村を攻撃しないという事だけだ』
う・・・確かにそうだ。
『だが安心しろ。人間共には手を出さん』
ほっ。
『いずれはオレの支配下におさめるからな』
なんだ、そっちか・・・
『それでオマエを倒しに来たらどうするんだ?』
『その中にオレに似たヤツがいるはずだ。そいつを連れ去ってくれるだけでいい』
『連れ去る?でも周りに手ごわいやつらがいるんじゃないのか?』
『居ない。ヤツ等は絶対に単独行動に出る』
『何故単独行動にでると?』
『オレの魔力を弱める結界を張るためだ』
そんな事が出来るのか。
でも確かに魔力が弱まればプリジュドは倒せるだろう。
『オレが連れ去らなかったら?』
『いや、オマエは必ず連れ去ってくる』
『人間の味方について、オマエを倒すかもしれんぞ』
『確かにやりかねないが、それでもオマエは連れてくる』
この自信はどこから来るのだ?
僕からすればプリジュドも早めに倒しておきたい相手だ。
『話はここまでだ、とりあえずタウスたちを引かせろ』
勝手に話を切り上げられた。
でも、プリダルエを倒せないのならここに留まる理由も無い。
ウスタウさんが心配そうにこっちを見ている。
「全員退却するぞー!」
タウス達は一斉に去っていった。
ドマシ達も退却しているようだ。
『で、オマエはまたオレに乗って楽するつもりか?』
『うむ。この方が早いし都合がいい』
早いのは理解できるが都合がいい?
仕方ない。
パカッパカッパカッ!
ナトリが見えてきた。
『よし、ここからでも十分だ』
『なにが十分なのだ?』
『街に魔法を撃ちこむだけだ』
そういうことか。
『あと、先に言っておく』
『なにをだ?』
『すまん』
急に謝ってきた。
何故だ?
そう思った途端、プリジュドは魔法を放った。
・・・僕に。
『なっ・・・』
これ以上は話せなくなった。
それどころか、身体の自由もきかない。
ドゴーンッ!
今度こそプリジュドは街に向って魔法を撃った。
パカッパカッパカッ!
僕は自分の意思とは反して街の横を駆け抜けてセキダイコの森の近くまで移動している。
バッ!
プリジュドが僕から降りて森の中に入っていった。
これから何が始まるんだ?
というか、僕の身体はどうなったんだ?
身体を動かすどころか声も出せない。
意識だけははっきりしている。
・・・
しばらくすると、ルーナさん達が森の方に向って走っていくのが見えた。
そしてボルカシもあとからやってきた。
プリジュドの言う通り単独行動をしている。
ボルカシが地面に何かを置いた後に呪文を唱えだした。
と、同時に僕はボルカシに向って走り出していた。
え?え?
ガバッ!
そのままボルカシを掴んだ。
『な、なぜタウスが私を!?』
ボルカシは混乱しているようだ。
僕も何故こんな事をしているのかわからない。
『はっ!うかつでした。先手を取られていたようですね』
ボルカシが諦めた顔になった。
『おいおい、タウスちゃんがなんでボルカシぱちっとんねん」
サーカさんが走りながらそう言ってきた。
が、タウスの速さにはサーカさんでも追いつかないようだ。
というより、タウスはこんなに速く走れたのか?
何度か全力で走ったがここまでの速度はでなかったぞ?
パカッパカッパカッ!
良く見ると足が血まみれになっている。
でも走るのを止められない。
『かわいそうに・・・』
ボルカシが僕に向ってそう言ってきた。
どういうことだ?
『アナタは自分の意思で行動できなくなっていますね』
もしかして!
これは【すまん】じゃ済まされないぞ。
パカッパカッパカッ!
ギノツの砦の近くまで戻ってきた。
ドサッ!
僕はボルカシを手放した。
というか、そう動かされている。
プリジュドがこっちに向って歩いてくるのが見えた。
『メクタウ、悪かったな。だがもう解放してやる』
悪かったじゃすまない!
動けるようになったら速攻でプリジュドを倒してやる!
『メクタウさんというのですね、アナタが悪いわけではありません。私の責任です』
何故かボルカシが謝ってきた。
意味がわからないし、身体もまだ動かない。
ガシッ!
プリジュドがボルカシの頭を掴んだ。
くそっ!
と、思った途端動けるようになった。
『プリジュドー!許さんぞーっ!』
僕がそういいながら槍をプリジュドに向って投げようとした時。
ピカーッ!
2人の体が光で包まれた。
なっ!
まぶしくて見えないが、なにがおきているんだ?
やがて光がおさまって目も慣れてきた。
目の前にいるのは・・・ボルドマシ?カシジュマ?
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