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一年生
進路希望
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「上沢! 本当にありがとう!」
「いやいや。無事に終わってよかったよ」
「ていうかうわちゃん本当にすごいよね。準備全部一人でしてくれたのに、夏休み明けのテストも成績上位で……」
「テストは偶然。ていうか一人じゃなかったよ。たまに陽太も応援に来てくれたし」
「え、小島が? 野球部ってずっと練習あったでしょ?」
「声だけかけて帰っていった」
「それ、本当に応援だけじゃん!」
それでも結局一度も手伝いにこなかったお前らよりよっぽどマシに思えるけど、とは優一は口にはしなかった。夏休みはよかった。無駄なコミュニケーションに労力を割かなくてもよかったし、何より陽太がしょっちゅう顔を見に来てくれた。優一は過ぎ去りし日々を思い出して内心でため息を吐く。またこの日々が始まってしまった。
優一が夏休みの間に仕上げた迷路の壁面のイラストを見て、クラスメイトは感嘆の声を上げた。唯一近宮だけが呆れたようにため息を吐いていたけれど、陽太の手を煩わせなかったのだから優一にはどうでもよかった。
「じゃあこれを文化祭前日に組み立てよう!」
「その前に変なところないかは確認してよ。いっぱい描いてたらよく分からなくなってきちゃって」
「あ、そうだよな。ありがとうな、上沢!」
新城にしても有川にしても他のクラスメイトにしても、優一に感謝はしても謝罪の言葉を述べるものは誰もいなかった。謝ってしまうと罪悪感に耐えられないのかもしれない。優一はため息を吐いて自席に戻り、二学期早々に配られたプリントを見てため息を吐く。進路希望調査票と書かれたそれには文理選択の希望と第三希望までの大学・学部名を書く欄が並んでいた。
「結局赤ずきんの顔は変えたのね」
「……女の子らしくできてる?」
「できてるできてる。で、進路は考える暇があったのかしら」
「暇があってもなんにも思いつかないんだよね……近宮さんは芸術系だよね」
「もちろん。そういえば田中先輩、推薦入試で美術大学受かったわよ」
「え、聞いてないんだけど!」
「あら。サプライズだったかもしれないわね。今日言われたら驚いてあげて」
「めちゃくちゃ無茶言うじゃん……」
優一と近宮は二学期最初の席替えで隣になったこともあり、よく話すようになった。近宮の態度が軟化したのも大きいが、優一はどこかさっぱりしたところのある近宮との会話が苦手ではなかった。
夏休みが終わってから優一はまだ陽太と話せていない。陽太は夏の練習を経て野球部員との絆を随分と深めてしまったらしい。野球部の連中が羨ましくて、ちらりと陽太の方を盗み見る。するとなぜか陽太も優一を見ていて、二人の視線がばっちりと合った。しかし優一が目を瞬いている間に陽太は優一から目を逸らしてしまっていて、もう野球部の話に大きな声で笑っていた。あれは幻だったのだろうか。思わずプリントを握る手に力を入れてしまい、くしゃりと言う音で慌てて我に返る。
「芸術大学って文理どっち?」
「文系。受験に数Ⅲ・Cが必要ないから」
「そっか……俺もやっぱり文系かなぁ」
「あなた理数系の方が得意じゃなかった?」
「国社も苦手ではないよ」
「でも文系で何をするの?」
「……今の時期にそんなの決めてる人、そこまでいないんじゃない?」
「まあそうかもしれないけど。自分の決断を他人に委ねるのはやめた方がいいわよ。後悔した時に恨まなくていい対象まで恨むことになりかねないから」
一体近宮は何を言っているのだろう。どうしてこんなことを言われなければならないのだろう。そう思ったが優一の口から反論の言葉が出てくるよりも早く予鈴が鳴った。優一は慌てて進路希望調査票を机にしまって次の授業の教科書を取り出す。しかし授業の間も近宮に言われたことがずっと頭から離れなかった。
「陽太は進路希望調査票どうした?」
「まだ考え中。学部は決まってるけど大学決めてなかった!」
「そっか。俺もまだ色々悩んでる」
二学期初日なこともあり、二人とも部活が早々に終わったので今日の帰りはいつもよりかなり早い。しかも珍しく二人きりの帰路だ。逸る鼓動をなんとかおさえながら、優一は声が上ずらないように話題を探す。進路希望を尋ねたのは優一の希望大学を聞き出すためだったのだが、それは失敗してしまった。しかし大学を決めていないということは、これから二人で希望進路を相談できるかもしれない。優一がそう心を躍らせたのも束の間、陽太は明るい表情で優一に「優一は理系だもんな」と言い放った。
「り、理系?」
「え、だってそうだろ。優一、機械とか好きだったし、化学の実験も好きじゃん」
「え……え、でも、陽太は文系なんだよね?」
「俺はそうだけど、でも別に一緒じゃなくてもいいだろ?」
陽太の言葉は優一の頭をガツンと殴りつけたようだった。優一はぐわんぐわんと痛む頭を抱えながら、なんと説明したものかと言葉を探す。そもそも、なんで。陽太は俺と一緒のクラスで嬉しくないのかよ。俺と一緒のクラスになりたくないのかよ。
「べ、別になりたいものとかないし、文系の方が勉強楽そうだしなーと、思って……」
「なんで。もったいないじゃん。優一、小学校の時に薬作る人になりたいって言ってたじゃん」
どうして今そんなことを持ち出すのだろう。優一にも確かにその記憶はある。確かあの時は自分の祖父母と陽太の祖母が同じ時期に死んでしまったのだ。母と陽太が悲しむ姿を見ていられなくて、それなら自分が何の病気にでも効く薬を作りたい。そう思って口にした記憶は確かにある。陽太が覚えていてくれたことは嬉しい。でもなんで今そんなことを持ち出すんだ。
「優一ならできるよ。そりゃ薬学部って難しいし、なんか六年制らしいし、大変だろうけどさ」
「……そうだよ。大変だし、お金もかかるし、そんなの、やってられない」
進路なんて考えたことがなかったけれど、それでも医学部と薬学部に進学するのが難しい未知なことくらい優一でも知っている。私立大学の医学部や薬学部はびっくりするほどお金がかかることも、国公立でそこに進学しようと思うととても高い学力を要求されることも、優一でも知っていた。だから自分が選ぶはずも、選べるはずもない道を、どうして陽太は勧めてくるのだろう。それにその道には、隣に陽太がいない。
「……優一さ、なんでうちの高校選んだの?」
「え」
「だって、優一の学力ならもっと上の高校狙えただろ。それにわざわざこんな家から遠い私立じゃなくても、家から近い公立あったじゃん。進学校も、もっと普通のとこも」
「別に一生懸命勉強したいわけじゃないし」
「だったら家から近いとこでよかったじゃん。わざわざうちの高校選んだのは、どうして」
そんなの、陽太がいるからに決まっている。でもそんなことを言ったら気味悪がられるかもしれない。言葉を探すべく視線を彷徨わせた優一を見て、陽太は一度ぎゅっと目を瞑った。
「俺のこと、心配したから?」
「し、心配とかじゃ」
「俺が一人で寂しくないか心配した? 俺、そんなに頼りなく見えるのかよ」
陽太が本当は一人でも大丈夫なことくらい、優一はよく知っている。むしろ陽太がいないとダメなのは自分の方だ。俺が寂しいから、陽太と同じ高校を選んだ。そう本当のことを言えばいいだけなのに、何かが喉につまったかのようにどうしても言葉が出てこない。そんな優一を見てどう思ったのか、陽太は寂し気に優一から視線を逸らした。
「悪いけど、文理選択は自分で決めて。俺には合わせようとしなくていい」
「……そ、そんなんじゃ」
「俺、このままじゃお前がいなきゃ生きていけなくなるじゃん」
陽太はそう言うと、突っ立ったままの優一を置いて走り去った。今すぐ追いかけないと。そんなことないと言わないと。でも、本当に「そんなこと」ないのだろうか。今、俺には確かに陽太の言葉が突き刺さった。俺なしで生きていけなくなってくれればいいのにと思ってしまった。でもそれは陽太が望むところではない。今、俺は陽太に明確に拒絶されたのだ。
九月になって少し冷たくなった風が優一の髪を撫でる。日が落ちるのが随分と速くなったからか、薄暗くなった道ではもう陽太の背中が見えない。どうしよう。世界で一人ぼっちになってしまったみたいだ。優一は知らず知らずのうちに流れた涙をぐいっと自分の袖で乱暴に拭った。
「いやいや。無事に終わってよかったよ」
「ていうかうわちゃん本当にすごいよね。準備全部一人でしてくれたのに、夏休み明けのテストも成績上位で……」
「テストは偶然。ていうか一人じゃなかったよ。たまに陽太も応援に来てくれたし」
「え、小島が? 野球部ってずっと練習あったでしょ?」
「声だけかけて帰っていった」
「それ、本当に応援だけじゃん!」
それでも結局一度も手伝いにこなかったお前らよりよっぽどマシに思えるけど、とは優一は口にはしなかった。夏休みはよかった。無駄なコミュニケーションに労力を割かなくてもよかったし、何より陽太がしょっちゅう顔を見に来てくれた。優一は過ぎ去りし日々を思い出して内心でため息を吐く。またこの日々が始まってしまった。
優一が夏休みの間に仕上げた迷路の壁面のイラストを見て、クラスメイトは感嘆の声を上げた。唯一近宮だけが呆れたようにため息を吐いていたけれど、陽太の手を煩わせなかったのだから優一にはどうでもよかった。
「じゃあこれを文化祭前日に組み立てよう!」
「その前に変なところないかは確認してよ。いっぱい描いてたらよく分からなくなってきちゃって」
「あ、そうだよな。ありがとうな、上沢!」
新城にしても有川にしても他のクラスメイトにしても、優一に感謝はしても謝罪の言葉を述べるものは誰もいなかった。謝ってしまうと罪悪感に耐えられないのかもしれない。優一はため息を吐いて自席に戻り、二学期早々に配られたプリントを見てため息を吐く。進路希望調査票と書かれたそれには文理選択の希望と第三希望までの大学・学部名を書く欄が並んでいた。
「結局赤ずきんの顔は変えたのね」
「……女の子らしくできてる?」
「できてるできてる。で、進路は考える暇があったのかしら」
「暇があってもなんにも思いつかないんだよね……近宮さんは芸術系だよね」
「もちろん。そういえば田中先輩、推薦入試で美術大学受かったわよ」
「え、聞いてないんだけど!」
「あら。サプライズだったかもしれないわね。今日言われたら驚いてあげて」
「めちゃくちゃ無茶言うじゃん……」
優一と近宮は二学期最初の席替えで隣になったこともあり、よく話すようになった。近宮の態度が軟化したのも大きいが、優一はどこかさっぱりしたところのある近宮との会話が苦手ではなかった。
夏休みが終わってから優一はまだ陽太と話せていない。陽太は夏の練習を経て野球部員との絆を随分と深めてしまったらしい。野球部の連中が羨ましくて、ちらりと陽太の方を盗み見る。するとなぜか陽太も優一を見ていて、二人の視線がばっちりと合った。しかし優一が目を瞬いている間に陽太は優一から目を逸らしてしまっていて、もう野球部の話に大きな声で笑っていた。あれは幻だったのだろうか。思わずプリントを握る手に力を入れてしまい、くしゃりと言う音で慌てて我に返る。
「芸術大学って文理どっち?」
「文系。受験に数Ⅲ・Cが必要ないから」
「そっか……俺もやっぱり文系かなぁ」
「あなた理数系の方が得意じゃなかった?」
「国社も苦手ではないよ」
「でも文系で何をするの?」
「……今の時期にそんなの決めてる人、そこまでいないんじゃない?」
「まあそうかもしれないけど。自分の決断を他人に委ねるのはやめた方がいいわよ。後悔した時に恨まなくていい対象まで恨むことになりかねないから」
一体近宮は何を言っているのだろう。どうしてこんなことを言われなければならないのだろう。そう思ったが優一の口から反論の言葉が出てくるよりも早く予鈴が鳴った。優一は慌てて進路希望調査票を机にしまって次の授業の教科書を取り出す。しかし授業の間も近宮に言われたことがずっと頭から離れなかった。
「陽太は進路希望調査票どうした?」
「まだ考え中。学部は決まってるけど大学決めてなかった!」
「そっか。俺もまだ色々悩んでる」
二学期初日なこともあり、二人とも部活が早々に終わったので今日の帰りはいつもよりかなり早い。しかも珍しく二人きりの帰路だ。逸る鼓動をなんとかおさえながら、優一は声が上ずらないように話題を探す。進路希望を尋ねたのは優一の希望大学を聞き出すためだったのだが、それは失敗してしまった。しかし大学を決めていないということは、これから二人で希望進路を相談できるかもしれない。優一がそう心を躍らせたのも束の間、陽太は明るい表情で優一に「優一は理系だもんな」と言い放った。
「り、理系?」
「え、だってそうだろ。優一、機械とか好きだったし、化学の実験も好きじゃん」
「え……え、でも、陽太は文系なんだよね?」
「俺はそうだけど、でも別に一緒じゃなくてもいいだろ?」
陽太の言葉は優一の頭をガツンと殴りつけたようだった。優一はぐわんぐわんと痛む頭を抱えながら、なんと説明したものかと言葉を探す。そもそも、なんで。陽太は俺と一緒のクラスで嬉しくないのかよ。俺と一緒のクラスになりたくないのかよ。
「べ、別になりたいものとかないし、文系の方が勉強楽そうだしなーと、思って……」
「なんで。もったいないじゃん。優一、小学校の時に薬作る人になりたいって言ってたじゃん」
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「……そうだよ。大変だし、お金もかかるし、そんなの、やってられない」
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「……優一さ、なんでうちの高校選んだの?」
「え」
「だって、優一の学力ならもっと上の高校狙えただろ。それにわざわざこんな家から遠い私立じゃなくても、家から近い公立あったじゃん。進学校も、もっと普通のとこも」
「別に一生懸命勉強したいわけじゃないし」
「だったら家から近いとこでよかったじゃん。わざわざうちの高校選んだのは、どうして」
そんなの、陽太がいるからに決まっている。でもそんなことを言ったら気味悪がられるかもしれない。言葉を探すべく視線を彷徨わせた優一を見て、陽太は一度ぎゅっと目を瞑った。
「俺のこと、心配したから?」
「し、心配とかじゃ」
「俺が一人で寂しくないか心配した? 俺、そんなに頼りなく見えるのかよ」
陽太が本当は一人でも大丈夫なことくらい、優一はよく知っている。むしろ陽太がいないとダメなのは自分の方だ。俺が寂しいから、陽太と同じ高校を選んだ。そう本当のことを言えばいいだけなのに、何かが喉につまったかのようにどうしても言葉が出てこない。そんな優一を見てどう思ったのか、陽太は寂し気に優一から視線を逸らした。
「悪いけど、文理選択は自分で決めて。俺には合わせようとしなくていい」
「……そ、そんなんじゃ」
「俺、このままじゃお前がいなきゃ生きていけなくなるじゃん」
陽太はそう言うと、突っ立ったままの優一を置いて走り去った。今すぐ追いかけないと。そんなことないと言わないと。でも、本当に「そんなこと」ないのだろうか。今、俺には確かに陽太の言葉が突き刺さった。俺なしで生きていけなくなってくれればいいのにと思ってしまった。でもそれは陽太が望むところではない。今、俺は陽太に明確に拒絶されたのだ。
九月になって少し冷たくなった風が優一の髪を撫でる。日が落ちるのが随分と速くなったからか、薄暗くなった道ではもう陽太の背中が見えない。どうしよう。世界で一人ぼっちになってしまったみたいだ。優一は知らず知らずのうちに流れた涙をぐいっと自分の袖で乱暴に拭った。
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