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三年生
完成間近
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ブロックタイプの紙というのはいつものそれとは少し勝手が違っていて若干描きづらい。しかしそんなことを言っている暇など無く、優一は毎日必死に絵を描き続けた。近宮や吉井の言っていた通り、水彩を描くために用意した紙というのは水をたっぷり含ませた筆を滑らせても確かに変形しない。ああくそ、何も知らないから、何も知ろうとしなかったから時間がかかる。今まで自分がいかに何も考えずに生きてきたかを思い出して優一は内心で己に向けて舌打ちをした。
「どう。描けてる?」
「……色が思うようにならなくて」
「固定観念を捨ててみな。予想外の色になることもあるから、いっぱい混色してみて」
「はい……」
思ったような夕暮れの色が出せず、ここ数日優一は延々と黄色と赤色を混ぜ続けていた。しかし予想外の色か。優一は出来上がったオレンジ色に緑や青、黒など手当たり次第に色を混ぜていく。出来上がった色をさらに他の色と混ぜ、そして。
「……これだ」
優一がようやく自分の考えている夕暮れに染まった空の色を完成させたのは日がすっかり暮れてしまってからのことだった。しまった。また母に帰りが遅いことを叱られる。しかし出来上がったこの色は早く塗ってしまわなければ。二度とこの色を生み出せる気がしない。
「塗っちゃいなよ。送っていくからさ」
優一がうんうんと唸りながら頭を悩ませていると、背後から明るい声を掛けられて手を止める。優一が慌てて振り返ると吉井は車のカギを指に引っ掛けてくるくると弄びながら優一を見て微笑んでいた。
「え、でも」
「私の手伝いしてもらってたってのに説得力が増すでしょ」
「いいんですか」
「いいよ。……君には割と仲間意識があるから」
吉井の言葉に優一は美術準備室に並んでいた作品を思い出す。吉井もきっと好きな相手のことを創作り続けているのだ。……吉井の作品のモデルとなった人と吉井は今どういう関係なのだろう。俺と陽太はこれからどうなるのだろう。そんな未来のことを少しだけ想像しながら、優一は一心不乱に色を塗り続けた。
「先生、とりあえずひと段落しました」
「案外早かったね。よし、じゃあ帰ろうか」
吉井の言葉に優一は慌てて帰り支度をする。手を洗ってカバンに荷物を突っ込んでひっつかむ。どうせ誰も来ないし、乾かしておかねばならないしで作品は基本出しっぱなしだ。
「よろしくお願いします」
「はいはい。さあ行きましょうね」
誰もいない廊下は真っ暗で、時計を見なくても今が相当遅い時間なのが分かる。優一は申し訳ない気持ちでいっぱいになりながら隣を歩く吉井の顔をちらりと見る。吉井はこんな時間までここにいてもいいのだろうか。彼女の帰りを待っている人は家にはいないのだろうか。ああでも美術準備室に住み着いているとまで言われていたっけ。なら恋人や家族はいないのかな。
「何か聞きたいことでもあるの?」
「え、あ、いえ……こんな時間まで申し訳ないなって」
「別に。どうせ帰ってもやることないし。君がいなくてもこの時間まで制作してるしね」
外の街灯の明かりを頼りに階段を下りる。その間、二人の間に会話はなかった。先ほどの自分の発言はキッと失礼なものだっただろうと優一は内心で反省をする。あんなことを言わせてしまって申し訳なかった。じっと床を見ながら歩いていた優一は、声を掛けられるまで最愛の存在がそこに立っていることに気が付かなかった。
「あれ、優一……?」
「……え、陽太!?」
予想外の場所から予想もしていなかった人物の声が聞こえてきて優一は腰を抜かしそうになった。まさかこんな時間まで自分以外の人間が学校にいるとは思わなかった。それもまさか陽太が。目を丸くした優一の前に立っていたのは紛れもなく小島陽太その人だった。言葉が出てこない優一の隣で吉井は呆れたように大きなため息を吐いた。
「君、なんでこんな時間まで学校にいんの」
「あ、えーっと……ちょっと忘れ物しちゃって」
「えー、本当かな……。まあいいや、君って上沢君と家の方向一緒だよね」
「あ、はい」
「なら一緒に乗っていきな。一人でも二人でも変わんないし」
「え」
陽太は心配そうな目で優一を見つめる。その目が雨に打たれた子犬のようで優一はクスリと笑みを溢した。
「先生の手伝いで遅くなっちゃったから送ってもらうんだったんだよ。陽太も一緒だと……気まずさが軽減される」
「こら、そこ」
「じゃ、じゃあ、お願いします」
教師に向けて軽口を叩いた優一を見て、陽太は少し驚いたように目を見開いた。そして少しだけ考え込むように目を瞑り、陽太は吉井に頭をぺこりと下げた。
「忘れ物は回収できたの?」
「……あ、はい」
「ならよかった。まあ気を付けなさいな。三年の学年主任に見つかると怖いんだからさぁ……」
吉井の話にはちょくちょく学年主任のことが出てくる。美術準備室の使い方の件でよほど怒られたことがあるのだろうか。優一は首を傾げながら吉井の車に乗り込んだ。
「二人とも上沢君の家で下ろしていい?」
「大丈夫です。めちゃくちゃ近所なので」
「なるほど。幼馴染ってやつね」
吉井は今まさに気が付いたという体で話しているが、本当は陽太を見た瞬間から優一の幼馴染だと気づいていたのだろうと優一は思った。何も言わなくても同じ方に帰ると察したあたり、優一が描いている絵のモデルが陽太だとも気が付いているのかもしれない。俺の恋心は案外だだもれなのかもしれない。肝心の本人に伝わっていないことだけが問題だけれど。
優一はちらりと隣に座る陽太の顔を見やった。陽太は忘れ物をしたと言ったけど、それは多分嘘なのだろうと優一は思った。陽太は忘れ物をしたからといってわざわざ学校まで戻ってくるタイプでないことを優一はよく知っている。そもそも陽太はまだ毎日野球部の練習に出ているのだから、スマホや定期券以外であれば明日取りにくればいいだけだ。だからきっと何らかの意図があって学校に残っていたのだろう。また何かを悩んでいるのだろうか。思うように練習で体を動かせていないのだろうか。俺では陽太から相談の一つも受けられないのだろうか。こっそりと歯噛みする優一をよそに吉井は呑気に陽太に声を掛けた。
「君の名前、まだ聞いてなかったや」
「あ、小島陽太です」
「……あー、小島君かぁ。よく頑張ってるって菊池先生から聞いてる」
「吉井先生って菊池先生と仲いいんですか?」
「まあね。同期だし?」
「へえ……菊池先生、吉井先生よりも、その」
「随分年上に見えるって? 多分あっちが見た目と年齢あってんだよ。私がいつまでも年相応になれないだけ」
吉井はそう言うとまた黙って運転に集中し始めた。しまった、これももしかしたら吉井にとって触れてほしくないところだったかもしれないと優一が気が付いたのは申し訳なさそうな顔の陽太を見た後だった。年相応になるというのが優一にはよく分からない。だが、きっと大人になることと同義なのではないだろうか。吉井はもしかしたらまだ彫刻のモデルとなった人と過ごした日々から抜け出せていないのかもしれない。
「上沢君も小島君も、後悔しないように過ごした方がいいよ。私みたいに美術準備室の妖怪として七不思議のひとつに数えられないようにね」
「……先生、何してんすか」
「さあ。いつの間にかそうなってた」
おどけたように笑う吉井の顔を優一も陽太も上手く見られなかった。気まずくないようにと陽太を誘ったのに、まさかこんなことになるとは。でも俺もこのまま陽太に気持ちを伝えられなかったら、もしかしたら吉井と同じように永遠に高校時代に囚われられるのかもしれない。そんな不安を胸に抱きながら、優一はカーナビを見つめる。
もうすぐ家についてしまう。こんなに陽太と物理的に近くにいるのは久しぶりだ。そう意識すると途端に陽太の体温や匂いが気になり始める。今日、俺は汚くないだろうか。顔に絵具なんかついていたりしないだろうか。騒がしい心臓を何とか押さえつけながら少しだけ陽太の方に体重を預ける。陽太は何も言わず、ただフロントガラスを見据えていた。
「どう。描けてる?」
「……色が思うようにならなくて」
「固定観念を捨ててみな。予想外の色になることもあるから、いっぱい混色してみて」
「はい……」
思ったような夕暮れの色が出せず、ここ数日優一は延々と黄色と赤色を混ぜ続けていた。しかし予想外の色か。優一は出来上がったオレンジ色に緑や青、黒など手当たり次第に色を混ぜていく。出来上がった色をさらに他の色と混ぜ、そして。
「……これだ」
優一がようやく自分の考えている夕暮れに染まった空の色を完成させたのは日がすっかり暮れてしまってからのことだった。しまった。また母に帰りが遅いことを叱られる。しかし出来上がったこの色は早く塗ってしまわなければ。二度とこの色を生み出せる気がしない。
「塗っちゃいなよ。送っていくからさ」
優一がうんうんと唸りながら頭を悩ませていると、背後から明るい声を掛けられて手を止める。優一が慌てて振り返ると吉井は車のカギを指に引っ掛けてくるくると弄びながら優一を見て微笑んでいた。
「え、でも」
「私の手伝いしてもらってたってのに説得力が増すでしょ」
「いいんですか」
「いいよ。……君には割と仲間意識があるから」
吉井の言葉に優一は美術準備室に並んでいた作品を思い出す。吉井もきっと好きな相手のことを創作り続けているのだ。……吉井の作品のモデルとなった人と吉井は今どういう関係なのだろう。俺と陽太はこれからどうなるのだろう。そんな未来のことを少しだけ想像しながら、優一は一心不乱に色を塗り続けた。
「先生、とりあえずひと段落しました」
「案外早かったね。よし、じゃあ帰ろうか」
吉井の言葉に優一は慌てて帰り支度をする。手を洗ってカバンに荷物を突っ込んでひっつかむ。どうせ誰も来ないし、乾かしておかねばならないしで作品は基本出しっぱなしだ。
「よろしくお願いします」
「はいはい。さあ行きましょうね」
誰もいない廊下は真っ暗で、時計を見なくても今が相当遅い時間なのが分かる。優一は申し訳ない気持ちでいっぱいになりながら隣を歩く吉井の顔をちらりと見る。吉井はこんな時間までここにいてもいいのだろうか。彼女の帰りを待っている人は家にはいないのだろうか。ああでも美術準備室に住み着いているとまで言われていたっけ。なら恋人や家族はいないのかな。
「何か聞きたいことでもあるの?」
「え、あ、いえ……こんな時間まで申し訳ないなって」
「別に。どうせ帰ってもやることないし。君がいなくてもこの時間まで制作してるしね」
外の街灯の明かりを頼りに階段を下りる。その間、二人の間に会話はなかった。先ほどの自分の発言はキッと失礼なものだっただろうと優一は内心で反省をする。あんなことを言わせてしまって申し訳なかった。じっと床を見ながら歩いていた優一は、声を掛けられるまで最愛の存在がそこに立っていることに気が付かなかった。
「あれ、優一……?」
「……え、陽太!?」
予想外の場所から予想もしていなかった人物の声が聞こえてきて優一は腰を抜かしそうになった。まさかこんな時間まで自分以外の人間が学校にいるとは思わなかった。それもまさか陽太が。目を丸くした優一の前に立っていたのは紛れもなく小島陽太その人だった。言葉が出てこない優一の隣で吉井は呆れたように大きなため息を吐いた。
「君、なんでこんな時間まで学校にいんの」
「あ、えーっと……ちょっと忘れ物しちゃって」
「えー、本当かな……。まあいいや、君って上沢君と家の方向一緒だよね」
「あ、はい」
「なら一緒に乗っていきな。一人でも二人でも変わんないし」
「え」
陽太は心配そうな目で優一を見つめる。その目が雨に打たれた子犬のようで優一はクスリと笑みを溢した。
「先生の手伝いで遅くなっちゃったから送ってもらうんだったんだよ。陽太も一緒だと……気まずさが軽減される」
「こら、そこ」
「じゃ、じゃあ、お願いします」
教師に向けて軽口を叩いた優一を見て、陽太は少し驚いたように目を見開いた。そして少しだけ考え込むように目を瞑り、陽太は吉井に頭をぺこりと下げた。
「忘れ物は回収できたの?」
「……あ、はい」
「ならよかった。まあ気を付けなさいな。三年の学年主任に見つかると怖いんだからさぁ……」
吉井の話にはちょくちょく学年主任のことが出てくる。美術準備室の使い方の件でよほど怒られたことがあるのだろうか。優一は首を傾げながら吉井の車に乗り込んだ。
「二人とも上沢君の家で下ろしていい?」
「大丈夫です。めちゃくちゃ近所なので」
「なるほど。幼馴染ってやつね」
吉井は今まさに気が付いたという体で話しているが、本当は陽太を見た瞬間から優一の幼馴染だと気づいていたのだろうと優一は思った。何も言わなくても同じ方に帰ると察したあたり、優一が描いている絵のモデルが陽太だとも気が付いているのかもしれない。俺の恋心は案外だだもれなのかもしれない。肝心の本人に伝わっていないことだけが問題だけれど。
優一はちらりと隣に座る陽太の顔を見やった。陽太は忘れ物をしたと言ったけど、それは多分嘘なのだろうと優一は思った。陽太は忘れ物をしたからといってわざわざ学校まで戻ってくるタイプでないことを優一はよく知っている。そもそも陽太はまだ毎日野球部の練習に出ているのだから、スマホや定期券以外であれば明日取りにくればいいだけだ。だからきっと何らかの意図があって学校に残っていたのだろう。また何かを悩んでいるのだろうか。思うように練習で体を動かせていないのだろうか。俺では陽太から相談の一つも受けられないのだろうか。こっそりと歯噛みする優一をよそに吉井は呑気に陽太に声を掛けた。
「君の名前、まだ聞いてなかったや」
「あ、小島陽太です」
「……あー、小島君かぁ。よく頑張ってるって菊池先生から聞いてる」
「吉井先生って菊池先生と仲いいんですか?」
「まあね。同期だし?」
「へえ……菊池先生、吉井先生よりも、その」
「随分年上に見えるって? 多分あっちが見た目と年齢あってんだよ。私がいつまでも年相応になれないだけ」
吉井はそう言うとまた黙って運転に集中し始めた。しまった、これももしかしたら吉井にとって触れてほしくないところだったかもしれないと優一が気が付いたのは申し訳なさそうな顔の陽太を見た後だった。年相応になるというのが優一にはよく分からない。だが、きっと大人になることと同義なのではないだろうか。吉井はもしかしたらまだ彫刻のモデルとなった人と過ごした日々から抜け出せていないのかもしれない。
「上沢君も小島君も、後悔しないように過ごした方がいいよ。私みたいに美術準備室の妖怪として七不思議のひとつに数えられないようにね」
「……先生、何してんすか」
「さあ。いつの間にかそうなってた」
おどけたように笑う吉井の顔を優一も陽太も上手く見られなかった。気まずくないようにと陽太を誘ったのに、まさかこんなことになるとは。でも俺もこのまま陽太に気持ちを伝えられなかったら、もしかしたら吉井と同じように永遠に高校時代に囚われられるのかもしれない。そんな不安を胸に抱きながら、優一はカーナビを見つめる。
もうすぐ家についてしまう。こんなに陽太と物理的に近くにいるのは久しぶりだ。そう意識すると途端に陽太の体温や匂いが気になり始める。今日、俺は汚くないだろうか。顔に絵具なんかついていたりしないだろうか。騒がしい心臓を何とか押さえつけながら少しだけ陽太の方に体重を預ける。陽太は何も言わず、ただフロントガラスを見据えていた。
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