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最低なセフレから逃げたらヤンデレ化させてしまって逃げられない
攻めサイド2
しおりを挟むやはり、俺たちは運命なんだ。
28軒目に向かったカフェの前であいつに会うことができた。
あいつを家に連れていくべく腕を掴んだが、久しぶりのあいつの体温にひどく高揚した。
あいつがいる。
それだけですぐに下腹部は熱を持ち、早く繋がりたくて仕方なかった。
***
「あ、うっ…も、やめっ、」
「っ」
もう何度出したのか。
弱々しく嫌だと言うあいつの口を自分のモノで塞ぎ、髪を撫でながらあいつの頭を動かしたのは覚えている。
その瞬間涙目で上目遣いをするものだから、すぐに理性は吹き飛んだ。
あいつの服を破く勢いで脱がせ、前戯もそこそこに挿入し、何度も射精した。
気づくと俺の下にはハッハッと浅い呼吸をして顔を真っ赤に染めたあいつがいた。
身体は汗だか精液だかわからないぐらいぐちゃぐちゃに濡れている。
…なんて愛おしいんだ。
これが愛か。
こんなにめちゃくちゃに壊したくて、誰の目にも映したくない、これが、愛。
「気持ちいいか?」
そう問いかけてぐちゃぐちゃの体液を擦り付けるように乳首を親指でなぞる。
「っや、もう感じたくな、ひっ、」
「遠慮するなよ」
今度は小さいながらも真っ赤になって立ち上がっているちんぽをゆるゆると擦ってやった。
「やだあっ…、おね、がいだか、らあ…っ、やあ…」
そうして両方を優しく撫でながら自分の腰を振ると、再び中がきゅっと締まり、搾り取るような動きをしてくる。
そんなに俺が好きなんだな。
かわいいやつだ。
前立腺目掛けてゴリゴリと当ててやると、悲鳴のような喘ぎ声でいやらしい顔をしてくれる。
その顔に興奮し、また俺の理性はどこかに消えてしまった。
***
気絶してしまったあいつの髪を撫で、ベッドから降りる。
玄関に投げ捨てたあいつの鞄から財布を取り出し身分証を見ると、そこには以前の家とは違う住所が書かれていた。
1か月前に俺の前から姿を消し、連絡も取れず、俺がどれだけ心配したか。
まずは引っ越しだ。
俺の家は無駄に部屋が余っているから、すぐにでも荷物を運びこもう。
なんなら仕事にだって行かなくていいわけだし、家の物は処分して解約してもいいな。
あいつは目を離すとまた俺の前からいなくなるかもしれない。
俺を試しているのか、不安なのか、だが、それも今日で終わる。
やっと見つけた。
もう俺にはあいつしかいないんだから、きっと喜ぶに違いない。
足早に部屋に戻ると、ベッドの上で身じろぐあいつがいた。
「お目覚めか?」
声をかけると、何故か顔を曇らせた。
どうしてだ?
いつもなら俺が声をかけると飽きることなくすぐにでも顔を赤らめ、期待の眼差しでこちらを見るのに。
「新手の嫌がらせはやめろ。」
真っ直ぐと、けれど冷めたような諦めを含んだ瞳で見つめてくる。
俺の知らない声色、表情。
あいつはいつも俺のことが好きで、俺の言うことには絶対に従っていて、
そうか。
俺と会わないうちに他の男に言い寄られ、誑かされたに違いない。こんなに可愛いんだ。俺以外にも狙ってるやつがいてもおかしくないよな。
その瞬間どす黒い感情が湧き上がる。
まさか俺の知らないうちに、その言いよってきた男に惚れたのか?
その白くて艶めかしい身体も煽情的な表情も見せたのか。すべて、俺の物なのに、すべて、すべて。
いや、そんなはずはない。
お前は俺を愛している。そうだろ?
「お前は何か勘違いしているな。」
そんなに俺を試さなくても俺はお前の物で、お前も俺の物だ。
手を伸ばすと、しなやかな身体がびくつく。
そんな目で見るな。
今までのように、熱の篭った眼差しを向けてくれ。
「お前が俺を拒絶していいわけがないんだ。」
やはり自由にしていたのがよくなかった。
だから拗ねて、俺以外の男に目を向けてしまったんだ。
ごめんな、お前の愛に気づくのが遅くなったんだ。
でももう気づいた。
愛してる、愛してるんだ。
ちゃんと毎日語りかければ、身体に刻み込めば、俺を愛してること思い出してくれるだろう?
「もう、自由はいらないな。」
ベッドから出る前に手錠をつけておいてよかった。
逃げ出させないよう、部屋の鍵にも細工を施しておこう。GPSもつけて、もうこんなことは二度と起こらないように。
だって、お前のこと、
アイシテイルカラ。
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