2 / 31
第一話
かぼちゃ頭の辺境伯
しおりを挟む
奇妙な森。
そこでは異形が出現し、数々の異変が起こるらしい。
安易に足を踏み入れてはいけない、曰く付きの場所。
そこで一人、森の中の管理や案内をしているのが、ヨクル・フロスティ辺境伯だ。
俺は彼に会いに来た。
雪がしんしんと積もっている。
静雪村を発って、どれくらい経っただろう。
何処もかしこも真っ白な雪が積もっていて、景色が全く変わらない。
こんな何もないところに住んでいるなんて、彼はとんだ変わり者だろう。
だんだんと、同じ場所をぐるぐる回っているような感覚がしてきた。
ふと、風に頬を叩かれた。
顔を上げると、木の上に鐘が見えた。
静雪の村にあったものとは違う……何故だかそう思えた。
「ベルには異形除けの効果がある」──村長の言葉を思い出した。
おそらく、あの近くにフロスティ邸があるのだろう。
俺は歩を進めた。先程より、足取りは軽かった。
□
奇妙な森に大きな屋敷が静かに佇んでいた。
外壁に霜が降りかかり、氷の城のように見えた。
屋敷の上には鐘塔があり、大きな銀色の鐘が見えた。
「まさか、本当にこんなところに貴族の屋敷があるとは……」
俺は意を決して、中に入った。
ぎしり、とドアの軋む音がした。霜が頭に降りかかる。
屋敷の中はとても冷え切っていた。
人がいるどころか、人が住んでいる気配すら感じない。
俺は大きく息を吸った。
「失礼します! 俺は銀竜騎士団から派遣された、ティルヴィング・イアリです! ヨクル・フロスティ辺境伯はいらっしゃいますか!?」
静かな屋敷に俺の大声が反響する。返事はない。
出直すべきだろうか?
そう思った時、ひやり、と冷たい空気が頬を撫でた。
驚いて振り返ったが、誰もいない。
確かに、何かが通ったような風を感じたのだが……。
屋敷の中に視線を戻すと、先程まで誰もいなかった場所に人が立っていた。
俺はその人の顔を見てぎょっとした。
その人の頭はかぼちゃだった。──正しく言えば、かぼちゃの被り物をしていた。目の位置であろう部分が小さく丸くくり抜かれている。
首から下は、外套、コート、手袋、マフラー……全てが白かった。腰には剣と、銀色に輝くシップスベルが提げられていた。
背中には、銀とも、白とも、青とも、紫とも取れる、艶やかな長髪が飛び出している。
彼の纏う雰囲気はとても冷たく、氷の塊を前にしているようで、俺は思わず身震いした。
彼は……生きているのだろうか。
「……ああ、無事に到着されたようで何よりです、ティルヴィングさん。僕がヨクル・フロスティです。以後お見知りおきを」
かぼちゃ頭の男──ヨクル・フロスティは何処か気怠げで、落ち着いた声を発した。
「異形の森を歩くのはさぞ大変だったことでしょう。僕が出迎えに行ければ良かったのですが、運が悪いことに異形の群れが発生してしまいまして。そちらの対処に当たっていました」
「い、いえ。俺は客ではなく、貴方の補佐をするために派遣されたので」
物腰の柔らかな口調に俺は面食らった。
こんな辺鄙なところに住んでいて、変な被り物もしているから、偏屈な性格なのだろうと勝手に想像していた。
かぼちゃの頭は少し不気味だが、仲良くやっていけるだろう、そう思った時、ヨクルは言った。
「大変な思いをされたところ申し訳ないのですが、早くこの森から立ち去って下さい」
「……は?」
「次の働き先は探してあります。その方も領地に蔓延る異形に長年悩まされているとのことで……。騎士としての経験を存分に発揮出来ることでしょう。グラムさん──騎士団長さんへの報告はこちらでしておきます。この森での任務は、今まで誰も受けなかったものです。拒否したことで、貴方の今後に影響はないと約束しましょう。ですから、今直ぐ、来た道を引き返して下さい」
ヨクルは流れるように言った。
予め、言うことを決めていたようだ。
今までもそうやって、ここに派遣された騎士を追い返してきたのだろう。
グラム騎士団長はそれを見越して……俺に挫折を教えようとした。
全く、腹立たしい。
「それは出来ません。俺は未熟者だが、銀竜騎士団の騎士だ。任務を受けて派遣された──」
「問題を起こして、でしょう?」
俺は何も言い返せずに黙り込んだ。
「ああ、失礼しました。これでは嫌味に聞こえてしまいますね」
「……それとこれとは関係ない。俺は与えられた任務を途中で投げ出したりはしません。この銀竜のエンブレムに誓って」
「それは殊勝な心がけです。しかし、この森は本当に危険なのです。早く立ち去るよう──」
──ゴーン、ゴーン。
そのとき、鐘の重苦しい音が屋敷中に響いた。
「鐘の音……?」
屋根の上にあった鐘の音だろうか、と俺は天井を見上げた。
「なんと間の悪い……」
ヨクルは下を向き、低い声で呟くと、俺に向き直った。
「異形の群れが出現したようです。ティルヴィングさんは屋敷の中にいて下さい」
「え。貴方はどうするんです?」
「僕は異形の群れの対処に行かねばなりません」
「なら、俺も共に行きます」
「その申し出はありがたいのですが、悪路でお疲れでしょう。僕一人で対処出来ますので、どうぞ、お休みになって下さい。屋敷の中は幾分か安全ですので」
「俺は貴方の騎士です。貴方一人だけを異形の元へ向かわせられません!」
「ふう……では、ティルヴィングさん──貴方に命じます。ここで待機して下さい」
なんて強情な人だ。
俺は何か言いたいが、直ぐに言葉が出て来なかった。
「ご心配には及びません。普段から僕一人で対処していますから」
「待っ──」
ヨクルはドアの横に立てかけてあった大きな木の枝を手に取った。杖の先には小さなランプが吊るされていた。
ヨクルは屋敷の外に出た。
命令に従って待機する──そうするのは簡単だ。
だが、異形に立ち向かう人を黙って見送るなんて出来なかった。
俺はヨクルの後を追った。
外に出ると、異様な光景が広がっていた。
紫色の霧が白い森を覆っていた。
「これは霧……?」
「〝妖霧〟と言って、異変の発生を知らせるものです」
俺が周囲を見渡している間、ヨクルはいつのまにかランプに火をつけていた。
その炎はまるで暖かさを感じない、青白い色をしていた。これでは、炎とも呼べないかもしれない。
だが、霧の中を照らすには十分なようだ。視界が広がって見えた。
「この霧は人の感覚を狂わせ……幾度となく、人間を遭難させてきました。土地勘のない貴方では迷ってしまいますよ」
「つまり、フロスティ辺境伯のあとをついていけば、迷わないということですね!」
俺は笑顔でそう言った。
「……困りましたね。貴方の説得に割く時間はないというのに」
「連れて行くしかないですね? フロスティ辺境伯」
俺がニヤリと笑うと、ヨクルはやれやれ、と首を横に振った。
「これほど強情な方、久々に会いましたよ。大抵の方は妖霧を見た瞬間、屋敷で待つと決めました」
「そいつらは騎士の風上にも置けないな!」
俺は大口を開けて笑った。
「いいえ、彼らは賢い選択をしました」
「俺を馬鹿だと言いたいんですか?」
「そんな。勇気のある方だな、と」
ヨクルは笑っている様子だった。
かぼちゃの被り物の上からだとわからないが。
「ティルヴィングさん、もし森で僕を見失ったら、来た道を引き返して下さい。僕の足跡を辿れば、屋敷に戻れるはずですから」
そこでは異形が出現し、数々の異変が起こるらしい。
安易に足を踏み入れてはいけない、曰く付きの場所。
そこで一人、森の中の管理や案内をしているのが、ヨクル・フロスティ辺境伯だ。
俺は彼に会いに来た。
雪がしんしんと積もっている。
静雪村を発って、どれくらい経っただろう。
何処もかしこも真っ白な雪が積もっていて、景色が全く変わらない。
こんな何もないところに住んでいるなんて、彼はとんだ変わり者だろう。
だんだんと、同じ場所をぐるぐる回っているような感覚がしてきた。
ふと、風に頬を叩かれた。
顔を上げると、木の上に鐘が見えた。
静雪の村にあったものとは違う……何故だかそう思えた。
「ベルには異形除けの効果がある」──村長の言葉を思い出した。
おそらく、あの近くにフロスティ邸があるのだろう。
俺は歩を進めた。先程より、足取りは軽かった。
□
奇妙な森に大きな屋敷が静かに佇んでいた。
外壁に霜が降りかかり、氷の城のように見えた。
屋敷の上には鐘塔があり、大きな銀色の鐘が見えた。
「まさか、本当にこんなところに貴族の屋敷があるとは……」
俺は意を決して、中に入った。
ぎしり、とドアの軋む音がした。霜が頭に降りかかる。
屋敷の中はとても冷え切っていた。
人がいるどころか、人が住んでいる気配すら感じない。
俺は大きく息を吸った。
「失礼します! 俺は銀竜騎士団から派遣された、ティルヴィング・イアリです! ヨクル・フロスティ辺境伯はいらっしゃいますか!?」
静かな屋敷に俺の大声が反響する。返事はない。
出直すべきだろうか?
そう思った時、ひやり、と冷たい空気が頬を撫でた。
驚いて振り返ったが、誰もいない。
確かに、何かが通ったような風を感じたのだが……。
屋敷の中に視線を戻すと、先程まで誰もいなかった場所に人が立っていた。
俺はその人の顔を見てぎょっとした。
その人の頭はかぼちゃだった。──正しく言えば、かぼちゃの被り物をしていた。目の位置であろう部分が小さく丸くくり抜かれている。
首から下は、外套、コート、手袋、マフラー……全てが白かった。腰には剣と、銀色に輝くシップスベルが提げられていた。
背中には、銀とも、白とも、青とも、紫とも取れる、艶やかな長髪が飛び出している。
彼の纏う雰囲気はとても冷たく、氷の塊を前にしているようで、俺は思わず身震いした。
彼は……生きているのだろうか。
「……ああ、無事に到着されたようで何よりです、ティルヴィングさん。僕がヨクル・フロスティです。以後お見知りおきを」
かぼちゃ頭の男──ヨクル・フロスティは何処か気怠げで、落ち着いた声を発した。
「異形の森を歩くのはさぞ大変だったことでしょう。僕が出迎えに行ければ良かったのですが、運が悪いことに異形の群れが発生してしまいまして。そちらの対処に当たっていました」
「い、いえ。俺は客ではなく、貴方の補佐をするために派遣されたので」
物腰の柔らかな口調に俺は面食らった。
こんな辺鄙なところに住んでいて、変な被り物もしているから、偏屈な性格なのだろうと勝手に想像していた。
かぼちゃの頭は少し不気味だが、仲良くやっていけるだろう、そう思った時、ヨクルは言った。
「大変な思いをされたところ申し訳ないのですが、早くこの森から立ち去って下さい」
「……は?」
「次の働き先は探してあります。その方も領地に蔓延る異形に長年悩まされているとのことで……。騎士としての経験を存分に発揮出来ることでしょう。グラムさん──騎士団長さんへの報告はこちらでしておきます。この森での任務は、今まで誰も受けなかったものです。拒否したことで、貴方の今後に影響はないと約束しましょう。ですから、今直ぐ、来た道を引き返して下さい」
ヨクルは流れるように言った。
予め、言うことを決めていたようだ。
今までもそうやって、ここに派遣された騎士を追い返してきたのだろう。
グラム騎士団長はそれを見越して……俺に挫折を教えようとした。
全く、腹立たしい。
「それは出来ません。俺は未熟者だが、銀竜騎士団の騎士だ。任務を受けて派遣された──」
「問題を起こして、でしょう?」
俺は何も言い返せずに黙り込んだ。
「ああ、失礼しました。これでは嫌味に聞こえてしまいますね」
「……それとこれとは関係ない。俺は与えられた任務を途中で投げ出したりはしません。この銀竜のエンブレムに誓って」
「それは殊勝な心がけです。しかし、この森は本当に危険なのです。早く立ち去るよう──」
──ゴーン、ゴーン。
そのとき、鐘の重苦しい音が屋敷中に響いた。
「鐘の音……?」
屋根の上にあった鐘の音だろうか、と俺は天井を見上げた。
「なんと間の悪い……」
ヨクルは下を向き、低い声で呟くと、俺に向き直った。
「異形の群れが出現したようです。ティルヴィングさんは屋敷の中にいて下さい」
「え。貴方はどうするんです?」
「僕は異形の群れの対処に行かねばなりません」
「なら、俺も共に行きます」
「その申し出はありがたいのですが、悪路でお疲れでしょう。僕一人で対処出来ますので、どうぞ、お休みになって下さい。屋敷の中は幾分か安全ですので」
「俺は貴方の騎士です。貴方一人だけを異形の元へ向かわせられません!」
「ふう……では、ティルヴィングさん──貴方に命じます。ここで待機して下さい」
なんて強情な人だ。
俺は何か言いたいが、直ぐに言葉が出て来なかった。
「ご心配には及びません。普段から僕一人で対処していますから」
「待っ──」
ヨクルはドアの横に立てかけてあった大きな木の枝を手に取った。杖の先には小さなランプが吊るされていた。
ヨクルは屋敷の外に出た。
命令に従って待機する──そうするのは簡単だ。
だが、異形に立ち向かう人を黙って見送るなんて出来なかった。
俺はヨクルの後を追った。
外に出ると、異様な光景が広がっていた。
紫色の霧が白い森を覆っていた。
「これは霧……?」
「〝妖霧〟と言って、異変の発生を知らせるものです」
俺が周囲を見渡している間、ヨクルはいつのまにかランプに火をつけていた。
その炎はまるで暖かさを感じない、青白い色をしていた。これでは、炎とも呼べないかもしれない。
だが、霧の中を照らすには十分なようだ。視界が広がって見えた。
「この霧は人の感覚を狂わせ……幾度となく、人間を遭難させてきました。土地勘のない貴方では迷ってしまいますよ」
「つまり、フロスティ辺境伯のあとをついていけば、迷わないということですね!」
俺は笑顔でそう言った。
「……困りましたね。貴方の説得に割く時間はないというのに」
「連れて行くしかないですね? フロスティ辺境伯」
俺がニヤリと笑うと、ヨクルはやれやれ、と首を横に振った。
「これほど強情な方、久々に会いましたよ。大抵の方は妖霧を見た瞬間、屋敷で待つと決めました」
「そいつらは騎士の風上にも置けないな!」
俺は大口を開けて笑った。
「いいえ、彼らは賢い選択をしました」
「俺を馬鹿だと言いたいんですか?」
「そんな。勇気のある方だな、と」
ヨクルは笑っている様子だった。
かぼちゃの被り物の上からだとわからないが。
「ティルヴィングさん、もし森で僕を見失ったら、来た道を引き返して下さい。僕の足跡を辿れば、屋敷に戻れるはずですから」
10
あなたにおすすめの小説
冷遇された没落姫は、風に乗せて真実を詠う ─残り香の檻─
あとりえむ
恋愛
「お前の練る香など、埃と同じだ」
没落した名家の姫・瑠璃は、冷酷な夫・道隆に蔑まれ、極寒の離れに追いやられていた。夫の隣には、贅を尽くした香料を纏う愛人の明子。
しかし道隆は知らなかった。瑠璃が魂を削って練り上げた香は、焚く者の心根を映し出す「真実の鏡」であることを。
瑠璃が最後に残した香の種を、明子が盗み出し、手柄を偽って帝の前で焚き上げた瞬間。美しき夢は、獣の死臭が漂う地獄へと変貌する。
「この香りの主を探せ。これほど澄み切った魂が、この都に在るはずだ」
絶望の淵で放たれた一筋の香りに導かれ、孤独な東宮が泥の中に咲く白蓮を見つけ出す。
嘘と虚飾にまみれた貴族社会を、ひとりの調香師が浄化する、雅やかな逆転劇。
聖女の力は使いたくありません!
三谷朱花
恋愛
目の前に並ぶ、婚約者と、気弱そうに隣に立つ義理の姉の姿に、私はめまいを覚えた。
ここは、私がヒロインの舞台じゃなかったの?
昨日までは、これまでの人生を逆転させて、ヒロインになりあがった自分を自分で褒めていたのに!
どうしてこうなったのか、誰か教えて!
※アルファポリスのみの公開です。
この度娘が結婚する事になりました。女手一つ、なんとか親としての務めを果たし終えたと思っていたら騎士上がりの年下侯爵様に見初められました。
毒島かすみ
恋愛
真実の愛を見つけたと、夫に離婚を突きつけられた主人公エミリアは娘と共に貧しい生活を強いられながらも、自分達の幸せの為に道を切り開き、幸せを掴んでいく物語です。
短編)どうぞ、勝手に滅んでください。
黑野羊
恋愛
二度も捨てられた聖女です。真実の愛を見つけたので、国は救いません。
あらすじ)
大陸中央にあるルオーゴ王国で、国を守る結界を維持してきた聖女ロザリア。
政略のため王太子と婚約していた彼女は、突如『真の聖女』が現れたとして婚約を破棄され、聖女の座を追われてしまう。さらに、代わりに婚姻しろと命じられた聖騎士からも拒絶され、実家にも見捨てられたロザリアは、『最果ての修道院』へと追放された。
けれど彼女はそこで、地位や栄光、贅沢などとはほど遠い、無条件に寄り添ってくれる『真実の愛』と穏やかな日々を手にいれる。
やがて聖女を失った王国は、崩壊へ向かっていき――。
ーーー
※カクヨム、なろうにも掲載しています
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
シナリオ通り追放されて早死にしましたが幸せでした
黒姫
恋愛
乙女ゲームの悪役令嬢に転生しました。神様によると、婚約者の王太子に断罪されて極北の修道院に幽閉され、30歳を前にして死んでしまう設定は変えられないそうです。さて、それでも幸せになるにはどうしたら良いでしょうか?(2/16 完結。カテゴリーを恋愛に変更しました。)
最強転生悪役令嬢は人生を謳歌したい!~今更SSクラスに戻れと言われても『もう遅い!』Cクラスで最強を目指します!~【改稿版】
てんてんどんどん
ファンタジー
ベビーベッドの上からこんにちは。
私はセレスティア・ラル・シャンデール(0歳)。聖王国のお姫様。
私はなぜかRPGの裏ボス令嬢に転生したようです。
何故それを思い出したかというと、ごくごくとミルクを飲んでいるときに、兄(4歳)のアレスが、「僕も飲みたいー!」と哺乳瓶を取り上げてしまい、「何してくれるんじゃワレ!??」と怒った途端――私は闇の女神の力が覚醒しました。
闇の女神の力も、転生した記憶も。
本来なら、愛する家族が目の前で魔族に惨殺され、愛した国民たちが目の前で魔族に食われていく様に泣き崩れ見ながら、魔王に復讐を誓ったその途端目覚める力を、私はミルクを取られた途端に目覚めさせてしまったのです。
とりあえず、0歳は何も出来なくて暇なのでちょっと魔王を倒して来ようと思います。デコピンで。
--これは最強裏ボスに転生した脳筋主人公が最弱クラスで最強を目指す勘違いTueee物語--
※最強裏ボス転生令嬢は友情を謳歌したい!の改稿版です(5万文字から10万文字にふえています)
※27話あたりからが新規です
※作中で主人公最強、たぶん神様も敵わない(でも陰キャ)
※超ご都合主義。深く考えたらきっと負け
※主人公はそこまで考えてないのに周囲が勝手に深読みして有能に祀り上げられる勘違いもの。
※副題が完結した時点で物語は終了します。俺たちの戦いはこれからだ!
※他Webサイトにも投稿しております。
【完結】前代未聞の婚約破棄~なぜあなたが言うの?~【長編】
暖夢 由
恋愛
「サリー・ナシェルカ伯爵令嬢、あなたの婚約は破棄いたします!」
高らかに宣言された婚約破棄の言葉。
ドルマン侯爵主催のガーデンパーティーの庭にその声は響き渡った。
でもその婚約破棄、どうしてあなたが言うのですか?
*********
以前投稿した小説を長編版にリメイクして投稿しております。
内容も少し変わっておりますので、お楽し頂ければ嬉しいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる