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「良いペースよ、あと三周っ!」
「…………はいッ!」
ここは、貴族学院騎士科棟の訓練場。自主訓練に励む騎士科の生徒もそれなりにいるが、放課後の訓練場は空いている。
その一角を陣取ったシャルベリーンは懐中時計を片手にし、光の神子である少女エリを走らせていた。
エリを観察するシャルベリーンの後ろには彼女の侍女が控えていて、侍女が持つバスケットには特注の硝子のボトルが何本も収まっている。シャルベリーンいわく、中身は「特製すぽーつどりんく」なのだという。水に砂糖や蜂蜜を溶かし、塩レモンを加えたそれは、水分補給に優れているのだと熱弁していた。
「温室が無いと柑橘類の調達が難しいので、すぽーつどりんくを騎士団に布教したくとも量産できないのですよね。適した果物が他にもあればよいのですけれど……」
我が国は、寒冷地帯に位置している。温暖な場所で栽培されるレモンも砂糖も贅沢品だ。蜂蜜とて、決して安価なものではない。
王族である私や高位貴族であるシャルベリーンなら当たり前に享受している恩恵だが、エリは市井育ちである。はじめは恐縮しながら飲んでいた。もっとも、恐縮する余裕もないほどの負荷をかけられているため、いまや躊躇することなく飲んでいるが。
じつは私も、訓練後の水分補給として試しに頂戴したことがあるのだが、ただの水よりも身体中に染み渡る感覚があった。実際に効果があるのかは不明だが、少なくとも気分はよいものであったのだ。
訓練中の水分補給は「疲労が加速する」などという理由で否定されているが、この「すぽーつどりんく」なら高パフォーマンスを維持したまま訓練できるのではないか……などと考えてしまうほどだった。
さて、すぽーつどりんくの可否はともかく、何故こんなことになっているかの説明をするのなら、いくらか時間を遡る必要がある。
王都に住む平民の娘が、大怪我をした父親のために癒やしの魔法に目覚めた……ある日貴族学院の王族寮へ帰った私のもとに、そんな驚きの一報が飛び込んできたことが始まりだ。
癒やしの魔法は、光の神子だけが持つ奇跡である。王都中が、光の神子が現れたことに対する歓喜で湧いた。その喜びは、やがて国中……いや世界中を巡るだろう。
しかし我々王族は、警戒を強めねばならなかった。光の神子が現れたということは、邪悪の脅威が迫っているということだからだ。
王城へ迎え入れられた光の神子はエリという名で、私と同じくらいの年頃の娘だった。
しかし、エリは瀕死の父親のため咄嗟に癒やしの力を目覚めさせたものの、いままで魔法に縁のなかった彼女は自らの意思でその力を示せないらしい。自分が光の神子だと信じることもできず、されど上位者の命に逆らうわけにもいかない。
状況に押し流されて王城に連れられ、その末に王族と大貴族の視線を集めて頼りなく身を縮こませる少女が、強大な邪悪へと立ち向かわねばならないのかと私は深く憐れんだ。
父である国王は、エリを貴族学院へ特待生として編入させ、学ばせることにした。慣例上、光の神子は王族と同等に扱われるべき存在なのだ。作法や常識……そして魔法を学ばせるのに、学院より適した場所は確かにないだろう。
まずは王城にて子供向けの基礎的な教育を施し、編入はそれからになるが、なるべく早く貴族社会の空気に触れておくことは重要だろう。
エリが王城で学ぶための期間を使い、私は自らの口によって、婚約者であるシャルベリーンに説明をしておく必要がある。
国王は、学院におけるエリの立場について、私が目を配っておけと仰せだった。しかし、男である私では女性の間にまで目が届かない。つまり、信頼の置ける女性の協力が不可欠だ。急いで設けたふたりきりの茶会の席で、私はシャルベリーンに協力を仰いだ。
『――ええ、お任せください。なにせ、わたくしは悪役令嬢ですから!』
そうして得られた承諾が…………これだ。
もちろん、私もその場で「悪役令嬢」とは何かと問うた。
聞けば、シャルベリーンは光の神子が現れる前の日に、天啓と思しき夢を見たのだという。
その夢は、光の神子の出現を予言するものだったのだ。シャルベリーンは戸惑いつつもそれは天啓だと確信したが……それを急ぎ伝えられた彼女の父は、困惑するしかなかったらしい。
しかし、光の神子はシャルベリーンの夢の通り現れた。彼女の夢は、まさしく天啓であったのだ。
『悪役令嬢は、光の神子をいじめぬかねばならぬそうなのです。彼女を追い詰め、さらなる成長を促すのがわたくしの役目』
『いじめるって……シャルベリーンは何をするつもりなんだ?』
『それはわたくしも悩むところでして……一般的に“いじめ”というのは、嫌がらせのことでしょう? でも、それでは精神的に滅入るだけで成長に繋がるものではありませんから……わたくしがやるべきなのは、彼女を身体的に追い込むことなのかと判断しました』
『し、身体的……?』
そう断言したシャルベリーンの光の神子育成プランは、既に完成しているようだった。
市井で育った光の神子をいきなり貴族子女の群れに放り込むと、よくも悪くも目立ってしまう。まずは作法について重点的に教え込み、できる限り悪目立ちしないようにするのが目標なのだという。
作法とは言語の一種のようなもので、共通なら安心感や一体感が生まれる。それを考えれば確かに、他については後回しで構わないのだ。
後回しにした部分は、エリがわからないことを正直に「わからない」と言ってしまえる雰囲気を、私やシャルベリーンを中心に作ってしまえばいい。そのあたりのサポートは、外からいくらでも出来る。
『当家で働く平民出の使用人たちから聴取したところ、細かい作法よりも先に姿勢の矯正に苦労したようなのです。ですから、先に姿勢の維持のために必要なもの……つまりはインナーマッスルを鍛えることが急務でしょう』
『インナーマ……えっ、鍛える?』
『はい。まずはトレーニングです』
王城や高位貴族の使用人は、たとえ平民出の下級使用人といえど、見苦しくない程度の作法を教え込まれる。
幼い頃から美しい姿勢を教え込まれる王侯貴族と違い、市井の民はそこまで姿勢というものに頓着しない。よって、姿勢の維持に必要な筋肉が不足している可能性があるという。それと同時に、インナーマッスルを鍛えることにより体幹を安定させ、その後の体力作りにも役立つと見込んでいる……とシャルベリーンは語った。
『体力作り?』
『邪悪を祓うためには、邪悪の巣食う地へ赴く必要がありますから。そのための体力を、光の神子たるエリ様には備えてもらわねばなりません』
『そ、そうだね……』
平民として生まれ育ったエリは家業であるパン屋を手伝っていたため、体力はあるほうだと思われるが……確かに、遠征に必要な体力はそれでは足りないだろうと納得する。いや、納得はしたが、果たしてそこは「悪役」の仕事なのかと疑問に思う。
とはいえ、自称悪役令嬢のシャルベリーンがあまりにもやる気なので、その眩しい笑顔に水を差すことなど私にはできなかった。
その後、シャルベリーンは王城で勉強中のエリにインナーマッスルのトレーニングとやらを教え込み、エリの姿勢矯正に貢献した……らしい。
――そして、いまに至る。
「…………はいッ!」
ここは、貴族学院騎士科棟の訓練場。自主訓練に励む騎士科の生徒もそれなりにいるが、放課後の訓練場は空いている。
その一角を陣取ったシャルベリーンは懐中時計を片手にし、光の神子である少女エリを走らせていた。
エリを観察するシャルベリーンの後ろには彼女の侍女が控えていて、侍女が持つバスケットには特注の硝子のボトルが何本も収まっている。シャルベリーンいわく、中身は「特製すぽーつどりんく」なのだという。水に砂糖や蜂蜜を溶かし、塩レモンを加えたそれは、水分補給に優れているのだと熱弁していた。
「温室が無いと柑橘類の調達が難しいので、すぽーつどりんくを騎士団に布教したくとも量産できないのですよね。適した果物が他にもあればよいのですけれど……」
我が国は、寒冷地帯に位置している。温暖な場所で栽培されるレモンも砂糖も贅沢品だ。蜂蜜とて、決して安価なものではない。
王族である私や高位貴族であるシャルベリーンなら当たり前に享受している恩恵だが、エリは市井育ちである。はじめは恐縮しながら飲んでいた。もっとも、恐縮する余裕もないほどの負荷をかけられているため、いまや躊躇することなく飲んでいるが。
じつは私も、訓練後の水分補給として試しに頂戴したことがあるのだが、ただの水よりも身体中に染み渡る感覚があった。実際に効果があるのかは不明だが、少なくとも気分はよいものであったのだ。
訓練中の水分補給は「疲労が加速する」などという理由で否定されているが、この「すぽーつどりんく」なら高パフォーマンスを維持したまま訓練できるのではないか……などと考えてしまうほどだった。
さて、すぽーつどりんくの可否はともかく、何故こんなことになっているかの説明をするのなら、いくらか時間を遡る必要がある。
王都に住む平民の娘が、大怪我をした父親のために癒やしの魔法に目覚めた……ある日貴族学院の王族寮へ帰った私のもとに、そんな驚きの一報が飛び込んできたことが始まりだ。
癒やしの魔法は、光の神子だけが持つ奇跡である。王都中が、光の神子が現れたことに対する歓喜で湧いた。その喜びは、やがて国中……いや世界中を巡るだろう。
しかし我々王族は、警戒を強めねばならなかった。光の神子が現れたということは、邪悪の脅威が迫っているということだからだ。
王城へ迎え入れられた光の神子はエリという名で、私と同じくらいの年頃の娘だった。
しかし、エリは瀕死の父親のため咄嗟に癒やしの力を目覚めさせたものの、いままで魔法に縁のなかった彼女は自らの意思でその力を示せないらしい。自分が光の神子だと信じることもできず、されど上位者の命に逆らうわけにもいかない。
状況に押し流されて王城に連れられ、その末に王族と大貴族の視線を集めて頼りなく身を縮こませる少女が、強大な邪悪へと立ち向かわねばならないのかと私は深く憐れんだ。
父である国王は、エリを貴族学院へ特待生として編入させ、学ばせることにした。慣例上、光の神子は王族と同等に扱われるべき存在なのだ。作法や常識……そして魔法を学ばせるのに、学院より適した場所は確かにないだろう。
まずは王城にて子供向けの基礎的な教育を施し、編入はそれからになるが、なるべく早く貴族社会の空気に触れておくことは重要だろう。
エリが王城で学ぶための期間を使い、私は自らの口によって、婚約者であるシャルベリーンに説明をしておく必要がある。
国王は、学院におけるエリの立場について、私が目を配っておけと仰せだった。しかし、男である私では女性の間にまで目が届かない。つまり、信頼の置ける女性の協力が不可欠だ。急いで設けたふたりきりの茶会の席で、私はシャルベリーンに協力を仰いだ。
『――ええ、お任せください。なにせ、わたくしは悪役令嬢ですから!』
そうして得られた承諾が…………これだ。
もちろん、私もその場で「悪役令嬢」とは何かと問うた。
聞けば、シャルベリーンは光の神子が現れる前の日に、天啓と思しき夢を見たのだという。
その夢は、光の神子の出現を予言するものだったのだ。シャルベリーンは戸惑いつつもそれは天啓だと確信したが……それを急ぎ伝えられた彼女の父は、困惑するしかなかったらしい。
しかし、光の神子はシャルベリーンの夢の通り現れた。彼女の夢は、まさしく天啓であったのだ。
『悪役令嬢は、光の神子をいじめぬかねばならぬそうなのです。彼女を追い詰め、さらなる成長を促すのがわたくしの役目』
『いじめるって……シャルベリーンは何をするつもりなんだ?』
『それはわたくしも悩むところでして……一般的に“いじめ”というのは、嫌がらせのことでしょう? でも、それでは精神的に滅入るだけで成長に繋がるものではありませんから……わたくしがやるべきなのは、彼女を身体的に追い込むことなのかと判断しました』
『し、身体的……?』
そう断言したシャルベリーンの光の神子育成プランは、既に完成しているようだった。
市井で育った光の神子をいきなり貴族子女の群れに放り込むと、よくも悪くも目立ってしまう。まずは作法について重点的に教え込み、できる限り悪目立ちしないようにするのが目標なのだという。
作法とは言語の一種のようなもので、共通なら安心感や一体感が生まれる。それを考えれば確かに、他については後回しで構わないのだ。
後回しにした部分は、エリがわからないことを正直に「わからない」と言ってしまえる雰囲気を、私やシャルベリーンを中心に作ってしまえばいい。そのあたりのサポートは、外からいくらでも出来る。
『当家で働く平民出の使用人たちから聴取したところ、細かい作法よりも先に姿勢の矯正に苦労したようなのです。ですから、先に姿勢の維持のために必要なもの……つまりはインナーマッスルを鍛えることが急務でしょう』
『インナーマ……えっ、鍛える?』
『はい。まずはトレーニングです』
王城や高位貴族の使用人は、たとえ平民出の下級使用人といえど、見苦しくない程度の作法を教え込まれる。
幼い頃から美しい姿勢を教え込まれる王侯貴族と違い、市井の民はそこまで姿勢というものに頓着しない。よって、姿勢の維持に必要な筋肉が不足している可能性があるという。それと同時に、インナーマッスルを鍛えることにより体幹を安定させ、その後の体力作りにも役立つと見込んでいる……とシャルベリーンは語った。
『体力作り?』
『邪悪を祓うためには、邪悪の巣食う地へ赴く必要がありますから。そのための体力を、光の神子たるエリ様には備えてもらわねばなりません』
『そ、そうだね……』
平民として生まれ育ったエリは家業であるパン屋を手伝っていたため、体力はあるほうだと思われるが……確かに、遠征に必要な体力はそれでは足りないだろうと納得する。いや、納得はしたが、果たしてそこは「悪役」の仕事なのかと疑問に思う。
とはいえ、自称悪役令嬢のシャルベリーンがあまりにもやる気なので、その眩しい笑顔に水を差すことなど私にはできなかった。
その後、シャルベリーンは王城で勉強中のエリにインナーマッスルのトレーニングとやらを教え込み、エリの姿勢矯正に貢献した……らしい。
――そして、いまに至る。
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