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■第1楽章:融合した世界
EPISODE 16:その道標は、絶望か希望か
しおりを挟むレーヴェは黒い何かを腕に纏わせて鉤爪のようにしてから、オズワルドへと見えない動きでオズワルドの背後に回るがオズワルドは短めの刀剣でレーヴェを見ずに防ぐと、もう片方の短めの刀剣でレーヴェの首を狙うがレーヴェは片方の腕で防ぐが切り落とされる。
「!?」
「まだまだ」
オズワルドは容赦なくレーヴェよりも速い動きで、レーヴェの左足を切り落としてからレーヴェの首へと狙い定める。
「っ…!!」
「惑わされて、身体が上手い具合に動かせないんじゃない?本来のアンタなら、簡単に避けられる筈だ」
レーヴェは黒い何かを纏い再生させてからオズワルドを睨みつけているが、オズワルドは気にした様子は無く短めの刀剣を逆手に持っては身を低くする。
ヴェイグはオズワルドがレーヴェと戦っている間に、シャルロットへと歩み寄る。
「な、何よっ」
「そりゃー、元凶を殺しておかないといけないだろ?アッチは、オズちゃんがやっているわけだし?元凶は早めに、ってな?」
「く、来るんじゃ、ないわよぉ!」
シャルロットは銃をヴェイグに向けるのだが、ヴェイグは腰に身に着けていた鞭を取り出しては鞭を使いシャルロットの銃を奪う。
「あ…!ちょ、ちょっと!?」
「いけないねー、女の子がこんなモノを持つなんて危ないな」
「ちょっと!返しなさいよ!!ソレは、ボクのなんだからぁ!!」
「悪いけど、返すつもりもないし?何よりも、今から死ぬわけなんだから要らないだろ?」
「っ……」
ヴェイグはシャルロットの銃を素手で壊してから、自分の銃をシャルロットの額に宛てがい目を細めては笑みを浮かべる。
「相手が悪かったな、お嬢ちゃん?」
「い、いや……や、やだっ、し、死にたくないっ!」
「オヤスミ」
ヴェイグが銃を放つとシャルロットは地面に倒れて血が床を濡らしていくと、ヴェイグはレーヴェとオズワルドの方を見てからトネリコの方を見ていた。
トネリコは何かを考えては、意を決めたかのように自分の頬を両手で叩いては包んでいた。
「リコちゃん?」
オズワルドとレーヴェが激しく戦っている所へとトネリコは走っていき、オズワルドとレーヴェが再び刃を重ねようとした間へと割り込みレーヴェの方を振り向き両腕を広げる。
「トネリコさん!?」
「っ!?」
「っ……」
トネリコは目を閉じていたが温かい温もりに包まれていて、目を開ければ泣きそうで焦った表情をしているレーヴェがトネリコを強く抱きしめていた。
「……何、泣いてんのさ」
「っ……、リコを、殺してしまう、と思ったらっ……」
「馬鹿だねー、キミは」
トネリコは苦笑いを浮かべては、レーヴェの頭を軽く叩いて少し身動ぎしてからレーヴェの両頬を優しく両手で触れる。
「キミが、レーヴェが本気でアタシを殺そうなんて思わないでしょ?あの時だって、普通ならばアタシを殺していたはずなのにキミは直ぐに自我を取り戻したじゃん?だから、今回もキミはアタシを殺そうとはしないって確信があったから」
「お人好し、じゃんか……相変わらずっ」
「ふふっ、そんなお人好しに好意を抱いているのはキミでしょ?」
「……ん」
トネリコは優しく笑みを浮かべてレーヴェの鼻を摘んでは、何処となく悪戯っ子のような表情をする。
それを見たレーヴェは少し驚きながらも、つられて同じように可笑しそうに笑っていた。
「で、水を差すようだけど……早めに脱出した方がいいかも」
「オズくん、ヴェイグさん」
「どうやら、何かを嗅ぎつけた“第七機関議長”の直属の部隊が此処へと向かっているらしい」
「クロムさん達は、転送石で先に離脱したようなので俺らだけだよ」
「じゃあ、帰ろうっか?レーヴェ」
「おう」
トネリコ達がシャルロットの根城から離脱するため、転送石を使用して拠点へと戻るため消え去ると同時に“第七機関議長・ジェイド”共に直属の部隊が到着する。
ジェイドは周りの惨状を見て少し驚いた表情したが直ぐに無表情となり、周りや中への調査をするように部隊に指示を出してから中へと歩いていく。
「ガンゼル議長とマロン議長に続き、シャルロット議長まで殺られているとは……これは、由々しき事態と言える。だが、これは一種の報いとも言えるのだろう……政府機関が、やってきた事は自分達の“欲”の為だった」
ジェイドはシャルロットの部屋へと辿り着き、シャルロットの亡骸を見つけて近寄り見下ろしていた。
「最初は、此処まで酷い女ではなかったのに……いつの間にか、何かに取り憑かれたかのようになってしまった」
次は、誰が殺されるのだろうか。
もしくは、自分の番が来るかもしれない。
だが、それは受け入れようと思っている。
こんな事態になっても、変わるという事はしないのだろう。
少しでも何か変えようと動いても、ソレに賛同する仲間などはいない。
「いつか来るならば、それを覚悟して受け入れよう……。それまでは、私が出来る範囲で都市の人々を守るとしよう」
最初は、本当に同じ志で“世界統一政府機関”を立ち上げたというのに段々と同志は変わってしまった。異変があったのは、統括者であるクーロンだった。
「何故、あーなったのかなんて誰一人知らない。その真実は、何処にあるのかさえも分からないが……それは、人知れず人へと這い寄って来たのだろう」
ジェイドはシャルロットに1輪の小さな花を添えてから背を向けて歩き出すと、物音がして振り向けば驚いた表情をして物音がした方を見る。
「お前、シャルの知り合いか?」
「…………そうだが」
「なら、俺を匿え!シャルや先生達に何があったのか、何がシャル達を変えたのか教えるっ」
「!?、知っているのか?何が起きているのかを」
「あぁ、……赦されないかもしれないっ、それでもトネリコ達にも話さないといけない……そのために、協力してくれっ!とある人物に会って、この真実を伝えるのをっ」
「本当、なんだな?」
「あぁ、俺の“心臓”を賭けてもいい!」
「…………わかった。それで、お前の名前は?私は、“第七機関議長”のジェイドだ」
「俺は、…………ラムダ、だ」
拠点へと戻ってきたトネリコ達は、次の日からマロンの研究所などで助けた人々を領土への民として受け入れをしてロイドは住むための住居を作製していく。
フェイトとヴェイグは住民票を作成しており、クロムは本格的なギルドとしての活動のための準備を開始していた。
オズワルドとレーヴェはトネリコと共に中庭で“お茶会”をしながらも、少し気まずい空気が漂っていてレーヴェは俯いているままでいる。
「で、バカ犬は何時までいじけているんだよ」
「……いや、そのー……オズワルドには、凄く申し訳ない事をしたなって」
「まぁ、それは確かに面倒な事をやらされましたけどね」
「うっ……」
「“セカンドアカウント”の方が使えなくなってしまうし、師匠に大きな借りを作る形になってしまうし……。何よりも、トネリコを泣かせてしまったというのが何よりも………ムカついているんですけど?」
「うっ……」
トネリコは2人のやりとりを間に挟まれながらも、オズワルドが淹れてくれた紅茶を飲んでは2人の様子を大人しく眺めている。
これについては、当人たちでしか解決が出来ないからトネリコは口を挟まずにいる。
「別に、其処まで怒っていないよ」
「…へ?」
「珍しくしおらしいアンタをイジれるチャンスだと思って、ワザと厭味ったらしく言いたくなったソレだけなんで」
「え?えぇ?」
「なので、もう“二度とトネリコを泣かせる、困らせる事をしない”ソレだけなんで」
「…………おう」
オズワルドは紅茶を飲み干してから端末を取り出して中身を確認すると、少し驚いた表情をしてから軽く笑みを浮かべる。
「珍しいな」
「どうかしたの?オズくん」
「いえ、師匠側から連絡をよこすとは思わなかったので」
「そんなに、連絡ってこないの?」
「基本的に、幼馴染の娘の側に居るので連絡はよこさないんで」
「へぇー?」
「師匠の話だと、“もしも、“セカンドアカウント”を使いたい時は連絡をよこせ”って事らしく……」
「え!?あんな状態なのに、使えるの!?」
トネリコはオズワルドの話を聞いては驚いた声を出せば、レーヴェも不思議そうな表情をしながらもトネリコの傍らで椅子に座らず地面に座っている。
「微かにしか思い出せないが、確か溶けたんじゃないのか?」
「まぁ、そうなんですけど。師匠の幼馴染の娘は、どうやら“治療特化”な方らしくて今の世界では珍しすぎる“蘇生”が使えるらしく」
「え!?!?“蘇生”使える人、いるの!?」
「はい。その人が、どうやら“セカンドアカウント”を“蘇生”してくれたらしく使える状態にしてくれたとの事で」
「…………会ってみたいなぁ、その人」
トネリコはオズワルドの爆弾発言に驚きながらも、その人物が“蘇生”を使えるならば“ホムンクルス化”しているレーヴェやヴェイグを人へと戻せる可能性があると考えた。
あんな状態のオズワルドの肉体を治したり、“セカンドアカウント”から“ファーストアカウント”への意識の転換まで行ったならば、その人物ならば2人を人間へと戻せる可能性がある。
「だって、その人ならレーヴェとヴェイグさんを人間に戻せるって事だよね?だったら、“アイツ”を倒した後に2人を戻せるって事になるじゃん」
「あー、そういえば……“蘇生”が可能ならば、“生体リンク”が可能って事か」
「戻せるのか?」
「うん。理論上的には“蘇生”が扱えるならば、“フラグメント”への接続が可能ってのは書物で読んだ事があるの」
「なら、全部終わったら頼るかー!」
「うん、そのためにも一度は会っておきたいなぁーって」
「なら、連絡しておきますね。トネリコが会いたがっているって」
オズワルドは端末を操作して“師匠”へ連絡をすると、すぐさまに連絡が返ってくると中身は“それは、いつでも大丈夫”と書かれていた。
「いつでも、大丈夫らしい」
「なら、予定的には1週間後とかは?」
「多分、大丈夫かと」
「なら、1週間後に会ってみたい」
「わかりました。そう連絡しておきます」
オズワルドはトネリコの返答を“師匠”へと返すと、“了解、あの娘に伝えておく”と返事が返ってくる。
NeXT
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