19 / 27
■第2楽章:2つの異なる道標
EPISODE 19:残り香のように
しおりを挟むトネリコがサツキの部屋を出て少し歩いてすぐに、レーヴェはフラスコから勝手に出てくるとレーヴェは何処となく匂いを嗅いでいる。
「どうしたの、レーヴェ?」
「なんか、臭うんだよなー……獣臭いってのもあるけど、なんか“魔物化”したかのような凄く臭いのがする」
「ん?でも、獣って言ってもサツキちゃんぐらいじゃない?彼女は、“兎人族”だし」
「……まぁ、確かに兎の匂いはするんだけど混ざっているんだよ」
「混ざっている?……ねぇ、それって“あの時”と同じじゃない?“あの時”メンバーの1人が、“人狼族”だった」
「!?、まさか“あの時”と同じっ」
レーヴェは何かを感じてトネリコを引き寄せて、黒色の何かで大きなハンマーを大きな口でキャッチして勢いよく振り回して窓を突き破り、大きなハンマーごとサツキを外へと投げ捨てる。
「同じ、“あの時”とっ……」
「シュレイドと同じように、“魔物化”が施されているだとっ……クソがっ」
「そうなると、“世界統一政府機関”の中に“アイツ”との繋がりを持つプレイヤーがいる?」
レーヴェは突き破った窓から飛び降りては、2本のダガーを出し身構えながらもサツキの様子を見ながら歩み寄る。
「“自我”あるのか?」
「っ、ぅ……」
「あるみたいだな?」
「うぅ……、は、い、ある、っす……まだ、っ」
「なら、いくつか聞きたいことがある」
「はいっ…」
「誰に“やられた”?」
レーヴェはサツキが“まだ”自分としての“自我”がある事に気付いて、いくつか優先的な質問をしていく事を決めた。
もしも、“世界統一政府機関”の残っているメンバーの中で“繋がりがある”ならば手掛かりの一つとして手に入れたい。
「“最高機関議長”、っす……」
「!?、クーロンか」
「はい、あの人が、“第四機関議長”に、命じて、数名、囚われ、何かを、施された、っす」
「……」
レーヴェは何とも言えない表情でトネリコを見れば、レーヴェの後ろまで歩いて来ていたトネリコは驚いた表情をせずに何処となく納得したかのような表情をしていた。
「確かに、……あの人なら“繋がる”でしょうね。悪質なストーカーでプレイヤーキルを楽しむ人だし……それでも、プレイヤーキルをするのは当時は理由があった」
「多分だけど、“アイツ”の策略に呑まれて何かの“影響”を強く受けた可能性はあるだろうな」
「だろうね」
「それで、他の施されたヤツらは何処に?」
「それは、此処に向かっている、可能性と……とある孤島に、向かわ、されたっす……っう」
サツキが地面に座り込み頭を抱えていると、赤黒い霧のようなモノが地面が湧き出てくると赤黒い多重術式が展開していく。
「シュレイドさんと同じっ」
“最後のダンジョンへと出向いたトネリコ一行は、トネリコを含めた5人のメンバーという少数精鋭だった。”
“流石、最後のダンジョンと呼ばれているだけあり何処となく神秘的な赤黒い水晶の群生と共に白と黒の神殿のような宮殿のような場所だ。”
“黒寄りの灰色の髪色をしたウルフカットで頭には黒色の狼の耳があり、切れ長なツリ目をした朱色の瞳色をした背の高い男性が立ち止まり周りを嗅いでいる。”
【シュレイドさん?何か見つけました?】
【トネリコ、俺様の気の所為かなんて分からない。だが、さっきとは違う気配と違う匂いが微かにするんだ】
【匂い、ですか?】
【シュレイド、何かに気づいたのか?】
【レーヴェ。一応、警戒はしておいてくれないか?なんか、可笑しいんだ】
“シュレイドの隣へと金色の髪色をした背中ぐらいのロングストレートで頭には帽子を被っており、少しツリ目をした緑色の瞳色をした背の高いエルフの女性が立っては周りを見渡す。”
【匂いに関しては分からないけど、この“マナ”の流れは何だか危険な流れがするわ。なんだか、此処へと集まってきているような……そんな感じだわ】
【っ!?、あぶねぇリーシェ!!?】
“シュレイドは何かに気付いてリーシェを突き飛ばすと、シュレイドに赤黒い霧が纏わりつくだけではなくシュレイドの身体を貫いて中へと侵入し、侵食するようなモノがシュレイドの身体に浮き出ていた。”
【シュレイドさん!?】
【シュレイドっ!!】
アレがシュレイドを侵食して“フラグメント”を書き換えただけではなく、“魔物という本能”を高めて暴走させたんだ。
シュレイドの暴走によって、自分達の目の前でシュレイドの手によってリーシェは殺された。
サツキの身体へと赤黒い何かは貫き中へと侵入し侵食させて、サツキを“魔物化”させていくとサツキの身体は細身だったサツキとは思えない姿へと変貌していく。
「まるっきし、同じじゃねぇーか!」
レーヴェは黒い何かを纏い真っ黒な人狼の姿へと変わり、凄い速さで向かってきた魔物化したサツキの大きなハンマーを素手で掴み握り砕いて壊す。
「レーヴェっ」
「俺は、大丈夫だ」
「……援護は、任せて」
「大丈夫か?」
「うん、やらないといけないから。シュレイドさんの時は、動揺してしまったからリーシェさんも犠牲にしてしまった……だから、迷わない躊躇はしないっ!」
「なら、援護は任せたぜ?“相棒”」
「うんっ!」
レーヴェがサツキと殴り合いをしているのに合わせてトネリコは、レーヴェの身体能力や攻撃力を大幅に上昇させながらもサツキの動きを鈍くさせるデバフを付与する。
「サツキちゃん、今解放してあげるから」
「グルルルルっ」
レーヴェは鋭い爪の強い一撃でサツキの胸を貫くと、サツキは大量に吐血しては光の粒子へと変換されて天へと昇っていく。
「ありが、と、う、っす……。頭領、ごめん、なさ、い……あちし、ねる、っす……」
サツキが涙を流しながらも満面な笑みを浮かべては、完全に光の粒子となり消え去るとトネリコはサツキが居た所を見つめていた。
“あの時”、シュレイドは大きな大穴へと落ちてしまった。もしかしたら、シュレイドは生きているかもしれない。
「レーヴェ」
「あぁ、アイツ。シュレイドなら、生きている可能性があるだろうな」
「あの時、光の粒子は見えなかった。サツキちゃんのように、亡くなった時に光の粒子となるならば………シュレイドさんは、“生きている”という事になる」
「シュレイドのスキルの事を考えたら、余計に可能性は高いだろうから」
「……………レーヴェ。皆に、話そう」
「話すのか?“5年前”、何があったのか」
「うん。もう、話さないといけない時が来たんだと思う。クーロンの後ろ盾は、確実に“アイツ”だというのは確定したから」
トネリコは杖を強く握っては少しだけ震えていたが、そんなトネリコをレーヴェはトネリコの後ろから優しく抱きしめてはトネリコの頭を優しく撫でる。
「まだ辛いけど、もう此処まで来たなら皆に伝えて共に“アイツ”と戦うのかを聞かないといけないから……。それが、例え責められようともアタシは伝えないといけない」
「リコ……」
トネリコはレーヴェの手を優しく自分の手で包んでは、何処となく寂しくも何処となく悲しくも感じるようでトネリコが本当に消えてしまうんじゃないかと、レーヴェは悲痛な表情をしてはトネリコを少し強く抱きしめる。
「もしも、そうなったとしても俺はリコと共に居るからな」
「レーヴェ」
「俺は、リコが大好きだからさ。リコが1人になろうとしても、俺は常にリコと共に居る」
「相変わらず、キミは…………バカ、だね」
「おう、バカで結構!それほど、俺は本気でリコの事を愛している」
「ふふっ、もう何回目?“ゲーム”でも、今でも……どんだけ、バカなの?キミは……」
レーヴェとトネリコは互いを見ては笑みを浮かべていると、魔導空艇が見えてきてトネリコは強い眼差しで見つめていた。
これから、クロム達に話をするのは“5年前の事件”についてとは別に“内緒にしていた話”をする。
「皆の出迎え、行かないとね」
「そうだなー、アイツらも大変だったかもしれないしな?」
「お茶会を開きながら、あの時の話をするよ」
この世界の在り方が何故出来たのか。
どうして、“トネリコ以外が全滅した”のか。
トネリコとレーヴェは地面に降り立った魔導空挺へと近寄れば、慌てた表情をしたオズワルドとヴェイグを見てはトネリコは軽く首を傾げる。
「トネリコっ、大丈夫だった!?」
「リコちゃん、何も起きていないか!?」
「うん、ちょっとした事はあったけどレーヴェが処理してくれたよ」
「流石、レーヴェの旦那だな」
「おう、当たり前だろ?」
「トネリコは、怪我とかはっ」
「していないよ、オズくん。それと、皆に話をしたい事があるの」
「話、ですか?」
「皆に、“5年前の事件”と“アタシという存在”について話をしておきたくて」
「「!?!?」」
「会議室で、話をするね?先に、待ってる」
トネリコは優しく笑みを浮かべてから、レーヴェと共にギルド拠点の会議室へと歩みを進めて立ち去る。
その2人の背中をオズワルドとヴェイグは見つめては、何処となく分かっていたかのような表情をしていた。
ただ、疑問なのは“5年前の事件”以外にも“トネリコという存在”についての話だった。
「二人とも、速いですって……!」
「クロムさん」
「ヴェイさん、どうかしたんです?」
「リコちゃんが、大事な話をしたいってよ」
「大事な話を?」
「……“5年前の事件”について」
「!?、わかった」
「会議室で話をするって言うから、ロイドやフェイトの二人にも声を掛けておかないとな」
「なら、俺がしてきます」
オズワルドは魔導空挺へと走って入り口で談笑していた、フェイトとロイドに話をすれば二人とも驚いた表情をしたが直ぐに真剣な表情で頷いていた。
「じゃあ、皆で会議室に行こうか」
「………おう」
クロム達はギルド拠点の会議室へと向かい中へと入ると、トネリコは部屋の中央に椅子を置いて座っていてレーヴェはトネリコの隣に立ってクロム達を待っていた。
「皆、席に座って話を聞いて欲しいの。“5年前の事件”と“トネリコという存在”について、全てを皆に話をしたい」
NeXT
1
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
拾われ子のスイ
蒼居 夜燈
ファンタジー
【第18回ファンタジー小説大賞 奨励賞】
記憶にあるのは、自分を見下ろす紅い眼の男と、母親の「出ていきなさい」という怒声。
幼いスイは故郷から遠く離れた西大陸の果てに、ドラゴンと共に墜落した。
老夫婦に拾われたスイは墜落から七年後、二人の逝去をきっかけに養祖父と同じハンターとして生きていく為に旅に出る。
――紅い眼の男は誰なのか、母は自分を本当に捨てたのか。
スイは、故郷を探す事を決める。真実を知る為に。
出会いと別れを繰り返し、命懸けの戦いを繰り返し、喜びと悲しみを繰り返す。
清濁が混在する世界に、スイは何を見て何を思い、何を選ぶのか。
これは、ひとりの少女が世界と己を知りながら成長していく物語。
※週2回(木・日)更新。
※誤字脱字報告に関しては感想とは異なる為、修正が済み次第削除致します。ご容赦ください。
※カクヨム様にて先行公開(登場人物紹介はアルファポリス様でのみ掲載)
※表紙画像、その他キャラクターのイメージ画像はAIイラストアプリで作成したものです。再現不足で色彩の一部が作中描写とは異なります。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
ぽっちゃり女子の異世界人生
猫目 しの
ファンタジー
大抵のトリップ&転生小説は……。
最強主人公はイケメンでハーレム。
脇役&巻き込まれ主人公はフツメンフツメン言いながらも実はイケメンでモテる。
落ちこぼれ主人公は可愛い系が多い。
=主人公は男でも女でも顔が良い。
そして、ハンパなく強い。
そんな常識いりませんっ。
私はぽっちゃりだけど普通に生きていたい。
【エブリスタや小説家になろうにも掲載してます】
クラス最底辺の俺、ステータス成長で資産も身長も筋力も伸びて逆転無双
四郎
ファンタジー
クラスで最底辺――。
「笑いもの」として過ごしてきた佐久間陽斗の人生は、ただの屈辱の連続だった。
教室では見下され、存在するだけで嘲笑の対象。
友達もなく、未来への希望もない。
そんな彼が、ある日を境にすべてを変えていく。
突如として芽生えた“成長システム”。
努力を積み重ねるたびに、陽斗のステータスは確実に伸びていく。
筋力、耐久、知力、魅力――そして、普通ならあり得ない「資産」までも。
昨日まで最底辺だったはずの少年が、今日には同級生を超え、やがて街でさえ無視できない存在へと変貌していく。
「なんであいつが……?」
「昨日まで笑いものだったはずだろ!」
周囲の態度は一変し、軽蔑から驚愕へ、やがて羨望と畏怖へ。
陽斗は努力と成長で、己の居場所を切り拓き、誰も予想できなかった逆転劇を現実にしていく。
だが、これはただのサクセスストーリーではない。
嫉妬、裏切り、友情、そして恋愛――。
陽斗の成長は、同級生や教師たちの思惑をも巻き込み、やがて学校という小さな舞台を飛び越え、社会そのものに波紋を広げていく。
「笑われ続けた俺が、全てを変える番だ。」
かつて底辺だった少年が掴むのは、力か、富か、それとも――。
最底辺から始まる、資産も未来も手にする逆転無双ストーリー。
物語は、まだ始まったばかりだ。
『身長185cmの私が異世界転移したら、「ちっちゃくて可愛い」って言われました!? 〜女神ルミエール様の気まぐれ〜』
透子(とおるこ)
恋愛
身長185cmの女子大生・三浦ヨウコ。
「ちっちゃくて可愛い女の子に、私もなってみたい……」
そんな密かな願望を抱えながら、今日もバイト帰りにクタクタになっていた――はずが!
突然現れたテンションMAXの女神ルミエールに「今度はこの子に決〜めた☆」と宣言され、理由もなく異世界に強制転移!?
気づけば、森の中で虫に囲まれ、何もわからずパニック状態!
けれど、そこは“3メートル超えの巨人たち”が暮らす世界で――
「なんて可憐な子なんだ……!」
……え、私が“ちっちゃくて可愛い”枠!?
これは、背が高すぎて自信が持てなかった女子大生が、異世界でまさかのモテ無双(?)!?
ちょっと変わった視点で描く、逆転系・異世界ラブコメ、ここに開幕☆
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる