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第10話 夏の想像、仲間の騒々
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「勝!勝!夏休みだよ!待ちに待った夏休みだよ~!」
「テンションたけぇな。つか正確には明日からだ。今日は学校あったろ。」
「まぁまぁ、細かいことはいいじゃん。」
「そうだね。確かに楽しみだね。」
「私海行きたい!」
「家の前にあるじゃん。」
「そうじゃなくて!海水浴場!白い砂浜のある海に行きたいの!」
「だってさ、お姫様の所望だぞ。なんとかしてやれよ、王子。」
「そういう言い方すんなよ!恥ずかしいだろ!」
「そう言いながらも王子って言われて反応してるけどね?」
「もう、勝ったら…//」
「上総まで赤くなるなよ…」
「…こいつらってどういじってもイチャイチャに変わるんだな。」
「まぁ、それも楽しいんじゃない?」
「お前のそういう適当なとこ、本当尊敬するよ。」
「やった、尊敬された。」
「絶対本気で言ってねぇな。」
「あんただって一緒じゃん。」
「も~う!それは良くて!みんなで行こうよ!海!」
「いいんじゃない?せっかくの夏休みだし、お盆だと混むから早めの時期に行きたいね。」
「それはいいけど、どこの海に行くの?」
「この島には海水浴場なんかないぞ?」
「本州に出るか。」
「やった!本州!」
「この前も言ったけどね。」
「日帰りじゃつまんねぇし、どっか泊まるか?」
「あんた…結構大胆なこと言うわね。」
「いや、別にそういうつもりで言ったわけじゃねぇよ。」
「?」
「どういうこと?」
「お前らなぁ…つか上総はまだしもお前はわかってるだろ。」
「い、いやぁ~?なんのことかな~」
「まぁ、そこのヘタレさんは置いといて、どうすんの?真面目に日帰りはきついよ?」
「私の質問はどこへ!?」
「そんなもんあとでお前の彼氏にたっぷり教えてもらえ。」
「変な言い方すんなよ!」
「で?どこ行く?」
「スルーかよ!」
「太平洋!」
「何言ってんの!?本州でもこっち側じゃないよ?」
「そうだな…それに泊まるとこも」
「あ、俺の親父の知り合いが確か千葉で旅館やってた気がする。ちょっと聞いてみるわ。」
「あんたって本当何者なの?」
「行くのは大丈夫だよ!深夜バス使えば一晩で行けるから!」
「そういう時はいつもの数倍頭が良くなるんだから…」
「あ!ひど~い!そんなことないよね!ねぇ、ひなちゃん?」
「あー、うん。そうだねー、ソンナコトナイヨ…」
「うわぁん!ひなちゃんが冷たいよ~!」
「まぁ、普段の行いだな。」
「大貴までそんなこと言う!もういいよ!私拗ねるもん!海連れてってくれないと治んないもん!」
「おい、へそ曲げてるぞ。どうすんだよ。」
「分かった、行こっか。バスとか予定調べて。」
「本当!?やった!勝大好き!」
上総は勝に抱きついて顔を頬に擦り付けた。
「なんだかんだ言って勝って甘いよね、かずちゃんに。」
「そ、そんなことないだろ。」
「どうせ、笑った顔が可愛いとか、甘やかすと抱きついてくれるとかそういう理由だろ?」
「うっせ!別にそんなこと…思ってるけど!」
「思ってんじゃん。野獣だね。かずちゃん、襲われないように気をつけてね。食べられちゃうよ?」
「え…//わ、私はそれでもいい…かな。」
「上総…」
「う、うん。いいよ。勝…」
徐々に二人の顔が近くなる。そっと目を閉じて、僕の手が彼女の滑らかな肌を撫で、艶めいた髪を分ける。すると僕の頬にも小さくて可愛らしい手が重なって…
「人前で本気でおっぱじめちゃいそうなことしないで。」
「だめだこいつら…早くなんとかしないと…」
「…っ//」
「だ、ダメとか言うなよな!いいじゃん!俺は上総のこと好きなんだから!」
「フォローになってねぇし。上総が余計に紅くなってるぞ。」
「も、もう!勝ったら大胆すぎだよ!」
「まぁいいんじゃない?仲良し夫婦ってことで。」
「頼むからもうやめてくれって。」
「そうだな、真面目に考えよう。じゃあいいんだな?千葉に行くってことで。」
「いいと思うよ。」
「賛成~!」
「じゃあ、いろいろ調べてみるよ。」
「準備とかは俺と勝でやるぞ。どうもうちの女子勢は信用ならないから。」
「ちょっと!それどういう意味よ!」
「そうだよ!そんなことないよね勝!」
「それは…どうかな~?」
「勝、たまにははっきり言ってやることも愛だぞ。」
「だから、そんなことないって言ってるでしょ!?」
「まぁいいよ。とにかく、日にち決めて集まろう。みんなで行ってみようよ!」
「テンションたけぇな。つか正確には明日からだ。今日は学校あったろ。」
「まぁまぁ、細かいことはいいじゃん。」
「そうだね。確かに楽しみだね。」
「私海行きたい!」
「家の前にあるじゃん。」
「そうじゃなくて!海水浴場!白い砂浜のある海に行きたいの!」
「だってさ、お姫様の所望だぞ。なんとかしてやれよ、王子。」
「そういう言い方すんなよ!恥ずかしいだろ!」
「そう言いながらも王子って言われて反応してるけどね?」
「もう、勝ったら…//」
「上総まで赤くなるなよ…」
「…こいつらってどういじってもイチャイチャに変わるんだな。」
「まぁ、それも楽しいんじゃない?」
「お前のそういう適当なとこ、本当尊敬するよ。」
「やった、尊敬された。」
「絶対本気で言ってねぇな。」
「あんただって一緒じゃん。」
「も~う!それは良くて!みんなで行こうよ!海!」
「いいんじゃない?せっかくの夏休みだし、お盆だと混むから早めの時期に行きたいね。」
「それはいいけど、どこの海に行くの?」
「この島には海水浴場なんかないぞ?」
「本州に出るか。」
「やった!本州!」
「この前も言ったけどね。」
「日帰りじゃつまんねぇし、どっか泊まるか?」
「あんた…結構大胆なこと言うわね。」
「いや、別にそういうつもりで言ったわけじゃねぇよ。」
「?」
「どういうこと?」
「お前らなぁ…つか上総はまだしもお前はわかってるだろ。」
「い、いやぁ~?なんのことかな~」
「まぁ、そこのヘタレさんは置いといて、どうすんの?真面目に日帰りはきついよ?」
「私の質問はどこへ!?」
「そんなもんあとでお前の彼氏にたっぷり教えてもらえ。」
「変な言い方すんなよ!」
「で?どこ行く?」
「スルーかよ!」
「太平洋!」
「何言ってんの!?本州でもこっち側じゃないよ?」
「そうだな…それに泊まるとこも」
「あ、俺の親父の知り合いが確か千葉で旅館やってた気がする。ちょっと聞いてみるわ。」
「あんたって本当何者なの?」
「行くのは大丈夫だよ!深夜バス使えば一晩で行けるから!」
「そういう時はいつもの数倍頭が良くなるんだから…」
「あ!ひど~い!そんなことないよね!ねぇ、ひなちゃん?」
「あー、うん。そうだねー、ソンナコトナイヨ…」
「うわぁん!ひなちゃんが冷たいよ~!」
「まぁ、普段の行いだな。」
「大貴までそんなこと言う!もういいよ!私拗ねるもん!海連れてってくれないと治んないもん!」
「おい、へそ曲げてるぞ。どうすんだよ。」
「分かった、行こっか。バスとか予定調べて。」
「本当!?やった!勝大好き!」
上総は勝に抱きついて顔を頬に擦り付けた。
「なんだかんだ言って勝って甘いよね、かずちゃんに。」
「そ、そんなことないだろ。」
「どうせ、笑った顔が可愛いとか、甘やかすと抱きついてくれるとかそういう理由だろ?」
「うっせ!別にそんなこと…思ってるけど!」
「思ってんじゃん。野獣だね。かずちゃん、襲われないように気をつけてね。食べられちゃうよ?」
「え…//わ、私はそれでもいい…かな。」
「上総…」
「う、うん。いいよ。勝…」
徐々に二人の顔が近くなる。そっと目を閉じて、僕の手が彼女の滑らかな肌を撫で、艶めいた髪を分ける。すると僕の頬にも小さくて可愛らしい手が重なって…
「人前で本気でおっぱじめちゃいそうなことしないで。」
「だめだこいつら…早くなんとかしないと…」
「…っ//」
「だ、ダメとか言うなよな!いいじゃん!俺は上総のこと好きなんだから!」
「フォローになってねぇし。上総が余計に紅くなってるぞ。」
「も、もう!勝ったら大胆すぎだよ!」
「まぁいいんじゃない?仲良し夫婦ってことで。」
「頼むからもうやめてくれって。」
「そうだな、真面目に考えよう。じゃあいいんだな?千葉に行くってことで。」
「いいと思うよ。」
「賛成~!」
「じゃあ、いろいろ調べてみるよ。」
「準備とかは俺と勝でやるぞ。どうもうちの女子勢は信用ならないから。」
「ちょっと!それどういう意味よ!」
「そうだよ!そんなことないよね勝!」
「それは…どうかな~?」
「勝、たまにははっきり言ってやることも愛だぞ。」
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「まぁいいよ。とにかく、日にち決めて集まろう。みんなで行ってみようよ!」
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