彼女のために最強を目指す

しらす

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3話 最強に上り詰めます

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3話 最強に上りつめます



俺の世界の時間列は前世の日本の時間列と変わらないらしい。
ただ季節が不思議なのだ。
前世では春―夏―秋―冬だがこの世界は立ったの2つ。春と夏しかない。だが気温は前世と変わらない。
一応簡単に説明すると
1年=480日
1ヶ月=40日
1日=24時間
1時間=60分
1週間=7日

となっている。

あと、魔法の強弱は
火は水に弱い。
水は地に弱い。
地は風に弱い。
風は火に弱い。
光は闇に弱い。
闇は光に弱い。
となっている。



暗黒の森に来て3ヶ月、今俺は絶賛魔術の勉強中だ。

家はルイが魔法で作った木造建築。2階建てで2階には俺の部屋、下の階にはルイの部屋、エドの部屋、そして台所がある。






前世、俺が中学生だったころにあこがれていた異世界の魔法。
8歳になるまでは小さな魔術しか使えなくつまらないと思ってた魔術。しかしルイのおかげで俺は目の前で最高位魔術を目にすることができた。
『インジェクション!!』
魔法の名前、インジェクション。光魔法の最高位魔術らしい。その光はこの暗黒の森を照らすような太陽だった。
「すげぇ…」
俺はその魔法に見とれていた。いつかこんな魔法を使えるようになるのか…
「いまの魔法はインジェクション、最高位魔法のひとつね。今日から1週間でこれの下位互換、ホーリーを覚えてもらうわ。それじゃあやってみて。」
「は、はい!」
「詠唱はOKよ、コツを掴んだら無詠唱で発動してみなさい。」
目の前に両手を広げて魔力を高める。
「前にも言った通り魔術はイメージ、そして原理、詠唱でそれをイメージしやすくしなさい。」
「…聖なる光よ、その魔力で暗闇をかき消せ!」
詠唱を始めると魔法陣が手の前に現れる。白い魔法陣。これは光の魔法陣だ。


いける




『ホーリー!!!』




そう叫ぶと大きな球体が岩にめがけて飛ぶ。しかし岩は崩れることなく衝突して光が飛び散る。
「魔力を収縮出来てないみたいね。威力を高めるためにはあんなに大きくしちゃだめなの。魔法の威力は魔力に相応しているのだから大きくしたら威力も弱まるてこと。後は魔力が足りないわね。今日から30分くらい瞑想をして魔力の底上げをしましょうか。あとは魔法のコントロール。あんなに大きくちゃ意味ないからね。コントロールに関しては3日も在れば君なら覚えられるわ」
魔力の底上げか、まだまだ足りないんだな。
ルイは30分て言ったけど1時間くらいやってみようかな。







剣術の時間。

「いいかカズト。剣術ってのはな、ただ力をこめればいいってもんじゃないんだ。」
エドは自慢げに話す。
「どうして?」
「剣ってのはいろいろ種類がある。短剣に長剣、片刃剣、大剣だってある。それぞれにあった戦い方が必要とされる。そして後は俊敏性だ。正直俺にはうまく説明はできないが、俺と戦えば分かることだってある。だから俺の修行は最初筋トレ、後半は俺と模擬戦だ。どこが悪いのかはしっかり教えていくからな!お前には剣のセンスがある。この調子で剣術の魔法の最強を目指すぞ!!!」
「おおー!」
なんて大声を上げて気合を入れた。









10歳になってから結構経ったある日、寝ていると下の階から何かのうめき声が聞こえる。
「何なんだいったい…」



「あ・・・あ・・・ふっ・・・」


ルイのうめき声だ。ギシギシとおとがなっている。
気になってルイの部屋をドアの隙間からそーっと見ると



「え、エド…!」
「ルイ…ルイ…!!」



なんとまあS○Xだと!?
それもそうか…二人は夫婦、行為をしていてもおかしくはない…。




しかし…何とまあ綺麗な光景で…


ルイを見ると綺麗な肩が上下に動き荒い吐息をしている。
「これは…我慢できない…」



















やってしまった。















俺は自慰行為をしてしまったのだ。我ながら他人の行為を見て自分を慰める日が来るとは思わなかった。









そして11歳の誕生日から翌日、今日は最後の訓練ということでこの暗黒の森の主、災害級の魔物、ヒドラを倒すことになった。
「き、緊張する…」
害級は国をひとつ滅ぼすほどの力を持った魔物、そんな魔物に俺が勝てるのだろうか。

しかし俺の緊張は恐怖からではない。
この3年間、俺はありとあらゆる剣術と魔法を叩き込まれたんだ。今まで本気でやることなんてなかったから楽しみで仕方がないのだ。

「それではいこうか。」






歩いて20分ほど、巨大な洞窟に俺達は入る。城がすっぽり納まるほどの大きさだ。
「くるぞ!」
エドが叫ぶと前から巨大な魔物がやってきた。
「これがヒドラ…」
体はまさにドラゴン。そして頭が6つの魔物だ。
『ゴアアアアアアアアアア!!!!!!!!』
鼓膜が破れるかと思うくらいの雄たけびだ。そしてヒドラは巨大な6つの首から火を吐いた。
「ファイヤーブレスだ!カズト!水の魔法をつかうんだ!」
エドが叫んでいるが俺は水の魔法を打たない。
『フォールブラスト』
風の上級魔法フォールブラストを使う。
普通ならこの魔法は破れ丸焦げにされてしまうが、おれの魔法は違った。
「…風で火をかき消すなんて…」
どうやらルイもびっくりだったようだ。そして俺は剣の鞘を抜き、構える。
『パッシブ=スピード』
「身体強化魔法か…」
俺はヒドラに向かって剣でなぎ払う。
『ぐおおおおぉぉぉぉ…』












「一発でやったか…」
「カズトはもう…私たちを超えて…世界最強になったわね…」






12歳になって俺は4年ぶりに家に帰った。両親は歓迎してくれて俺は15歳になるまで修行の一環として暗黒の森で修行した。






そして15歳の1月。
「カズト!高等学園に入学願書出したぞ!」
俺が寝ているソファーまで来て父アランが言う。
俺は起き上がる。
「ありがとう父さん。」
「いいってことだ。高等学園に入ったら寮生活だ。くれぐれも無理はするなよ?」
「あなた、それはカズトが試験に合格でいたらでしょ?」
後ろから母リアが歩いてきた。
「なあに!カズトなら主席を取れるさ!」
「あんまり期待しないでくれよ」
















やっと探すことができるな













まっててくれよ


















夏奈

















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