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勘違い野郎
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てな感じでこの1ヶ月は不安定ながらも俺の交友関係は確立されつつある。
教室に入ってうつむいていた頃とは少し違う。友達が出来たと言っていいだろうな。
俺はこれで満足だ。あとは中心的人物とある程度話せれば問題ないだろうと思った。
今日の帰りにクラスのオタクと新刊のラノベを買いに行く予定だ。
「おい、今日TATSUYA行くんだろ?俺も行くわ。」
彼もオタクメンバーだ。
「オッケー。」
TATSUYAは3人で行くことになった。
実は少し嬉しい。初めは最悪のスタートだった高校生活が1ヶ月ちょいでここまできたんだ。
本当に満足したと思った。別にこれ以上交友関係を広めようとも思わなかったし、第一その為には引っかかる部分があったから。
俺のこと笑ってたあの女達。今どう思ってるんだろうな。
こんな悪い事を考えてしまう。
所詮オタクの集まりだ。影がいくら集まっても彼女達はなんとも思ってはいないんだろうが、どこか自分の中では「やり返してやった。」という気持ちがあるようだ。
きっとこんな俺は勘違い野郎だ。
けど今はそれで十分だと思った。
教室に入ってうつむいていた頃とは少し違う。友達が出来たと言っていいだろうな。
俺はこれで満足だ。あとは中心的人物とある程度話せれば問題ないだろうと思った。
今日の帰りにクラスのオタクと新刊のラノベを買いに行く予定だ。
「おい、今日TATSUYA行くんだろ?俺も行くわ。」
彼もオタクメンバーだ。
「オッケー。」
TATSUYAは3人で行くことになった。
実は少し嬉しい。初めは最悪のスタートだった高校生活が1ヶ月ちょいでここまできたんだ。
本当に満足したと思った。別にこれ以上交友関係を広めようとも思わなかったし、第一その為には引っかかる部分があったから。
俺のこと笑ってたあの女達。今どう思ってるんだろうな。
こんな悪い事を考えてしまう。
所詮オタクの集まりだ。影がいくら集まっても彼女達はなんとも思ってはいないんだろうが、どこか自分の中では「やり返してやった。」という気持ちがあるようだ。
きっとこんな俺は勘違い野郎だ。
けど今はそれで十分だと思った。
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