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(12)取り敢えず親密度を★2にしたい男③ 画館行きのプレのプレ
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『ありきたりですけどね。でもここが一番なんですよ』
◇◇◇紙は天上の衣のように
インクの香りは
極上の香水の香り◇◇◇
本の銀河の腕に抱かれる幸せを貴方に
書物奉行書店
『まあ、そうだよね』
"書物奉行書店"
創業千年ともそれ以上とも言われている老舗中の老舗である。
順調に店舗を増やし、いつの間にか大陸中に支店がある巨大書店である。業績を上げ、会社の規模が大きくなっても調子に乗って分野外に手を伸ばさずに堅実な経営を続けている。
ここ王国の本店は建物の外観からすでに壮大な建物だが、中に入れば更に広く、遭難者が後を絶たないという。その為、店側では来店時に簡易式遭難信号が送れる入場カードのレンタル料として入場料を支払って頂くシステムを取っていた。帰る際には返金される。真心商売。
その昔はフロアに休憩用を兼ねたベンチに遭難者用緊急店員呼び出し信号が備え付けられてあれば事足りたが、店舗の広さが拡大した為に間に合わない懸念が浮上し、段々とこのシステムと移行していった。ちなみにベンチの遭難者用緊急信号は健在である。
店舗は建物も確かに広くなったが、中はそれ以上である。およそ外観からは考えられない広さがあった。本棚の終わりが見えない。それもそのはず。本店は実はダンジョンだったからだ。変わり者のダンジョンコアが趣味で始めた書店業。昔は文字を読めない人間の為に文字を、それからは知識を与えた。知識はやがて写し取られ、いつしかダンジョン内に蓄積されていく。それがある時代に創業者と出逢い、店となった。店舗は地上3階地下は年の分だけ階数がある。ただし、余りに階数が多くなった為、過去五百年以前はまとめられて1つに、それ以降は十年単位で一階となり地下に降ろされていっている。探し物をしている客が希望すれば検索システムが使え、有料で案内してくれるプロの専門従業員がいるという。
他にも特筆するワンフロアがある。絶版品やプレミアム品などオークションで扱っても不思議ない本が並ぶ階である。これだけなら特に新鮮味のない類いの話だが、このフロアは決して同じ階にはいない。あちこちに自由気ままに移動しては召喚にも応じず、姿を隠す事もよくある困ったフロアであった。購入者が気に入らないと売らないとか気に入れば超絶高額本も雀の涙価格で売ってしまうという。とにかく訪れたくとも場所が固定されないので店側は客次第と放置していた。こちらもちなみに、数百年前は当時の勇者が動かない様にがっつり固定の魔法をかけ、以来、彼が来ると自ら地下一階に出頭する様になったという伝説があった。店員からしてみたら尻尾を後ろ脚の間に挟む犬みたいに見えたらしい。これは当時の従業員日誌に伝説として語り継がれる一文である。
「ここに?」
「ここにあるんです。物語として」
「………ノンフィクションじゃないの?」
「ここにあったら世界各国が騒いだりしません」
「そうだよね」
嘘である。
例の非常識フロアにはある。絶対的に捕まえられる唯一の人間が勇者で、勇者はたった五百年で過去の知識を浮かれて失くし警戒感すら失くした大陸中の国々と人間に呆れていた為、『心を鬼にして』自分達で辿り着くまで放置していたのだ。着けなくても知らん。最も辿り着けても知識を得ようが魔法に頼らなくなった人間が魔族に対抗出来るか疑問であったが。
どうせ結局、ほぼほぼ自分でやるのだ。知らん。
「作り話ですが、大体は合ってるので問題無いです」
「知ってるんだ?俺が知ってる小説とかとは違うんだ?」
「ケイトさんが読んだというのはこちら側から見た異世界の話ですね。でも、大丈夫。大筋は合ってます。2階に行きますよ」
「俺、2階にも行った事あるけど勇者関連があるの知らなかった」
エレベーターに向かって、てくてく歩く。ジョルジオが注意してケイトの歩調に合わせる。
「あるんです。売り場が縮小されてしまったらしかったんですね。大昔は物凄かったという話でしたが」
「?何で知ってるんだ、ジョルジオ君」
「検索システムの書店の歴史のカテゴリーで見付けまして」
「検索システムからそこに行く人、きっと君だけだよ」
「わざわざ選択肢に用意してあるんですよ、疑うでしょう」
「そうかな」
エレベーターにのって間もなく、2階へ着いた。ゆっくり降りて目の前に広がる視界に収まり切れない、2階なのに天井が見えない高さの本棚に圧倒された。めまいがする。
「珍しい。今日は本気なんですね」
ジョルジオの呟きの意味が解らない。
「ジョルジオ君、あの高さの本棚にどうやって行くのかな?」
ケイトが見えない天井の方向を指差す。
「見たいと思えば本棚が勝手に降りてくるらしいんですが。一応、何系の本が並んでいるのかこれで」
タブレットをどこからともなく取り出した。
「!それは」
「携帯用検索システムです。有料です」
タブレットの位置情報から本棚の位置を割り出し確認し、画面に表示する。
「これが一番真上の本棚の本達です」
はいどうぞ、とジョルジオがケイトにタブレットを渡す。ケイトは興奮した。
「実物を手に取りたかったら背表紙を指で押せば本だけ降りてくるし、棚ごと見たければ周りの枠を。思うより確実に本棚が確認出来ます」
「すごい、すごいよジョルジオ君!魔法が生きてるよ」
「魔法なのか魔術なのか境界線が解らないんですけど…とにかくダンジョンコアと現代文明とのコラボなのは確実です」
「魔法なんて見られないって思ってた」
「ここは実は魔法とか魔術か感じられる場所なんですよ」
「前に来てた時は分からなかったよ」
笑顔満額で貰ったジョルジオが満足そうに微笑んだ。
「知ってると思いますが、フロアの真ん中辺りに軽食と飲み物を売ってる所があるんです。俺は一度しか行った事がないんですが」
「俺は行った事がないです。何を頼んだんですか?」
「定番のコーヒーですね」
「かなり美味しいとは口コミでも聞きますよね」
「ここには期間限定でカフェラテ店が出張で店を出すんですよ」
「知ってます、それ。でも、王都に支店があるならここで飲まなくてもって思っちゃったけど」
「ここで味わうからこそ良いのかも知れないですよ。今日は来てませんけどね。て訳で休憩しましょうケイトさん」
大丈夫ですよコーヒーで満腹にはならないですから、とケイトはジョルジオに連れて行かれた。
◇◇◇紙は天上の衣のように
インクの香りは
極上の香水の香り◇◇◇
本の銀河の腕に抱かれる幸せを貴方に
書物奉行書店
『まあ、そうだよね』
"書物奉行書店"
創業千年ともそれ以上とも言われている老舗中の老舗である。
順調に店舗を増やし、いつの間にか大陸中に支店がある巨大書店である。業績を上げ、会社の規模が大きくなっても調子に乗って分野外に手を伸ばさずに堅実な経営を続けている。
ここ王国の本店は建物の外観からすでに壮大な建物だが、中に入れば更に広く、遭難者が後を絶たないという。その為、店側では来店時に簡易式遭難信号が送れる入場カードのレンタル料として入場料を支払って頂くシステムを取っていた。帰る際には返金される。真心商売。
その昔はフロアに休憩用を兼ねたベンチに遭難者用緊急店員呼び出し信号が備え付けられてあれば事足りたが、店舗の広さが拡大した為に間に合わない懸念が浮上し、段々とこのシステムと移行していった。ちなみにベンチの遭難者用緊急信号は健在である。
店舗は建物も確かに広くなったが、中はそれ以上である。およそ外観からは考えられない広さがあった。本棚の終わりが見えない。それもそのはず。本店は実はダンジョンだったからだ。変わり者のダンジョンコアが趣味で始めた書店業。昔は文字を読めない人間の為に文字を、それからは知識を与えた。知識はやがて写し取られ、いつしかダンジョン内に蓄積されていく。それがある時代に創業者と出逢い、店となった。店舗は地上3階地下は年の分だけ階数がある。ただし、余りに階数が多くなった為、過去五百年以前はまとめられて1つに、それ以降は十年単位で一階となり地下に降ろされていっている。探し物をしている客が希望すれば検索システムが使え、有料で案内してくれるプロの専門従業員がいるという。
他にも特筆するワンフロアがある。絶版品やプレミアム品などオークションで扱っても不思議ない本が並ぶ階である。これだけなら特に新鮮味のない類いの話だが、このフロアは決して同じ階にはいない。あちこちに自由気ままに移動しては召喚にも応じず、姿を隠す事もよくある困ったフロアであった。購入者が気に入らないと売らないとか気に入れば超絶高額本も雀の涙価格で売ってしまうという。とにかく訪れたくとも場所が固定されないので店側は客次第と放置していた。こちらもちなみに、数百年前は当時の勇者が動かない様にがっつり固定の魔法をかけ、以来、彼が来ると自ら地下一階に出頭する様になったという伝説があった。店員からしてみたら尻尾を後ろ脚の間に挟む犬みたいに見えたらしい。これは当時の従業員日誌に伝説として語り継がれる一文である。
「ここに?」
「ここにあるんです。物語として」
「………ノンフィクションじゃないの?」
「ここにあったら世界各国が騒いだりしません」
「そうだよね」
嘘である。
例の非常識フロアにはある。絶対的に捕まえられる唯一の人間が勇者で、勇者はたった五百年で過去の知識を浮かれて失くし警戒感すら失くした大陸中の国々と人間に呆れていた為、『心を鬼にして』自分達で辿り着くまで放置していたのだ。着けなくても知らん。最も辿り着けても知識を得ようが魔法に頼らなくなった人間が魔族に対抗出来るか疑問であったが。
どうせ結局、ほぼほぼ自分でやるのだ。知らん。
「作り話ですが、大体は合ってるので問題無いです」
「知ってるんだ?俺が知ってる小説とかとは違うんだ?」
「ケイトさんが読んだというのはこちら側から見た異世界の話ですね。でも、大丈夫。大筋は合ってます。2階に行きますよ」
「俺、2階にも行った事あるけど勇者関連があるの知らなかった」
エレベーターに向かって、てくてく歩く。ジョルジオが注意してケイトの歩調に合わせる。
「あるんです。売り場が縮小されてしまったらしかったんですね。大昔は物凄かったという話でしたが」
「?何で知ってるんだ、ジョルジオ君」
「検索システムの書店の歴史のカテゴリーで見付けまして」
「検索システムからそこに行く人、きっと君だけだよ」
「わざわざ選択肢に用意してあるんですよ、疑うでしょう」
「そうかな」
エレベーターにのって間もなく、2階へ着いた。ゆっくり降りて目の前に広がる視界に収まり切れない、2階なのに天井が見えない高さの本棚に圧倒された。めまいがする。
「珍しい。今日は本気なんですね」
ジョルジオの呟きの意味が解らない。
「ジョルジオ君、あの高さの本棚にどうやって行くのかな?」
ケイトが見えない天井の方向を指差す。
「見たいと思えば本棚が勝手に降りてくるらしいんですが。一応、何系の本が並んでいるのかこれで」
タブレットをどこからともなく取り出した。
「!それは」
「携帯用検索システムです。有料です」
タブレットの位置情報から本棚の位置を割り出し確認し、画面に表示する。
「これが一番真上の本棚の本達です」
はいどうぞ、とジョルジオがケイトにタブレットを渡す。ケイトは興奮した。
「実物を手に取りたかったら背表紙を指で押せば本だけ降りてくるし、棚ごと見たければ周りの枠を。思うより確実に本棚が確認出来ます」
「すごい、すごいよジョルジオ君!魔法が生きてるよ」
「魔法なのか魔術なのか境界線が解らないんですけど…とにかくダンジョンコアと現代文明とのコラボなのは確実です」
「魔法なんて見られないって思ってた」
「ここは実は魔法とか魔術か感じられる場所なんですよ」
「前に来てた時は分からなかったよ」
笑顔満額で貰ったジョルジオが満足そうに微笑んだ。
「知ってると思いますが、フロアの真ん中辺りに軽食と飲み物を売ってる所があるんです。俺は一度しか行った事がないんですが」
「俺は行った事がないです。何を頼んだんですか?」
「定番のコーヒーですね」
「かなり美味しいとは口コミでも聞きますよね」
「ここには期間限定でカフェラテ店が出張で店を出すんですよ」
「知ってます、それ。でも、王都に支店があるならここで飲まなくてもって思っちゃったけど」
「ここで味わうからこそ良いのかも知れないですよ。今日は来てませんけどね。て訳で休憩しましょうケイトさん」
大丈夫ですよコーヒーで満腹にはならないですから、とケイトはジョルジオに連れて行かれた。
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