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4章 もう一つのスキル
4-6. アルへの初めてのプレゼント
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外出できるようになっても、変わらずお屋敷でのんびり過ごしているある日、サジェルから報告があった。
「シリウスに近づく貴族?」
僕たちに近づけない代わりに、僕と仲の良いシリウスの3人に近づこうとしている貴族がいる。
シリウスの3人は、Cランクのため特に注目されておらず、いままで貴族からの指名依頼は受けたことがない。だが今回こうして僕たちの別荘に呼んだことで、僕たちとの仲の良さに目を付けた一部貴族が接触を図ろうとしている。
「それを俺たちに知らせるということは、あまりよくない相手なんだな」
アルのその言葉に、ハッとする。
サジェルによると、多くの貴族は、僕たちと仲の良いパーティーへの接触も国から出されている通告で禁止されている範囲内と考え、控えている。つまりシリウスに近づこうとする者たちは、通告を無視したり、Cランクなのでどうとでもなると考えているような貴族になる。
そして、指名依頼を出されてしまうと、Cランクでは断るのが難しい。もちろん無理な内容はギルドが止めるが、簡単な依頼を出して、難癖をつけてくることもないとは言えない。
僕たちがシリウスに手を出すなと宣言してしまえば、普通の指名依頼も来なくなるだろうし、彼らが完全に僕たちの庇護下にあると思われ、今後の活動に影響が出る可能性もある。
「それで対応策は?」
「信頼できる貴族と繋がりを作っておかれるのが良ろしいかと」
「どうせ候補も用意してあるんだろう。シリウスが帰ってきたら話す」
けれど、それよりも先に接触があった。
シリウスの3人がダンジョンを出て、ギルドでドロップ品を買い取ってもらい、ギルドを出たところで貴族に声をかけられたらしい。
サジェルの出した迎えが連れて帰ってきてくれたようだ。
「僕のせいでごめんね」
「迎え助かったよ。まさか俺たちのところに来るなんて思わなかったよ」
「あんまりよくない貴族らしくって、サジェルが対策してくれたみたい」
僕たちと仲が良い冒険者は殆どがSランクなので貴族も強くは出られないが、シリウスはCランクなので狙われてしまったこと、対策として信頼できる高位の貴族と繋がりを作れば迂闊に手が出せないことを説明し、候補の貴族をあげていく。
「あの、俺たち、貴族の名前をあげられてもよく分からないんですが」
「サジェルが一番いいと思うのはどこだ」
「権力の庇護という意味では王太子殿下ですが、ハザコアの宰相閣下の分家がよろしいかと。拠点を変更するときは、その地方の有力貴族に繋ぎをつけてくださるでしょう」
「ソレデオネガイシマス」
ハザコアに帰ったら、紹介状を持ってご挨拶に行けばいいらしい。でも貴族のお屋敷に行くとか、ハードル高い。僕のせいで巻き込んでしまって申し訳ない。
これで今後、貴族が何か言ってきたときは、名前を出して断れる。権力には権力で対抗するって、なんか王宮ドラマだな。
今回も、帰ってきた日はビュッフェ形式の夕食だが、今日はダイニングではなく庭に場所を移して、ダンジョンの話を聞いている。
「コーチェロのお姉さんが来年結婚するんだ。それで中層で小さい宝石がドロップするって聞いて、それを狙ってたんだ」
「どんなの出たの?」
「2つ揃ったこれでピアスにしてもらおうと思って。買取価格はあんまり高くないらしいんだけど、縁起の良い宝石らしいし、姉さんに似合いそうだから」
「月の光みたいできれいだね」
明日、宝石店で加工をお願いするそうだ。
僕は何をしていたのか聞かれたので、屋台の買い物や、ブランとアルの訓練の話をする。
「アルさんの訓練見たいです」
「ブランいい?」
『(構わん)』
「いいって。アルは?」
「いいぞ」
「すごいよ。氷とか炎とか飛んでるんだけど、僕はきっと1つも避けられない」
自分で言っておいてだけど、そこで納得って顔をされると、ちょっと傷つく。
今日は、シリウスの3人と一緒に宝石店へ行く。アルは一緒じゃない。
昨日の夕食後、宝石店にシリウスの3人と一緒に僕だけ行きたい、とお願いした。当然反対されたけど、ブランと一緒に行くからアルは着いてこないでほしいとしつこくお願いしたら、サジェルも一緒ならとなんとか許可をもらった。
アルにプレゼントが買いたいのだ。よく考えたら、僕は今まで一度もアルにプレゼントをしたことがない。
剣士であるスリナザルくんに、戦うときに邪魔にならないアクセサリーを聞いてみると、やはり手や腕は避けたいそうなので、ペンダントかピアスだそうだ。でもアルはピアスは開けてないので、ペンダントだな。
プレゼントするなら、どんなペンダントがいいんだろう。
「やっぱり自分の色の宝石だろ」
「自分の色?」
「目とか髪とか。恋人に送るならまずはそれだろ。これを見て自分を思い出してくださいって」
「でもユウくんとアルさん、いつも一緒だろ」
「え?あれだけイチャイチャしておいて、そこで赤くなるの?」
恋人と言われて、頬が赤くなった僕は顔をあげられない。シリウスの3人に揶揄われるけど、そんなにイチャイチャしてるかなあ。恥ずかしい。
宝石店に着くと、サジェルが交渉してくれたので、ブランも一緒に入店する。
コーチェロくんが宝石を見せて加工をお願いすると、デザインの打ち合わせのためにと応接室みたいなところに通された。俺たち場違いじゃない?と、キリシュくんの耳がぴくぴく動いているのに目が行ってしまう。かわいい。
「ユウくん、落ち着いてるね」
「緊張してるけど、この部屋のほうが宝石がない分、気が楽」
「ダンジョンのボス部屋とかで高い宝石ドロップするんじゃない?」
「出ても買い取りに出してるからよく知らない。高すぎて買い取ってもらえなかったのは、魔剣と一緒に王様に献上しちゃったし」
「噂の魔剣な。買い取ってもらえない宝石ってどんなんだよ」
「キラキラしたの」
「興味がないっていうのはよく分かった」
宝石を見た感想が、「キラキラしてるな」か「高そうだな」の2択の僕に聞かないで。
コーチェロくんの打ち合わせが終わった後、店員さんが他には何かお探しですか?と質問してくれたので、日常に使えるペンダントを贈り物として買いたいとお願いする。
目的や予算などを聞かれ、それに答えていったら、黒っぽい宝石と加工されたペンダントトップをいくつか持ってきてくれた。
こちらの石は、とそれぞれの説明してくれるけど、さっぱり分からない。
「どれがいいと思う?」
「ユウくんが贈るんだから、自分で選ばないでどうするんだよ」
「だって全部同じに見える」
「デザインとか、石の質感とか違うだろ?」
「違う、ような?」
「これと思うものがないのであれば、また別の機会にされたほうがよろしいですよ」
店員さんも苦笑してる。でもプレゼント買いたいのに、と唸っていたら、見かねたサジェルが助け船を出してくれた。サジェルと店員さんによる細かいやり取りの後、出て来たのは、緑と黒の宝石だった。
「こちらは同じ宝石ですが、色味の薄いものが緑に、濃いものが黒になります。お揃いのペンダントを作られてはいかがでしょう?」
「それにします!」
アルとお揃い、嬉しい。同じ石でお互いの色をつけるって素敵だ。
ブランもお揃いにする?って聞いたら、念話で一言、断ると返ってきた。つれないなあ。
デザインとチェーンは、お任せという名の丸投げをしたけど、さっきまでのやり取りで聞いてもムダと分かってくれたのか、任されてくれた。ふう。
2日後にコーチェロくんのピアスと一緒に届けてもらえることになったので、楽しみだ。
「シリウスに近づく貴族?」
僕たちに近づけない代わりに、僕と仲の良いシリウスの3人に近づこうとしている貴族がいる。
シリウスの3人は、Cランクのため特に注目されておらず、いままで貴族からの指名依頼は受けたことがない。だが今回こうして僕たちの別荘に呼んだことで、僕たちとの仲の良さに目を付けた一部貴族が接触を図ろうとしている。
「それを俺たちに知らせるということは、あまりよくない相手なんだな」
アルのその言葉に、ハッとする。
サジェルによると、多くの貴族は、僕たちと仲の良いパーティーへの接触も国から出されている通告で禁止されている範囲内と考え、控えている。つまりシリウスに近づこうとする者たちは、通告を無視したり、Cランクなのでどうとでもなると考えているような貴族になる。
そして、指名依頼を出されてしまうと、Cランクでは断るのが難しい。もちろん無理な内容はギルドが止めるが、簡単な依頼を出して、難癖をつけてくることもないとは言えない。
僕たちがシリウスに手を出すなと宣言してしまえば、普通の指名依頼も来なくなるだろうし、彼らが完全に僕たちの庇護下にあると思われ、今後の活動に影響が出る可能性もある。
「それで対応策は?」
「信頼できる貴族と繋がりを作っておかれるのが良ろしいかと」
「どうせ候補も用意してあるんだろう。シリウスが帰ってきたら話す」
けれど、それよりも先に接触があった。
シリウスの3人がダンジョンを出て、ギルドでドロップ品を買い取ってもらい、ギルドを出たところで貴族に声をかけられたらしい。
サジェルの出した迎えが連れて帰ってきてくれたようだ。
「僕のせいでごめんね」
「迎え助かったよ。まさか俺たちのところに来るなんて思わなかったよ」
「あんまりよくない貴族らしくって、サジェルが対策してくれたみたい」
僕たちと仲が良い冒険者は殆どがSランクなので貴族も強くは出られないが、シリウスはCランクなので狙われてしまったこと、対策として信頼できる高位の貴族と繋がりを作れば迂闊に手が出せないことを説明し、候補の貴族をあげていく。
「あの、俺たち、貴族の名前をあげられてもよく分からないんですが」
「サジェルが一番いいと思うのはどこだ」
「権力の庇護という意味では王太子殿下ですが、ハザコアの宰相閣下の分家がよろしいかと。拠点を変更するときは、その地方の有力貴族に繋ぎをつけてくださるでしょう」
「ソレデオネガイシマス」
ハザコアに帰ったら、紹介状を持ってご挨拶に行けばいいらしい。でも貴族のお屋敷に行くとか、ハードル高い。僕のせいで巻き込んでしまって申し訳ない。
これで今後、貴族が何か言ってきたときは、名前を出して断れる。権力には権力で対抗するって、なんか王宮ドラマだな。
今回も、帰ってきた日はビュッフェ形式の夕食だが、今日はダイニングではなく庭に場所を移して、ダンジョンの話を聞いている。
「コーチェロのお姉さんが来年結婚するんだ。それで中層で小さい宝石がドロップするって聞いて、それを狙ってたんだ」
「どんなの出たの?」
「2つ揃ったこれでピアスにしてもらおうと思って。買取価格はあんまり高くないらしいんだけど、縁起の良い宝石らしいし、姉さんに似合いそうだから」
「月の光みたいできれいだね」
明日、宝石店で加工をお願いするそうだ。
僕は何をしていたのか聞かれたので、屋台の買い物や、ブランとアルの訓練の話をする。
「アルさんの訓練見たいです」
「ブランいい?」
『(構わん)』
「いいって。アルは?」
「いいぞ」
「すごいよ。氷とか炎とか飛んでるんだけど、僕はきっと1つも避けられない」
自分で言っておいてだけど、そこで納得って顔をされると、ちょっと傷つく。
今日は、シリウスの3人と一緒に宝石店へ行く。アルは一緒じゃない。
昨日の夕食後、宝石店にシリウスの3人と一緒に僕だけ行きたい、とお願いした。当然反対されたけど、ブランと一緒に行くからアルは着いてこないでほしいとしつこくお願いしたら、サジェルも一緒ならとなんとか許可をもらった。
アルにプレゼントが買いたいのだ。よく考えたら、僕は今まで一度もアルにプレゼントをしたことがない。
剣士であるスリナザルくんに、戦うときに邪魔にならないアクセサリーを聞いてみると、やはり手や腕は避けたいそうなので、ペンダントかピアスだそうだ。でもアルはピアスは開けてないので、ペンダントだな。
プレゼントするなら、どんなペンダントがいいんだろう。
「やっぱり自分の色の宝石だろ」
「自分の色?」
「目とか髪とか。恋人に送るならまずはそれだろ。これを見て自分を思い出してくださいって」
「でもユウくんとアルさん、いつも一緒だろ」
「え?あれだけイチャイチャしておいて、そこで赤くなるの?」
恋人と言われて、頬が赤くなった僕は顔をあげられない。シリウスの3人に揶揄われるけど、そんなにイチャイチャしてるかなあ。恥ずかしい。
宝石店に着くと、サジェルが交渉してくれたので、ブランも一緒に入店する。
コーチェロくんが宝石を見せて加工をお願いすると、デザインの打ち合わせのためにと応接室みたいなところに通された。俺たち場違いじゃない?と、キリシュくんの耳がぴくぴく動いているのに目が行ってしまう。かわいい。
「ユウくん、落ち着いてるね」
「緊張してるけど、この部屋のほうが宝石がない分、気が楽」
「ダンジョンのボス部屋とかで高い宝石ドロップするんじゃない?」
「出ても買い取りに出してるからよく知らない。高すぎて買い取ってもらえなかったのは、魔剣と一緒に王様に献上しちゃったし」
「噂の魔剣な。買い取ってもらえない宝石ってどんなんだよ」
「キラキラしたの」
「興味がないっていうのはよく分かった」
宝石を見た感想が、「キラキラしてるな」か「高そうだな」の2択の僕に聞かないで。
コーチェロくんの打ち合わせが終わった後、店員さんが他には何かお探しですか?と質問してくれたので、日常に使えるペンダントを贈り物として買いたいとお願いする。
目的や予算などを聞かれ、それに答えていったら、黒っぽい宝石と加工されたペンダントトップをいくつか持ってきてくれた。
こちらの石は、とそれぞれの説明してくれるけど、さっぱり分からない。
「どれがいいと思う?」
「ユウくんが贈るんだから、自分で選ばないでどうするんだよ」
「だって全部同じに見える」
「デザインとか、石の質感とか違うだろ?」
「違う、ような?」
「これと思うものがないのであれば、また別の機会にされたほうがよろしいですよ」
店員さんも苦笑してる。でもプレゼント買いたいのに、と唸っていたら、見かねたサジェルが助け船を出してくれた。サジェルと店員さんによる細かいやり取りの後、出て来たのは、緑と黒の宝石だった。
「こちらは同じ宝石ですが、色味の薄いものが緑に、濃いものが黒になります。お揃いのペンダントを作られてはいかがでしょう?」
「それにします!」
アルとお揃い、嬉しい。同じ石でお互いの色をつけるって素敵だ。
ブランもお揃いにする?って聞いたら、念話で一言、断ると返ってきた。つれないなあ。
デザインとチェーンは、お任せという名の丸投げをしたけど、さっきまでのやり取りで聞いてもムダと分かってくれたのか、任されてくれた。ふう。
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