109 / 226
閑話
お祭り
しおりを挟む
(「最終章 手を携えて未来へ」より前のお話)
いつものようにダンジョンを攻略して、攻略報告とドロップ品の買取を終えたところで、ギルドからブロキオンの剣を売ってほしいという要望があった。しかもこういう小さいギルドでは珍しく、Aランクの質の良いものだ。
「ありますが、適当でいいですか? 選びますか?」
「選んでもいいですか? お祭りの目玉商品に出したいので」
「お祭り?」
「ええ、この地方では春の到来を祝うお祭りがあるのです」
春と言えば花のお祭りのイメージが強いので、まだ花のつぼみの固い時期に行うのは珍しいと僕は感じたけど、厳しい冬を無事に越し春を迎えられたことを祝う昔の名残りらしい。この辺りは雪深いから、昔は冬の食料が大変だったのかもしれない。
会議室にAランクの剣を並べていると、ギルドの職員がたくさん入ってきた。目玉商品なので、みんなで選ぶらしい。
鑑定士だけでなく、元冒険者の職員や、剣士のアルも加わって、目玉になりそうな、でも使いやすいのはどれかとワイワイ話し合っている。
みんなが剣を振ってみたりしているのを部屋の隅っこで見ていたら、事務の職員さんが気を遣って話しかけてくれた。
「今年は珍しいドロップ品もなかったので、ちょうどよかったです」
「どんなお祭りなんですか?」
「見ての通り街も小さいですから、お店がちょっと特別メニューを作ったりするくらいですよ。でもこの日は夜更かししても怒られないので、友達と店を見て回ったり、子どものころは楽しみでしたね」
子どものころから慣れ親しんだお祭りを楽しみにしているのが伝わって、僕もワクワクする。
ギルドも毎年ドロップ品などを格安で売るけど、珍しいドロップ品など1, 2品は高額なものを用意するらしい。どちらかというと売るためではなくて話題作りのために。今回はそれがブロキオンの剣で「魔剣がドロップしたダンジョンの剣」という話題提供らしい。冒険者にはいつか頑張ればあの剣が買えるかも、という夢を提供するそうで、マジックバッグだと頑張っても手が届かないのでダメなんだそうだ。
宿に帰って、宿の店主さんにお祭りまで宿泊を延長したいと伝えたら、そんな大した祭りじゃないよ、と言いながらもとても嬉しそうだった。
「うちも毎年ホットワインを出すんだ。夜はまだ寒いからね。他のところで買ってきたものをつまみに、みんなその辺で適当に飲んでる」
「それって、僕もお店出せますか?」
「ユウ、何か売るのか?」
「ワインに合わせてドガイのチーズを出したら楽しいかなって。チーズなら切るだけでいいし」
「ギルドに相談してみるか」
せっかくならお祭りに参加したい。この街なら、僕たちが参加しても騒動にならない気がする。
冒険者ギルドに掛け合って、冒険者ギルド前で、ギルド職員と一緒にならお店を出せることになった。目玉の剣の横だ。そこなら絡まれてもギルド職員がいるし、他のお店を見に行きたいときは店番を代わってくれる。僕たちは嬉しいけど、ギルドの仕事を増やしてしまった気がする。
ギルドの前で、ドガイのたくさんのチーズの中から、そのまま食べることのできるものをいくつか小さめに切って、大きなお皿に並べた。種類は問わずに五切れセットでの販売だ。小さな街ではドガイのチーズはまず見かけないので、少しずつ試したい人が多いだろうというギルドの提案だ。
お皿を並べると、買う人がひっきりなしにやってくるようになった。ギルド前で珍しいものを売っているとうわさになっているらしい。
他のお店の人が自分のところの売り物を持ってきて物々交換もあったりと、アットホームな感じだ。
僕たちも店番をギルドの職員に任せて、チーズを持ってお店をまわり、気になる料理と交換してもらった。アルはワインを片手に楽しんでいる。
気づくと、飲んでいる人がたくさんギルドの前に集まっていた。冒険者も地元の人も、楽し気に飲んでいる。そして、子どもたちも。
「そのイヌはなにができるの?」
「オオカミだよ。氷の魔法が使えるよ」
「魔法使って!」
ギルドのお店の端っこでみんなが盛り上がっているのを見ていたら、子どもたちがブランに興味津々で寄ってきた。周りの大人たちは、僕たちがSランクだからと遠慮しているが、子どもにはそんなこと関係ない。好奇心のままにブランの周りに集まっている。
「ブラン、何か危なくない魔法見せてくれる?」
ブランが空に向かって小さく吠えると、小さな氷の花が降ってきた。
「わあ、お花!」
「氷だ!」
子どもたちが花を手に受けて、大喜びしている。僕も手に取ってみたけど、今回は体温で少しずつ溶けていく普通の氷のようだ。
同じように氷の花を手に取ったギルド職員が、これがパーティー名の由来なんですね、と氷の花をしげしげと見ながら言った。
そう、これは僕にとって、アルとの思い出の花だ。あの時の氷の花は、大切にアイテムボックスにしまってある。
あの時のことを思い出してアルを見たら、俺にとっても思い出の花だと言って、額にチュッとキスをされた。
外なのに、子どもたちがいるのに、お祭りだから誰も気にしないって。恥ずかしいけど、でも嬉しい。アルも思い出の花だと思っていてくれたんだ。
「ブラン、ありがとう」
『(ユウのためなら、いつでも降らせてやる)』
その後も子どもたちは、僕にアイテムボックスを使って見せてよと言ったり、アルに魔剣を見せてと言ったりと、周りの大人たちが慌てるくらい遠慮なく無邪気に絡んできた。きっとこの小さな街で、周りの大人たちから大切に守られて育てられているんだろうな。
僕はソファを出して見せ、アルは鞘に納めたままの魔剣を触らせてあげると、歓声を上げて喜んでいた。
「お祭り、楽しいね」
「ああ、こんな夜もいいな」
僕たちは移動を繰り返しているから、攻略後に冒険者と飲みに行くということがあまりない。
アルも楽しそうだし、これからは知り合いの冒険者と会った時には飲みに行ってもいいかもしれないな。
いつものようにダンジョンを攻略して、攻略報告とドロップ品の買取を終えたところで、ギルドからブロキオンの剣を売ってほしいという要望があった。しかもこういう小さいギルドでは珍しく、Aランクの質の良いものだ。
「ありますが、適当でいいですか? 選びますか?」
「選んでもいいですか? お祭りの目玉商品に出したいので」
「お祭り?」
「ええ、この地方では春の到来を祝うお祭りがあるのです」
春と言えば花のお祭りのイメージが強いので、まだ花のつぼみの固い時期に行うのは珍しいと僕は感じたけど、厳しい冬を無事に越し春を迎えられたことを祝う昔の名残りらしい。この辺りは雪深いから、昔は冬の食料が大変だったのかもしれない。
会議室にAランクの剣を並べていると、ギルドの職員がたくさん入ってきた。目玉商品なので、みんなで選ぶらしい。
鑑定士だけでなく、元冒険者の職員や、剣士のアルも加わって、目玉になりそうな、でも使いやすいのはどれかとワイワイ話し合っている。
みんなが剣を振ってみたりしているのを部屋の隅っこで見ていたら、事務の職員さんが気を遣って話しかけてくれた。
「今年は珍しいドロップ品もなかったので、ちょうどよかったです」
「どんなお祭りなんですか?」
「見ての通り街も小さいですから、お店がちょっと特別メニューを作ったりするくらいですよ。でもこの日は夜更かししても怒られないので、友達と店を見て回ったり、子どものころは楽しみでしたね」
子どものころから慣れ親しんだお祭りを楽しみにしているのが伝わって、僕もワクワクする。
ギルドも毎年ドロップ品などを格安で売るけど、珍しいドロップ品など1, 2品は高額なものを用意するらしい。どちらかというと売るためではなくて話題作りのために。今回はそれがブロキオンの剣で「魔剣がドロップしたダンジョンの剣」という話題提供らしい。冒険者にはいつか頑張ればあの剣が買えるかも、という夢を提供するそうで、マジックバッグだと頑張っても手が届かないのでダメなんだそうだ。
宿に帰って、宿の店主さんにお祭りまで宿泊を延長したいと伝えたら、そんな大した祭りじゃないよ、と言いながらもとても嬉しそうだった。
「うちも毎年ホットワインを出すんだ。夜はまだ寒いからね。他のところで買ってきたものをつまみに、みんなその辺で適当に飲んでる」
「それって、僕もお店出せますか?」
「ユウ、何か売るのか?」
「ワインに合わせてドガイのチーズを出したら楽しいかなって。チーズなら切るだけでいいし」
「ギルドに相談してみるか」
せっかくならお祭りに参加したい。この街なら、僕たちが参加しても騒動にならない気がする。
冒険者ギルドに掛け合って、冒険者ギルド前で、ギルド職員と一緒にならお店を出せることになった。目玉の剣の横だ。そこなら絡まれてもギルド職員がいるし、他のお店を見に行きたいときは店番を代わってくれる。僕たちは嬉しいけど、ギルドの仕事を増やしてしまった気がする。
ギルドの前で、ドガイのたくさんのチーズの中から、そのまま食べることのできるものをいくつか小さめに切って、大きなお皿に並べた。種類は問わずに五切れセットでの販売だ。小さな街ではドガイのチーズはまず見かけないので、少しずつ試したい人が多いだろうというギルドの提案だ。
お皿を並べると、買う人がひっきりなしにやってくるようになった。ギルド前で珍しいものを売っているとうわさになっているらしい。
他のお店の人が自分のところの売り物を持ってきて物々交換もあったりと、アットホームな感じだ。
僕たちも店番をギルドの職員に任せて、チーズを持ってお店をまわり、気になる料理と交換してもらった。アルはワインを片手に楽しんでいる。
気づくと、飲んでいる人がたくさんギルドの前に集まっていた。冒険者も地元の人も、楽し気に飲んでいる。そして、子どもたちも。
「そのイヌはなにができるの?」
「オオカミだよ。氷の魔法が使えるよ」
「魔法使って!」
ギルドのお店の端っこでみんなが盛り上がっているのを見ていたら、子どもたちがブランに興味津々で寄ってきた。周りの大人たちは、僕たちがSランクだからと遠慮しているが、子どもにはそんなこと関係ない。好奇心のままにブランの周りに集まっている。
「ブラン、何か危なくない魔法見せてくれる?」
ブランが空に向かって小さく吠えると、小さな氷の花が降ってきた。
「わあ、お花!」
「氷だ!」
子どもたちが花を手に受けて、大喜びしている。僕も手に取ってみたけど、今回は体温で少しずつ溶けていく普通の氷のようだ。
同じように氷の花を手に取ったギルド職員が、これがパーティー名の由来なんですね、と氷の花をしげしげと見ながら言った。
そう、これは僕にとって、アルとの思い出の花だ。あの時の氷の花は、大切にアイテムボックスにしまってある。
あの時のことを思い出してアルを見たら、俺にとっても思い出の花だと言って、額にチュッとキスをされた。
外なのに、子どもたちがいるのに、お祭りだから誰も気にしないって。恥ずかしいけど、でも嬉しい。アルも思い出の花だと思っていてくれたんだ。
「ブラン、ありがとう」
『(ユウのためなら、いつでも降らせてやる)』
その後も子どもたちは、僕にアイテムボックスを使って見せてよと言ったり、アルに魔剣を見せてと言ったりと、周りの大人たちが慌てるくらい遠慮なく無邪気に絡んできた。きっとこの小さな街で、周りの大人たちから大切に守られて育てられているんだろうな。
僕はソファを出して見せ、アルは鞘に納めたままの魔剣を触らせてあげると、歓声を上げて喜んでいた。
「お祭り、楽しいね」
「ああ、こんな夜もいいな」
僕たちは移動を繰り返しているから、攻略後に冒険者と飲みに行くということがあまりない。
アルも楽しそうだし、これからは知り合いの冒険者と会った時には飲みに行ってもいいかもしれないな。
264
あなたにおすすめの小説
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
異世界で8歳児になった僕は半獣さん達と仲良くスローライフを目ざします
み馬下諒
BL
志望校に合格した春、桜の樹の下で意識を失った主人公・斗馬 亮介(とうま りょうすけ)は、気がついたとき、異世界で8歳児の姿にもどっていた。
わけもわからず放心していると、いきなり巨大な黒蛇に襲われるが、水の精霊〈ミュオン・リヒテル・リノアース〉と、半獣属の大熊〈ハイロ〉があらわれて……!?
これは、異世界へ転移した8歳児が、しゃべる動物たちとスローライフ?を目ざす、ファンタジーBLです。
おとなサイド(半獣×精霊)のカプありにつき、R15にしておきました。
※ 造語、出産描写あり。前置き長め。第21話に登場人物紹介を載せました。
★お試し読みは第1部(第22〜27話あたり)がオススメです。物語の傾向がわかりやすいかと思います★
★第11回BL小説大賞エントリー作品★最終結果2773作品中/414位★応援ありがとうございました★
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまいネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
表紙や動画はAIを使用していますが、文章にはAIを一切使用しておりません。
名前が * ゆるゆ になりました。
これからもどうぞよろしくお願い致します!
表紙にはAIを使用していますが、文章にはAIを一切使用しておりません。
校正も自力です(笑)
虚ろな檻と翡翠の魔石
篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」
不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。
待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。
しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。
「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」
記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。
記憶を無くしたら家族に愛されました
レン
BL
リオンは第三王子で横暴で傲慢で侍女や執事が少しでも気に入らなかったら物を投げたり怒鳴ったりする。家族の前でも態度はあまり変わらない…
家族からも煩わしく思われたていて嫌われていた… そんなある日階段から落ちて意識をなくした…数日後目を覚ましたらリオンの様子がいつもと違くて…
氷の婚約者様に破談を申し出たら号泣された
楽矢
BL
目が覚めると、レースの牢獄のような天蓋付きベッドの上だった。
何も覚えていない出来損ない下級貴族ミラ。無能だクズだと冷酷な罵詈雑言を浴びせてくる氷の騎士セティアス。
記憶喪失から始まる、2人のファンタジー貴族ラブコメディ。
----------
※注)
かっこいい攻はいません。
タイトル通りそのうち号泣しますのでご注意!
貴族描写は緩い目で雰囲気だけお読みいただけると幸いです。
ハッピーエンドです。
激重感情をこじらせた攻→受な関係がお好きな同志の方、どうぞよろしくお願いします!
全16話 完結済み/現在毎日更新予定
他サイトにも同作品を投稿しています。
様子を見ながらそのうち統合するかもしれません。
初めての一次創作でまだよく分かっておらず、何かおかしなことをしでかしていたら申し訳ないです!
2度目の異世界移転。あの時の少年がいい歳になっていて殺気立って睨んでくるんだけど。
ありま氷炎
BL
高校一年の時、道路陥没の事故に巻き込まれ、三日間記憶がない。
異世界転移した記憶はあるんだけど、夢だと思っていた。
二年後、どうやら異世界転移してしまったらしい。
しかもこれは二度目で、あれは夢ではなかったようだった。
再会した少年はすっかりいい歳になっていて、殺気立って睨んでくるんだけど。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる