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続 3章 ドロップ品のオークション
13-13. 流行り病
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「ツェルト助祭の言うとおりですね。ユウさん、流行り病で熱が出ています」
「流行り病……?」
「はい。昨日の孤児院でもらってしまったのでしょう。子どものころなら軽い症状で済むのですが、大人になってかかると治りづらいのです。ですが、子どものころに一度かかってしまえば、その後はかからないはずなのですが」
孤児院で鼻水を出していたあの子は、流行り病にかかっていたのかもしれない。でも大人たちは免疫があるのが普通だから、僕が近寄ることを誰も止めなかった。流行り病はきっと水ぼうそうのようなものだ。みんな子どものころにかかって、免疫ができる。でもこの世界の人間ではない僕には免疫がないから、かかってしまったのだ。グザビエ司教様が治癒魔法をかけてくれたけど、相変わらずふわふわした感じはなくならない。
かからないはずの病気にかかって、治癒魔法も効かないなんて、まるで僕はこの世界の人間ではないのだと世界から拒絶されているようだ。
「この世界にも嫌われちゃったのかな……」
『ユウ、余計なことは考えずに、今は眠れ』
「ブラン、そばにいて」
『ああ。ここにいる』
世界に拒絶されても、ブランが受け入れてくれている。ブランの優しい言葉に、凍り付いた心が少しだけ溶ける気がする。
大きくなって寝転がってくれたブランを枕がわりに寝直すと、ひんやりとした毛が熱の出た身体には気持ちいい。難しいことを考えるのは後にして、今はブランに甘えよう。そんなに辛くないので、寝ていたらそのうち治るだろう。
そう軽く考えられていたのは、夕方までだった。
夜中に辛くて目が覚めた。頭が痛い、身体が熱くて、のどが痛い。とにかくしんどい。話し声が聞こえて何とか目を開けると、夜中にもかかわらず、グザビエ司教様がベッドのそばにいた。僕が熱にうなされていたのでブランが呼んでくれたらしい。けれど、再度治癒魔法をかけてもらったのに、全くよくならない。
「熱が下がりません」
『あやつに治させるか』
「ヴィゾーヴニル様ですか?」
「やめて、アルには言わないで。これ以上、アルに迷惑をかけたくないから。お願い、ブラン」
『隠していれば、今後アルはお前のそばを離れなくなるぞ』
「そうですね。アレックスさんが知れば、きっとユウさんのそばを離れたことを後悔しますよ」
ブランがいて、教会に守られて、僕の安全が保障されているからこそアルは僕のそばを離れているのだからと、グザビエ司教様にも説得されてしまった。
熱に浮かされた頭では、何が正解なのか考えられない。ブランと出会ってすぐのころ、森の中で熱を出してしまったときも、結局ブランが獣道に助けを求めて僕は治療を受けて治った。ブランに任せておけばいいようにしてくれるはずだ。考えることを放棄して、ひんやりとしたブランの毛に身を沈めた。
結局、ブランに呼ばれたリネが早朝に戻ってきて治癒魔法を使ってくれたので、僕の熱はすぐに下がった。
グザビエ司教様の治癒魔法が効かなかったのは、病気に対する治癒魔法は本人の体力がないと効果を発揮しないからだった。でも、神様の治癒魔法は僕の体力のなさも関係なく効果を出すことができるらしい。
「リネ、ありがとう。ダンジョン攻略の邪魔してごめんね」
『また行くからいいよ』
「アルもごめん」
「気にするな。熱が下がってよかった」
ブランからの連絡をリネが受けたときアルは、崖の階層で仮眠を取っているところだったらしい。
早くエリクサーを見たいというリネの希望で、ダンジョンに入ってからずっと空を飛んで最下層まで行き、最下層のドロップ品のエリクサーを手に入れてから、二周目に僕がお願いした薬草を崖の階層で探してくれていた。でもそこで僕が高熱を出したと連絡を受けて、急いで帰ってきてくれた。
「ユウ、ヒオクからの果物を料理長が切ってくれた。口を開けて」
『待て、凍らせてやろう』
「あ、うん。ありがとう。でも、もう治ったから平気だよ」
「ダメだ。熱で体力を奪われたんだ。しばらく大人しくしていてくれ」
僕たちの話し相手として部屋に呼ばれたカリラスさんが、ブランとアルの過保護っぷりに苦笑している。「いつもあんな感じ?」とツェルト助祭様に質問しているのが聞こえるけど、熱を出した後はだいたいこんな感じだ。食事も僕の好物ばかりが用意されて、口元まで運ばれてくる。
けれど、いつもなら僕に触れるアルが、今は手を握るくらいの接触しかしない。薬箱ダンジョンに行く前に、僕がアルを拒んだから、僕に触れるのを遠慮しているんだろう。
僕とアルの間になんとなく壁ができているのを、周りの人たちも感じながら、でも気づかないフリをして接してくれている。それがいたたまれない。
それから三日間、アルは僕のそばをほとんど離れなかった。微妙な距離を保ったまま、けれどずっとそばにいるので、僕は据わりが悪い思いをする羽目になってしまった。きっとアルも同じだ。でも口に出すと、何かが決定的に壊れそうで、何もないフリをしている。
リネはもう一度ダンジョンに行きたそうにしていたけど、アルが僕のそばを離れないので諦めて、教会の近くをうろうろしているらしい。ブランが僕が全快するまでは遠くへ行くなと言っていたので、一人でダンジョンにも行かないでいてくれている。
「アル、孤児院で剣を教えてあげよ。僕のせいで中止になってかわいそうだから」
「今はユウのそばにいさせてくれ」
「うん。そうなんだけど、行って帰ってくるだけだよね? 子どもたちががっかりしてるよ」
僕が全快したらモクリークに帰ることになっているから、このままではアルが孤児院に行く機会がなくなってしまう。孤児院の訪問は、アルの希望で予定された行事だったのだ。きっと今のアルから、子どものころの自分へのプレゼントなんだろうから、僕のせいで中止にしてほしくない。
けれど、僕がダンジョンに行ってきてと送り出した後に熱を出してしまったから、アルは僕から離れるのを嫌がっている。
「あのね、アルがいない間にカリラスさんと話したいことがあるんだ」
「カリラスと?」
「うん。カリラスさんとここにいるから。だから孤児院に行ってきて」
カリラスさんも、アルの代わりに話をしているから、安心して行ってこいと援護してくれて、アルは孤児院へと出かけていった。
「流行り病……?」
「はい。昨日の孤児院でもらってしまったのでしょう。子どものころなら軽い症状で済むのですが、大人になってかかると治りづらいのです。ですが、子どものころに一度かかってしまえば、その後はかからないはずなのですが」
孤児院で鼻水を出していたあの子は、流行り病にかかっていたのかもしれない。でも大人たちは免疫があるのが普通だから、僕が近寄ることを誰も止めなかった。流行り病はきっと水ぼうそうのようなものだ。みんな子どものころにかかって、免疫ができる。でもこの世界の人間ではない僕には免疫がないから、かかってしまったのだ。グザビエ司教様が治癒魔法をかけてくれたけど、相変わらずふわふわした感じはなくならない。
かからないはずの病気にかかって、治癒魔法も効かないなんて、まるで僕はこの世界の人間ではないのだと世界から拒絶されているようだ。
「この世界にも嫌われちゃったのかな……」
『ユウ、余計なことは考えずに、今は眠れ』
「ブラン、そばにいて」
『ああ。ここにいる』
世界に拒絶されても、ブランが受け入れてくれている。ブランの優しい言葉に、凍り付いた心が少しだけ溶ける気がする。
大きくなって寝転がってくれたブランを枕がわりに寝直すと、ひんやりとした毛が熱の出た身体には気持ちいい。難しいことを考えるのは後にして、今はブランに甘えよう。そんなに辛くないので、寝ていたらそのうち治るだろう。
そう軽く考えられていたのは、夕方までだった。
夜中に辛くて目が覚めた。頭が痛い、身体が熱くて、のどが痛い。とにかくしんどい。話し声が聞こえて何とか目を開けると、夜中にもかかわらず、グザビエ司教様がベッドのそばにいた。僕が熱にうなされていたのでブランが呼んでくれたらしい。けれど、再度治癒魔法をかけてもらったのに、全くよくならない。
「熱が下がりません」
『あやつに治させるか』
「ヴィゾーヴニル様ですか?」
「やめて、アルには言わないで。これ以上、アルに迷惑をかけたくないから。お願い、ブラン」
『隠していれば、今後アルはお前のそばを離れなくなるぞ』
「そうですね。アレックスさんが知れば、きっとユウさんのそばを離れたことを後悔しますよ」
ブランがいて、教会に守られて、僕の安全が保障されているからこそアルは僕のそばを離れているのだからと、グザビエ司教様にも説得されてしまった。
熱に浮かされた頭では、何が正解なのか考えられない。ブランと出会ってすぐのころ、森の中で熱を出してしまったときも、結局ブランが獣道に助けを求めて僕は治療を受けて治った。ブランに任せておけばいいようにしてくれるはずだ。考えることを放棄して、ひんやりとしたブランの毛に身を沈めた。
結局、ブランに呼ばれたリネが早朝に戻ってきて治癒魔法を使ってくれたので、僕の熱はすぐに下がった。
グザビエ司教様の治癒魔法が効かなかったのは、病気に対する治癒魔法は本人の体力がないと効果を発揮しないからだった。でも、神様の治癒魔法は僕の体力のなさも関係なく効果を出すことができるらしい。
「リネ、ありがとう。ダンジョン攻略の邪魔してごめんね」
『また行くからいいよ』
「アルもごめん」
「気にするな。熱が下がってよかった」
ブランからの連絡をリネが受けたときアルは、崖の階層で仮眠を取っているところだったらしい。
早くエリクサーを見たいというリネの希望で、ダンジョンに入ってからずっと空を飛んで最下層まで行き、最下層のドロップ品のエリクサーを手に入れてから、二周目に僕がお願いした薬草を崖の階層で探してくれていた。でもそこで僕が高熱を出したと連絡を受けて、急いで帰ってきてくれた。
「ユウ、ヒオクからの果物を料理長が切ってくれた。口を開けて」
『待て、凍らせてやろう』
「あ、うん。ありがとう。でも、もう治ったから平気だよ」
「ダメだ。熱で体力を奪われたんだ。しばらく大人しくしていてくれ」
僕たちの話し相手として部屋に呼ばれたカリラスさんが、ブランとアルの過保護っぷりに苦笑している。「いつもあんな感じ?」とツェルト助祭様に質問しているのが聞こえるけど、熱を出した後はだいたいこんな感じだ。食事も僕の好物ばかりが用意されて、口元まで運ばれてくる。
けれど、いつもなら僕に触れるアルが、今は手を握るくらいの接触しかしない。薬箱ダンジョンに行く前に、僕がアルを拒んだから、僕に触れるのを遠慮しているんだろう。
僕とアルの間になんとなく壁ができているのを、周りの人たちも感じながら、でも気づかないフリをして接してくれている。それがいたたまれない。
それから三日間、アルは僕のそばをほとんど離れなかった。微妙な距離を保ったまま、けれどずっとそばにいるので、僕は据わりが悪い思いをする羽目になってしまった。きっとアルも同じだ。でも口に出すと、何かが決定的に壊れそうで、何もないフリをしている。
リネはもう一度ダンジョンに行きたそうにしていたけど、アルが僕のそばを離れないので諦めて、教会の近くをうろうろしているらしい。ブランが僕が全快するまでは遠くへ行くなと言っていたので、一人でダンジョンにも行かないでいてくれている。
「アル、孤児院で剣を教えてあげよ。僕のせいで中止になってかわいそうだから」
「今はユウのそばにいさせてくれ」
「うん。そうなんだけど、行って帰ってくるだけだよね? 子どもたちががっかりしてるよ」
僕が全快したらモクリークに帰ることになっているから、このままではアルが孤児院に行く機会がなくなってしまう。孤児院の訪問は、アルの希望で予定された行事だったのだ。きっと今のアルから、子どものころの自分へのプレゼントなんだろうから、僕のせいで中止にしてほしくない。
けれど、僕がダンジョンに行ってきてと送り出した後に熱を出してしまったから、アルは僕から離れるのを嫌がっている。
「あのね、アルがいない間にカリラスさんと話したいことがあるんだ」
「カリラスと?」
「うん。カリラスさんとここにいるから。だから孤児院に行ってきて」
カリラスさんも、アルの代わりに話をしているから、安心して行ってこいと援護してくれて、アルは孤児院へと出かけていった。
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