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第1章
第1話★
月のよく見える夜だった。
猛威を振るっていた夏も終盤に差し掛かり、日が暮れるのも心なしか早くなったように思う。
残業終わりの岩崎亮介がふと視線を落とすと、視界に入ったのは艶の落ちた革靴。
元々身につけるものには頓着がないタイプだったが、こうして見るとすっかりくたびれたサラリーマンだ。
「はあ……」
気付けばため息をついていた。別に何が憂鬱というわけではないが、爽快なこともとんと起こっていない。
静まり返った部屋の電気を点ける。
実家で暮らしていた頃の癖だった「ただいま」もいつしか言わなくなっていた。
どさりと通勤鞄を下ろして風呂に入り、ただ腹を満たすだけの食事を済ませる。出来合いの惣菜はいい加減食べ飽きたが、自炊をする技術も気力もなかった。
寝る前に少しだけ流行りのアニメを見て、日付が変わる前にはベッドへ潜り込む。
それが社会人になって間もない頃から今も変わらない、亮介のルーティンだった。
ルーティンと言えば聞こえはいいが、つまるところ代わり映えしない日常の繰り返しである。
その何もなさが愛おしくもあったけれど、なんだかなと思うことのほうが多かった。
ほどなくしてやってきた眠気に抗うことなく身を委ねると、溶けるように意識が落ちていく。
そのまま二時間ほど眠っていただろうか。まだ起きる時間ではなかったが、下半身を襲う妙な感覚によって目が覚めた。瞼を閉じたまま眉をしかめる。
「んん……」
妙な感覚とはくすぐったいような、気持ちいいような、いわゆる性的なそれだ。
疲れている時ほどそういった夢を見やすいと聞いたことがあるが、それにしたってリアルすぎる。
なんとかやり過ごそうと無視していたが、いよいよ恐ろしくなった亮介は薄目を開けて下半身に目を向けた。
「……っ⁉」
あろうことか、そこには一人の男がいた。
驚いて声が出ない。
どこから入った? 目的は?
一瞬にして頭の中を思考が駆け巡る。
すると亮介が起きたことに気付いたらしい男が股間から顔を上げ、特徴的なつり目と視線がかち合った。
「ん、おはよ♡」
「だっ、誰だお前! 夢……⁉」
「さあ、どうだろうな?」
暗闇に目が慣れてきて、目の前にいる男の異常さが確かになる。
尖った耳に赤い角。背中には悪魔のような翼と尻尾も生えていて、過激なデザインのコスチュームから覗く肌は紫色をしている。そのどれもが生々しくて、仮装用の作り物とは一線を画していた。
仮にこれが作り物だったとしても、コスプレ不法侵入野郎に寝込みを襲われていることになるので、どちらにせよ状況は最悪なのだが。
「まーまー、落ち着けって。ほら、深呼吸!」
これが落ち着いていられるか。そもそもパニックの原因はお前である。
そう言ってやりたいのに、気が動転して上手く言葉が出てこない。
「本当になんなんだお前……!」
「オレはゼノ! オニーサンは?」
「はあ? 誰が名前なんか教えるか」
「ちぇー。いいじゃん、名前くらい減るもんじゃねーし……」
ゼノと名乗った男は亮介の視線が自分の翼に注がれていることに気付くと、青紫色の長髪をさらりと避けてその背中をこちらに向ける。
ゼノが動くたびに嗅いだことのない芳香がふわりと漂って、わけも分からず心臓がドクンと脈打った。
「これが気になんのか? もちろん本物だぜ!」
ほら。そう言って翼を自在に広げたり閉じたりする様子はなおさら本物の悪魔にしか見えず、亮介はついに疑うことをやめた。
男性の姿をした悪魔。それも性にまつわるものとなると、一つ思い当たるものがある。
何の偶然か、ちょうどこのあいだ放送していた深夜のアニメで見たばかりだった。
「インキュバス……。いや、男を襲うならサキュバスか?」
「お、よく知ってんなあ。そんなら話はえーじゃん!」
ゼノがするりと亮介の股間を撫でながら、甘ったるい声で誘う。
「オレとセックスしねえ?♡」
「っ、するわけないだろ! さっさと出ていけ」
咄嗟に払い除けたものの、触れられたところがやけに熱い。
「ええ~? 本当はもうムラムラしてるくせに……。強がんなって♡」
まるでこちらの欲を見透かしたようなセリフにどきりとする。
「そうだ。さっきオレがサキュバスかインキュバスか、って話してただろ? あれさ、実はオレもよく分かんねーんだよな」
「お前、さっきから何言って……」
「なあ、オニーサンはどっちだと思う?♡」
言いながらゼノが見せつけるように脚を広げる。
そしてコスチュームの股間部分にあるジッパーを下ろすと、そこには本来あるはずのものがなく、代わりにないはずのものがあった。
「オレさ、ここだけ女なんだよ♡」
あまりのことに目眩がする。やはり夢の続きを見ているのではないだろうか。
ゼノの一挙一動が悩ましく雄の本能を煽り、亮介は半ば無意識に喉を鳴らしていた。
「いい反応すんじゃん♡ んじゃあこれは仕上げ、な♡」
ゼノがそう言った瞬間、ピーコックグリーンの瞳があやしく光る。
これを見てはいけない。そう思った時にはもう遅かった。
「っ、今何した……⁉」
「んー? エッチな気分になる魔法♡」
ふざけた物言いだが、決して冗談などではないことを亮介は身をもって感じていた。
はあはあと呼吸が荒くなって、体の中心に熱が集中する。
まるで動物にでもなったかのようだ。強制的に発情させられて、欲を発散することしか考えられない。
「ははっ、やっぱすっげえ巨根……♡ そんじゃ、いただきまーす♡」
「おい、やめ……っ!」
ゼノは亮介の上に跨ると、片手でペニスを支えながら見せつけるように腰を下ろした。
「んっ、ふう……っ♡ ほら、オニーサンのチンポ、どんどん入ってくぜ♡」
淫魔ゆえの特徴なのか定かではないが、ゼノの膣内はいわゆる名器と呼ぶにふさわしい極上の感触で、背筋にゾクゾクと快感が這い上がる。
ゼノは艶めかしく腰を揺らし、亮介のことを焚きつけるように時折わざとらしく上擦った声を漏らした。
「あ~♡ このチンポすっげ……♡」
ゼノが陶然と呟くのを見ていると苛立ちが募る。
何か反撃したくなった亮介は両手でゼノの腰を掴むと、不満をぶつけるように思いきり腰を打ち付けた。
「んお゛っ⁉♡」
ゼノが背中を反らしながら潰れた声を上げる。
「おぉ゛っ♡ あがっ♡ ちょっ、いきなり激し……ッ!♡」
「っ、勝手に人の家上がり込んで、好き放題しやがって……!」
「お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ やべっ、イクイクイク……!♡」
ビクビクと体を震わせながらゼノが絶頂すると、膣内が分かりやすく収縮する。
しかし落ち着くのをいちいち待ってやる義理もないだろうと、亮介は荒いピストンを続けた。
「待って♡ あ゛っ♡ ちょっとタンマ……ッ!♡ おっほぉ゛!♡」
一度絶頂したことにより、ゼノのGスポットがぷっくりと膨らんで存在を主張する。
亀頭の段差や竿に浮き出た血管でそこを容赦なく擦り上げると、そのたびにゼノが体を跳ねさせた。
「それヤベ……ッ!♡ キくぅ♡ おっ♡ またイクッ♡」
「淫魔のくせに弱すぎだろ♡」
「あ゛っ♡ あ゛っ♡ だって♡ このチンポ強すぎ……!♡ お、ひぃ゛っ!♡」
「ほら、アクメこいてないでもっと締めろ♡」
小刻みに擦ったり、角度をつけて押し上げたり、抉るように引き抜いたり。絶えず痙攣する膣内を徹底的に責め立てる。
するとゼノは品のない声で喘ぎながら、必死の表情で亮介のペニスを締め付けた。
「お゛っほぉ……!♡ ごめんなさっ♡ 締めまひゅ♡ んおぉ~ッ♡」
「は、下品な声……♡」
触ってもいないのにすっかり勃起した乳首を戯れに弾くと、予期せぬ刺激に絶頂したゼノが悲鳴のような声を上げる。
「くひぃい゛っ⁉♡ お゛うッ♡ 乳首ぃ♡ あぎッ♡ 潰すのダメ……ッ!♡」
親指と人差し指できつくつねってやると、ゼノはよだれを垂らして悦んだ。
結合部からはぐちゅぐちゅと卑猥な音が絶えず響く。
「は……ッ♡ イきそ……!♡」
強い射精感に支配され、本能のままに腰を突き上げると、ペニスの先端が膣の最奥にあるポルチオを掠める。
「ぁあ゛ッ⁉♡」
瞬間、ゼノのつま先がでたらめな形で硬直し、全身が大きく痙攣した。
「むりむりっ♡ ポルチオ無理ぃ!♡ 今子宮口突かれたらやばいッ♡」
「あれだけスケベな誘い方しておいて何が無理だ……ッ!♡」
これも魔法とやらの作用なのだろうか。
絶対にここへ種付けしたい。こいつを孕ませたい。
そんな思いで頭が埋め尽くされ、一心不乱に腰を振りたくる。
大人の男二人で使うには狭い、セミダブルベッドのスプリングがギシギシと軋んだ。
「んほッ、お゛ぉお!♡ おっ♡ 奥ぅ♡ ダメダメこれ感じすぎる!♡ すぐイっちまう♡ あッ⁉♡ イグイグイグッ!♡」
奥の弱いところを重点的に責められたゼノがなすすべもなく絶頂する。
なかなか絶頂から降りられないらしく、ゼノはうわ言のように「お゛♡ お゛♡」と呻きながら無様に仰け反っていた。
しかし亮介も限界が近く、手加減してやる余裕など残っていない。
膣内の締めつけに逆らうようにピストンを続けると、ゼノは長い髪を振り乱して喘いだ。
「いぃ゛いい~ッ!♡ お゛ぉお゛ッ♡ 亀頭クポクポすんのやっべ……!♡ おっ♡ ほひッ♡」
「は……っ♡ は……っ♡ 出る出るッ♡ ぐッ、あ♡ イク……ッ!♡」
子宮口に亀頭をめり込ませ、ギリギリまで高められた欲望を解放する。凄まじい快感にぶるりと腰が震えた。
耐えるように歯を食いしばりながら、精液を絞り出すために緩慢なピストンを繰り返す。
「んおぉお゛~ッ♡ 量すげ……ッ!♡ 苦しっ♡ イグイグ♡ 中出しでイッグゥウ……!♡」
亮介の長い大量射精に、ゼノの瞳がぐるんと上を向く。
亮介がペニスを引き抜くと、ゼノはまたびくんと腰を跳ねさせた。
蓋をするものがなくなったゼノの膣口からは、固形に近い精液がごぽごぽと溢れている。
「はへ♡ ほひゅ……ッ♡ へ……ッ♡」
しばらくのあいだ呼吸を整えていたゼノだったが、一度射精してなお萎える気配のない亮介のペニスに気付き「ひぃっ」と悲鳴にも似た声を漏らした。
「おい、まだ終わりじゃないぞ」
「は……っ♡ はひ……♡」
猛威を振るっていた夏も終盤に差し掛かり、日が暮れるのも心なしか早くなったように思う。
残業終わりの岩崎亮介がふと視線を落とすと、視界に入ったのは艶の落ちた革靴。
元々身につけるものには頓着がないタイプだったが、こうして見るとすっかりくたびれたサラリーマンだ。
「はあ……」
気付けばため息をついていた。別に何が憂鬱というわけではないが、爽快なこともとんと起こっていない。
静まり返った部屋の電気を点ける。
実家で暮らしていた頃の癖だった「ただいま」もいつしか言わなくなっていた。
どさりと通勤鞄を下ろして風呂に入り、ただ腹を満たすだけの食事を済ませる。出来合いの惣菜はいい加減食べ飽きたが、自炊をする技術も気力もなかった。
寝る前に少しだけ流行りのアニメを見て、日付が変わる前にはベッドへ潜り込む。
それが社会人になって間もない頃から今も変わらない、亮介のルーティンだった。
ルーティンと言えば聞こえはいいが、つまるところ代わり映えしない日常の繰り返しである。
その何もなさが愛おしくもあったけれど、なんだかなと思うことのほうが多かった。
ほどなくしてやってきた眠気に抗うことなく身を委ねると、溶けるように意識が落ちていく。
そのまま二時間ほど眠っていただろうか。まだ起きる時間ではなかったが、下半身を襲う妙な感覚によって目が覚めた。瞼を閉じたまま眉をしかめる。
「んん……」
妙な感覚とはくすぐったいような、気持ちいいような、いわゆる性的なそれだ。
疲れている時ほどそういった夢を見やすいと聞いたことがあるが、それにしたってリアルすぎる。
なんとかやり過ごそうと無視していたが、いよいよ恐ろしくなった亮介は薄目を開けて下半身に目を向けた。
「……っ⁉」
あろうことか、そこには一人の男がいた。
驚いて声が出ない。
どこから入った? 目的は?
一瞬にして頭の中を思考が駆け巡る。
すると亮介が起きたことに気付いたらしい男が股間から顔を上げ、特徴的なつり目と視線がかち合った。
「ん、おはよ♡」
「だっ、誰だお前! 夢……⁉」
「さあ、どうだろうな?」
暗闇に目が慣れてきて、目の前にいる男の異常さが確かになる。
尖った耳に赤い角。背中には悪魔のような翼と尻尾も生えていて、過激なデザインのコスチュームから覗く肌は紫色をしている。そのどれもが生々しくて、仮装用の作り物とは一線を画していた。
仮にこれが作り物だったとしても、コスプレ不法侵入野郎に寝込みを襲われていることになるので、どちらにせよ状況は最悪なのだが。
「まーまー、落ち着けって。ほら、深呼吸!」
これが落ち着いていられるか。そもそもパニックの原因はお前である。
そう言ってやりたいのに、気が動転して上手く言葉が出てこない。
「本当になんなんだお前……!」
「オレはゼノ! オニーサンは?」
「はあ? 誰が名前なんか教えるか」
「ちぇー。いいじゃん、名前くらい減るもんじゃねーし……」
ゼノと名乗った男は亮介の視線が自分の翼に注がれていることに気付くと、青紫色の長髪をさらりと避けてその背中をこちらに向ける。
ゼノが動くたびに嗅いだことのない芳香がふわりと漂って、わけも分からず心臓がドクンと脈打った。
「これが気になんのか? もちろん本物だぜ!」
ほら。そう言って翼を自在に広げたり閉じたりする様子はなおさら本物の悪魔にしか見えず、亮介はついに疑うことをやめた。
男性の姿をした悪魔。それも性にまつわるものとなると、一つ思い当たるものがある。
何の偶然か、ちょうどこのあいだ放送していた深夜のアニメで見たばかりだった。
「インキュバス……。いや、男を襲うならサキュバスか?」
「お、よく知ってんなあ。そんなら話はえーじゃん!」
ゼノがするりと亮介の股間を撫でながら、甘ったるい声で誘う。
「オレとセックスしねえ?♡」
「っ、するわけないだろ! さっさと出ていけ」
咄嗟に払い除けたものの、触れられたところがやけに熱い。
「ええ~? 本当はもうムラムラしてるくせに……。強がんなって♡」
まるでこちらの欲を見透かしたようなセリフにどきりとする。
「そうだ。さっきオレがサキュバスかインキュバスか、って話してただろ? あれさ、実はオレもよく分かんねーんだよな」
「お前、さっきから何言って……」
「なあ、オニーサンはどっちだと思う?♡」
言いながらゼノが見せつけるように脚を広げる。
そしてコスチュームの股間部分にあるジッパーを下ろすと、そこには本来あるはずのものがなく、代わりにないはずのものがあった。
「オレさ、ここだけ女なんだよ♡」
あまりのことに目眩がする。やはり夢の続きを見ているのではないだろうか。
ゼノの一挙一動が悩ましく雄の本能を煽り、亮介は半ば無意識に喉を鳴らしていた。
「いい反応すんじゃん♡ んじゃあこれは仕上げ、な♡」
ゼノがそう言った瞬間、ピーコックグリーンの瞳があやしく光る。
これを見てはいけない。そう思った時にはもう遅かった。
「っ、今何した……⁉」
「んー? エッチな気分になる魔法♡」
ふざけた物言いだが、決して冗談などではないことを亮介は身をもって感じていた。
はあはあと呼吸が荒くなって、体の中心に熱が集中する。
まるで動物にでもなったかのようだ。強制的に発情させられて、欲を発散することしか考えられない。
「ははっ、やっぱすっげえ巨根……♡ そんじゃ、いただきまーす♡」
「おい、やめ……っ!」
ゼノは亮介の上に跨ると、片手でペニスを支えながら見せつけるように腰を下ろした。
「んっ、ふう……っ♡ ほら、オニーサンのチンポ、どんどん入ってくぜ♡」
淫魔ゆえの特徴なのか定かではないが、ゼノの膣内はいわゆる名器と呼ぶにふさわしい極上の感触で、背筋にゾクゾクと快感が這い上がる。
ゼノは艶めかしく腰を揺らし、亮介のことを焚きつけるように時折わざとらしく上擦った声を漏らした。
「あ~♡ このチンポすっげ……♡」
ゼノが陶然と呟くのを見ていると苛立ちが募る。
何か反撃したくなった亮介は両手でゼノの腰を掴むと、不満をぶつけるように思いきり腰を打ち付けた。
「んお゛っ⁉♡」
ゼノが背中を反らしながら潰れた声を上げる。
「おぉ゛っ♡ あがっ♡ ちょっ、いきなり激し……ッ!♡」
「っ、勝手に人の家上がり込んで、好き放題しやがって……!」
「お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ やべっ、イクイクイク……!♡」
ビクビクと体を震わせながらゼノが絶頂すると、膣内が分かりやすく収縮する。
しかし落ち着くのをいちいち待ってやる義理もないだろうと、亮介は荒いピストンを続けた。
「待って♡ あ゛っ♡ ちょっとタンマ……ッ!♡ おっほぉ゛!♡」
一度絶頂したことにより、ゼノのGスポットがぷっくりと膨らんで存在を主張する。
亀頭の段差や竿に浮き出た血管でそこを容赦なく擦り上げると、そのたびにゼノが体を跳ねさせた。
「それヤベ……ッ!♡ キくぅ♡ おっ♡ またイクッ♡」
「淫魔のくせに弱すぎだろ♡」
「あ゛っ♡ あ゛っ♡ だって♡ このチンポ強すぎ……!♡ お、ひぃ゛っ!♡」
「ほら、アクメこいてないでもっと締めろ♡」
小刻みに擦ったり、角度をつけて押し上げたり、抉るように引き抜いたり。絶えず痙攣する膣内を徹底的に責め立てる。
するとゼノは品のない声で喘ぎながら、必死の表情で亮介のペニスを締め付けた。
「お゛っほぉ……!♡ ごめんなさっ♡ 締めまひゅ♡ んおぉ~ッ♡」
「は、下品な声……♡」
触ってもいないのにすっかり勃起した乳首を戯れに弾くと、予期せぬ刺激に絶頂したゼノが悲鳴のような声を上げる。
「くひぃい゛っ⁉♡ お゛うッ♡ 乳首ぃ♡ あぎッ♡ 潰すのダメ……ッ!♡」
親指と人差し指できつくつねってやると、ゼノはよだれを垂らして悦んだ。
結合部からはぐちゅぐちゅと卑猥な音が絶えず響く。
「は……ッ♡ イきそ……!♡」
強い射精感に支配され、本能のままに腰を突き上げると、ペニスの先端が膣の最奥にあるポルチオを掠める。
「ぁあ゛ッ⁉♡」
瞬間、ゼノのつま先がでたらめな形で硬直し、全身が大きく痙攣した。
「むりむりっ♡ ポルチオ無理ぃ!♡ 今子宮口突かれたらやばいッ♡」
「あれだけスケベな誘い方しておいて何が無理だ……ッ!♡」
これも魔法とやらの作用なのだろうか。
絶対にここへ種付けしたい。こいつを孕ませたい。
そんな思いで頭が埋め尽くされ、一心不乱に腰を振りたくる。
大人の男二人で使うには狭い、セミダブルベッドのスプリングがギシギシと軋んだ。
「んほッ、お゛ぉお!♡ おっ♡ 奥ぅ♡ ダメダメこれ感じすぎる!♡ すぐイっちまう♡ あッ⁉♡ イグイグイグッ!♡」
奥の弱いところを重点的に責められたゼノがなすすべもなく絶頂する。
なかなか絶頂から降りられないらしく、ゼノはうわ言のように「お゛♡ お゛♡」と呻きながら無様に仰け反っていた。
しかし亮介も限界が近く、手加減してやる余裕など残っていない。
膣内の締めつけに逆らうようにピストンを続けると、ゼノは長い髪を振り乱して喘いだ。
「いぃ゛いい~ッ!♡ お゛ぉお゛ッ♡ 亀頭クポクポすんのやっべ……!♡ おっ♡ ほひッ♡」
「は……っ♡ は……っ♡ 出る出るッ♡ ぐッ、あ♡ イク……ッ!♡」
子宮口に亀頭をめり込ませ、ギリギリまで高められた欲望を解放する。凄まじい快感にぶるりと腰が震えた。
耐えるように歯を食いしばりながら、精液を絞り出すために緩慢なピストンを繰り返す。
「んおぉお゛~ッ♡ 量すげ……ッ!♡ 苦しっ♡ イグイグ♡ 中出しでイッグゥウ……!♡」
亮介の長い大量射精に、ゼノの瞳がぐるんと上を向く。
亮介がペニスを引き抜くと、ゼノはまたびくんと腰を跳ねさせた。
蓋をするものがなくなったゼノの膣口からは、固形に近い精液がごぽごぽと溢れている。
「はへ♡ ほひゅ……ッ♡ へ……ッ♡」
しばらくのあいだ呼吸を整えていたゼノだったが、一度射精してなお萎える気配のない亮介のペニスに気付き「ひぃっ」と悲鳴にも似た声を漏らした。
「おい、まだ終わりじゃないぞ」
「は……っ♡ はひ……♡」
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