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エピソード3
憂いの二カ月①
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付き合いが始まって二か月が経とうとしていた。
正直なところめちゃくちゃ進展があるかと聞かれたらどちらかと言えば、ない。
基本忙しい人というのもあるけれど、以前にいた本社の品管からのお手伝いが始まってしまったらしい。なんでも自分が絡んでいた仕事のことらしく、こちらでよくわかるのが久世さんしかいないのだとか。職場での塩対応は健在で、必要以上の接触は当たり前にない。
夜にラインが入ったり時間が合えば電話で話すこともある。週末に彼の家に呼んでもらって体を重ねたのが二回ほど。家にいるときは職場と違って甘すぎて未だに慣れなくて基本されるがままだ。
(私にそこに対応するだけのキャパと経験がないだけだけどね)
飽きられるかもしれない、そんな気持ちは常にある。その不安を前にちらっとこぼしたら、全く心配するなと言われたけれど、じゃあ安心ですとなるわけがない。社内で久世さんがどんな風に女性社員の視線を集めているか。一番傍で見ていて、私が毎日どんな思いでいるか、久世さんは本当にわかっているのか。
自分がもう不用になる日が来るのでは、そんな漠然とした不安があるのは事実だ。そこにまだ派遣としての引け目もついてくる。
久世さんに仕事を与えてもらってやりがいは以前よりずっとあるし、もっと割り切って仕事をしたい、そうは思っていても長年抱えてきた枷はなかなか外れてはくれなくて。ふとした時に襲ってくる劣等感。
自信を持ちたい。仕事のことも久世さんとの関係も。
自分にもっと自信を持ちたいのに持てない。結局いろんなことにまだ不安なのだ。
そんなある日。
「うん、そう私が担当してるから大丈夫だよ」
ロッカー近くで話していたのは、品質管理の貴島さんと橋口さんだ。歳は知らないけど私より年下か。貴島さんはふわりとした印象のよくいうモテOLという感じの可愛らしい人だ。すれ違うときにする甘い香り、栗色の緩く巻かれたボブヘア―にピンク色の可愛い口紅がよく似合っていていつも小さなダイヤのピアスを揺らしていた。
(男が好きそうな女代表って感じ)
心の中で黒い私が見え隠れするのは自分にはない色気があるからだろうか。同性としても可愛いとは思うが好きなタイプではない。可愛い自分を知っている女は平気で男を横取りする。それは過去に経験済みだ。
「今日打ち合わせもあるしその時に渡すね。久世さんも参加するから」
その名前に胸が跳ねた。
(担当って久世さんってこと?)
「サンプルが多いから大変だよ~。久世さんが知っててくれるからまだ捌けるけど、いてくれなかったら絶対無理。めっちゃ頼りになるよ~、流石って感じ」
「久世さん、カッコいいよね。話す機会なかったから今まで見てるだけだったけど、話すと思ってたよりずっと優しい」
「そ~困ってる時にサラッとフォローとかするんだもん~。あんなのされたらダメだよね。イケメンすぎる」
「彼女いるのかな」
「いないって言ってたよ」
パタン――とロッカーの扉を閉めたのと同時だった。
(――いない)
胸がドキドキして苦しい。秘密にしているから当然だ、そう言うのが普通。そう自分に言い聞かせる、言い聞かせているのに胸の中のざわつきが全く収まらなかった。
(……いない……いない、のか。いない……いないって……)
言葉の通りか。いないに他に理由はない。それがどうしようもなく胸を締め付けていく。
そんな会話を耳にした日をキッカケに久世さんは品管に足を運ぶ頻度が増えだした。朝のミーティングで顔を合わせたらそれっきりなんかざら。もともと滞在しない実験室に久世さんが足を運ぶ時間なんかなくなって、毎日会えていた職場でもすれ違う日々になってしまった。
―――
付き合いだしたのに全然時間を作ってやれなくて、寂しい思いをさせているのは分かっていた。仕事をやりだすとどうしても神経がそちらに寄って、他のことをないがしろにしがちだ。今までもそんな事は多くて、付き合ってきた彼女たちには決まって言われてきた。
連絡が少ない、会えないのが辛い、私のことどう思ってるのからの別れましょう、がワンパターン化。千夏との関係で今までと唯一違うのは毎日会えるということだ。職場のメリットはそこしかない、それに尽きる。
顔が見れる、様子が知れる、それだけで会えない彼女たちとは全く違って俺的にはそれに安心してしまっていた。
それが後で大きな穴になるのだけど。
「これってサンプル違いですか?」
貴島さんに聞かれて顔を上げた。
「……同じ、と思うけど、手順書に成分表ついてない?」
「それが見当たらなくって~」
「ロットが書いてないなら同じだと思う。とりあえずそこに入れといて」
「はぁい」
ニコッと笑われるが内心は白けていた。わからないから聞いてくるのは仕方ないけどいちいち聞いてくるなと最近思っている。もう少し自分で考えてやってほしい、と思うのが本音だ。
(高宮が言ってた通り、全然仕事しねー。千夏なら一回聞いたら自分で考えてるぞ)
「あれ?これどういうことだろ~。久世さーん」
「……」
(千夏基準にするなとか無理だろ、いちいち比較してしまうわ)
「そういえば、久世さんって彼女いるんですか?」
そういえばの意味がわからない。今この状況でその質問をしてくる神経が理解できないし内容に呆れた。
「いないよ」
そう言ったのは面倒だったから。プライベートなことを彼女に打ち明ける気はなかったし、本音も言いたくなかった。
「モテるでしょ?どうしていないんですか?」
まだこのくだらない会話が続くのか。
「そんなモテないよ。仕事忙しくてそれどころじゃないし」
「たしかに。見ててわかります。久世さんが彼氏だったら仕事大変だからっていわれても嘘じゃないって納得できちゃいます。大変だなぁって、むしろ労りたくなりますよぉ~」
その言葉に手が止まって、考える。千夏もそう思ってくれているだろうか、と。きっと貴島さん以上に理解して納得してくれているのだろう、そう思ってしまった。
「無理しないでくださいね、電話の時間思うなら寝てください」
昨日の夜、電話で千夏はそう言ってくれた。
二十二時を回ると眠そうな彼女の声は聞いていて心地よかったけれど俺も彼女に無理をさせている自覚があった。俺の時間の都合で振り回せない、そう思って電話を控えはじめた。
理解してくれている、それにたかを括っていた。
千夏が俺のことで不安になってるなんて微塵も思っていなかった。
正直なところめちゃくちゃ進展があるかと聞かれたらどちらかと言えば、ない。
基本忙しい人というのもあるけれど、以前にいた本社の品管からのお手伝いが始まってしまったらしい。なんでも自分が絡んでいた仕事のことらしく、こちらでよくわかるのが久世さんしかいないのだとか。職場での塩対応は健在で、必要以上の接触は当たり前にない。
夜にラインが入ったり時間が合えば電話で話すこともある。週末に彼の家に呼んでもらって体を重ねたのが二回ほど。家にいるときは職場と違って甘すぎて未だに慣れなくて基本されるがままだ。
(私にそこに対応するだけのキャパと経験がないだけだけどね)
飽きられるかもしれない、そんな気持ちは常にある。その不安を前にちらっとこぼしたら、全く心配するなと言われたけれど、じゃあ安心ですとなるわけがない。社内で久世さんがどんな風に女性社員の視線を集めているか。一番傍で見ていて、私が毎日どんな思いでいるか、久世さんは本当にわかっているのか。
自分がもう不用になる日が来るのでは、そんな漠然とした不安があるのは事実だ。そこにまだ派遣としての引け目もついてくる。
久世さんに仕事を与えてもらってやりがいは以前よりずっとあるし、もっと割り切って仕事をしたい、そうは思っていても長年抱えてきた枷はなかなか外れてはくれなくて。ふとした時に襲ってくる劣等感。
自信を持ちたい。仕事のことも久世さんとの関係も。
自分にもっと自信を持ちたいのに持てない。結局いろんなことにまだ不安なのだ。
そんなある日。
「うん、そう私が担当してるから大丈夫だよ」
ロッカー近くで話していたのは、品質管理の貴島さんと橋口さんだ。歳は知らないけど私より年下か。貴島さんはふわりとした印象のよくいうモテOLという感じの可愛らしい人だ。すれ違うときにする甘い香り、栗色の緩く巻かれたボブヘア―にピンク色の可愛い口紅がよく似合っていていつも小さなダイヤのピアスを揺らしていた。
(男が好きそうな女代表って感じ)
心の中で黒い私が見え隠れするのは自分にはない色気があるからだろうか。同性としても可愛いとは思うが好きなタイプではない。可愛い自分を知っている女は平気で男を横取りする。それは過去に経験済みだ。
「今日打ち合わせもあるしその時に渡すね。久世さんも参加するから」
その名前に胸が跳ねた。
(担当って久世さんってこと?)
「サンプルが多いから大変だよ~。久世さんが知っててくれるからまだ捌けるけど、いてくれなかったら絶対無理。めっちゃ頼りになるよ~、流石って感じ」
「久世さん、カッコいいよね。話す機会なかったから今まで見てるだけだったけど、話すと思ってたよりずっと優しい」
「そ~困ってる時にサラッとフォローとかするんだもん~。あんなのされたらダメだよね。イケメンすぎる」
「彼女いるのかな」
「いないって言ってたよ」
パタン――とロッカーの扉を閉めたのと同時だった。
(――いない)
胸がドキドキして苦しい。秘密にしているから当然だ、そう言うのが普通。そう自分に言い聞かせる、言い聞かせているのに胸の中のざわつきが全く収まらなかった。
(……いない……いない、のか。いない……いないって……)
言葉の通りか。いないに他に理由はない。それがどうしようもなく胸を締め付けていく。
そんな会話を耳にした日をキッカケに久世さんは品管に足を運ぶ頻度が増えだした。朝のミーティングで顔を合わせたらそれっきりなんかざら。もともと滞在しない実験室に久世さんが足を運ぶ時間なんかなくなって、毎日会えていた職場でもすれ違う日々になってしまった。
―――
付き合いだしたのに全然時間を作ってやれなくて、寂しい思いをさせているのは分かっていた。仕事をやりだすとどうしても神経がそちらに寄って、他のことをないがしろにしがちだ。今までもそんな事は多くて、付き合ってきた彼女たちには決まって言われてきた。
連絡が少ない、会えないのが辛い、私のことどう思ってるのからの別れましょう、がワンパターン化。千夏との関係で今までと唯一違うのは毎日会えるということだ。職場のメリットはそこしかない、それに尽きる。
顔が見れる、様子が知れる、それだけで会えない彼女たちとは全く違って俺的にはそれに安心してしまっていた。
それが後で大きな穴になるのだけど。
「これってサンプル違いですか?」
貴島さんに聞かれて顔を上げた。
「……同じ、と思うけど、手順書に成分表ついてない?」
「それが見当たらなくって~」
「ロットが書いてないなら同じだと思う。とりあえずそこに入れといて」
「はぁい」
ニコッと笑われるが内心は白けていた。わからないから聞いてくるのは仕方ないけどいちいち聞いてくるなと最近思っている。もう少し自分で考えてやってほしい、と思うのが本音だ。
(高宮が言ってた通り、全然仕事しねー。千夏なら一回聞いたら自分で考えてるぞ)
「あれ?これどういうことだろ~。久世さーん」
「……」
(千夏基準にするなとか無理だろ、いちいち比較してしまうわ)
「そういえば、久世さんって彼女いるんですか?」
そういえばの意味がわからない。今この状況でその質問をしてくる神経が理解できないし内容に呆れた。
「いないよ」
そう言ったのは面倒だったから。プライベートなことを彼女に打ち明ける気はなかったし、本音も言いたくなかった。
「モテるでしょ?どうしていないんですか?」
まだこのくだらない会話が続くのか。
「そんなモテないよ。仕事忙しくてそれどころじゃないし」
「たしかに。見ててわかります。久世さんが彼氏だったら仕事大変だからっていわれても嘘じゃないって納得できちゃいます。大変だなぁって、むしろ労りたくなりますよぉ~」
その言葉に手が止まって、考える。千夏もそう思ってくれているだろうか、と。きっと貴島さん以上に理解して納得してくれているのだろう、そう思ってしまった。
「無理しないでくださいね、電話の時間思うなら寝てください」
昨日の夜、電話で千夏はそう言ってくれた。
二十二時を回ると眠そうな彼女の声は聞いていて心地よかったけれど俺も彼女に無理をさせている自覚があった。俺の時間の都合で振り回せない、そう思って電話を控えはじめた。
理解してくれている、それにたかを括っていた。
千夏が俺のことで不安になってるなんて微塵も思っていなかった。
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