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エピソード5
秘密の三ヶ月②
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時間的に行く気は失せてたが、千夏が待ってそうだったので顔だけ出すつもりで出たのが結果良かった。千夏が内田に絡まれているのを見逃さずに済んだからだ。
「あっちの席盛り上がってんなー」
二グループの佐藤が空になった枝豆を振りながら向こうを指す。佐藤とも同期だ。冷静でいつも落ち着いてるタイプだけど去年結婚してさらに落ち着いてしまった。
「内田、出来上がってる?」
「ずーっと菱田さんに引っ付いてる。あいつ女いるくせにやたらと絡むよな、あの子に。隙あらばと思ってんじゃね?」
(隙あらば?そこまで調子に乗ってるとは思わなかったな)
千夏が社内のやつに珍しく敬語を使わないから親しいのは知っていたけど、そんなに内田が距離を詰めてるのは知らなかった。実際飲みの席を言い訳にしても距離が近い。離れろ、あのアホが。
「今日どこから?」
「福岡、笠巻教授のやつ」
「俺も去年行ったわ。結構面白くなかった?」
「面白かった、勉強になったわ」
佐藤とそんな会話をしていたら、うしろの席が笑い声に沸いた。
「あいつ、もう距離の詰め方わかんなくなってきてんなー。ウザいなー」
白けたように佐藤が言うから自然とそちらに顔を向けられた。あいつに名前を言わなくてもわかってしまう。
(近い)
もう腕が触れ合うほど近くに内田が近寄っていて、イラっとした気持ちが沸いた。自分の座る席が近いのと、盛り上がってるせいで会話は耳を済まさなくてもそれなりに聞こえてくるから勝手に聞いてしまう。
「あのねぇ?!コンビニとか行ってこれ好きって言ったの覚えてくれてて買ってきてくれたりとか……そういうのに嬉しいの!めっちゃ嬉しいの!」
(バカみたいにコンビニ好きだからな……やたら新作とか詳しいしその割に買わねぇのな。ひたすら美味しそう美味しそうって言ってるだけなのがマジでバカみたいでそれがどうしようもなく可愛いんだよな)
だから無駄にコンビニに足を運ぶことが増えた。コンビニを見るともう千夏の姿が浮かんでしまう。そんな俺の心の中を読んだのか、背後から聞き耳を立てている俺に届いた言葉――。
「普段のその人の生活の中で、何気ない時に私のこと考えたり、思い出してくれてるってことに愛を感じるもん」
千夏の言葉に周りが静まり返った。言葉にではなく多分、表情に。可愛いのにどこか妙に色気を含んで頬を染めたその顔は確実に誰かを想って呟いている。なんだあの可愛い顔は。
(あの顔はまずいだろ――無意識にもほどがあるぞ。無防備に表情緩めるな)
誰にも見せたくないその顔をこんな場所で無防備に晒す千夏に若干腹を立てる。それは――俺の前でだけしか見せちゃダメだ。
「なにあれ、かわいー」
下心の感じない至極客観的な、淡々とした佐藤の声に振り返る。
「あれ無自覚だろ?彼氏たまらんな」
「え」
「大変だろ、あんなん。自分のいないところであんな可愛いの無自覚に振り回してるとかやべーだろ。杉崎部長いなかったら簡単に食われてるぞ」
佐藤が鼻で笑ってそんなことを言う。もちろん俺がそのたまらん彼氏だとは思っていないだろうけど。
(――杉崎部長に感謝しかない)
「やばぁ」
そんな言葉にまた振り向いてしまう。そこに目にする内田の目には熱が籠ったのがわかるからまた無駄に苛っ。そこから内田の彼氏誰攻撃に千夏がうんざりした感じであしらっていたけれど、内心は苛々だけが募っていた。
(だから、いちいち距離が近い……あいつマジで舐めてんな)
「内田!」
と、声を上げてくれたのは佐藤で。距離の詰め方にさすがに目を瞑れなくなった上司の佐藤が離れた所から叫んで嗜めてくれたおかげで内田はハッとして少し距離を置いたが、幹事の声であたりがまたざわつきだして結局内田は千夏のそばを離れなかった。
しばらくして、千夏が席を立ったのが視界に入ったので俺もそれをサラッと追いかける。広い店内はトイレが何箇所か設置されて混雑は見られない。手前のトイレに入ろうとした千夏の腕を強引に引いて二階に上がった。
「わっ!」
二階はまた他の客たちで賑わっている。階段を昇ってすぐにあった障害者用トイレに入って鍵を閉めた。
「まっ、誠くん?!んっ!」
何かを言う前にその口を塞ぐと千夏の体に力が入る。
「ふ―んンっ」
足の間に自分の足を差し込んで壁に体を押し付けると抵抗しかけていた千夏の体から力が抜けた。
「ぁ……っん」
甘い声に誘われてそっとくちびるを離すと潤んだ瞳が俺を見つめて……睨まれた。
「な、にしてるのぉ……こ、こんなところで、みんないるんだよ――んっ」
やっぱり話させると面倒で口を塞ぐ。割れた口の中に舌をねじ込んで絡めるとそれに応えるあたり嫌ではないんだろうと調子に乗った。身体をさらに抱き寄せて胸を下から押し上げるように包み込むと――。
「いて」
耳をつねられた。
「ばかぁ!ここっ、どこ……だめっ!」
はぁはぁ言いながら頬を染めて怒られても可愛いしかない。
「もう挿れたい」
「ばかぁ!」
「何そのカッコ、なんで羽織るの脱いだ?それも内田がなんかしたわけ?」
「それって?」
「あいつ殺したいわー、クソ腹立つなー。あのバカ、どっかで絶対絞めてやる」
「課長……だいぶ口悪いですよ」
呆れたような千夏の顔に指を添わせて、今度は俺が頬をつねってやった。
「ひたぁい!」
「千夏も近寄られすぎ」
もっと避けろ、と言っても千夏は困り顔だ。
「お酒の席でさぁ、それ難しくない?」
「難しくない。ちゃんと線引きしろ。甘やかしてんじゃねぇよ」
俺に怒られてしゅんとしている。千夏はキッチリしてる割に変に空気や立場を考えて自分を甘く見積もる。佐藤にじゃないけど……大変なんだわ、これがと心の中で返事を返した。
「あ!」
「え?」
声を上げたと同時に、ぽふっと胸の中に飛び込んできたと思ったら笑顔でこう言った。
「おかえり。出張おつかれさま」
(もっと長く怒らせてくれよ)
「ねぇ、スーツさ……かっこいい。今日女の人も多いのに……みんなときめいて好きになっちゃうよぉ」
「はぁ?そんな単純な奴いる?」
「目の前にいる。スーツ姿だめ、かっこよすぎる、好き」
そんなセリフを胸に頬を擦り付けながら言うからムラッとくるだろうが。
(なんで自分のことを棚に上げてそういうことを言うんだろうな、こいつは)
「それは俺も同じ。この服何?しかも脱いでるし」
「脱いでるって……着てるじゃん。イケメンのスーツ姿と私の私服を比較するのはちょっとどうかと思うんだけど?」
「比較してない。客観的な話。舐めるように見てるやつ絶対いてる」
「は?」
(そんなバカな、みたいな顔するな)
男の頭の中なんかみんな同じに決まっている。
「酔った席でこんな千夏目の前にいたら頭の中で犯してるやつ絶対いてるからな」
「怖いこと言うのやめて」
(もう全部俺のものなのに――面白くないしかない)
「それより、誠くん……買ってきてくれた?」
胸の中で見上げて聞いてくる千夏。そのキラキラした黒い瞳がまっすぐに見つめてくるけれど。
(会話の中身と行動のバランスな……理性が千切れそうだけど、食い気に走っている千夏を見てたら冷静になるわ)
「買ってきたよ。通りもんな、すぐわかった」
「ありがとう!好き!」
抱きつかれて思うのだ。
(――千夏もちょろいけど、俺もちょろい)
「買ってきたし、ご褒美くれる?」
「え?」
広めに開いたトップスの襟ぐりを広げて胸を押し上げたら肉がむにゅっとあふれ出てくるその柔らかな部分にきつく吸い付いた。
「ひやぁ!ちょ!なん!んっ!」
キューッと吸い付いた柔らかな白い肌に赤く染まったそれを舐めたら千夏の身体がよじれて震えた。
「なん、そんなところ……見えたら」
「こんなところ他のやつに見えたら大変だな。俺しか見ないところだからいいの」
(見えたら見えたでわかって別にいい)
それは口には出せないけれど。
「もぉー、ダメだってば……それにもう戻らないと」
それは一理あるのだが。
――離したくないんだよ。
このまま、もうずっとこのまま……千夏を攫っていきたい。
「――今日……誠くんち、行っていい?」
「来ないつもりだったの?」
そう返すと嬉しそうに微笑むから、俺はもう一度千夏のくちびるにキスを落とした。
内緒のキス、秘密の関係――。日毎に膨らむ独占欲に誰にと言えないもどかしさ。それはお互いが望んだことだけど、月日がたつほど俺には歯がゆくなりだしてきていた。
「あっちの席盛り上がってんなー」
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「内田、出来上がってる?」
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(隙あらば?そこまで調子に乗ってるとは思わなかったな)
千夏が社内のやつに珍しく敬語を使わないから親しいのは知っていたけど、そんなに内田が距離を詰めてるのは知らなかった。実際飲みの席を言い訳にしても距離が近い。離れろ、あのアホが。
「今日どこから?」
「福岡、笠巻教授のやつ」
「俺も去年行ったわ。結構面白くなかった?」
「面白かった、勉強になったわ」
佐藤とそんな会話をしていたら、うしろの席が笑い声に沸いた。
「あいつ、もう距離の詰め方わかんなくなってきてんなー。ウザいなー」
白けたように佐藤が言うから自然とそちらに顔を向けられた。あいつに名前を言わなくてもわかってしまう。
(近い)
もう腕が触れ合うほど近くに内田が近寄っていて、イラっとした気持ちが沸いた。自分の座る席が近いのと、盛り上がってるせいで会話は耳を済まさなくてもそれなりに聞こえてくるから勝手に聞いてしまう。
「あのねぇ?!コンビニとか行ってこれ好きって言ったの覚えてくれてて買ってきてくれたりとか……そういうのに嬉しいの!めっちゃ嬉しいの!」
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だから無駄にコンビニに足を運ぶことが増えた。コンビニを見るともう千夏の姿が浮かんでしまう。そんな俺の心の中を読んだのか、背後から聞き耳を立てている俺に届いた言葉――。
「普段のその人の生活の中で、何気ない時に私のこと考えたり、思い出してくれてるってことに愛を感じるもん」
千夏の言葉に周りが静まり返った。言葉にではなく多分、表情に。可愛いのにどこか妙に色気を含んで頬を染めたその顔は確実に誰かを想って呟いている。なんだあの可愛い顔は。
(あの顔はまずいだろ――無意識にもほどがあるぞ。無防備に表情緩めるな)
誰にも見せたくないその顔をこんな場所で無防備に晒す千夏に若干腹を立てる。それは――俺の前でだけしか見せちゃダメだ。
「なにあれ、かわいー」
下心の感じない至極客観的な、淡々とした佐藤の声に振り返る。
「あれ無自覚だろ?彼氏たまらんな」
「え」
「大変だろ、あんなん。自分のいないところであんな可愛いの無自覚に振り回してるとかやべーだろ。杉崎部長いなかったら簡単に食われてるぞ」
佐藤が鼻で笑ってそんなことを言う。もちろん俺がそのたまらん彼氏だとは思っていないだろうけど。
(――杉崎部長に感謝しかない)
「やばぁ」
そんな言葉にまた振り向いてしまう。そこに目にする内田の目には熱が籠ったのがわかるからまた無駄に苛っ。そこから内田の彼氏誰攻撃に千夏がうんざりした感じであしらっていたけれど、内心は苛々だけが募っていた。
(だから、いちいち距離が近い……あいつマジで舐めてんな)
「内田!」
と、声を上げてくれたのは佐藤で。距離の詰め方にさすがに目を瞑れなくなった上司の佐藤が離れた所から叫んで嗜めてくれたおかげで内田はハッとして少し距離を置いたが、幹事の声であたりがまたざわつきだして結局内田は千夏のそばを離れなかった。
しばらくして、千夏が席を立ったのが視界に入ったので俺もそれをサラッと追いかける。広い店内はトイレが何箇所か設置されて混雑は見られない。手前のトイレに入ろうとした千夏の腕を強引に引いて二階に上がった。
「わっ!」
二階はまた他の客たちで賑わっている。階段を昇ってすぐにあった障害者用トイレに入って鍵を閉めた。
「まっ、誠くん?!んっ!」
何かを言う前にその口を塞ぐと千夏の体に力が入る。
「ふ―んンっ」
足の間に自分の足を差し込んで壁に体を押し付けると抵抗しかけていた千夏の体から力が抜けた。
「ぁ……っん」
甘い声に誘われてそっとくちびるを離すと潤んだ瞳が俺を見つめて……睨まれた。
「な、にしてるのぉ……こ、こんなところで、みんないるんだよ――んっ」
やっぱり話させると面倒で口を塞ぐ。割れた口の中に舌をねじ込んで絡めるとそれに応えるあたり嫌ではないんだろうと調子に乗った。身体をさらに抱き寄せて胸を下から押し上げるように包み込むと――。
「いて」
耳をつねられた。
「ばかぁ!ここっ、どこ……だめっ!」
はぁはぁ言いながら頬を染めて怒られても可愛いしかない。
「もう挿れたい」
「ばかぁ!」
「何そのカッコ、なんで羽織るの脱いだ?それも内田がなんかしたわけ?」
「それって?」
「あいつ殺したいわー、クソ腹立つなー。あのバカ、どっかで絶対絞めてやる」
「課長……だいぶ口悪いですよ」
呆れたような千夏の顔に指を添わせて、今度は俺が頬をつねってやった。
「ひたぁい!」
「千夏も近寄られすぎ」
もっと避けろ、と言っても千夏は困り顔だ。
「お酒の席でさぁ、それ難しくない?」
「難しくない。ちゃんと線引きしろ。甘やかしてんじゃねぇよ」
俺に怒られてしゅんとしている。千夏はキッチリしてる割に変に空気や立場を考えて自分を甘く見積もる。佐藤にじゃないけど……大変なんだわ、これがと心の中で返事を返した。
「あ!」
「え?」
声を上げたと同時に、ぽふっと胸の中に飛び込んできたと思ったら笑顔でこう言った。
「おかえり。出張おつかれさま」
(もっと長く怒らせてくれよ)
「ねぇ、スーツさ……かっこいい。今日女の人も多いのに……みんなときめいて好きになっちゃうよぉ」
「はぁ?そんな単純な奴いる?」
「目の前にいる。スーツ姿だめ、かっこよすぎる、好き」
そんなセリフを胸に頬を擦り付けながら言うからムラッとくるだろうが。
(なんで自分のことを棚に上げてそういうことを言うんだろうな、こいつは)
「それは俺も同じ。この服何?しかも脱いでるし」
「脱いでるって……着てるじゃん。イケメンのスーツ姿と私の私服を比較するのはちょっとどうかと思うんだけど?」
「比較してない。客観的な話。舐めるように見てるやつ絶対いてる」
「は?」
(そんなバカな、みたいな顔するな)
男の頭の中なんかみんな同じに決まっている。
「酔った席でこんな千夏目の前にいたら頭の中で犯してるやつ絶対いてるからな」
「怖いこと言うのやめて」
(もう全部俺のものなのに――面白くないしかない)
「それより、誠くん……買ってきてくれた?」
胸の中で見上げて聞いてくる千夏。そのキラキラした黒い瞳がまっすぐに見つめてくるけれど。
(会話の中身と行動のバランスな……理性が千切れそうだけど、食い気に走っている千夏を見てたら冷静になるわ)
「買ってきたよ。通りもんな、すぐわかった」
「ありがとう!好き!」
抱きつかれて思うのだ。
(――千夏もちょろいけど、俺もちょろい)
「買ってきたし、ご褒美くれる?」
「え?」
広めに開いたトップスの襟ぐりを広げて胸を押し上げたら肉がむにゅっとあふれ出てくるその柔らかな部分にきつく吸い付いた。
「ひやぁ!ちょ!なん!んっ!」
キューッと吸い付いた柔らかな白い肌に赤く染まったそれを舐めたら千夏の身体がよじれて震えた。
「なん、そんなところ……見えたら」
「こんなところ他のやつに見えたら大変だな。俺しか見ないところだからいいの」
(見えたら見えたでわかって別にいい)
それは口には出せないけれど。
「もぉー、ダメだってば……それにもう戻らないと」
それは一理あるのだが。
――離したくないんだよ。
このまま、もうずっとこのまま……千夏を攫っていきたい。
「――今日……誠くんち、行っていい?」
「来ないつもりだったの?」
そう返すと嬉しそうに微笑むから、俺はもう一度千夏のくちびるにキスを落とした。
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